氷川が盛大な勘違いをした後に、弓道場に向かう。
そんなに俺とどっか行きたいのか?変わった奴だなぁ。
〜弓道場・練習中〜
弓道場に来ると、身が引き締まる。頭の中の考えも上手くまとまりそうだ。
鳴「そろそろ、部活終了か。それじゃあ、片付けを…」
片付けの指示を出そうとした時に、外から誰かを呼ぶ様に吠えている。
なんだか犬みたいな吠え方だなぁ。
氷川「外が騒がしいですね。」
鳴「そうだな。俺が見て来る。氷川は片付けの指示を頼むよ。」
〜道場外〜
道場の扉を開けて外に出ようと…
○○「行ってはダメですよ!」
○○「ヤベーあの犬元気過ぎじゃね〜の!」
子犬「ワン!」
鳴「どわぁ!な、何だコレ!」
子犬「ワン!ワン!」
扉を開けた瞬間に、犬が飛び付いてきたのだ!驚いて尻餅着くとその犬は、俺の顔を舐め出した!
鳴「ちょ!やめて!頼むから!」
○○「ハァ、ハァ、…だ、大丈夫ですか?」
○○「先生大丈夫ですか?」
うちの学園の生徒会コンビが走って来る。つか、体力無さ過ぎ!
鳴「白金、市ヶ谷!大丈夫じゃないから助けて!」
鳴「俺、犬苦手なんだよ!」
市ヶ谷「ほら、離れるぞ!」
子犬「ワン!」
市ヶ谷が声を掛けるが、全く離れる気配がない!誰か助けて…
氷川「先生騒がしい原因わかりましたか?」
鳴「氷川助けて!」
俺は氷川の後ろに隠れてる。氷川後は頼んだ…。
氷川「あら?この子は?」
子犬「ワン!ワン!」
氷川「…可愛いですね。」
氷川は躊躇わず犬の頭を撫でる。犬は気持ちいいのか、クンクンいって鳴いている。
氷川「フフッ。いい子ですね。」
白金「すごい…氷川さん。あの元気いっぱいの子犬を手懐けてる。」
鳴「大人しくなったか?」
子犬「ワン!」
鳴「うわぁ!」
犬は自分の首に巻いてあるスカーフを気にしている様だ。
氷川「スカーフが気になるのですか?」
子犬「ワン!」
氷川「そうですか。スカーフを取れば良いのですね。」
市ヶ谷・白金・鳴「すごい(げー)。動物と会話してる…」
氷川が子犬のスカーフを取ると、スカーフからフルボトルが落ちてきた!
市ヶ谷「何だコレ?何かの付録か?」
鳴「俺が集めてる付録だ!」
まさかコイツが持ってるとは…ちなみに出てきたのは、スマホのボトルだった。
鳴「俺に、コイツをくれるのか?」
子犬「ワン!!」
氷川「そうみたいです。」
鳴「氷川は、そいつの言ってる事わかるのか?」
氷川「何となくですが、分かりますよ。犬好きとしては当然です!」
氷川にしては、力強い回答だった。それにしても、氷川は犬好きだったのか。
鳴「この子犬、どっから入ってきたんだ?」
白金「…正面校門から入って来ました。まるで誰かを探してる様でした。」
白金「可愛いいのですが、学園内に入っているので、追い返そうとしたら…」
市ヶ谷「先程見たいに、走り出したんですよ。」
子犬「ワン…」
氷川「先生に会える喜びで理性が効かなかったようです。」
鳴「お前はバ○リ○ガルか…」
それにしても、この子犬といいスカーフといい、どっかで見たこと有るような無いような?
鳴「ところでコイツどうなるの?」
白金「…通常だと、保健所行きですかね。」
こんな小さな命も保健所に行けば、どうなるかはココにいる連中はわかっている。
氷川・白金・市ヶ谷「誰か引き取ってくれたら…」
じぃーとこちらに目線を向けて来る。
鳴「俺に面倒見ろと!?無理絶対!!犬苦手なの分かってるんだろ!」
鳴「白金と市ヶ谷はどうなんだ?」
白金「ウチは無理ですね…普段両親はいない事が多いですし…」
市ヶ谷「ウチも同じ様な感じですし、うるさいのも良く来ますし…」
鳴「氷川は?」
氷川「日菜の玩具になりそうなので…」
3人共それぞれ理由があるようだ。
鳴「…ハァ。最悪だ。」
子犬「?」
鳴「ココで会ったは何かの縁。ウチに来るか?」
子犬「ワン!」
氷川「嬉しいようですね。」
白金「…良かったね。」
市ヶ谷「じゃあ名前決めないとな。」
鳴「じゃあロクで」
市ヶ谷「何だかいい加減だな!」
鳴「そんな事ないぞ。」
市ヶ谷「じゃあ由来は?」
鳴「今が丁度18時だから!」
市ヶ谷「やっぱいい加減だな!」
氷川「でもこの子は、嬉しいみたいですよ。」
ロク「ワン!」
子犬改めロクは嬉しいみたいで、鳴に飛び付いて顔を舐め回す!
鳴「ちょ!やめて!氷川助けてくれよ!」
氷川「ロク君、もっとやりましょう。」
ロク「ワン!」
さらに舐め回しは激しさを増した!
鳴「誰か助けてくれー!」
市ヶ谷「あの2人と1匹、家族みたいですね。」
白金「フフッ、そうですね。」
こうして、我が家に新しい住民が増えた。アイツは犬好きだったかな?
それにしても、コイツどっかで見たことあるんだがなぁ?
新しい住民が追加されました。ちなみに作者は犬が苦手です。