Love &Peaceを理解するモノガタリ   作:黒井一

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第10話

〜生徒会室〜

○○「それでね〜、一君がね〜」

鳴「なんでずっと一の話をしているんだ?氷川妹よ?」

日菜「んー、るんと来たからかな!」

日菜(本当は、お姉ちゃんが鳴君に惹かれている理由が知りたいんだけどね)

鳴「ちょっと何言ってるか分からない。」

 

俺は氷川妹こと氷川日菜に見つかり、彼此30分は一の話を聞かされている。一を含めてコイツらは定期的に、生徒会の交流会で来校するので、いつもは会わないように避けている。

避ける理由は、単純明快で日菜が苦手だからだ。日菜は俺の確信を突いて来る様な話し方をして来る。話を切り上げ早々に逃げたいのだが…

 

紗夜「日菜!」

日菜「あー!お姉ちゃん!どうしたの⁈」

紗夜「交流会は終わったのでしょう?」

日菜「うん!るんって来た!お姉ちゃん、一緒に帰ろう!」

紗夜「これから部活動があるから、先に帰りなさい。」

日菜「え〜!サボろうよ!一緒に帰ろうよ〜!」

鳴「こらこら、顧問の前でサボりを誘うなよ。」

紗夜「貴方もサボりの常習犯でしょ?」

鳴「何も言えません…」

 

紗夜「帰るなら、黒井君と帰ったら?」

日菜「あ!そうだね!一君がいるじゃん!」

一「僕がどうかしましたか?日菜先輩?」

鳴・紗夜「!」

日菜「あ!一君!」

氷川妹が一に飛びつく。一は、ハイハイといいながら受け止め、日菜の頭を撫でている。

 

一「相変わらず先輩は尻尾を振っている犬っぽいですね。」

日菜「そうかな//?もういいの?」

一「はい、こちらの教頭先生は面白い方でしたよ。」

鳴「一、教頭と何話したんだ?」

一「おりじぃの事かな?」

鳴「それマジ?」

一「いやウソ。話した内容は、他愛のない事だよ。」

一「そんな事より、おりじぃ剣道部の顧問もやってるんだって?」

鳴「何の因果か知らんが、やる事になったなぁ。」

一「どうせ若宮さん絡みだろ?おりじぃがまた剣道に戻る。若宮さんに感謝だな。」

一「今後一本やろうよ?」

鳴「…勝てない相手とはやらないよ。」

一「おりじぃが『勝たない』の間違えだろ?」

鳴「…」

 

日菜「ねぇ一君!私を構ってよ〜!」

一「…ホント先輩は犬みたいで可愛いですねぇ。」

日菜「//」

一「では帰りましょうか?おりじぃ近い内に道場行くから、その時よろしく。」

日菜「お姉ちゃん、鳴君!バイバーイ!またね〜!」

日菜「一君!寄り道して帰らない?」

一「放課後デートですね、良いですよ。嬉しいです。」

日菜「//」

 

やっと帰ったか、ドッと疲れた〜!そしたら…

鳴「氷川、俺たちも行くか?」

氷川「そうですね。では、ファーストフード店に…」

氷川「えっ!行くんですか//!?」

鳴「? 行きたくないのか?」

氷川「私と貴方は、教師と生徒の関係ですよ!!」

鳴「一応、分かってるつもりだが。」

氷川「じゃあどうして…」

鳴「久々にやる気になったんだが…部活。」

氷川「…部活?」

鳴「うん。弓道部。」

氷川「///」

氷川の顔が真っ赤だ。最近赤くなる事多い、ホント大丈夫なのか?

鳴「氷川、体調が悪いなら…」

氷川「貴方のせいですよ//」

 

 




お盆ですね!
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