Love &Peaceを理解するモノガタリ   作:黒井一

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第25話

〜午前10時 いつもの公園内・ベンチ〜

 

ゼロ「ゼーット…」

 皆さまこんにちは、ゼロこと織字鳴です。初っ端から、寝ていて申し訳有りません。日頃の仕事、ボトル回収から来る疲れから寝てしまってます。

 

猫『ニャー」

 

ゼロ「ん…ふぁ〜。なんだ〜」

 

大きく背伸びと欠伸をしながら、本日2回目の「こんにちは」っと。

俺の真上から、猫の鳴き声が聞こえたと思ったなだが気のせいか?

 

猫『ミャー」

 

 やっぱり聞こえると思い、枝の方をよく見ると、降りれなくなっている子猫がいるではないですか!

 

ゼロ「はぁ……」

 

 実は寝ていたのには、別に理由があったのだ。0時から3時まで町の見回り、3時にはスマッシュの討伐、4時から授業の準備、5時からロクの散歩、8時からは部活の朝稽古が有り、昨日の5時から一睡もしていないのだ!

 そんな状態にも関わらず、この公園に到着しで寝るまでに、人助け3回、動物助け1回、スマッシュ・インベス討伐を各1回をやれば、必然的にこう言いたくなる。

 

ゼロ「なんて日だ!!」

ゼロ「わかった、わかりましたよ!!助けますよ!えぇ!」

 

 半ばやけクソになりかけていると、子猫を心配そうに見ている人を見つける。飼い主だろうか?近づいて話聞いてみるか。

 

ゼロ「あの子猫の飼い主さんですか?」

○○「いいえ…って仮面!?」

ゼロ「あぁ仮面の事は気にしないで、知っている子猫ですか?」

○○「はい、この辺で時々見かけて遊んだり、餌付けしたりしてましす…」

○○「私では登れないので、途方に暮れてました…」

ゼロ「そうですか…では僕が登って助けましょう」

 

 そういえば、どっかで見た事あるがまぁ良い。木登りは得意ではないが…よっと!

 

 

〜救助後〜

 

子猫「ミャー」

ゼロ「よく鳴きますなぁ。腹でも空いてるんでしょうか?」

○○「きっと感謝しているのでしょうね。フフッ。」

子猫「ニャー」

 

 この人に良く懐いてるな。餌付けの効果か?本来なら、野良猫に餌付けをするのは良くないが…

 

○○「にゃー。」

 

 余りにも良い絵になりすぎて、注意する気が失せた。今日はオフだし、まぁいっか!

 

○○「あの…この子を助けてくれてありがとう。」

ゼロ「お礼を言われる程では…当たり前?の事をしただけですよ」

ゼロ「コイツが野良で、この先生きるのに苦労が堪えなくても、一瞬でも良いから、明るく、希望を持って生きて欲しいと思っただけなので。」

○○「…そうね。」

 

 そう言うと、少し目元を潤ませる。その表情は、何処と無く氷川に似ている。

 

○○「そう言えば、貴方は何で公園に?」

ゼロ「人を待っているんです。もうそろそろ来ると思いますが…」

氷川「ゼロさん、お待たせしま…湊さん?」

湊「あら?紗夜じゃない。もしかして、今日紹介したい人と言うのは?」

氷川「はい。この人がRoseliaに良い影響を与えてくれる…かも知れない人です。」

ゼロ「『かも』ですかい!」

湊「『かも』じゃないわ。間違いなく、良い影響を与えてくれるわ。」

ゼロ「…随分と言い切りますね。根拠を聞いても?」

湊「猫を助けてくれた人に悪い人はいないからよ!」

ゼロ「そんな事でかい!!」

 

 ひょんな事から湊友希那と知り合いになる、ゼロこと織字鳴であった。

 

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