Love &Peaceを理解するモノガタリ   作:黒井一

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第23話

〜鳴宅〜

ロク「ワン!」

鳴「今帰った。」

戦兎「やぁー先生!今日の晩飯は…って、またボロボロですなぁ?」

鳴「まぁね。でもボトルは回収出来たから、良しとしようじゃないか。そんな事より、お前に頼みがある。」

戦兎「先生が俺に頼み?なんか気持ち悪いなぁ。」

鳴「…気持ち悪いとはなんだよ。まぁ良い、これの修復を頼む。」

 

 先程の戦闘で破損させた、戦極ドライバーを見せる。

 

戦兎「なんだそれ?」

鳴「戦極ドライバー、これとロックシードでアーマードライダーになれる。」

戦兎「アーマードライダー?まさか…」

鳴「今日俺の学園にビルド以外のライダーが出現した。」

鳴「しかも正体は一だった。」

戦兎「やっぱり、…だったのか。」

鳴「あぁ。アイツを俺の…にする。」

戦兎「そうか、俺は否定しないさ。」

戦兎「それにしても…コレでどうやって変身するんだ!?」

 

 戦兎は戦極ドライバーの全体を見ながら頭をかく。その顔は笑顔満点だ!

 

戦兎「もっと色々データなんかあれば、どうにかなるかもだが…」

鳴「そう言うと思ってまして」

 鳴は懐から、カメラのボトルを出す。

鳴「コレに鎧武の姿を、俺のビルドドライバーに、鎧武とインベスの戦闘データがある。恐らく戦極ドライバーにも、同様のデータがあるだろう。」

戦兎「おぉ!」

鳴「あとコレも。」オレンジのフルボトルも出す。

戦兎「こ、コレは!!見た事ないボトルだ!?」

戦兎「コレは何とベストマッチなんだ!?」

鳴「ロックボトルだ。」

戦兎「ロックボトルも置いていけ!」

鳴「ハイハイ」ボトルを渡す。

戦兎「では早速…」

 

 戦兎は鳴のビルドドライバーを装着する。

 

鳴「まて、いつも以上の副作用があるぞ。」

戦兎「え〜、副作用あるのかよ!ちなみに何?」

鳴「味覚障害。程度は不明。」

鳴「で、修復は可能か?」

戦兎「誰に聞いている?」

戦兎「この天ッ才物理学者にまかしぇんしゃい!!」

鳴「ハイハイ、スゴイネー(棒)」

 

 そう言うと戦兎は自室に篭り、早速作業を始めた。こうなると、こちらの声は一切届かない。

 

ロク「ワン!!」

鳴「ハイハイ、飯作りますか。」

 

 今日の献立は、戦兎の好きな物を作ろうか。

 

 

〜翌日〜

戦兎「ふあ〜」盛大な欠伸をしながら、部屋から出る戦兎。

戦兎「お〜い、先生〜飯は?」問い掛けに返答がない。

ロク「ワンワン!!」

戦兎「やぁ〜、先生は?」

ロク「ワン!」

戦兎「ん〜、何言ってるかわからないなぁ〜」

 

 戦兎はテーブルにあるメモに目を通す。

 

戦兎「なになに?『朝・昼食は各自で用意しろ』だと?」

 

 料理は基本しない、自分で作ったものを美味いと感じないからだ。

 

戦兎「たまには外行きますか。ロクはどうする?」

ロク「ワン!」尻尾をブンブン振っている。

戦兎「コレはわかるぞ。そいじゃ行きますか!」

 

 

〜道中〜

 今は商店街に向かって歩いている。あそこに行けば、食べる物には、困らない。寧ろ有り過ぎて困るくらいだ。

 

戦兎「さて、何食べるかなぁ。ロクは何食べたい?」

ロク「ワン!」

戦兎「やっぱり何言ってるかわからないなぁ〜」

ロク「ワン!」唸るロク。

戦兎「なんだ?」

ロク「ワンワン!」ロクが突然走っていった!

戦兎「ロク!待つんだ!」

 今日もロクは元気いっぱいだ。鳴が毎日散歩帰りに、死にそうになってるのも頷けるなぁ。

 

 

 

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