4月5月と忙しく、ようやく投稿することができました。
なのに駄文と・・・・。ほんと申し訳ないです。
ですが、また頑張って投稿できたらなと思っていますのでよろしくお願いします。
前回のあらすじ
悠軌夢の中で自身の力と邂逅する。
そして明日菜、失恋すると言われる。
「え゛・・・・」
アスナが青ざめた表情になりはじめた。まぁそりゃそうだわな、急に失恋の相が出てるなんて言われればだれだってそうなるだろ。
あ、怒りだした。
「なぁ、ゆうちゃんこの子ってもしかして・・・ネギくんとちゃうやろか?」
木乃香が小声で聞いてきた。
お、木乃香すごいな、わかったのか。確かにコイツ少なからず魔力放出してるし、今も身体強化系の魔法使ってるみたいだしな。
つか使わないとこの速度こんな10歳の子供に出せないしな。
「えぇ、多分。でもアスナさんには言わないでおきましょう。・・・その方が面白そうです。」
木乃香の方を見るといたずらっぽく笑ってきたから俺も笑い返しておいた。
なんかアスナが説教してるぞww
つか、ネギ先生は先生だからここにいていいんだぞー。
「じゃあねボク!!」
アスナ・・・だんだん言葉汚くなってってるぞ。
「いや――いいんだよアスナ君!」
っとこの声はタカミチか。そういやアイツも麻帆良の先生だったんだな。
「お久しぶりでーす!!ネギ君!」
「「「おはようございます」」」
「久しぶりタカミチーッ!」
最初がタカミチ、2番目が俺、木乃香、アスナで最後がネギ先生だ。やっぱりまだ子供なんだな。知り合いがいて嬉しかったんだろ。ネギ先生って言うにはまだまだだなー。ネギだな。
「麻帆良学園へようこそ。いいところでしょう?[ネギ先生]」
俺と木乃香はそうでもないが、アスナは信じられないって顔してるな。
「この度この学校で英語の教師をやることになりました。ネギ・スプリングフィールドです・・・。」
「え・・ええ――――っ!!」
めちゃくちゃアスナ驚いてるな。無理もないか。ただでさえ10歳で年下でしかも先生だもんな。
しかも担任までするのか。アスナももう悪口しか言ってないけどいいのかそれで?
「はくちんっ!」
・・・アスナの服が脱げました。ってネギの武装解除の魔法か。ネギって魔法が普通の人にバレちゃいけないって知らないのか?
アスナの悲鳴が学校中に響き渡った瞬間だった。
ところ変わって学園長室
本来部外者であるはずの俺も木乃香の付き添いということで入れるということになっている。
実際の話木乃香の護衛だからいるんだけどな。
「なるほど、修行のために日本で学校の先生を・・・・。そりゃまた大変な課題をもろたのー。」
とあたかも今知った風に言うなじじいよ。ほんとは知ってるだろ。
「ところでネギ君彼女はおるのか?どーじゃな?うちの孫娘なぞ。」
はいぶっちーん。じじい俺がいるって分かっててあえて言ってやがるな。
俺は濃密な殺気を放出するのではなく、一点に絞ってじじいにぶつけた。流石のじじいでもこれには参ったようで
「ま、今のは冗談じゃ。さてネギ君、この修行はおそらく大変じゃ。ダメだったら故郷に帰らねばならん。二度とチャンスはないがその覚悟はあるのじゃな?」
「は、はい。やります、やらせてくださいっ。」
覚悟だけじゃどうにもならないことってあると思うが、今はそっと見守るしかないな。
・・・・・・・・・・・
木乃香とアスナが先に行くと言って今いるのは俺とネギとしずな先生という指導教員だけだ。自己紹介なんてめんどくさいな。どうせ本名なんて言えないわけだし。
そんなことを考えるうちに2-Aについた。中を覗くとやっぱり女子中なだけあって女の子らしい活発さがあった。
そういえば俺の名簿番号は32番らしい。
先生ということもあってネギが先に入っていた。
教室のドアを開けると上から黒板消しが落ちてきた。
っておいネギ、また魔法使ってんじゃねえよ。ほんとにバレルとか考えてないのか?すごいトラップだな。ネギがゴロゴロ転がってくぞ。
お、教室の中でネギの自己紹介が始まったな。
