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それではどうぞ!
ー追記ー
あと、評価していだだけるのは嬉しいのですが低評価(☆1)をする場合はできればどこが悪いか教えていただければ改善するので教えてほしいですね。
流石に少しへこむので。
魔法陣の中に入るハジメ達。
今回は、試練をクリアしたことをミレディ本人が知っているので、オルクス大迷宮の時のような記憶を探るプロセスは無く、直接脳に神代魔法の知識や使用方法が刻まれていく。
ハジメとレムユエとカービィは経験済みなので無反応だったが、シアは初めての経験にビクンッと体を跳ねさせた。
「これは……やっぱり重力操作の魔法か」
「そうだよ~ん。ミレディちゃんの魔法は重力魔法。上手く使ってね…って言いたいところだけど、君とウサギちゃんは適性ないねぇ~もうびっくりするレベルでないね!」
「やかましいわ。それくらい想定済みだ」
「まぁ、ウサギちゃんは体重の増減くらいなら使えるんじゃないかな。君は……生成魔法使えるんだから、それで何とかしなよ。金髪ちゃんは適性ばっちりだね。修練すれば十全に使いこなせるようになるよ。カービィちゃんは新しい力でも覚えたんじゃない?」
「そうだね。コピー能力グラビィティ。」
カービィの頭にはビームの蒼いバージョンの帽子を被っていた。
「さっそく試してみるね!」
「おう!」
するとカービィの体が宙に浮いたと思えばその下の半径5メートル程の青い円が出現した。
そこにハジメに頼んで試しに剣を放り込むと………
メキッ!メキメキッ!グシャッ!!
と、言うように潰れてしまった。
さらにカービィは宙に浮いたまま移動できるようで青い円もカービィの真下にあるままで移動している。
「……と、言った感じだよ〜」
「流石のミレディちゃんもこれは驚きだよ☆どうしたらその体に神代魔法じゃなくて君の固有能力として目覚めちゃうのかな?」
「それはともかくあのクソ神の話をしやがれ。」
「冷たいねぇ〜。でも君たちならその話をしてもいいかな。」
ミレディは「コホン!」と、言ってから話し始めた。
ミレディは今回に限っては真面目な話をしていたが長いので要約すると……
エヒトの本当の名はエヒトルジュエ。
元々はカービィやハジメ達と同様に魔法が発達した世界出身の異世界人で到達者(トータスでいう神代魔法の使い手)となり世界を滅ぼす原因となった者で、世界の崩壊から逃れるためにトータスに転移したらしい。
そして人々に崇められていく内に神性を得たが、それによって人々が築き上げたものを壊すことに愉悦を感じる歪んだ性格になったとのこと。
「「「「………」」」」
「君たちにはこれを託しておくよ。」
ミレディから渡されたのは10個程あるビー玉のような物と一本の短剣だった。
「……見たところアーティファクトのようだが」
「うん。完全に……とまではいかないけどあのクソ野郎が使う『神言』って言うのの対策になるよ。神代魔法を全て手に入れた後の君のたちが手を加えれば、それも完全になるかもしれないよ。」
「へぇ……そいつは有難いな」
ハジメは受け取った灰色でビー玉くらいの大きさの珠を見つめた。
魔眼石や鉱物系鑑定によれば、どうやら神代魔法が込められているようだった。
その中でも、魂の状態で、あるいは魂へ直接意思を伝える効果を持つ〝心導〟の魔法が付与されているらしい。
「ところでこのビー玉……名前はあるのか?」
「あ〜ないから適当に魂壁でいいんじゃない?」
「それと短剣か?……にしても随分と力を感じるな。」
渡された布に包まれた刃渡り二十センチメートル程の短剣だった。
シンプルな両刃作りで鍔がなく、いわゆる匕首と呼ばれる類の短剣に酷似していた。
「これは『神越の短剣』と言って込められているのは概念魔法……『神殺し』だよ。ちなみに私たち解放者が作った三つの概念の一つでもあるよ。…… 中々切り札が出来ないことで私たち解放者全員でやけ酒した状態でエヒトに対する罵詈雑言大会をしていたら出来ちゃった☆」
突然やってくるミレディのウザさを無視して話を聞くハジメたち。
「本当は『界越の矢』っていう
「……ってことは今エヒトは誰かの体を乗っ取ってるってことか?」
「う〜ん、それはわからないけどその可能性があるからね。それにその『神殺し』の概念、〝エヒト死ねクソ野郎〟って気持ちだけで出来ているから、他には影響がないんだよ☆」
「そ、そうか……うん、まぁ、
「じゃ、頑張ってね。出口は用意してありま〜す!」
クイッ!
