起きたら『グルド』になったので、取り敢えず歯を磨く事から始めようと思う 作:ヘルメット助教授
占いババ『バイオレットがヤバい』
グルド『マジで?』
そんな流れで件の地域に全力で飛んで来た俺の眼前には、無惨にも砲弾に破壊された家屋や、瓦礫の側で力なく項垂れる人々で溢れていた
俺はこの街を襲撃し、有頂天で高笑いをしながら去っていく軍隊の隊長らしき人物を、ここに来る時に見た
アレはどう見ても『チビ』『チビのくせに老け顔』のレッド総帥にしか見えない
…成る程、バイオレットは故郷と身内をレッド総帥に潰され、その復讐をする為にRR軍に入ったのね
そんで虎視眈々と復讐の時を待っていたバイオレットだが、悟空が本部で大暴れしたので、アニメ版では金目の物を奪ってトンズラしたのか
そりゃ最初から忠義心ゼロで復讐心ありあり、形勢最悪になれば誰だってオサラバするだろう
金の使い道まではアニメでやってなかったが、彼女の複雑な人生を考えれば悪いようには使われなかっただろう
しかし、まずは目の前の救助をせねばなるまい
…バイオレットちゃんに少しでも良いところを見せたいしね
「…ふんぬっ!」
俺はサイコキネシスで人命救助を開始する
力を込め過ぎず、細心の注意を払いながら瓦礫を除去
初めは俺を怪しんでいた人々も意図を汲んだのか、瓦礫の下で埋もれていた街の仲間を助け出すのを手伝ってくれだす
そして3日後、全てが片付き、野戦病院と化した街の中にバイオレット親子は居た
バイオレットの歳は16ほど、まだ若干の幼さが残り、特徴的な紫色の髪は肩くらいの長さ
その娘に似た、娘より長い髪を持つ母親は生きていたが、あのままにしていたら間違いなく息を引き取っていたろう
しかし彼女は元からの体が弱いのだろう、外傷は大したことはなさそうだが、まだ目を覚まさない
デンデのように回復能力があれば…
無い物ねだりしても仕方がない、この一件で母親を殺されたバイオレットは、原作通りに進めばRR軍に入る訳だが…少なくとも、それだけはさせねぇよ
「母親の具合はどうだ?」
「……」
念入りに歯磨きをし、目やにやらをチェック、マスクをした俺は万全の状態で、愛しのバイオレットに話し掛けた
う~ん…美しい翡翠色の瞳で泣き腫らしていても、その横顔が既に美人の域、垢抜けた感じの登場時の感じも良いが、清純な16歳となると、これはこれで…いかんな、俺はロリコンじゃないぞ!
「すまない、もう少し早く来れれば、こんな事態にならずに済んだのだが」
「……」
返事はなく無言
眼前に母親が目を覚まさないので、この反応は仕方ないが、取り敢えず釘は刺させてもらうぜ
「ともかく、アイツらの事は俺に任せろ
だから君は、母親が目を覚ますまで側に居てやれ」
『こくり』
微かに頷いたバイオレットを残し、俺は野戦病院を出て、街の有力者に事の顛末を聞きに行く
どうして特に利点も無さそうなバイオレットの街を、わざわざRR軍が襲ったのかが疑問になったのだ
「と言った事情に御座います」
「成る程…」
事情はよくある話だった
この地域では複雑な部族関係のもつれが昔から有り、とある部族の過激派が最近売り出し中のRR軍に、相手側の部族に対して攻撃を依頼
最初の見せしめとして、比較的に平和だったバイオレットの街は襲われたのだ
わざわざ街の人間を集めて、暴露した小男が居たらしいが…そんな奴はどうでもいい
これは、ややこしい話だ
境界や領海、部族関係のもつれは、どこの世界でも存在する厄介極まる問題
本人達が話し合っても殴りあっても、第三者が加担しようと、結局は永久に決着のつかない不毛な潰し合いにしかならない
これが部族同士の殴り合いなら、俺もこれ以上の加担はしない所だが、RR軍を動かしたのは不味かったなぁ?
「それで、襲撃をしたRR軍とやらの事は分かりますか?」
「あぁ、それでしたら…」
俺は有力者にRR軍に関する情報を聞き出すと早速、奴等の殲滅をしに向かう
原作崩壊?知るか!
アイツ等が滅んで、誰か困るんか?
クリリンが結婚できない?
俺を将来、殺す奴の心配なぞ知った事かよ
(俺の)バイオレットを泣かした罪は重いぞ
特にDr.ゲロ!、アイツは速攻で排除し、隠された施設を全て破壊せねばならない
それは戦闘力を上げる事よりも急務だ
ただの人間の戦闘力を超サイヤ人に匹敵・凌駕するほどの桁外れな戦闘力に増強する、そんな奴の技術は素晴らしいとフリーザなら喜びそうだが、作った本人も、作られた人造人間達も命令に素直に従うようなタマじゃない
Dr.ゲロの性格は正にマッドサイエンティスト、己の頭脳で世界征服を目指す為にRR軍を踏み台にし、その結果、奴の産物は地球を滅茶苦茶にしやがった
17号と18号は製作者を騙し討ちしにしたが、もし何らかの形でDr.ゲロが生き残ったとしても、 キャラクターの良いところだけを集めたセルに、恐らくは殺されていただろう
だから俺が殺してなんの問題がある?
