終わらない仕事の山とか、普通に地獄です。
『このバーサーカーが分かるということは、あっちもやってるのか。ますます---』
「自害せよ。バーサーカー!」
『ちょっ、おま』
;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
その声で、そんな命令しないで!
「バーサーカーがいなくなれば、あとは理性的な人しかいないと思うので、マシュマロを食べていきましょう」
『アッハイ』
OK,把握
イエス、マム
ヤー
了解だ。マスター
サンステージの最年少と最年長の お二人に質問です。 お互いから価値観の違いを感じた 事などありますか?
マシュマロ ❏〟 |
『そういえば、俺達はサンステージの最年長と最年少だったな』
「宇野の年齢がもう数歳ほど上でしたら、“パパ”と呼んでも問題ない年齢差ですよね」
俺の“地精”であるという設定を持ち出せば俺が最年長となるが、JKに擬態しているときは16歳ということになっているので反転して最年少となる。
宇野シンは最年長の32歳という設定なので、俺の言葉通りで後少し年齢がいっていれば冬空ユキぐらいの子供がいても不思議ではないだろう。
『……悪い。少し聞き取りづらかったんで、もう一度、言ってくれ』
「あれ?発音が悪かったかな?えっと、宇野の年齢がもう数歳ほど上でしたら、“パパ”と呼んでも問題ない年齢差ですよね。って言いました」
『ん~、最初は聞き取れたんだが……俺の年齢がもう少し上だったらの後を、もう一度頼む』
「おかしいな。さっきまで―――」
俺のマイクの調子が悪くなったのかな?
突然の不調に首を傾げつつ、通話している相手でここまでとなると観てる皆にも声が届いていないのではと、コメントへと目を通してみると……
ユキ気づけ!
ストップ
宇野ー!
ポリスメーン!
録音の準備はおk
すごい勢いでコメントが流れており、俺の行動を制止する声や、宇野シンを罵倒する声、録音を始める声などが、どうにか目で捕らえられた。
はて?俺の発言に何か問題があっただr―――あ、あったわ。
「いや、聞こえてますよね?連続で何を言わせようとしてるんですか」
『いやなに、切り抜きをする人へ協力しようかと思ってな?』
「その前に炎上しますよ!?」
『俺もそう思ったんだが、内からのパトスに抗えなかった』
「なんか、こういう感じのノリに年齢差を感じる!」
『そういいつつも、乗ってくれる冬空は凄いと思うぞ』
一応、中身はオッサンだからね!
とは口が裂けても言う訳にはいかないので、「はいはい」と適当な返事であしらっておく。
「で、宇野は私から価値観の違いを感じることはあるんですか?」
『そうだなぁ。冬空だけじゃないが、今の高校生って凄い種類がいるよな』
「はい?」
『俺が高校生の時とか、不良とオタク、あとガリ勉とかぐらいしかいなかったし』
「ドラマの設定?」
『いや、実話』
何となく共感できてしまう俺はオッサンなのか
さすがに、そこまでじゃないだろう
それって4,50代じゃね?
宇野、爺説
『あれ、共感してくれるコメントが少ない!?』
「擁護できないです」
『やばいやばい、この話題はここまでにしよう。冬空、次のマシュマロはよ!』
まあ、この話題をこれ以上掘り下げると、俺も墓穴を掘りそうだから次のマシュマロにいくとしよう。
お二人は配信外では何をしてますか? また、相手の回答を聞いて、どう思い ますか?
マシュマロ ❏〟 |
「何してます?」
『同期の配信を見てることが多いな。あとはゲームとか家庭菜園してる』
「え?何育ててるんです?」
『今年は、枝豆とジャガイモだな。上手くできたら分けてやるよ』
「あっ、ありがとうございます」
ジャガイモとか好きな方だから、普通に嬉しい。
何がとは言わんが、上手いなぁ
俺も家庭菜園始めようかな
宇野ぉ燃やす
普通の会話に水差すな
『冬空はどうなんだ?』
「私は勉強とか家事ですね。その合間に同期や他ライバーの配信を見てます」
『勉強と家事をできるって、普通に凄くね?』
「そうですか?」
『俺が高校生の時とか、部活を言い訳にして家事なんてしたことなかったぞ』
そうなのか。
俺は、前世でも普通に祖父母の手伝いをしてたから何も感じなかったな。
宇野より年下の冬空の方が忙しそうな件について
学生の本分は勉学ですし
家庭菜園は普通に重労働だぞ?
勉強できてユキちゃんはえらいねぇ
あっあっあっ、そんなに凄い人認定しないで、普通に照れるから!
えとえと、何か補足をして凄くない人であると思わせないと……あっ!
「いやあの、家事といっても家政婦がいるから簡単なことだけ―――」
『ん?家政婦がいるのは凄いが、それ配信で言って大丈夫か?』
「え?……あっ、どうしよう」
咄嗟とはいえ、何の根回しのせずにリアルな家庭事情を話してしまった。
これが原因で身バレとかしないよね?
『……まあ、俺もたまに家事代行サービスを利用してるから、そこまで特別なことじゃないし大丈夫だろう』
「そう、です……かね?」
『そうだよ。だから、そんな暗い顔すんな』
昔ならともかく、今は結構普及してるからな
共働きの家庭は定期的に頼んでるっていうし
お嬢様設定が生える程度だから気にするな!
↑おいてめぇ!
宇野シンからのフォローに加えて、コメントも通常運転ながらもこちらを心配してくれるモノがあって、無意識に負の感情で震えていた体が段々と落ち着いていくのが分かった。
「スゥー……すみません。ちょっと取り乱しました」
『気にすんな。で?次のマシュマロは?』
「そうですね。これなんてどうでしょう―――」
この後は特に問題なく配信を終えることができ、最後にキチンと宇野シンへとフォローのお礼をし、その話の中でいつの間にか送られた野菜で俺が料理をするという約束をして通話を終えた。
当然、配信終了後には父とマネージャーから軽い注意を受けたのは言うまでもない。