ここまでこれたのも、読者の皆様のおかげです。これからもよろしくお願いします。
09/23 あとがきに「クオンの質問箱」に寄せられた残りの質問への回答を追加。
09/26 「マオクーを諦めない」コメントを「マオクオを諦めない」に修正。
浮遊モードに設定されているハロカメラが、苔むした石壁と古ぼけた玉座を映し出している。かつて誰とも知れぬ王が座していたその場所には、いまは『ただいま準備中』と書かれたプラカードが置かれており、配信画面横のコメント欄には配信を見に来た
やがてコツン、コツン、という足音をハロカメラのマイクが拾い上げ、コメントの流れが一層激しくなる。ゆったりとした足取りで玉座へと上がるのは、黒いロングドレスを身に纏った半人半竜の少女。頭にはヤギのような角を持ち、背中には一対の翼が生え、ドレスの裾からは竜の尾が出ている。少女は玉座に置かれていたプラカードをストレージに収納すると、ハロカメラに向き直った。ふわりとドレスのスカートが舞い上がり重力に従って元の位置へ。コメントの流れがトランザムを掛けたかのように早くなり、それを見た少女は……クオンは「ふふっ」と笑みを零して
「―――こんばんわ、亡者の皆さん。良い
『ばんわー』
『こんばんわ!』
『クオンちゃんこんばんわ』
『待ってた』
『ヒャア、新鮮な終末配信だー!』
『全裸待機してた』
『↑パンツは履け』
『↑せめて靴下は付けろ』
『↑ネクタイはしとけ』
『いや服は着ろよ』
『草』
「さて、今日の配信内容だけれど、先週にツブヤキやガンスタグラムでも告知していた通りよ。チャンネル登録者数6万人到達を記念して、亡者たちから寄せられた質問に、我自ら答えよう……。ふふ、こんな機会は滅多にないのだから、感謝しなさいよね。あっ、こほん。……感謝することね」
早くもロールプレイが崩れかかっているが、それもいつものことと亡者たちも特に言及はしない。コメントの流れが緩やかになってきたタイミングを見計らって、クオンは言葉を続ける。
「亡者たちから寄せられた質問には全て目を通させてもらったわ。我の想像以上に多くの質問が送られてきて、我も嬉しく思う。……ありがと」
最後の最後にぼそっと、蚊の鳴くような小声で呟かれた言葉を、ハロカメラの優秀な集音マイクは一字一句違わず拾い上げる。それにより緩やかだったコメントの流れが、ライトクラフト・プロバルジョンでもしたかのように爆発的に加速する。
『デ レ 期 到 来』
『デレた! クオンちゃんがデレた!』
『助かる』
『これが今回の切り抜き素材かね』
『最後ちょっとそっぽ向いて唇とがらせながらぼそぼそ言ってたのすこすこのスコティッシュフォールド』
『それなー! めっちゃわかるー!』
「は、はあ? 違いますけど? デレとか、その、そういうのじゃないんですけど? あなたたち亡者が今回の企画に合わせて質問を考えてくれたのだから、私もそれについてお礼くらいは言わないといけないかなー、と思っただけで、デレとかそういうのじゃないんだから! 勘違いしないでよね!」
『超早口で草』
『めっちゃ早口やん』
『デレはデレでもツンデレじゃったか』
『たまにツンデレっぽいの出るの好き』
『10年は寿命が延びた』
『止まってた心臓が動き出したゾ・・・』
『心臓止まってたアニキ蘇生してて草』
『ついさっきまで死体だったのがいますね・・・』
勢いが衰えるどころか大いに盛り上がるコメント欄。これは自然に収まるのを待っていると日が暮れそうだと判断し、最初の予定通りに質問を消化していくことにする。滝のように流れていくコメントを前に諦めたともいう。
「んんっ! 残念ながら、質問のすべてに答えることはできないが、できる限り答えていくことにする。それでは、一つ目の質問はこれだ!」