「・・・それと!今日から2-Aに新しいクラスメイトが加わることになりました!入ってきてください。」
っと俺の出番か。
なんじゃこりゃ入ったら教室が荒れてる・・・・。嵐でもおきたのかっていうぐらいだ。
まぁ、そんなことは置いといて、
「今日からみなさんと一緒に勉強させていただきます、天原悠香といいます。中途半端な時期に転入してきましたが、みなさん仲良くしてくれると嬉しいです。」ペコッ
・・・・・・ワァァァァ
教室が一気に盛り上がった。なんかうれしいな。しかもこのクラス、顔見知り多いな。
刹那だろ?龍宮だろ?そして、エヴァ先輩もいるしな。多分気がつかれてないから、特にエヴァ先輩にはあとで挨拶しに行こう。
アスナと雪広あやかっていうクラス委員長のはたからみたらじゃれあいがあり、ネギの授業がまともに進まなかったりだったがようやく6限も終わり、今日の授業が終わった。
よし、エヴァ先輩に挨拶しに行こう。
エヴァ先輩はもう帰ろうとしているらしく、荷物をまとめてもう教室から出るところだった。
「あの・・・・エヴァンジェリンさん。少しお時間よろしいですか?」
あくまでここは外だから、女の子として振舞うわけだ。
「あぁ?なんだ貴様。・・・あぁ今日からこのクラスに来た転校生か。そやつが私になんのようだ?貴様に割く時間などないのだが。」
やっぱり俺ってきづいてないな。感動のご対面と行きたっかったが無理だな。
「すいません。ちょっとでいいのでこっちに来てください。」
多少強引ではあるが、エヴァ先輩の手をつかんで廊下の奥に連れてきた。
そこで俺は、防音の結界と認識阻害の魔法の重ねがけをして、そこだけ隔離したような空間を作った。
エヴァ先輩もすぐに気がついたようで、
「なっ!貴様なにをしている!私を吸血鬼の真祖と知ってやっているのか。餓鬼・・・殺すぞ?」
おっと怖い。早くネタバレしないとほんとに殺されそうだ。
「待って、俺だよ。悠軌、天原悠軌だって!先輩の弟子の!」
といって俺は声を戻して抑えていた魔力を若干開放した。
「悠軌?確かに私の弟子にいたが、こんな容姿じゃなかったはずだぞ。だが、この魔力。たしかにあいつだ。」
うーん若干信じてくれてないな。
「ここじゃ使えないけど、闇の魔法を使えば天原悠軌だって信じてくれるか?」
「ん?マギアだど?やはりお前は悠軌なのか?仮に悠軌だとして、お前は何をしに来たんだ?お前は京都で生活しているはずだが?」
この質問来ると思ってたぜ。そりゃ気になるよな。
「西の長、つまり詠春さんからの頼みで木乃香の護衛をしてる。で、じじいが護衛するなら近いほうがいいとか言って俺は女装させられてるってわけ。」
ありのままのことをそのまま伝えた。
「そうか、あの娘の護衛か。たしか娘には魔法がバレていたな。・・・ならいい。今度私と模擬戦をしよう。ついでに娘も連れてくるといい。そのあとお茶でもするか。」
良かった。信じてもらえたみたいだ。これで一安心だな。
prrrrrr。っと電話だ。
「エヴァ先輩、ちょっとすいません。もしもし?木乃香さん?どうしたんですか?」
声も戻して、口調も直した。一応な。
「もしもしゆうちゃん?いまどこにおるん?急いで教室来てくれへん?大至急や。ほな、はよきてな~。」ブツッ
って切れた。なんなんだ?とりあえず行かないとな。
「エヴァ先輩、なんか教室であるみたいなんで行きますわ。・・・っとエヴァ先輩もクラスメイトじゃないですか。行きますよ。」
再びエヴァ先輩の手を掴んで教室に向かう。
なんとか新しい生活もやっていけそうだ。
いかがでしたでしょうか?最後の電話はネギ君と悠軌の歓迎会の電話です。きっと悠軌も楽しめることでしょう。
次回は内容にあったエヴァちゃんとの模擬戦の話を書いて、その次からは原作2巻へ行こうと思います。
原作がとても多いのであんまり1冊で時間もかけられないなと思い、そうさせていただくことにしました。
まだまだ未熟ですが、これからも生暖かい目で見ていただけるとうれしいです!
ではまた次回でお会いできることを。