〜午前10時 いつもの公園内・ベンチ〜
ゼロ「ゼーット…」
皆さまこんにちは、ゼロこと織字鳴です。初っ端から、寝ていて申し訳有りません。日頃の仕事、ボトル回収から来る疲れから寝てしまってます。
猫『ニャー」
ゼロ「ん…ふぁ〜。なんだ〜」
大きく背伸びと欠伸をしながら、本日2回目の「こんにちは」っと。
俺の真上から、猫の鳴き声が聞こえたと思ったなだが気のせいか?
猫『ミャー」
やっぱり聞こえると思い、枝の方をよく見ると、降りれなくなっている子猫がいるではないですか!
ゼロ「はぁ……」
実は寝ていたのには、別に理由があったのだ。0時から3時まで町の見回り、3時にはスマッシュの討伐、4時から授業の準備、5時からロクの散歩、8時からは部活の朝稽古が有り、昨日の5時から一睡もしていないのだ!
そんな状態にも関わらず、この公園に到着しで寝るまでに、人助け3回、動物助け1回、スマッシュ・インベス討伐を各1回をやれば、必然的にこう言いたくなる。
ゼロ「なんて日だ!!」
ゼロ「わかった、わかりましたよ!!助けますよ!えぇ!」
半ばやけクソになりかけていると、子猫を心配そうに見ている人を見つける。飼い主だろうか?近づいて話聞いてみるか。
ゼロ「あの子猫の飼い主さんですか?」
○○「いいえ…って仮面!?」
ゼロ「あぁ仮面の事は気にしないで、知っている子猫ですか?」
○○「はい、この辺で時々見かけて遊んだり、餌付けしたりしてましす…」
○○「私では登れないので、途方に暮れてました…」
ゼロ「そうですか…では僕が登って助けましょう」
そういえば、どっかで見た事あるがまぁ良い。木登りは得意ではないが…よっと!
〜救助後〜
子猫「ミャー」
ゼロ「よく鳴きますなぁ。腹でも空いてるんでしょうか?」
○○「きっと感謝しているのでしょうね。フフッ。」
子猫「ニャー」
この人に良く懐いてるな。餌付けの効果か?本来なら、野良猫に餌付けをするのは良くないが…
○○「にゃー。」
余りにも良い絵になりすぎて、注意する気が失せた。今日はオフだし、まぁいっか!
○○「あの…この子を助けてくれてありがとう。」
ゼロ「お礼を言われる程では…当たり前?の事をしただけですよ」
ゼロ「コイツが野良で、この先生きるのに苦労が堪えなくても、一瞬でも良いから、明るく、希望を持って生きて欲しいと思っただけなので。」
○○「…そうね。」
そう言うと、少し目元を潤ませる。その表情は、何処と無く氷川に似ている。
○○「そう言えば、貴方は何で公園に?」
ゼロ「人を待っているんです。もうそろそろ来ると思いますが…」
氷川「ゼロさん、お待たせしま…湊さん?」
湊「あら?紗夜じゃない。もしかして、今日紹介したい人と言うのは?」
氷川「はい。この人がRoseliaに良い影響を与えてくれる…かも知れない人です。」
ゼロ「『かも』ですかい!」
湊「『かも』じゃないわ。間違いなく、良い影響を与えてくれるわ。」
ゼロ「…随分と言い切りますね。根拠を聞いても?」
湊「猫を助けてくれた人に悪い人はいないからよ!」
ゼロ「そんな事でかい!!」
ひょんな事から湊友希那と知り合いになる、ゼロこと織字鳴であった。