心優しい、はっちゃんや16号はともかく、あの製作者といい残りの人造人間共は…どいつもこいつも…
堂々と悪さをするフリーザ様の方が、よっぽど上等な悪党だぜ
「覚悟しやがれRR軍…!」
怒りが沸々と込み上げた俺は、RR軍の支部に無差別に襲い掛かり、ついでに奴等の本部の場所を力ずくで聞き出す
そして情報を頼りに、RR本部に到着
途中の山脈で奴等の防衛システムに軽く妨害されたが、問題なく突破してやったぜ
「これはこれは、結構な出迎えで」
俺が街で作業をしている間や支部を潰していた間に、チビの軍は全ての部隊を呼び戻していたらしく、戦闘ヘリと戦車やらの群れが俺を出迎えてくれる
4つ目を生かして見れば、その群れの中には懐かしのシルバー、ブルー、イエロー、ホワイトといった連中の姿もあった
空中で停止したままの俺に照準を合わせ、爆音と共に放たれた大量の砲弾とミサイルが迫り、次々と炸裂する
まったく効きはしないが、ふと思い立った俺は超能力の開発を兼ねて防御壁『バリア』を作ってみる
サイコキネシスで体の表面から波を発生させたら、それを空中で停止、次から次へと波を作っては停止させる行動を続けると、幾つもの層と層が重なったサイコキネシスの波は、弾丸を阻む『壁』となった
…マジか、バリアが出来たよ
すげ~なグルドの超能力…ははっ、派手な花火大会が目の前で起こってら
……終わったらしい
「なら、お返しだ」
バリアを解除し、ぐっ…と掌に力を込める
本部を破壊しない程度に集めた気の塊を、地面に向け
「かぁ!」
その放たれた一発の気弾で、RR軍の地上部隊は跡形もなく吹き飛ぶ
残った戦闘ヘリ部隊にはサイコキネシスで無理やり1ヶ所に集結させ、そのまま押し潰してやった
シルバー共、みんな仲良く成仏しろよ、リクームのように痛ぶる趣味のない俺に感謝しな
「さてと」
中庭に降り立ち、チビの居そうな建物以外を次々と消し飛ばしていくと、一際でかい本部ビルだけが残った
その建物の大扉を豪快に蹴破り、お邪魔しますした俺に、歓迎の銃を乱射してきた雑兵を軽くいなす
そこで隊長らしき人物を捕まえ、尋問を開始
「Dr.ゲロは何処に居るのか吐け、さもないと」
片手でソイツの首を掴みつつ、俺はマスクを外して直接、臭い息を吐きかけてやる
「うぎぎぎぎっ!く、くせぇ!」
「ひ~ひっひっ、息を吸うには俺の息を吸い込まなきゃ死んじまうぞぉ~
おらおら、奴の在処を吐きやがれってんだ」
「話す!話させて下さい!
だからっ、息をかけないでぇ!」
うん、素直でよろしい
「地下ねぇ…」
奴の場所を聞き出した俺は、直ぐに地下へと向かうとした
成る程、原作だと悟空はドラゴンボールを求めて上を目指したので、地下に居た奴は悟空に遭遇せずに生き延びた訳ね
だが俺にはチビの命より、お前の命を奪うのが先決なんだよ
「はっはぁ!」
めんどうなので階段もエレベーターも使わずに、階層を破りながら地下の研究施設を目指す
少しだけ硬い階層を突破すると、そこには
「き、貴様は何者だ!」
そこには白髪に白髭の爺の科学者、つまりDr.ゲロが居た
今まさに本部から逃げ出そうと、荷物をまとめている最中
「逃がすかっ!
