Love &Peaceを理解するモノガタリ   作:黒井一

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第11話

氷川が盛大な勘違いをした後に、弓道場に向かう。

そんなに俺とどっか行きたいのか?変わった奴だなぁ。

 

〜弓道場・練習中〜

弓道場に来ると、身が引き締まる。頭の中の考えも上手くまとまりそうだ。

鳴「そろそろ、部活終了か。それじゃあ、片付けを…」

片付けの指示を出そうとした時に、外から誰かを呼ぶ様に吠えている。

なんだか犬みたいな吠え方だなぁ。

氷川「外が騒がしいですね。」

鳴「そうだな。俺が見て来る。氷川は片付けの指示を頼むよ。」

 

 

〜道場外〜

道場の扉を開けて外に出ようと…

○○「行ってはダメですよ!」

○○「ヤベーあの犬元気過ぎじゃね〜の!」

子犬「ワン!」

鳴「どわぁ!な、何だコレ!」

子犬「ワン!ワン!」

扉を開けた瞬間に、犬が飛び付いてきたのだ!驚いて尻餅着くとその犬は、俺の顔を舐め出した!

鳴「ちょ!やめて!頼むから!」

○○「ハァ、ハァ、…だ、大丈夫ですか?」

○○「先生大丈夫ですか?」

うちの学園の生徒会コンビが走って来る。つか、体力無さ過ぎ!

鳴「白金、市ヶ谷!大丈夫じゃないから助けて!」

鳴「俺、犬苦手なんだよ!」

市ヶ谷「ほら、離れるぞ!」

子犬「ワン!」

市ヶ谷が声を掛けるが、全く離れる気配がない!誰か助けて…

氷川「先生騒がしい原因わかりましたか?」

鳴「氷川助けて!」

俺は氷川の後ろに隠れてる。氷川後は頼んだ…。

氷川「あら?この子は?」

子犬「ワン!ワン!」

氷川「…可愛いですね。」

氷川は躊躇わず犬の頭を撫でる。犬は気持ちいいのか、クンクンいって鳴いている。

氷川「フフッ。いい子ですね。」

白金「すごい…氷川さん。あの元気いっぱいの子犬を手懐けてる。」

 

鳴「大人しくなったか?」

子犬「ワン!」

鳴「うわぁ!」

犬は自分の首に巻いてあるスカーフを気にしている様だ。

氷川「スカーフが気になるのですか?」

子犬「ワン!」

氷川「そうですか。スカーフを取れば良いのですね。」

市ヶ谷・白金・鳴「すごい(げー)。動物と会話してる…」

氷川が子犬のスカーフを取ると、スカーフからフルボトルが落ちてきた!

市ヶ谷「何だコレ?何かの付録か?」

鳴「俺が集めてる付録だ!」

まさかコイツが持ってるとは…ちなみに出てきたのは、スマホのボトルだった。

 

鳴「俺に、コイツをくれるのか?」

子犬「ワン!!」

氷川「そうみたいです。」

鳴「氷川は、そいつの言ってる事わかるのか?」

氷川「何となくですが、分かりますよ。犬好きとしては当然です!」

氷川にしては、力強い回答だった。それにしても、氷川は犬好きだったのか。

鳴「この子犬、どっから入ってきたんだ?」

白金「…正面校門から入って来ました。まるで誰かを探してる様でした。」

白金「可愛いいのですが、学園内に入っているので、追い返そうとしたら…」

市ヶ谷「先程見たいに、走り出したんですよ。」

子犬「ワン…」

氷川「先生に会える喜びで理性が効かなかったようです。」

鳴「お前はバ○リ○ガルか…」

それにしても、この子犬といいスカーフといい、どっかで見たこと有るような無いような?

 

鳴「ところでコイツどうなるの?」

白金「…通常だと、保健所行きですかね。」

こんな小さな命も保健所に行けば、どうなるかはココにいる連中はわかっている。

氷川・白金・市ヶ谷「誰か引き取ってくれたら…」

じぃーとこちらに目線を向けて来る。

鳴「俺に面倒見ろと!?無理絶対!!犬苦手なの分かってるんだろ!」

鳴「白金と市ヶ谷はどうなんだ?」

白金「ウチは無理ですね…普段両親はいない事が多いですし…」

市ヶ谷「ウチも同じ様な感じですし、うるさいのも良く来ますし…」

鳴「氷川は?」

氷川「日菜の玩具になりそうなので…」

3人共それぞれ理由があるようだ。

鳴「…ハァ。最悪だ。」

子犬「?」

鳴「ココで会ったは何かの縁。ウチに来るか?」

子犬「ワン!」

 

氷川「嬉しいようですね。」

白金「…良かったね。」

市ヶ谷「じゃあ名前決めないとな。」

鳴「じゃあロクで」

市ヶ谷「何だかいい加減だな!」

鳴「そんな事ないぞ。」

市ヶ谷「じゃあ由来は?」

鳴「今が丁度18時だから!」

市ヶ谷「やっぱいい加減だな!」

氷川「でもこの子は、嬉しいみたいですよ。」

ロク「ワン!」

子犬改めロクは嬉しいみたいで、鳴に飛び付いて顔を舐め回す!

鳴「ちょ!やめて!氷川助けてくれよ!」

氷川「ロク君、もっとやりましょう。」

ロク「ワン!」

さらに舐め回しは激しさを増した!

鳴「誰か助けてくれー!」

 

市ヶ谷「あの2人と1匹、家族みたいですね。」

白金「フフッ、そうですね。」

 

こうして、我が家に新しい住民が増えた。アイツは犬好きだったかな?

それにしても、コイツどっかで見たことあるんだがなぁ?

 




新しい住民が追加されました。ちなみに作者は犬が苦手です。
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