〜弓道場から移動後・職員室〜
数時間後
鳴(もう帰ったと思うが、見に行ってみるか。)
立ち上がると同時に、普段は鳴らない携帯が鳴った。
気まずいため、廊下に出る。
♪Be The One〜
鳴「もしもし…あぁ…なに!」
その時、聞き覚えのある声の悲鳴が聞こえた。
〜悲鳴の方へ移動〜
そこには、尻餅をついた氷川がヤツに襲われてそうになっていた。
鳴「ヤバイ!」
ヤツに向かって走る。
鳴はポケットに入っているモノ振ると、ヤツに拳を繰り出し仰反る。
鳴「氷川!大丈夫か!」
氷川「は、はい…」
氷川は震えている。
?(…正体は知られると面倒な事になる。特に…)
アイツはそう言っていた。何となく分かるが、後半の方は、よく分からなかったが。
リスクを考えると、正体を知られる事は避けたいが…
ここは教師として、安心させなくてはいけない。
鳴「後は任せろ。」
氷川「…任せろとは、何をするのですか?」
鳴「倒すんだよ。」
鳴は大きめの何かを出し、それを腰にに付けると
ベルト状に腰に巻きつく。
さらにポケットから、先程の振っていた
青く小さい何かと、赤い何かを出し左右で持ち、
鳴「さぁ、実験を始めようか。」
それを振り出す。
両手に持っているソレを振ると、様々な科学式が
浮かび上がり、腰の何かに装着する。
『ラビット!』 『タンク!』
『ベストマッチ!』
腰のレバーを回していると、様々なパイプや歯車が出てくる。
『Are you ready?』
鳴「変身!!」
『鋼のムーンサルト!ラビットタンク!』
『イエーイ!!』
鳴は半赤半青の怪人となった。
鳴「勝利の法則は決まった!」
右足に体重を乗せて、怪人の前に飛び距離を詰めると
拳の連打を浴びせる。
怪人が再び怯んだ所に、更に蹴りを入れる。
怪人がフラフラになっている。
鳴「意外と体力ないなぁ。まぁ良い。これでキメる!」
レバーを回す鳴。
『Ready go!』
『ボルテックフィニッシュ!』
『イエーイ!』
鳴「ちょーっと待って!」
そう言うと怪人に背を向けて走り出すし、
左足で地面を踏むといきなり陥没し、そこに落ちる鳴。
怪人が体勢を立て直すと、陥没部分から石柱が反り立ち、
その頂点に鳴がいる。
石柱が出たと同時に、グラフが出てきて、怪人を拘束する。
右足でジャンプし、グラフに沿って落下し、
左足で拘束されている怪人にキックをする。
怪人は派手に爆破した。
倒れている怪人から煙が出ている。
鳴は怪人に近づいて、腰の横に付いているボトル状の
物を怪人に近づける。
すると煙がボトルに吸い込まれていき、ボトルに絵が付いた。
さらに怪人は、うちの生徒になっていた!
鳴「これは…ゴリラか?」
そんな事より、多少の意思疎通出来そうだ。
鳴「手短に済ませたい。質問に答えてもらおうか。」
生徒(頷く)
鳴「お前を怪人にしたのは、誰か分かるか?」
生徒「…わかりません。ですが、声は聞き覚えがありました。それ以外は何も覚えていません。」
そう話すと生徒は気絶した。
特段外傷は見当たらないため、このまま寝かせて置くか。
〜怪人と戦闘終了後〜
俺はまだ尻餅付いている氷川に近づく。
鳴「氷川」
氷川「はっ、はい…」
鳴「色々説明したいが、すぐこの場から離れたい。
説明するから一緒に来てくれるか?」
氷川「…わかりました。所でその怪人?はいつ解除?するのですか。」
鳴「ビルドだ!」
氷川「え?」
鳴「仮面ライダービルド!この怪人体の名前。
『作る・形成する』のビルドから来ているらしい。」
氷川「らしい?そっ、そうですか。」
鳴「それじゃあ、ここから離れるか。氷川は高い所は大丈夫か?」
氷川「そう聞かれると、イヤな予感はしますが、
大丈夫と言っておきます。」
鳴「了解。それじゃあ…」
鳴はドライバーからボトルを外し、別のボトルを差し込む。
『タカ!』『ガトリング!』
『ベストマッチ!』
『Are you ready?』
鳴「ビルドアップ!」
『天空の暴れん坊! ホーク・ガトリング!!』
鳴は別の姿に変わった。
そして、背中には羽が生えている。
鳴「それじゃ、飛びますか!」
そう言うと、鳴は氷川を持ち上げると同時に飛ぶ。
俗に言うと、お姫様抱っこをしている状況だ。
まさか、俺がやる時が来るとはなぁ。
氷川「やっぱりですか!キャー‼︎」
鳴「氷川、景色見てみろよ。」
そこには、一面桜が満開だ。
上空から見たら、正に桜の絨毯のように見える。
氷川「…すごい綺麗ですね。」
鳴「圧感だなぁ。もう少し飛んでいたいが、目立つから降りるぞ。」
屋上に降りる鳴と氷川。
降りると鳴はドライバーから、ボトルを外し変身解除した。