銀河英雄伝説 エル・ファシルの逃亡者(旧版)   作:甘蜜柑

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第十四章:改革者トリューニヒト
第十四章開始時の人物


主人公

エリヤ・フィリップス 29歳 男性 オリジナル人物

同盟軍少将。首都防衛司令官代理。第三巡視艦隊司令官。統合作戦本部長・宇宙艦隊司令長官・地上軍総監の三職の臨時代理。国防委員長ヨブ・トリューニヒトのお気に入り。クーデター発生後にハイネセンポリスを脱出。市民軍と呼ばれる勢力を結集して数々の危機を乗り越える。六日目にして救国統一戦線評議会のクーデターを鎮圧した。真面目で小心。童顔で小柄。努力家。適応力が高い。対人関係の配慮に長ける。法律知識が豊富。部隊運営能力が高い。運用能力はそこそこ。用兵は下手。演説がうまい。甘党。大食い。爽やかな容姿。

 

首都防衛軍司令部関係者

チュン・ウー・チェン 35歳 男性 原作人物

同盟軍准将。第三巡視艦隊参謀長。首都防衛軍参謀長代理。第三巡視艦隊参謀長代理。分析力と洞察力に優れたプロの参謀。作戦、情報、後方、人事を満遍なく経験。政治にも視野が及ぶ戦略家。エリヤの代わりに第三巡視艦隊を統率しつつ、知恵袋として救国統一戦線評議会打倒に貢献。超マイペースで他人の視線をまったく気にしない。いつもパンを食べている。おっとりした容姿。どんな時も緊張感皆無で軍人らしくない。身なりに無頓着。ハイネセン主義の理想を信奉する。前の歴史ではビュコックを補佐してラインハルトと激戦を展開。マル・アデッタで壮烈な戦死を遂げる。

 

ハンス・ベッカー 32歳 男性

同盟軍大佐。亡命者。第三巡視艦隊情報部長。首都防衛軍情報部長代理。参謀チームのムードメーカー。エリヤとともにハイネセンポリスを脱出。エリヤの傍らにあって、市民軍の参謀長格として活躍。主に指揮通信や情報面を担当した。帝国軍の内情に詳しい。社交性に富む。リーダーシップがある。垂れ目。背が高い。遠慮なく物を言うお調子者。

 

セルゲイ・ニコルスキー 37歳 男性 原作人物

同盟軍大佐。第三巡視艦隊副参謀長。首都防衛軍副参謀長代理。管理業務全般を担当する重鎮。首都防衛軍司令部の留守を守ったが、救国統一戦線評議会の攻撃を受けて捕虜となった。公正な堅物。リーダーシップがある。長身で逞しい肉体の持ち主。前の歴史では帝国領遠征でスコット提督率いる輸送艦隊の参謀を務める。キルヒアイスの襲撃を受けて戦死。

 

クリス・ニールセン 26歳 男性 オリジナル人物

同盟軍中佐。第三巡視艦隊作戦部長。首都防衛軍作戦部長代理。参謀チームで最も若い部長。エリヤの傍らにあって、市民軍の副参謀長格として活躍。主に作戦面を担当した。有能な参謀だが政治面への配慮に欠ける。純朴で生真面目。少食。

 

シェリル・コレット 24歳 女性 オリジナル人物

同盟軍少佐。第三巡視艦隊作戦参謀。首都防衛軍作戦参謀兼務。第二義勇師団参謀長。エル・ファシルにおいて逃亡したアーサー・リンチの娘。救国統一戦線評議会との戦いに参加。ハイネセンポリスの決戦では、第二義勇師団を率いて活躍。士官学校の成績が悪く陸戦専修科出身。頭の回転が速い。積極性、柔軟性、分析力が抜群に高く戦術向き。引き締まった長身。感情表現が豊か。トレーニング好き。

 

エドモンド・メッサースミス 25歳 男性 原作人物

同盟軍少佐。第三巡視艦隊後方参謀。首都防衛軍作戦参謀兼務。首都圏義勇軍兵站司令官。救国統一戦線評議会との戦いに参加。ハイネセンポリスの決戦では、補給線を守りぬいた。グリーンヒルに目をかけられた戦略研究科出身の秀才。真面目で努力家。社交性がある。臨機応変さに欠ける。前の歴史では査問を受けているヤン・ウェンリーの救出に奔走していたフレデリカ・グリーンヒルを宇宙艦隊司令長官ビュコック大将に取り次いだ。

