〜鳴宅〜
ロク「ワン!」
鳴「今帰った。」
戦兎「やぁー先生!今日の晩飯は…って、またボロボロですなぁ?」
鳴「まぁね。でもボトルは回収出来たから、良しとしようじゃないか。そんな事より、お前に頼みがある。」
戦兎「先生が俺に頼み?なんか気持ち悪いなぁ。」
鳴「…気持ち悪いとはなんだよ。まぁ良い、これの修復を頼む。」
先程の戦闘で破損させた、戦極ドライバーを見せる。
戦兎「なんだそれ?」
鳴「戦極ドライバー、これとロックシードでアーマードライダーになれる。」
戦兎「アーマードライダー?まさか…」
鳴「今日俺の学園にビルド以外のライダーが出現した。」
鳴「しかも正体は一だった。」
戦兎「やっぱり、…だったのか。」
鳴「あぁ。アイツを俺の…にする。」
戦兎「そうか、俺は否定しないさ。」
戦兎「それにしても…コレでどうやって変身するんだ!?」
戦兎は戦極ドライバーの全体を見ながら頭をかく。その顔は笑顔満点だ!
戦兎「もっと色々データなんかあれば、どうにかなるかもだが…」
鳴「そう言うと思ってまして」
鳴は懐から、カメラのボトルを出す。
鳴「コレに鎧武の姿を、俺のビルドドライバーに、鎧武とインベスの戦闘データがある。恐らく戦極ドライバーにも、同様のデータがあるだろう。」
戦兎「おぉ!」
鳴「あとコレも。」オレンジのフルボトルも出す。
戦兎「こ、コレは!!見た事ないボトルだ!?」
戦兎「コレは何とベストマッチなんだ!?」
鳴「ロックボトルだ。」
戦兎「ロックボトルも置いていけ!」
鳴「ハイハイ」ボトルを渡す。
戦兎「では早速…」
戦兎は鳴のビルドドライバーを装着する。
鳴「まて、いつも以上の副作用があるぞ。」
戦兎「え〜、副作用あるのかよ!ちなみに何?」
鳴「味覚障害。程度は不明。」
鳴「で、修復は可能か?」
戦兎「誰に聞いている?」
戦兎「この天ッ才物理学者にまかしぇんしゃい!!」
鳴「ハイハイ、スゴイネー(棒)」
そう言うと戦兎は自室に篭り、早速作業を始めた。こうなると、こちらの声は一切届かない。
ロク「ワン!!」
鳴「ハイハイ、飯作りますか。」
今日の献立は、戦兎の好きな物を作ろうか。
〜翌日〜
戦兎「ふあ〜」盛大な欠伸をしながら、部屋から出る戦兎。
戦兎「お〜い、先生〜飯は?」問い掛けに返答がない。
ロク「ワンワン!!」
戦兎「やぁ〜、先生は?」
ロク「ワン!」
戦兎「ん〜、何言ってるかわからないなぁ〜」
戦兎はテーブルにあるメモに目を通す。
戦兎「なになに?『朝・昼食は各自で用意しろ』だと?」
料理は基本しない、自分で作ったものを美味いと感じないからだ。
戦兎「たまには外行きますか。ロクはどうする?」
ロク「ワン!」尻尾をブンブン振っている。
戦兎「コレはわかるぞ。そいじゃ行きますか!」
〜道中〜
今は商店街に向かって歩いている。あそこに行けば、食べる物には、困らない。寧ろ有り過ぎて困るくらいだ。
戦兎「さて、何食べるかなぁ。ロクは何食べたい?」
ロク「ワン!」
戦兎「やっぱり何言ってるかわからないなぁ〜」
ロク「ワン!」唸るロク。
戦兎「なんだ?」
ロク「ワンワン!」ロクが突然走っていった!
戦兎「ロク!待つんだ!」
今日もロクは元気いっぱいだ。鳴が毎日散歩帰りに、死にそうになってるのも頷けるなぁ。