Love &Peaceを理解するモノガタリ   作:黒井一

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第24話

〜道中〜

 走るロク、追いかける戦兎。今の戦兎はこう思っている。

 

戦兎(意外と走るの気持ちいいな!)

 

 距離が詰められない戦兎は、持っていたボトルを降り、一気に距離を詰める。ロクはいたが、そこには別の姿もあった。

 

戦兎「女性と…スマッシュ!?」

 

 女性は立ったまま固まっている。恐らく声も出ないし体も動かないのだろう。ロクは女性を庇うように、スマッシュに向かって吠えていた!

戦兎はボトルを降って、スマッシュにパンチを繰り出す。スマッシュは後退する!

 

戦兎「痛ってー!」ブンブン

戦兎「お嬢さん、大丈夫かい?」

女性「…!!」

 

 声はまだ出ないが、身振り等で大丈夫そうのが伝わった。

 

戦兎「そうか、良かった。あとは任せて何処かに隠れてな。」

女性「…!」

戦兎「ロクはお嬢さんに付いていてくれ。」

ロク「ワン!」

 

 ロクは女性と一緒に隠れる。当面の危機は過ぎた。じゃあ久々にやりますか!

 

 戦兎はビルドドライバーを装着する。

 

戦兎「さあ、実験を始めようか?」ボトルを振り出す。

 

『ラビット!』 『タンク!』

『ベストマッチ!』『Are you ready?』

 

戦兎「変身!!」

 

『鋼のムーンサルト!ラビットタンク!』

『イエーイ!!』

 

ビルド「勝利の法則は決まった!」

 

 戦兎はビルドに変身した。直後に左足に力を入れて、瞬時に距離を積め膝蹴りを入れる。その後は、連続でパンチを叩き込む。

 

ビルド「今腹減ってるから、さっさと決める!」

 

 ビルドはドリルクラッシャーを出して、ドライバーからラビットボトルを取り出し、ドリルクラッシャーに装着する。

 

 『ボルテックブレイク!』

 

 ドリルクラッシャーでスマッシュを削る。スマッシュは倒れた!

 

ビルド「ボトルを回収、回収。」

 

 ビルドは空のボトルを出して、スマッシュのガスを回収する。空のボトルは、ハリネズミのボトルになった!

 

ビルド「ハリネズミかぁ。何か縁を感じるなぁ〜。」

 

 しみじみ感じていると、スマッシュは起き上がりビルドに攻撃を仕掛ける!

 

ビルド「ウソー!グハァ!」攻撃を受けるビルド!

 そう言えば、鳴が言ってたな。『一体から2種類のボトルを回収出来るスマッシュに遭遇した』と。

 

ビルド「コイツがそうか…だったら回収だ!」

 ハリネズミのボトルを振って、ドライバーに装着する。

 

『ハリネズミ!』 『Are you ready?』

 

ビルド「ビルドアップ!」

 ビルドアップし、スマッシュに近づく。

 

スマッシュ「ウガー!!」

 スマッシュは攻撃を仕掛けるが、ハリネズミ側から針を出して、防御する。そしてその状態で、スマッシュに攻撃する!

 

ビルド「ほい、ほい!」

 ひたすら針で攻撃し、タンク側でアッパーを入れ、相手から距離を取り、ラビットボトルを振ってドライバーに装着する。

 

『ラビットタンク!』『イエーイ!!』

 

ビルド「今度こそ決める!」レバーを回す。

 

『ボルテックフィニッシュ!』

 

ビルド「ハァーーッ!!」

 スマッシュにキックをキメる!スマッシュは爆散した。

 

ビルド「今度こそ倒したな。」

 再度ガスを回収する。ボトルは消防車のボトルになった!

 

ビルド「消防車ですか。あー!久々に試したい!」俺もボトル回収するかなぁ?

 

ロク「ワン!」

ビルド「おー。ロク!」変身解除する。

 

戦兎「どうよ?本物のビルドを見た感想は!?」

ロク「ワンワン!!」

 

 相変わらず何言ってるかわからない!ドッグのボトルが有ればなぁ。

 

女性「あっ、あの〜」

戦兎「ん?忘れてた!君、大丈夫かい?」

女性「は、ハイ…」

女性「助けて頂きありがとうございます…」

戦兎「いえいえ、町の平和を守るのが仮面ライダーの仕事ですから!」

女性「仮面ライダー!? あ、あなたが町の伝説の!?」

戦兎「仮面ライダーの正体は内密にね?」

 何、町の伝説になってるのアイツ!?目立たない様に行動しろって言った筈なんだけどな!帰ってきたら問い詰めてやる!

 

女性「わかりました!所で何かお礼させて下さい!」

戦兎「お礼をされる事はしてないですよ。」

女性「そんな事ありません!!私を助けてくれましたから!」

戦兎「しかしですね…」グゥー

戦兎・女性「あっ…」

ロク「クゥン…」

 

 ロクよ、何やってるんだって顔で見ないでおくれ。

 

女性「フフッ、私の家喫茶店やっているので行きませんか?」

戦兎「…じゃあお言葉に甘えて。」

女性「わかりました!」ニコッ!

戦兎「俺は桐生戦兎、こっちはロク。」

ロク「ワン!」

戦兎「よろしく、えーっと…」

つぐみ「羽沢つぐみです!よろしくお願いします!桐生さん、ロク君!」

 

 羽沢さんの後について行く事にする。羽沢さんの笑顔は眩しかった。

今日はいい日になりそうだ。

 

 

 

その頃鳴はというと…

ゼロ「ゼーッ…ゼーット…ゼーットん…」

 

仮面を被ったまま、いつもの公園のベンチで寝ていたのであった。

 

 

 

 




大変遅くなり、申し訳有りませんでした。
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