 

ユリエ・ハラボフ 26歳 女性 オリジナル人物

同盟軍大尉。第三巡視艦隊司令官副官。首都防衛軍司令官代理副官兼務。士官学校上位卒業のエリート。救国統一戦線評議会との戦いでは、エリヤを副官として良く支えた。エリヤに対する態度がどんどん冷たくなっている。無表情。生真面目。繊細。すっきりした美人。無駄のない身のこなし。仕事は丁寧で細かく、情報に適正がある。法律知識が豊富。徒手格闘の達人。

 

リリヤナ・ファドリン 30代 女性 オリジナル人物

同盟軍中佐。第三巡視艦隊人事部長。首都防衛軍人事部長代理。ニコルスキー大佐の推薦によって起用された旧第三六戦隊の人事参謀。首都防衛軍司令部の留守を守る。オーソドックスな部隊運用をする。純朴で生真面目。

 

オディロン・パレ 30代 男性 オリジナル人物

同盟軍中佐。第三巡視艦隊後方部長。首都防衛軍後方部長代理。第二分艦隊司令部の生き残り。切れ者ではないが温和な人物。首都防衛軍司令部の留守を守る。

 

市民軍関係者

アルマ・フィリップス 24歳 女性 オリジナル人物

エリヤの妹。同盟軍中尉。第八強襲空挺連隊所属。救国統一戦線評議会との戦いでは、エリヤの警護を担当。身を挺して兄を守りぬいた。陸戦専科学校卒業後、わずか五年で中尉の階級を得た優秀な陸戦部隊のエリート。端整な童顔。引き締まった長身。生真面目。素直。思い込みが激しい。異常に前向き。食いしん坊。前の人生では逃亡者になったエリヤに最も冷たかった。醜く太っていて、今とは全く異なる容貌だった。

 

サンドル・アラルコン 50代前半 男性 原作人物

同盟軍少将。第二巡視艦隊司令官。国家救済戦線派代表世話人の一人。クーデターが起きると真っ先にエリヤを支持。実戦部隊の重鎮として活躍し、ハイネセンポリスへの一番乗りを果たした。非戦闘員殺害疑惑と過激思想で悪名高い人物。部隊運営や教育指導に長けており、社会問題への関心が深い。苛烈な戦闘精神を持つ。正直を好む。口がやたらと良く回る。マイペース。吊り目。原作では第八次イゼルローン攻防戦で敵を侮って深入りして戦死。

 

トマシュ・ファルスキー 50代後半 男性 オリジナル人物

同盟軍少将。第一首都防衛軍団司令官。国家救済戦線派代表世話人の一人。クーデターが起きると真っ先にエリヤを支持。ボーナム総合防災公園防衛戦やハイネセンポリス進軍に大きく貢献した。戦術家としても管理者としても第一級の人物。好人物。

 

レオニード・ラプシン 30代 男性 オリジナル人物

同盟軍予備役少佐。憂国騎士団行動部隊の大隊長。エリヤの元部下。ヴァンフリート四=二基地攻防戦で負傷して予備役に編入された後、憂国騎士団に入る。救国統一戦線評議会の追跡を逃れて逃亡。逃げ延びた部下を集めて、ハイネセンポリスの決戦直前に市民軍に参加。

 

エリオット・カプラン 29歳 男性 オリジナル人物

同盟軍少佐。旧第三六戦隊人事参謀。第六二戦隊所属の駆逐艦艦長。トリューニヒト派幹部アンブローズ・カプランの甥。エリヤに無能を嫌われて転出させられた。ハイネセンポリスの決戦の最中にアシュールとともに決起して、救国統一戦線評議会に味方する第六二戦隊司令部を占拠。妙な愛嬌があり、無能なわりには嫌われていない。お調子者だが気が小さい微妙な性格。空気を読まない。プロスポーツとテレビ番組と女性と週刊漫画にしか興味が無い。元ベースボール部のエース。

 

ハムディ・アシュール 30代 男性 原作人物

同盟軍少佐。第六二戦隊所属。ハイネセンポリスの決戦の最中にカプランとともに決起して、救国統一戦線評議会に味方する第六二戦隊司令部を占拠。精悍な顔に美しい髭を生やしている。指導者らしい貫禄がある。前の歴史ではヤン・ウェンリー不正規軍の幹部。

 

