お待たせしました!
今まで事情により忙しかったのですが長期休暇(冬休み)に入ったのでようやく再開できそうです!
「地面の下に空間がある。どこに繋がってるかわからないから気を引き締めるぞ!」
と、言うハジメの声に全員が頷きその空間へ入って行く。
その空間の中は本来ならば巨大な球体状の空間で、何十箇所にも穴が空いており、その全てから凄まじい勢いで海水が噴き出し、あるいは流れ込んでいて、まるで嵐のような滅茶苦茶な潮流となっている場所だった………のだが先程のカービィのフレアオーラによって巨大クリオネと共に蒸発してしまっているので警戒していたカービィたちはただ進むだけで密林にたどり着いた。
その密林も、道中魔物がいたのだが、オルクス大迷宮どころか樹海やライセン渓谷レベルの魔物ばかりでカービィたちの相手ではなかった。
「……あの空間に入るまではカービィのおかげで楽に来れたがさっきから大した魔物が出ないがこの迷宮のコンセプトはどう言うことなんだ……?」
と、光輝が呟いたその時だった。
「ハジメさん!カービィさん!見てくださいあれ!ボロボロの船が沢山ありますよ!」
とシアが指差す先は岩石地帯となっており、そこにはおびただしい数の帆船が半ば朽ちた状態で横たわっていた。
しかも、そのどれもが、最低でも百メートルはありそうな帆船ばかりである。
思わず全員が足を止めてその一種異様な光景に見入ってしまった。
しかし「いつまでも見ている訳にもいかない」と気を取り直して岩場の隙間を通り抜け、あるいは乗り越えて、時折、船の上も歩いて先へと進んで行く。
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「それにしても……戦艦ばっかだな」
そうハジメが呟く。
ここにある船には、どれも地球の戦艦(帆船)のように横腹に砲門が付いているわけではなかった。
しかし、それでもハジメが戦艦と断定したのは、どの船も激しい戦闘跡が残っていたからだ。見た目から言って、魔法による攻撃を受けたものだろう。
「戦艦?ボク知ってるよ!」
「カービィの世界にも戦艦があるのか!?」
と、光輝は驚きを隠せないでいた。
それもそうだ。
以前光輝に言った通りカービィが住んでいた星は『呆れ返るほど平和な星』である。
更に言えば住んでいた国はその中でも『呆れ返るほど平和な国』だ。
驚かない方が無理がある。
「ボクの世界って言うか、ボクの仲間のメタナイトが持ってる空どころか宇宙でも飛べる戦艦なんだよ!メタナイトが仲間になる前はその戦艦……戦艦ハルバードでボクの住んでた国に『堕落したプププランドに革命を起こす』って言ってやって来たんだ。」
「おいおい、それは個人が持ってる軍力って規模じゃないんじゃないか?」とハジメ。
「……ハジメが使ってる武器も充分この世界ではオーバーテクノロジー。」とレムユエがツッコミを入れる。
「大丈夫だったのかその国は!?」
光輝はハッとなってカービィに聞く。
「コウキさん、まだわからないのですか?」
シアは既に察してがついたようで得意げにウサミミと胸を張る!
「妾ももう察しがついたのじゃ。そもそもカービィがこうやって話していると言うことはカービィが実際に目撃したかあるいは……」
「あっ!僕も察しがつきました。」とルティもあぁいつものカービィさんか、と納得したところでカービィはまたもや爆弾発言をする。
「うん!ボクがその時にダイナブレイドに手伝ってもらって戦艦ハルバードに侵入して、戦艦ハルバードを破壊して墜落させたんだ。だって支配なんてされたらプププランドのみんなが困っちゃうからね!」
「……ってことは実質一人で戦艦を破壊したってことだよな。やっぱカービィは凄えな。」
「……俺も、なんとなくだがカービィの凄さには慣れて来た気がする。それに比べて俺が今まで掲げてた正義は今思い返してみれば俺の価値観を他人に叩きつけてただけだったんだな……。」
「オイ天之川、この際だからお前が改心した時に言いたかった言葉を言うがいつもお前と白崎のせいで学校での境遇が結構酷かったんだが?」
「そのことに関しては今ではすまないと思っているんだが、俺はともかくとして香織はどう言うことなんだ?」
「あぁ、白崎が奈落に落ちる前から俺に好意を持っていたのは今のお前が教えてくれたことだから天之川もわかっていると思う。」
「そうだな。」
「そして学校では白崎は女神だなんて呼ばれていたくらいだ。そんな女神から俺が好意を持たれてるとだいたいのクラスメートは察していたんだろうな。だから学校ではオタクだった俺は学校の境遇が悪かった。更に言えば檜山、あいつは白崎のことを狙っていたからこそ俺を奈落に落としたんだろうな。まぁ俺は白崎のことを嫌っても憎んでもいない。檜山は別だがな。」
「そうだったのか…!」
「まぁ、俺は
「カービィが…!そう言えば気になったんだが南雲とカービィが奈落に落ちた後、どうなったんだ?」
「……そこまで親しくないお前に話す義理なんてない。が、天之川、お前は今、俺たちの仲間だし、俺たちに起こったことを教えてやるとするか。」
「本当か!?」
「あぁ。何より俺の大切な家族たちが聞きたそうでもあるからな。」
そう言ってハジメは奈落に落ちてすぐのことから語り始めたのだった。
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