ネギま!~最強の魔法剣士と嫁~   作:しあんた

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こんばんわ、しあんたです。
後づけ設定になってしまいますが悠軌の両親についての補足を。
悠軌の両親はメガロメセンブリアが発行しているマギ・ステルマギの資格を持っています。母は神鳴流の剣士、父も上位の魔法使いです。現在は悠軌の父のみ魔法使いとして活動し、母の方は専業主婦をしています。
悠軌の魔力保有量や技能は両親から引き継がれたものが多いです。が、悠軌自体の能力が高いので大きく上書きされている部分がとても多いです。
つまり悠軌自身の能力が相当高いです。
さらにそこに血のにじむような努力をし、両親からも身がボロボロになるまでしごかれたので現在は最強に位置する魔法使いとなっています。
魔法世界にファンクラブはありませんが、もし悠軌の活躍と顔が世間に出回ればできること間違いなしです!


2話 女装バッチこい

前回のあらすじ

天原悠軌、関西呪術協会の長である近衛詠春の命により麻帆良学園へ。そして木乃香と再会を果たす。

そして近衛近衛門から告げられた木乃香の護衛方法は・・・・・・。

 

 

 

「で、じじい。俺に女装して木乃香のクラスで授業を受けろと?」

 

別に女装が似合わないとかじゃなくて似合いすぎるからだめなんだよ・・・・・・。

昔本気で女装したら読者モデルやりませんか?ってスカウトマンに声かけられたし。

しかも女子中だろ?女装するって言ってもおれ男だしあの独特の雰囲気について行ける自信ねえよ。

 

 「いや、お主なら隠し通したままでもあと1年ちょっと過ごせると思うんじゃがのぉ。・・・・・・しょうがないのぉ。木乃香と同じ部屋にしてやるからどうじゃ?」

 

 「是非女装して護衛させていただきます!!」

 

我ながら即答すぎだとおもうけど。でも、木乃香と同室っていうことと女子に囲まれた生活を天秤にかけても圧倒的に木乃香のほうに傾くぞ。

 

 「そう言ってくれるのを信じとったぞい。今日から同室になることを許可するぞい。あぁ、それと女装についてじゃがここにいるワシとお主、木乃香以外には内密にの。さすがのワシでも男子を女子中に通わせるのをおおっぴらにするわけにはいかんのじゃ。」

 

今日からとはうれしいな。つか女装他の奴らにバレたら俺が死ぬ!社会的にも精神的にも。隠しておいてもらえるのはうれしいな。

 

 「了解。じゃあ明日から学校にも通えばいいのか?」

 

 「そうじゃ。ここで女子制服に着替えておいておけば安心じゃろ。名前はそうじゃな・・・・・・・。悠香でいいじゃろ。」

 

なんか投げやり感のある名前なんだがまぁいいか。そーいや制服ってことはスカートか。なんか少し恥ずかしいな。つか私服も買わんといけないな。

 

 「そういえばじゃがな。明日からイギリスの魔法学校から主席で卒業した子が修行としてこの麻帆良に英語教師として赴任してくるぞい。」

 

イギリスの魔法学校?・・・メルディアナか。メルディアナの今年の主席って確か・・・・・・

 

 「今年のメルディアナ魔法学校の首席って10歳の少年じゃなかったか?」

 

 「そうじゃ。今年の主席はネギ・スプリングフィールドという少年じゃ。もちろん飛び級で卒業するくらい頭はいいぞい。話からわかっておると思うが彼も魔法使いじゃ。潜在的な能力で言えばお主に匹敵するじゃろう。ワシらとしても彼には成長して欲しいのじゃ。そこでお主に言っておかねばならんことがあるんじゃが・・・・・。」

 

10歳でってことは相当頭良いな。まぁ俺からしたらまだまだひよっこだけどな。でも潜在能力は相当高いみたいだな。これは楽しみで仕方がない。

どうせ干渉してくるなとかそんなことだろ。修行には精神的な面と肉体的な面を併せて成長を期待しているふしがあるからな。

俺が介入したら修行にならないからな。

俺は木乃香を守ることに集中しておけばいいか。

 

 「わかっておると思うがあまり干渉しないでおいてほしいのぉ。彼には強くなって欲しいからのぉ。最悪な状況になった時にはそのときは頼むぞい。基本は木乃香の護衛として頑張っての。」

 

木乃香と一緒に居られるからうれしいな。木乃香の安全を脅かすなら誰であろうと許すわけにはいかないし。

まぁでも木乃香もある程度の魔法は使えるから強い敵には負けるけど、一般の魔法使いぐらいだったら勝てるだろ。

 

 「そういえばおじいちゃん。アスナはどうするん?」

 

今ままで俺の隣で静かに話を聞いていた木乃香が急にじじいに質問した。

つかアスナってだれ?

 

 「ゆうくん。アスナはな、今ウチと同室の女の子なんよ?ゆうくんがウチと同室になるっていうことはな、アスナが別室に行くことになるやろ。だから一応聞いておこうと思おてなぁ。」

 

そういうことか。つかアスナってどっかで聞いたことあるな・・・・。どこだっけか。

 

 「そうじゃのぉ。ワシが思うにネギ君と住まわせようとおもっておるんじゃが。どうじゃ?」

 

そうだな。このじじいがただの中学生に木乃香と住まわせるわけはないからな。何かあるはずだな。

 

 「んー。それでええんとちゃうかな?ゆうくんはどうやろか?」

 

俺に振るかそこぉ!?答えなきゃいけないのか?

 

 「それでいいんじゃないか?よくわからんが。」

 

 「ではアスナ君はネギ君と同室ということでいいかのぉ。そろそろいい時間じゃ。久しぶりに2人でなにか食べてくるといいぞい。もちろんお主には女装をしてもらうがの。」

 

あ、やっぱりな。つか服ないけどどうすりゃいいんだ?

 

 「もちろん用意しておるに決まっておろう。ほれこれを来ていけば良いじゃろう。」

 

そう言ってじじいは木乃香も着ている麻帆良女子中等部の制服とカツラと伊達めがね、あと・・・・・下着も。

下着はいらねぇだろ。ったくまぁ着替えるしかねぇか。

 

 「ありがとなじじい。んじゃまぁ着替えてくるわ。」

 

俺はそう言って学園長室を出て近くにあった女子トイレへと向かった。

スルッスルスル衣擦れの音が女子トイレに響く。

下着着るの大変だな。これが男と女の違いか!

よし、全部着れたな。あとは魔法で喉仏を隠してちょっと声をいじれば完了だな。よし完了だ。

トイレから出ると木乃香が待っていてくれた。

 

 「おぉ!さすがゆうくんやなぁ。いやゆうちゃんかえぇ。ほんとべっぴんさんになったなぁ。自分で見てみぃな。」

 

そういって木乃香は俺に持っていた手鏡を見せてきた。

そこには茶味がかった黒髪にパッチリした眼。すらっとした体型・・・・・・ここに男子はいないようだ。女子しかいなかった。

まぁつまり俺の女装完璧だな!




以上です。文短くてすみません・・・・・・・。
木乃香の喋り方とか学園長の喋り方少し違うかも知れないですけど大目に見てくれると嬉しいです!  というかまだ主人公の喋り方すら安定してないし。
あぁ悠軌と木乃香の魔法の始動キー考えてくれる人大募集です!ぜひよろしくお願いします。
感想やご指摘、励ましの文とかいただけると嬉しいです!特に励ましは嬉しいです!
ではではまた次話でお会いできることを。

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