報道部長 40代 男性 オリジナル人物

ローカル局ボーナムテレビネットワークの報道部長。市民軍を密着取材する。二流以下のジャーナリスト。軽率で欲深い俗物。

 

ファビオ・マスカーニ 40代 男性 原作人物

同盟軍准将。第六五戦隊司令官。エリヤを真っ先に指示した人物の一人。統率力がある。前の歴史では解体しようとしていた軍艦をメルカッツに奪われる。

 

エイロン・ドゥメック 50代 男性 原作人物

代議員。国民平和会議所属。トリューニヒトのブレーンの一人。市民軍では大衆向けの宣伝に従事した。作家から政治評論家に転身し、大衆向けの政治バラエティで活躍。知名度を評価されて代議員となる。一見紳士風だが人間が小さい。メディア慣れしていて、見せ方を良く知っている。前の歴史ではクーデター鎮圧式典の司会者を務める。

 

ビジアス・アドーラ 40代 男性 原作人物

首都政庁参事官。危機管理の専門家。市民軍ではオブザーバーとして会議に参加。政治的な検知からの意見を述べる。前の歴史では同盟滅亡後にラインハルトへの忠誠宣誓を拒否した。

 

救国統一戦線評議会関係者

ドワイト・グリーンヒル 50代 男性 原作人物

同盟軍大将。国防委員会査閲部長。救国統一戦線評議会議長。同盟の滅亡を予見し、防衛体制を作り上げるためにクーデターを起こした。ハイネセンポリスの決戦後、潔く敗北を認めて評議会を解散。部下とともに投降。あらゆる派閥に顔が利く社交の達人。軍部の安全装置と言われる良識の人だが、権謀術数にも長ける。凡人には計り知れない度量と視野を持つ大人物。他人の才能を愛し、多くの人材を引き立てた。エリヤを高く評価している。好感を与える容姿と表情。ダンディな紳士。前の歴史ではクーデターの首謀者となるが敗死した。

 

フィリップ・ルグランジュ 40代(故人) 男性 原作人物

同盟軍中将。第一一艦隊司令官。救国統一戦線評議会では副議長・宇宙艦隊司令長官代理・ハイネセン戒厳司令官。主力部隊を率いて最後まで抵抗した。エリヤの降伏勧告を受け入れた後に自決する。同盟軍では珍しい無派閥の将官。エリヤの元上官。全員で話し合いながら部隊を運営していくため、配下の結束力は高い。指揮官としても参謀としても有能だが、治安や政治には疎い。感情表現が素直で愛嬌に富む。物分かりが良く、冗談を好む。顔は強面。前の歴史では救国軍事会議のクーデターに参加して敗死。

 

エーベルト・クリスチアン 40代後半(生死不明) 男性 原作人物

エリヤの恩人。同盟軍大佐。救国統一戦線評議会では評議員・人的資源委員長代理。軍事が政治に振り回されることへの苛立ちからクーデターに参加。救国統一戦線評議会の使者として市民軍に和平を打診。交渉決裂後、反戦市民連合のデモ鎮圧に出動した。配下の部隊が発砲したとされるが、詳細は不明。生死も不明。地上部隊で活躍した歴戦の勇士。エリヤを職業軍人の道に進ませた。根っからの軍人思考。無愛想。情に厚い。人相が悪い。前の歴史ではクーデターに参加して、スタジアムの虐殺事件を引き起こした。

 

マービン・ブロンズ 40代 男性 原作人物

同盟軍中将。国防委員会情報部長。救国統一戦線評議会では副議長・国防委員長代理。トリューニヒトの下で粛軍に手腕を振るった軍官僚だったが、クーデターに参加。情報部の工作員を使って、様々な妨害工作を仕掛けてきた。グリーンヒルらとともにエリヤに投降。監察畑出身。コンプライアンスを重んじる人物。原作では救国軍事会議のクーデターに加担。

 

コンスタント・パリー少将 40代 男性 オリジナル人物

同盟軍少将。第五空挺軍団司令官。地上軍屈指の戦略家。救国統一戦線評議会では評議員・地上軍総監代理。トリューニヒトの有力な軍事ブレーンの一人だったが、クーデターに参加。救国統一戦線評議会の地上部隊総司令官としてエリヤを苦しめた。クーデター失敗を悟って自決。カミソリのような鋭気の持ち主。不敵な表情。鋼のような肉体。異様に用心深い。

