〜職員室〜
尾形「織字先生!今日こそ一緒に指導してもらいますよ!!」
こいつは尾形先生。剣道部の顧問で脳筋野郎、一度剣道で負かした時から剣道部指導の勧誘が始まった。何度も断ったが、翌日になると勧誘してくるのだ。これだから脳筋野郎は!
鳴「尾形先生、何度も話してますが嫌ですよ。今日も弓道部あるんで。」
尾形「弓道部?いつも話しているじゃないですか!貴方も私と一緒に剣道部で指導すべきです!」
尾形「貴方と私が組めば、日本一も夢じゃない!」
尾形「あんな弱小で何の価値のない、弓道部なんて辞めて私と…」
ブチン。頭の中で何かがキレた音がした気がする。
鳴「弓道部『なんて』?ですか。」
鳴「俺を貶すのは一向に構わない。対して顔も出さないしロクな指導もしてない『幽霊顧問』ですから。」
鳴「だが弓道部を貶すのは辞めろ。それにウチは、今年も全国出場してます。弱小じゃないですよ。」
鳴「指導勧誘するなら、もう少し頭を使った方がよろしいかと。」
鳴「あぁ、脳筋野郎じゃ無理ですよね!!」笑
鳴「昼食取るので失礼しますよ。」
何も反応ないので、さっさと職員室を退室する。これに懲りれば良いのだが。
尾形「…何故分かってくれないのだ!」
〜昼休み・剣道場前〜
鳴「さて、どこで食べるか…」
若宮「師匠!」
鳴「おぉ若宮か。本日も元気満点だな。ここで何してる?」
若宮「少し素振りをしようかと思いまして!」
若宮「師匠!素振りを見ていただけませんか?」
鳴「…普段なら断るが、いいだろう。ただし昼食取りながらで良ければだが。」
若宮「構いません!よろしくお願いします!」
鳴「後師匠じゃない。学園にいる間は先生と呼べ!」
若宮「わかりました!師匠!」
鳴「お前も分かってないよね!」
気合を入れて、竹刀を振る若宮を見ながら食事をする。ちなみに今日は、山吹ベーカリーで購入したフランスパンに野菜サラダを挟めた、サラダサンドだ。OLみたいな昼食だな。
若宮「師匠如何でしたか?」
鳴「…正直驚いた。最初に見た時から、随分と竹刀が振れてるな。気合の込め方も十分。」
鳴「後は足捌きに重点を置いて練習すれば、いい所まで行けると思うぞ。」
若宮「ホントですか!?ありがとうございます!」
鳴「初歩が出来れば、後の応用は自分で考えて練習しな。」
若宮「わかりました!」
鳴「じゃあ俺は戻るよ。若宮も次の授業遅れるなよ?」
若宮「次の授業は体育で剣道なんです!」
鳴「なるほど。だったら、遅れる心配ないな。」
諸々の後片付けをして、剣道場を出る。午後の授業はないので、音楽室で弾き語りしますか!
暑い日が続いておりますが、夏バテに負けず頑張りましょう!