〜剣道場〜
『タカ!』『ガトリング!』
『ベストマッチ!』『Are you ready?』
ゼロ「変身!」
『天空の暴れん坊!ホークガトリング!』
『イェーイ!!』
ホークガトリングフォームで戦闘に入る。
今回のスマッシュは素早い動きで攻撃を仕掛けてくる。1発の攻撃自体は大したことないが、段々と手数が増えている。
それにこちらが攻撃しようとすると、沢山の分身を出して回避後さらに攻撃の手数が増える。
ビルド「分身の数は、約20前後か。それなら…」
ビルドは翼を出して天井付近まで飛び、ガトリング型の銃・ホークガトリンガーを出し、ガトリング部分を5回回してスマッシュに打ち出す。
見る見るうちに分身が消えて、本体だけになり銃弾が当たる。
さらに、ガトリンガーを10回回して打ち出しスマッシュは倒れた!
スマッシュ「…腹が立つ!腹が立つ!腹が立つ!」
ビルド「スマッシュが自我を保ってるだと!!」
さらに、信じられない事が起こった。スマッシュの姿が変わったのだ!
変わったと同時に、ビルドに火球を飛ばしてビルドに当たる。
ビルド「グワァー!!」
ビルドは墜落して、体は床に叩きつけられる。すぐに立つがスマッシュは距離を詰めてきて、鋭い爪で連続攻撃をしてくる。こちらも、ホークガトリンガーて応戦するが、堅い皮膚になっており、まるで効いていない!
堅い皮膚を破る破壊力か。だったらアレだが、こちらの攻撃を確実に当てる必要があるな。
ビルドはドリルクラッシャーを出し、ドリル部分を反対に付け替えてガンモードにする。マグネットのボトルを振って、ソケット部分に装填して発射する。
『ボルテックブレイク!』
発射した光弾にスマッシュは当たった。大したダメージは受けていないが、段々と動きが遅くなる!
スマッシュ「な、なんだこれは!動かない!」
その間にビルドは『ゴリラ』と『ダイヤモンド』のボトルを極限まで振り続け、ドライバーに装着する。
『ゴリラ!』『ダイヤモンド!』
『ベストマッチ!』『Are you ready?』
ビルド「ビルドアップ!」
『輝きのデストロイヤー!ゴリラモンド!』
『イェイ…!』
ビルド「勝利の法則は決まった!」
ゴリラモンドフォームにビルドアップしレバーを回す!
『ボルテックフィニッシュ!』
『イェーイ!!』
ビルド「いい加減目ぇ覚ませー!!」
ゴリラの拳は、スマッシュの顔面に当たりその場に倒れ込む。
スマッシュの体からガスが出ている。空のボトルを出してガスを回収する。
ビルド「忍者か。ん?」
スマッシュからまだガスが出ているだと!またガスを回収し、スマッシュの姿から尾形に戻った。
ビルド「今度はドラゴンか!これが、あの異常なまでの怒りの原因だな。」
若宮の様子を見ると、まだ気絶してる。保健室に運ぶか。
〜保健室〜
若宮「…ん、ココは?」
鳴「お、起きたか。剣道場で倒れていたらしいぞ。」
若宮「師匠?」
鳴「外傷は軽度だが、最低2日は部活も仕事も休みなさい。」
鳴「必要なら俺が根回しして置くぞ。」
若宮「…わかりました。」
鳴「どうした?」
若宮「ワタシは尾形先生が…怖くてまともに竹刀を触れませんでした。竹刀を持ってはいましたが、立ち向かえませんでした。」
若宮「でも、思ったんです。ココでワタシがやられたら、ブシになれるのではと…」
鳴「…それは違うぞ。」
若宮「師匠?」
鳴「誠の武士とは、例え死にそうになっても生きて次に活かす人の事を言う。死を美徳と感じている様では、誠の武士にはなれないぞ。」
若宮「!」
鳴「生きてさえいれば、どっかでいい事あるだろうしな。」
若宮「…ワタシも誠の武士になれる様、強くなりたいです。」
鳴「…そうか。叶うと良いなお前の願い。」
若宮は泣き出した。泣けるなら、若宮はまだまだ強くなれるはずだ。
俺は静かに保健室を出る。女性の涙は見たくないからだ。
その足で職員室にいるハゲの所に向かい…
鳴「ハ…教頭先生ご相談があります。」
〜2日後剣道場にて〜
今日から部活動に復帰です!ちなみに尾形先生は、剣道場で倒れている所を発見されて即入院しましたが、心身喪失のためこのまま退職なさるそうです。
部活動の顧問については、一応決まっているそうですが、『余りアテにならない』と部長がおっしゃてました。誰なんでしょうか?
部員「あっ、顧問が来た。えっ、この人なの!」
若宮「師匠?どうしてこちらに?」
鳴「この度、退職された尾形の後任として配属された織字鳴だ。」
鳴「弓道部の顧問と掛け持ちになるし、基本面倒くさがりなのであまり顔は出さないと思うがよろしく。」
若宮「師匠!」
鳴「おぉ若宮、もう大丈夫なのか?」
若宮「ハイ!でも何故顧問を引き受けたのですか?」
鳴「…教えるのは苦手だが剣は好きだし、それに若宮言ってただろう?『強くなりたい』って。」
若宮「!」
鳴「いい事あっただろう?」
若宮「ハイ!」
師匠はきっとワタシの願いを叶えるために、顧問になってくれたのでしょう。それが堪らなく嬉しいです!アレ?なんだかドキドキします!なんでしょう?この気持ち確かめなくては!
鳴「いいお返事でよろしい!では早速…」
若宮「ハグしましょう//!」
鳴「そうだな、ハグ…って若宮さん?何故近づいて来る?」
若宮「このドキドキを確かめるため//…師匠逃げないで下さーい!」
鳴「恥ずかしいから嫌だー!部員たち!若宮を止めろ!」
部員たち(ハグ見たーい!)
鳴「誰も止めんのかいー!」
お盆が近づいてます!