 

ティム・エベンス 30代(故人) 男性 原作人物

同盟軍大佐。国防研究所上席研究官。救国統一戦線評議会では評議員・事務局長・経済開発委員長代理及び天然資源開発委員長代理。リベラルなウィンターズ主義派に属する研究者。戦略戦術にも通じている。理屈っぽくて退屈な話し方をする。

 

ヤオ・フアシン 40代 男性 オリジナル人物

同盟軍中将。元第一二艦隊副司令官。救国統一戦線評議会では副議長・法秩序委員長代理。リベラルな人物だったが、クーデターに参加。実戦派の提督。豪胆な人物。トリューニヒトを嫌っている。

 

ナイジェル・ベイ 30代 男性 原作人物

同盟軍大佐。救国統一戦線評議会では評議員・地上軍総監代理。トリューニヒト派の情報参謀だったが、クーデターに参加。ハイネセンポリスの決戦後に単身でエリヤに投降。上昇志向が強く性格がきつい。前の歴史ではトリューニヒトの腹心として数々の陰謀に関与。

 

市民軍以外の反クーデター派関係者

ジェシカ・エドワーズ 29歳(故人) 女性 原作人物

代議員。反戦市民連合議長。30万人のデモ隊をハイネセン中心部に集めて救国統一戦線評議会打倒を目指す。クリスチアン大佐率いる軍隊と衝突して死亡したとされるが、詳細は不明。火を吹くような弁舌と高いカリスマ性を持つ反戦派の新星。国防政策に強い。輝くような美貌。前の歴史では救国軍事クーデターのさなかにクリスチアン大佐によって殺害される

 

ヤン・ウェンリー 30歳 男性 原作主要人物

同盟軍大将。イゼルローン方面軍司令官。反トリューニヒト派。若き天才用兵家。人事マネージメント能力も抜群に高く、強力な参謀チームを率いる。アムリッツァ会戦で活躍した三提督の一人。クーデター直前にドーソンから地方反乱討伐を命じられる。救国統一戦線評議会のクーデターには参加しなかったが、不審な行動をとって市民軍の疑惑を招く。冷静沈着。無頓着。冴えない童顔。反権威主義者。他人の期待通りに振る舞うことを嫌う。前の歴史ではラインハルトを苦しめた用兵の天才。

 

アレックス・キャゼルヌ 36歳 男性 原作主要人物

同盟軍少将。イゼルローン要塞事務監。帝国領遠征失敗の責任を問われて左遷されたが、ヤンによってイゼルローン方面軍に呼ばれる。同盟軍最高の後方支援専門家。部下を動かすのがうまい。会議を通して自分の考えを徹底する。前の歴史ではヤン・ウェンリーの後方支援を担当した。

 

フョードル・パトリチェフ 30代半ば 男性 原作人物

同盟軍准将。イゼルローン要塞駐留艦隊副参謀長。エル・ファシル危機で活躍した。前の歴史ではヤン・ウェンリーの副参謀長。

 

ワルター・フォン・シェーンコップ 33歳 男性 原作主要人物

同盟軍准将。亡命者。イゼルローン要塞防衛軍司令官代理。ローゼンリッターの前連隊長。イゼルローン要塞掌握に取り組んでいる。陸戦指揮、部隊運営に天才的な力量を示す。一人の戦士としても同盟軍最強。貴族的な風貌の美男子。優雅な物腰。言動と女性関係は奔放。大胆不敵で反骨精神旺盛。服従心、忠誠心とともに希薄。危険人物の中の危険人物。前の歴史ではヤン・ウェンリーの腹心として地上部隊を率いた。

 

カスパー・リンツ 27歳 男性 原作人物

同盟軍中佐。亡命者。最強の陸戦部隊ローゼンリッターの連隊長代理。エリヤの幹部候補生養成所時代の唯一の友人。脱色した麦わら色の髪の美男子。白兵戦技と射撃術の達人。絵と歌がうまい。前の歴史ではヤン・ウェンリーに従って、ローゼンリッター最後の連隊長を務めた。

 

ジェリコ・ブレツェリ 60歳 男性 原作人物

ダーシャ・ブレツェリの父親。同盟軍准将。モンテフィオーレ基地兵站集団司令官。フェザーン移民の子。下士官から叩き上げた後方支援のベテラン。救国統一戦線評議会の監視下にあったが、配下の後方支援部隊を密かにエリヤのもとに派遣。白髪混じりの短髪。目が細い。やせ細っていて貧相に見える。正直。情に厚い。子供思い。前の歴史ではラグナロック戦役に際してJL-77通信基地司令官代行を務めた。