きえええええぇぇぇぇぇ!」
「ぐがっ!なにを…か、体が動かない!?」
咄嗟に俺は奥の手、 『金縛り』で逃走寸前の奴を足止めする
「さ~て博士、他の研究所の場所、そこに眠る人造人間の事、そしてセルの事を、残らず吐いてもらおうかい」
「っ!?、なぜ、それを!」
説明はしてやらん
金縛りで身動き出来ない奴を、サイコキネシスで引き寄せ、俺は念入りに尋問を開始するのであった
「ぎゃああああ!」
Dr.ゲロを跡形もなく消し去り、研究所そのものをサイコキネシスで空中に浮上させる
所内には見たこともない人造人間シリーズもいたが、構わずに太陽に向けて発射、全てを燃やし尽くしてやった
あ、因みに人造人間8号こと、はっちゃんは殺してないぞ
データを調べた限り、はっちゃんよりも古い番号の人造人間ばかりで、はっちゃんの事を幾ら調べても見つからなかった
もしかして、はっちゃんは死んでおらず、何処かの地で平和に、人間として生きてるのかもしれない
もしそうならば別に良いか…会えなくても
はっちゃんが幸せなら
「……」
太陽に突っ込んだ研究所を見ながら、少しだけ染々とする
さて、研究所のマスターコピーは手中にあるので、それをブリーフ博士に見せて更に詳しく奴のデータを調べなければならないが、取り敢えず原作における悪の元凶の1つ、Dr.ゲロは死んだ、まずは良し
あとは各地に残る研究所を割り出してブッ壊し…あ、忘れてた
RR軍の本部から飛び去る前に、まだ残っていた建物を思い出した
「どっっっっっこらせ!」
ビルの中へと再突入し、中にレッド総帥やブラック参謀、その他の雑兵が入っている事を確認したら念入りに縛り上げる
はっはっは、ブルー将軍のようにサイコキネシスで縄を操り、ギッチギチにすることなど造作もないわ!
俺は奴等をそのままにサイコキネシスで本部ビルを浮上させ、それを『キングキャッスル』に持って行く
売り出し中のRR軍がビルごとキングキャッスルに、カチコミをかけてきたので犬の国王様は、顎が外れんばかりに驚いていたっけ
その後は武装した軍隊が本部ビルに突入、中にいたのがRR軍の連中だと分かると、直ぐに全員を逮捕した
ぐはははは!これまで自分達の犯した過ち、特に無関係のバイオレットの街を破壊した罪で貴様ら全員、死刑になるが良い
更には部族間のゴタゴタを、最悪のRR軍で解決しようとした愚かな部族も、世界中から叩かれてしまえ
これで悪は滅んだ、ぶいっ!
俺は働いた分としてレッドの金庫を丸ごと頂き、それをバイオレットの街へと持って戻るのだが、その前にDr.ゲロのデータをブリーフ博士に渡しに西の都へ向かった
到着して直ぐに人造人間計画の話をすると、流石に温厚な博士の顔色も変わる
外観は出来上がっていた俺の新しい宇宙船の開発は一旦中止にし、そっちをバラしにかかる博士
これでよし、後は待つのみ
…それにしても
俺は例の宇宙船の中を見てないが、まさか原作同様にスピーカーの位置がどうのこうのと言って、完成してないとか言わないよね?
重力発生装置だけでも完成してれば戦闘力を、リクーム達と同じに出来るのだが…
まぁ今はゼニーや宝石の入った金庫を、バイオレットの街の復興資金として使って貰う方が先決か
悲痛な泣き声が、簡素な墓地に響く
俺が戻った時には、バイオレットの母親は死んでいた
息を引き取る間際、母親は娘に何かを伝えたらしいが、それは部外者の俺が知るところではない
葬儀への参列は許されたが、彼女の泣き声が胸に響く
チラッと、バイオレットの母親を神龍に頼んで生き返らせて貰おうと考えたが、もし生き返らせても母親の体が弱いのならば、どのみち長生きは出来まい
なぜなら母親はRR軍の到着前に持病によって倒れ、意識を失ったらしいのだ
せっかくRR軍が壊滅したとニュースやラジオで流れても、これではバイオレットが浮かばれねぇ…
葬儀が終わると、俺は街に金庫を渡して復興資金にしろと言い、ゼニーの束を1つだけ貰うと街を出ようとした
「待って」
紫色の髪と翡翠色の瞳を持つ女、バイオレットが立ちはだかる
…のだが
「…髪を切ったのか」
肩まであった髪を切り、原作と同じショートカットにしたバイオレットが居た
色々と吹っ切れた顔が、大人びた印象を与える
「助けてくれて、ありがとう
貴方が持ってきてくれたお金で、この街も救われるわ」
「そうか…そりゃ良かった」
「貴方が何者なのか、何処へ行くのかは分からないけど、お願いがあるの、聞いてくれる?」
「なんだい?」
「私も連れてって」
ノッてきたーーーー!
とりあえず、Dr.ゲロと人造人間計画をぬっころしときました
いやね、未来御飯を殺す要因を作った奴なので、問答無用でグルドに殺してもらいましたよ
未来トランクスの話は、当時の俺にはキツすぎたんや…
はっちゃんはRR軍に生き返らせて貰ったから感謝しろ的な描写がありましたが、17号や18号、彼等はRR軍によって被害にあった人間の中で、比較的綺麗な死体だったから人造人間にされたんじゃないかなぁと思います
それか自らを人造人間に改造したDr.ゲロが、彼等を拉致ってきたか
もしかしたら後付けで設定が増えてるかもしれませんが、どのみち一切の手加減は必要ないでしょ
さて、バイオレットを強化しなければ!使命感
亀仙人かぁ…、セクハラ攻撃を考えなければ
ありがとうございました!
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