〜道中〜
走るロク、追いかける戦兎。今の戦兎はこう思っている。
戦兎(意外と走るの気持ちいいな!)
距離が詰められない戦兎は、持っていたボトルを降り、一気に距離を詰める。ロクはいたが、そこには別の姿もあった。
戦兎「女性と…スマッシュ!?」
女性は立ったまま固まっている。恐らく声も出ないし体も動かないのだろう。ロクは女性を庇うように、スマッシュに向かって吠えていた!
戦兎はボトルを降って、スマッシュにパンチを繰り出す。スマッシュは後退する!
戦兎「痛ってー!」ブンブン
戦兎「お嬢さん、大丈夫かい?」
女性「…!!」
声はまだ出ないが、身振り等で大丈夫そうのが伝わった。
戦兎「そうか、良かった。あとは任せて何処かに隠れてな。」
女性「…!」
戦兎「ロクはお嬢さんに付いていてくれ。」
ロク「ワン!」
ロクは女性と一緒に隠れる。当面の危機は過ぎた。じゃあ久々にやりますか!
戦兎はビルドドライバーを装着する。
戦兎「さあ、実験を始めようか?」ボトルを振り出す。
『ラビット!』 『タンク!』
『ベストマッチ!』『Are you ready?』
戦兎「変身!!」
『鋼のムーンサルト!ラビットタンク!』
『イエーイ!!』
ビルド「勝利の法則は決まった!」
戦兎はビルドに変身した。直後に左足に力を入れて、瞬時に距離を積め膝蹴りを入れる。その後は、連続でパンチを叩き込む。
ビルド「今腹減ってるから、さっさと決める!」
ビルドはドリルクラッシャーを出して、ドライバーからラビットボトルを取り出し、ドリルクラッシャーに装着する。
『ボルテックブレイク!』
ドリルクラッシャーでスマッシュを削る。スマッシュは倒れた!
ビルド「ボトルを回収、回収。」
ビルドは空のボトルを出して、スマッシュのガスを回収する。空のボトルは、ハリネズミのボトルになった!
ビルド「ハリネズミかぁ。何か縁を感じるなぁ〜。」
しみじみ感じていると、スマッシュは起き上がりビルドに攻撃を仕掛ける!
ビルド「ウソー!グハァ!」攻撃を受けるビルド!
そう言えば、鳴が言ってたな。『一体から2種類のボトルを回収出来るスマッシュに遭遇した』と。
ビルド「コイツがそうか…だったら回収だ!」
ハリネズミのボトルを振って、ドライバーに装着する。
『ハリネズミ!』 『Are you ready?』
ビルド「ビルドアップ!」
ビルドアップし、スマッシュに近づく。
スマッシュ「ウガー!!」
スマッシュは攻撃を仕掛けるが、ハリネズミ側から針を出して、防御する。そしてその状態で、スマッシュに攻撃する!
ビルド「ほい、ほい!」
ひたすら針で攻撃し、タンク側でアッパーを入れ、相手から距離を取り、ラビットボトルを振ってドライバーに装着する。
『ラビットタンク!』『イエーイ!!』
ビルド「今度こそ決める!」レバーを回す。
『ボルテックフィニッシュ!』
ビルド「ハァーーッ!!」
スマッシュにキックをキメる!スマッシュは爆散した。
ビルド「今度こそ倒したな。」
再度ガスを回収する。ボトルは消防車のボトルになった!
ビルド「消防車ですか。あー!久々に試したい!」俺もボトル回収するかなぁ?
ロク「ワン!」
ビルド「おー。ロク!」変身解除する。
戦兎「どうよ?本物のビルドを見た感想は!?」
ロク「ワンワン!!」
相変わらず何言ってるかわからない!ドッグのボトルが有ればなぁ。
女性「あっ、あの〜」
戦兎「ん?忘れてた!君、大丈夫かい?」
女性「は、ハイ…」
女性「助けて頂きありがとうございます…」
戦兎「いえいえ、町の平和を守るのが仮面ライダーの仕事ですから!」
女性「仮面ライダー!? あ、あなたが町の伝説の!?」
戦兎「仮面ライダーの正体は内密にね?」
何、町の伝説になってるのアイツ!?目立たない様に行動しろって言った筈なんだけどな!帰ってきたら問い詰めてやる!
女性「わかりました!所で何かお礼させて下さい!」
戦兎「お礼をされる事はしてないですよ。」
女性「そんな事ありません!!私を助けてくれましたから!」
戦兎「しかしですね…」グゥー
戦兎・女性「あっ…」
ロク「クゥン…」
ロクよ、何やってるんだって顔で見ないでおくれ。
女性「フフッ、私の家喫茶店やっているので行きませんか?」
戦兎「…じゃあお言葉に甘えて。」
女性「わかりました!」ニコッ!
戦兎「俺は桐生戦兎、こっちはロク。」
ロク「ワン!」
戦兎「よろしく、えーっと…」
つぐみ「羽沢つぐみです!よろしくお願いします!桐生さん、ロク君!」
羽沢さんの後について行く事にする。羽沢さんの笑顔は眩しかった。
今日はいい日になりそうだ。
その頃鳴はというと…
ゼロ「ゼーッ…ゼーット…ゼーットん…」
仮面を被ったまま、いつもの公園のベンチで寝ていたのであった。
大変遅くなり、申し訳有りませんでした。