 

アーロン・ビューフォート 48歳 男性 原作人物

同盟軍准将。マルーア星系管区警備司令官。航路保安のベテランで対海賊戦の経験が豊富。エリヤとはエル・ファシル脱出作戦以来の関係。明確に反救国統一戦線評議会の姿勢を打ち出す。下士官あがりの叩き上げ。管理能力に欠ける。実年齢より数年若く見える。気さくで懐の広い人物。沈着にして大胆。苦境でも軽口を叩ける。前の歴史ではラインハルトの親征軍をゲリラ戦で苦しめた。

ライオネル・モートン 46歳 男性 原作人物

同盟軍中将。元第九艦隊副司令官。異数の武勲を重ねて二等兵から提督まで叩き上げた。同盟軍で最も多くの勲章を持つ提督と言われる名将。不屈の戦闘精神の持ち主。休暇旅行先で反クーデターを表明。実年齢より数年老けて見える。無骨な人物。

 

個人的に親しい人

ダーシャ・ブレツェリ 27歳(故人) 女性 オリジナル人物

エリヤの恋人。同盟軍大佐。第十艦隊の分艦隊副参謀長。遠征終了後にエリヤと結婚する予定だったが、アムリッツァ会戦で負った傷が元で死亡した。士官学校を三位で卒業したエリート。反戦派寄りの思想を持つ。アルマの親友。同期のアッテンボローとは不仲。丸顔。目が大きい。胸が大きい。強引で後先を考えない。ストレートに好意を示す。性格が結構きつい。ファッションにうるさい。

 

イレーシュ・マーリア 34歳(行方不明) 女性 オリジナル人物

エリヤの恩師。同盟軍大佐。第三艦隊の分艦隊参謀長。士官学校卒の参謀。撤退戦の最中に行方不明となる。幹部候補生養成所を受験するエリヤの学力指導を担当し、努力の楽しさを教えた。教育指導能力に優れる。美人だが人相が悪い。180センチを越える長身。率直な物言いを好む。

 

トリューニヒト派関係者

ヨブ・トリューニヒト 42歳 男性 原作主要人物

トリューニヒト派領袖。エリヤの後ろ盾。最高評議会議長。国民平和会議代表。警察官僚出身の主戦派政治家。帝国領遠征が失敗に終わると、最高評議会議長に就任。クーデターが発生すると地球教の地下教会に隠れ、ハイネセンポリスの決戦が終わった後にエリヤのもとに現れた。エリヤに全軍の指揮権を与える。政治家を軽んじる旧シトレ派軍人を不快に思っている。凡人のための世界を作るという理想を持つ。人の心に入り込んでいく話術の持ち主。大衆扇動の達人。蕩けるような愛嬌。人懐っこい笑顔。行儀はあまり良くない。その場のノリで適当な事をポンポン言ってしまう。長身。俳優のような美男子。人間のエゴに肯定的。前の歴史では最高評議会議長を務める。ヤンウェンリーと対立し、保身の怪物と言われた。

 

クレメンス・ドーソン 46歳 男性 原作人物

エリヤの恩人。同盟軍大将。統合作戦本部統括担当次長。統合作戦本部長代行。クーデター鎮圧の総指揮にあたったが、救国統一戦線評議会に欺かれて捕虜となった。指揮官としても参謀としても優秀だが、独善的に過ぎるのが欠点。細かい口出しが多いため人望は薄い。政治的な策謀に長ける。神経質。几帳面。小心。小柄。感情に流されやすい。口髭が特徴的。前の歴史では政治家と結託して末期の同盟軍を牛耳った政治軍人。

 

スタンリー・ロックウェル 50代 男性 原作人物

同盟軍大将。トリューニヒト派の実力者。元ロボス派。前の歴史では数々の政治的陰謀に関与し、最後はラインハルトの怒りを買って処刑される。

 

エリアス・フェーブロム 50代 男性 オリジナル人物

同盟軍少将。第七歩兵軍団司令官。救国統一戦線評議会に欺かれて捕虜となった。トリューニヒトの忠臣もしくは忠犬と呼ばれる。治安戦のプロだが、度量が狭い。

 