とミレディがどこからか現れた紐を引っ張ると
大量の水が発生しトイレのように流されてしまった。
「それじゃあねぇ~、迷宮攻略頑張りなよぉ~」
「ごぽっ……てめぇ、俺たちゃ汚物か!いつか絶対破壊してやるからなぁ!」
「ケホッ……許さない」
「殺ってやるですぅ!ふがっ」
ちなみにカービィがコピー能力ウォーターでみんなを助けました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
「みんなだいじょーぶ?」
とカービィはコピー能力ウォーターで無事だったが水の量が多かったため少し間に合わなかったのだった。
「ゲホッ、ガホッ、~~っ、ひでぇ目にあった。あいつ何時か絶対に破壊してやる。レムユエ、シア。無事か?」
「ケホッケホッ……ん、大丈夫」
何とか水面に上がり、悪態を付きながらレムユエとシアの安否を確認するハジメ。
しかし、返ってきたのはレムユエの返答だけだった。
「シア?おい、シア!どこだ!」
「シア……どこ?」
「いたよ!」
カービィはシアを引きずりながら岸に上がる。
仰向けにして寝かせたシアは、顔面蒼白で白目をむき呼吸と心臓が停止していた。
よほど嫌なものでも見たのか、意識を失いながらも微妙に表情が引き攣っている。
「レムユエかカービィ、人工呼吸を!」
「……じん…何?」
「じんこうこきゅー?」
「あ~、だから、気道を確保して…」
「「「???」」
「あぁもう!しょうがないから俺がやるか!」
と、言ってシアにハジメは人工呼吸をした。
……のだが側から見ればキスである。
レムユエは少し目を逸らしている。
しばらくして「ケホッケホッ……ハジメさん?ええええっ!?なんで私にキスしてるんですか!?えっ!?」
「おう、ハジメさんだ。ったくこんなことで死にかけてんじゃねぇよ。それと今のは人工呼吸って言う俺の世界の人命救助方法でお前の心臓が止まりそうになってたから救済措置をしただけでキスではない。」
そこへやって来たのは妄想過多な宿の看板娘ソーナちゃん。
「や、やっぱりそんな関係だったんですね!」
と、言った後逃げた。
「ゆ、油断も隙もねぇ奴だな。」
「うぅ~酷いですよぉ~私のファーストキスを奪うなんて!」
「はぁ? あれは歴とした救命措置で……って、お前、意識あったのか?」
「う~ん、なかったと思うんですけど……何となく分かりました。ハジメさんにキスされているってわかりましたね。」
「……いいか、あれはあくまで救命措置であって、深い意味はないからな? 変な期待するなよ?」
「そうですか?でも、キスはキスですよ。このまま責任とってください!」
「ねぇよ。っていうかレムユエとカービィも止めてくれよ」
すると「あっ!」とシアは思いついたように爆弾発言をした。
「そう言えばカービィさんはキスしたことあるんですか?」
「あるよ」
「「「……………え」」」
ハジメ、レムユエ、シアは一瞬、石になったように動かなくなって、ハッと揃えて驚いた。
「うん。リップルスターって言う惑星を救ったときにね。」
(星のカービィ64より)
「意外だ。」
「んっ!意外。」
「意外ですぅ!」
ハジメの視線が冒険者達の上を滑り、ソーナで一瞬止まり、クリスタベルを見て直ぐにソーナに戻される。見なかったことにしたいらしい。
ハジメの視線に晒されたソーナはビクンッと体を震わせると、一瞬で顔を真っ赤にした。
「お、お邪魔しましたぁ! ど、どうぞ、私達のことは気にせずごゆっくり続きを!」
あまりにもカービィが意外だったのでしばらくハジメたちは固まっていたのだった。
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