Love &Peaceを理解するモノガタリ   作:黒井一

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第14話

〜学園・弓道場横〜

ロク「ワン…」

ロクは弓道場横にある犬小屋にいる。

ロクは基本鳴から離れる事はない。最初は付いて来る事を拒否した鳴だったが、幾ら言い聞かせてもいつの間にかいるロクに諦めたらしい。勿論学園にもついて行くが、流石に職員室や授業には連れて行けない事から、学園(教頭)に許可を貰い弓道場横に犬小屋を設置した。学園にいる時は、ここで待っている。

 

しかし今日のロクは、待っている相手が違う。前回鳴を負かしたスマッシュだ。

待っていると、ほぼ毎日嗅いでいる匂いが近づいて来る。

氷川「ロク君、いますか?」

ロク「ワン!」

氷川がロクを心配したのか見に来たようだ。ロクは嬉しくて飛び付いた!

氷川「キャ!ロク君は相変わらず元気ですね。」

ロク「ワン!」

氷川「聞いてください。先程先生が目覚めました。」

ロク「ワンワン!!」

氷川「そうですね。嬉しいですね。」

ほぼ毎日ロクを構っているせいか、今では普通にロクと会話?をしている。

とその時本来ロクが待っていた鉄のニオイが近づいて来る。

ロク「ウ〜、ワンワンワン!!」

氷川「ロク君?どうしましたか?」

氷川「!」

氷川の後ろに、スマッシュがいた。ロクは氷川から離れてスマッシュに吠えまくる!

氷川「ダメですよロク君!逃げて!」

ロク「ワンワンワン!!」

氷川の忠告を半ば無視する形でスマッシュに吠える。

するとスマッシュは、ロクに向かって爪で攻撃を仕掛ける!ロクは寸前で回避するが、着地に失敗して地面に倒れる!

スマッシュは、容赦なく倒れているロクに攻撃を仕掛けに行く。

氷川「ロク君!」

氷川はロクを庇うように、スマッシュの前に立つ!

スマッシュには、その行動は関係なく攻撃を仕掛ける。

スマッシュの攻撃が氷川を貫くまで、そう時間は掛からないだろう。氷川も分かっている。

氷川(あぁ、ここで終わりですか。もう少し日菜と仲良くなりたかった。Roseliaの仲間達と頂点に行きたかった。先生に…)

氷川「先生!!」

 

鳴「呼んだか?」

スマッシュに飛び蹴りを入れて、スマッシュを吹っ飛ばす!

氷川「先生!」

鳴「待たせたな。ロクを連れて離れてろ。」

鳴はビルドドライバーを装着しボトルを振る。

 

『おばけ!』『マグネット!』

『ベストマッチ!』

『Are you ready?』

鳴「変身!」

『彷徨える超引力! マグゴースト!』

『イエーイ!』

 

鳴はマグゴーストフォームに変身して、スマッシュと対峙する。

スマッシュはビルドに向かって突進するが、ビルドは段々透明になりやがて姿が消えた。

突進をやめ周辺を見回すスマッシュ。すると、スマッシュは何処から戸もなく打撃される。

ビルドは、ドリルクラッシャーを装備して打撃と斬撃を与える!

一見押している様に見えるが、スマッシュは反撃に出る。

見えない相手に斬撃を飛ばす!ビルドは紙一重で回避した。

 

ビルド「なぜだ!見えているのか?」

それもそのはず、このスマッシュは元々は狼。嗅覚でビルドを追っているのだ。

 

スマッシュは再度ビルドに突進する。ビルドは飛ばされて、透明化が解除される!

ビルド「だったら!」

ビルドは腕を前に出す。するとスマッシュに砂鉄が纏わり付き、スマッシュの動きを止める。

 

ビルド「思い出せ!フィンランドで会っただろ!」

ビルド「なんでそのボトルを…グッ!」

ビルドの身体に痛みが走る。その時、スマッシュに付いていた砂鉄の拘束力が弱まる。スマッシュは咆哮し、完全に砂鉄の拘束が解除される!

解除と同時に、斬撃を飛ばされビルドに直撃する。

ビルド「ガァー!!」

ビルドは、倒れて変身が解除される!

 

鳴「ハァ…ハァ…やっぱりダメか」

鳴「…仕方ない。やるしかないか。」

鳴「ロク…先に謝っておく。ごめんな。」

ロク「?」

 

スマッシュに青い火球が当たり後退する。

火球を出した正体は、病院で○○から受け取ったアイテムだった。

アイテムは鳴の手に乗る。鳴はボトルを振って、アイテムにセットし、ビルドドライバーに装填する!

 

『ウェイクアップ!』 『クローズドラゴン!』

『Are you ready?』 鳴の身体中に痛みが走る!

鳴「グゥ!! …変身!」

『Wake up burning! Get CROSS-Z DRAGON! 』

『Yeah!』

 

氷川「新しいビルド?」

クローズ「クローズ。仮面ライダークローズだ!」

クローズ「!!」

鳴は新しいライダーに変身した。しかし、身体中の痛みに耐えながらの変身。そう長く耐えられるはずはない。

鉄の匂いがする、視界が狭まる、鉄の味がする、意識が飛びそうだ。そうそうに決着を付ける!

クローズ「一撃で倒す!」

 

クローズはレバーを回す。するとクローズの背後に青龍が現れる。

『Ready go!』

『ドラゴニックフィニッシュ!』

青龍の吐く火球に乗り、蒼炎を足に纏わせ飛び蹴りを入れる!

スマッシュは、蹴りを当てられ爆散する!

爆散直後、スマッシュからガスが出る。ガスをクローズが回収し、変身解除する。ガスを回収するとスマッシュが元の白狼の姿に戻る。

 

 

〜戦闘後〜

鳴「やっぱりウルフのボトルか。」

白狼「…」

鳴「まさかこんな形で再会するとはな…」

白狼「…」

鳴「何かしたい事はあるか?」

白狼「…」首をゆっくり振った。

氷川「ロク君!」

ロク「ワンワン!」

氷川から離れてロクが近づいて吠える。それを見て白狼は安心したのか、白狼の身体は光の粒子になって消えた。

鳴「ロク」ロクの前にウルフのボトルを置く。

ロク「…」

鳴「俺は、お前の親代わりの白狼を殺した。お前には、復讐する権利がある。今やるなら、無抵抗でお前の復讐を受け入れるぞ。」

氷川「先生何を!!」

鳴「来るな!いいんだ。」

鳴「さぁロクどうするんだ⁈」

 

ロクはウルフのボトルを見つめて少し考える。ロクはボトルを咥えて鳴の足元に置く。

鳴「いいんだな。」

ロク「ワン」

ロクは白狼が倒れた場所に向かい咆哮をあげる。その咆哮の姿は少し白狼に似ていた。

 

氷川「悲しみが伝わる声ですね。」

鳴「自分の親代わりが目の前で殺されたんだ。当然だな…」

鳴「…あの白狼は、人以外で出来た初めての友だったんだよ。」

氷川「先生…」

鳴は静かに泣いている。

鳴「俺の目的のために、友を殺した。」

鳴「だけど俺は泣きながら前に進む。」

鳴「だから氷川、これ以上俺に関わるな。」

氷川「!」

鳴「じぁあな。身体痛いから、病院戻るわ」

 

氷川を置いて、鳴は病院に戻る。氷川は泣き崩れていた。

 

 




だいぶかかりました。後半グダグダになりました!
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