ジェレミー・ウノ 30代 女性 原作人物

同盟軍大佐。トリューニヒト派の後方参謀。派閥意識が強い。前の歴史ではヤンの部下として帝国領遠征に参加。

 

ジャクリ 60代前半 男性 オリジナル人物

同盟軍准将。トリューニヒト派の提督。部隊運営に熱心な人物。

 

ロザリンド・ヴァルケ 40歳前後 女性 オリジナル人物

同盟軍准将。弁護士資格を持つ法務のプロ。政治上の要請に応えて法解釈をする人物。優しげな風貌。礼儀正しい。

 

旧ロボス派関係者

アンドリュー・フォーク 27歳 男性 原作人物

エリヤの友人。同盟軍予備役准将。士官学校を首席で卒業したスーパーエリート。帝国領遠征の敗戦責任を押し付けられて、予備役に追いやられる。退院当日にエリヤを銃撃しようとして拘束された。現在はエリヤの保護下にある。文武両道の達人。社交性も高い。真面目。謙虚。神経質。長身。ハンサム。前の歴史では世紀の愚策とされる帝国領侵攻作戦を立案して、同盟軍主力を壊滅させた。

 

ラザール・ロボス 59歳 男性 原作人物

ロボス派領袖。同盟軍退役元帥。前宇宙艦隊司令長官。天才ラインハルトと互角に戦った超一流の用兵家。人心掌握や権謀術数にも長ける。帝国領遠征失敗の責任を取って引退。病気治療を名目に責任を逃れる。豪放。肥満。将帥の風格がある。前の歴史では帝国領遠征で大敗を喫して、同盟軍主力を壊滅させた。

 

ウィレム・ホーランド 34歳 男性 原作人物

同盟軍少将。第三艦隊の分艦隊司令官。大胆で機動的な用兵を得意とする名将。功を焦って忌避を買い、閑職に回される。帝国領遠征で味方の撤退を援護している最中に捕虜となったが、捕虜交換で帰国。再起不能の重傷を負って予備役に編入。天性のリーダー。大言壮語癖があり、自己顕示欲が強い。イレーシュとは士官学校の同期だが、仲は悪い。プロスポーツ選手のような逞しい長身。前の歴史では第三次ティアマト会戦で功を焦って突出しすぎて、ラインハルトに討たれた。

 

シャルル・ルフェーブル 69歳 男性 原作人物

同盟軍大将。辺境総軍司令官。士官学校を出てから半世紀近く艦隊勤務を続ける生粋の軍艦乗り。重厚で隙のない用兵をする名将。アムリッツァ会戦で活躍した三提督の一人。シャンプールの反乱軍に捕らえられる。飄々とした老人。ロボス暗殺未遂関与疑惑がある。前の歴史では帝国領遠征で戦死。

 

カーポ・ビロライネン 36歳 男性 原作人物

同盟軍少将。ロボスの腹心。優秀な参謀。帝国領遠征失敗の責任を問われて左遷。前の歴史では帝国領遠征軍の情報主任参謀。

 

イヴァン・ブラツキー 50代 男性 オリジナル人物

同盟軍少将。ロボスの腹心。アムリッツア会戦で第一二艦隊を使い潰そうとした。用兵家としては凡庸だが、粘り強さと運用能力に優れる。凡人が努力で到達しうる最高峰レベルの指揮をする。

 

アナスタシヤ・カウナ 20代 女性 オリジナル人物

同盟軍大佐。元後方支援集団参謀。アムリッツァ会戦において総司令部から第三六戦隊に派遣された監視役。

 

ポルフィリオ・ルイス 30代 男性 オリジナル人物

同盟軍中将。第一〇方面管区司令官。アスターテやアムリッツァで活躍した有能な指揮官。グリーンヒルの軍事面での知恵袋だった。目的のために手段を選ばないために嫌われている。現在はグリーンヒルがクーデターに加担したという噂を流布している。ヤンの士官学校時代の教官。

 

旧シトレ派関係者

シドニー・シトレ 60歳 男性 原作人物

シトレ派領袖。同盟軍退役元帥。前統合作戦本部長。軍部反戦派の大物。財務委員長ジョアン・レベロの盟友。清廉で厳格。帝国領遠征に反対したが、引退に追いやられた。長身の黒人。前の歴史ではイゼルローン要塞攻略を実現したが、ロボスの帝国領侵攻失敗に巻き込まれて引退を余儀なくされた。

 

アレクサンドル・ビュコック 71歳 男性 原作主要人物

同盟軍大将。宇宙艦隊司令長官。反トリューニヒト派。兵卒から半世紀以上かけて宇宙艦隊司令長官まで上り詰めた伝説の人。巧みな砲術指揮と粘り強さに定評がある。アムリッツァ会戦で活躍した三提督の一人。救国統一戦線評議会に捕らえられた。反骨精神が強い。前の歴史ではチュン・ウー・チェンとともにラインハルトと激戦を展開。マル・アデッタで壮烈な戦死を遂げる。

 

ウラディミール・ボロディン 40代(故人) 男性 原作人物

同盟軍中将。第一二艦隊司令官。帝国領遠征において、部下を救うべく独断での退却を決断した。撤退戦の際に後続を断つために踏みとどまる。奮戦の末に自決。ノーブレス・オブリージュを体現した名将の中の名将。紳士的な風貌。正統派の用兵家。前の歴史では帝国領遠征で奮戦の末に戦死した闘将。

 

アーイシャー・シャルマ少将 60代(故人) 女性 オリジナル人物

同盟軍少将。第一二艦隊後方支援集団司令官。飄々とした人物。アムリッツァ会戦で戦死。

 

ネイサン・クブルスリー 50代 男性 原作人物

同盟軍大将。統合作戦本部長。宙陸統合作戦に長けた指揮官。ノブレス・オブリージュの意識が強い。帝国領遠征の戦犯を擁護してトリューニヒトと対立。元部下のセリオ大佐に銃撃されて重傷を負って休養中。前の歴史では同盟末期の統合作戦本部長。トリューニヒト派との確執に嫌気が差して引退。

 

政界関係者

ジョアン・レベロ 62歳 男性 原作人物

最高評議会副議長・財務委員長。経済学者出身の反戦派指導者。進歩党の重鎮。緊縮財政を主導し、聖域だった国防予算の削減に踏み切る。シトレ派と親密な関係にある。クーデターが発生すると捕虜となる。前の歴史では自由惑星同盟最後の最高評議会議長。破滅を回避しようとしたが、ヤン・ウェンリーを陥れようとして晩節を汚した。

 

マルタン・ラロシュ 50代 男性 オリジナル人物

極右勢力指導者。統一正義党代表。過激な言動で人気を集める反民主主義者。国民平和会議に支持層を奪われて、総選挙で大敗した。国家救済戦線派に理論面で絶大な影響を与える。

 

ロイヤル・サンフォード 70代 男性 原作人物

最高評議会議長。主戦派指導者。改革市民同盟代表。閣僚経験、党務経験ともに豊富。調整能力に長けているが、リーダーシップには欠ける。帝国領遠征の責任を取って辞任。総選挙に出馬せずに政界から引退した。前の歴史では選挙のために無用の出兵をして、国家に大損害を与えた。

 

ルチオ・アルバネーゼ 70代 男性 オリジナル人物

同盟軍退役大将。最高評議会安全保障諮問会議委員。軍情報部の実質的な支配者。同盟軍内部に巣食っていた麻薬組織の創設者。麻薬取引によって得た汚れた金と帝国情報を使って、政界のフィクサーにのし上がった。帝国領遠征後も安全保障諮問会議委員に留まる。信義に厚く、部下や協力者は決して見捨てない。

 

マルコ・ネグロポンティ 40代後半 男性 原作人物

国防委員長。トリューニヒト派政治家。トリューニヒトが最も信頼する腹心。ドーソンとともにエリヤに国家救済戦線派監視を命じる。前の歴史ではヤンを査問会に掛けた責任を問われて失脚。

 

ハリス・マシューソン 60代後半 男性 原作人物

同盟軍退役准将。国防副委員長。トリューニヒト派政治家。地方部隊司令官を歴任し、タナトス星系警備管区司令官を務めた。狭量な人物。能力もさほど高くない。前の歴史では赴任の挨拶をしなかったヤンに不快感を感じた。

 

旧第三六戦隊関係者

リリー・レトガー 39歳 女性 オリジナル人物

同盟軍大佐。旧第三六戦隊後方部長。ドーソンの子飼い。統合作戦本部入りしてエリヤの元を離れた。円満な人柄で協調性に富む。さほどやり手ではないが、調整能力が高い。緊張感のない話し方をする。

 

アルタ・リンドヴァル 30代 女性 オリジナル人物

同盟軍軍医中佐 旧第三六戦隊衛生部長。精神科医。メンタルケアの指導にあたる。

 

エドガー・クレッソン 50代(故人) 男性 オリジナル人物

同盟軍少将。第二分艦隊司令官。エリヤの上官。長く苦しい撤退戦を闘いぬいた。優れた戦術指揮官。アムリッツァ会戦で戦死。

 

ジャン=ジャック・ジェリコー 40代(故人) 男性 オリジナル人物

同盟軍准将。第二分艦隊参謀長。第二分艦隊と第三六戦隊の連絡役。味方の思惑に翻弄される自分の立場に絶望。アムリッツァ会戦終盤に沈みゆく旗艦に留まって死亡した。気が弱い。

 

その他個人的な関係者

グレドウィン・スコット 40代後半 男性 原作人物

同盟軍准将。第二輸送業務集団司令官。軍事輸送のプロ。三次元チェス狂い。物凄く大人げない性格。前の歴史では帝国領遠征の際に輸送部隊を率いたが、キルヒアイスに奇襲されて戦死。

 

バラット 30代 男性 オリジナル人物

同盟軍軍曹。クリスチアン大佐の元部下。幹部候補生養成所を受験するエリヤの体育指導を担当した。単純。面倒見が良い。

 

ガウリ 30代 女性 オリジナル人物

同盟軍軍曹。軍所属のスタイリスト。エリヤの個人的な友人の一人。

 

ルシエンデス 40代 男性 オリジナル人物

同盟軍曹長。軍所属のカメラマン。エリヤの個人的な友人の一人。

 

マティアス・フォン・ファルストロング 70代 男性 オリジナル人物

亡命者。門閥貴族の名門ファルストロング伯爵家の二二代当主。帝国の元フェザーン駐在高等弁務官。政争に敗れて同盟に亡命してきた。匂い立つような気品を全身にまとった銀髪の老紳士。神経が凄まじく太い。どぎつい冗談を好む。逆境も楽しめる楽天家。

 

ヴァンフリート四=二関係者

シンクレア・セレブレッゼ 51歳 男性 原作人物

同盟軍大将。後方支援集団司令官。同盟軍最高の後方支援司令官。辺境に左遷されていたが、捕虜交換に際して中央に呼び戻される。400万人の捕虜を迅速に輸送した功績で大将に昇進。再起を果たす。パワフルだが逆境に弱い。前の歴史では帝国軍の捕虜となった。

 

エイプリル・ラッカム 51歳 女性 オリジナル人物

同盟軍元少将。グロースママの異名で知られる麻薬組織の最高指導者。軍の後方支援システムを私物化して、麻薬密輸に悪用した。帝国軍と同盟軍を操ってヴァンフリート四=二基地の戦闘を引き起こし、混乱の中で逃亡に成功。現在は行方不明。小太りで人の良さそうなおばさん。ユーモアに富む。

 

ファヒーム 50代後半(故人) 男性 オリジナル人物

同盟軍少佐。ヴァンフリート四=二基地憲兵隊副隊長。エリヤと対立しがちなベテラン憲兵。ヴァンフリート四=二基地司令部ビル防衛戦で身を挺してエリヤを救い、壮烈な戦死を遂げる。

 

ループレヒト・レーヴェ 30前後? 男性

帝国軍の憲兵。帝国のある重要人物の使者としてフェザーンに派遣され、エリヤにヴァンフリート四=二事件の真相を伝える。誠実で公正。正義感が強い。鋼のような自制心を持つ。法曹関係者っぽい容姿。

 

義勇旅団関係者

マリエット・ブーブリル 38歳 女性 オリジナル人物

エル・ファシル義勇旅団の副旅団長に登用された元従軍看護師。上品そうな美人。刺のある性格。トラブルメーカー。外面がとても良い。

 

エリヤの家族

ロニー・フィリップス 53歳 男性 オリジナル人物

エリヤの父。警察官。前の人生では逃亡者になったエリヤに冷たくあたった。

 

サビナ・フィリップス 52歳 男性 オリジナル人物

エリヤの母。看護師。前の人生では逃亡者になったエリヤに冷たくあたった。

 

ニコール・フィリップス 31歳 女性 オリジナル人物

エリヤの姉。前の人生では逃亡者になったエリヤに冷たくあたった。

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