一般亡者:知っているフォースや、トッププレイヤーについての印象を聞いてみたいです。(´・ω・`)
デン、と配信画面に質問者の名前と質問内容が表示される。それによってコメントの流れも徐々に緩やかになっていくあたり、さすがの切り替えの早さというべきか。
「えーと、知っているフォースやトッププレイヤーの印象……? そうねえ、まずアヴァロンはトップフォースということもあるけれど、とにかく全体のレベルが高いわね。リーダーのキョウヤがおかしいだけで、他のメンバーもダイバーランク平均A揃いの猛者ばかりよ。……ククク、副官のエミリアとカルナといったか。あの二人のコンビネーションには、我も手を焼いたものだ……」
前衛を担当するカルナと、支援及び戦況の分析を行うエミリア。互いにインパルスベースのカスタム機ということもあり、機体の一部を入れ替えての機体特性変化なども合わさり中々に厄介なコンビであるとクオンは思っている。
「次に第七機甲師団。こちらは個の力よりも全体の連携、結束を重視しているから集団戦法が厄介ね。トラップも使ってくるし……。何よりこちらの戦力を研究してメタを張ってくるのがイヤらしいったらないわ。そういう意味ではアヴァロンより厄介だと思うわ」
『第七機甲師団はガチ』
『フォースランク第2位は伊達じゃない!』
『まさしく「フォース戦」をしているフォースだからなあ。情報収集しっかりして対策講じてくるの本当に厄介ですわ』
『ある意味ではレナート兄弟に近いんだけど、エンジョイの精神も合わさってるからサイキョーに見える』
『勝負はガチガチ、でもガンプラバトルとして楽しむ心も忘れない』
『ロンメルもふもふしたい』
『わかる』
『肉球ぷにぷにしたい』
『うむ』
「……あとはナイトメアハロウィン。あそこのメンバーはみんな生粋のビルド狂いね。その手の話をさせると長いから覚悟した方がいいわよ。……私も大きなキットを作ることはあるけど、彼女たちを見ているとまともだと思えるわ」
フォース『ナイトメアハロウィン』とのコラボ配信を思い出し、自分はまだそこまでの領域には踏み込んではいないのだと、そう自己分析するクオン。しかし亡者たちはそうは思っていないらしい。
『は?』
『???』
『は?』
『ちょっと何言ってるかよくわからないですね・・・』
『いや、草』
『まとも・・・?(フルスクラッチされたゾディアックを見ながら)』
『まともなビルダーはコラボ企画とはいえEX-sとディプスト合わせて6体作る配信とかしないんだよなあ・・・』
『ガンプラ作るのにプラスドライバー使うの初めて見た』
『ところであれいくら掛かったんです?』
「ま、まともでしょ!? 私まだリーブラとか作ったことないし! マオーちゃんみたいに大型輸送列車を武装して乗り回したりもしてないし! ……え、えっと6万円くらい……」
『目が泳いでますよ』
『まだってことはいつか作るんですねわかります』
『リーブラ作る配信楽しみにしてるで(にっこり)』
『まともな人は自分のことをまともとは言わない定期』
『クオンちゃんもナイトメアハロウィンの連中もビルド狂いという点では我々一般亡者から見れば大差ないですね』
『金額答えたときに目をそらしたね?』
『コラボ企画のために6万ぶち込む配信者の鑑』
『半分は向こうの持ち込みだから6万で済んでるんだよなあ』
『財布ポイント壊れちゃ~う』
「うぐぅ……。ま、まあいいわ。ビルドといえば、ビルドダイバーズね。所属メンバー数人だけの小規模なフォースだけど、個々人の能力が高いし、役割分担もしっかりとされているから少人数のフォースだと思って慢心する痛い目を見るわよ。……特にダブルオーガンダムのカスタム機を使っているリク。彼はもっともっと強くなれるわね……。楽しみだわ」
一度だけ刃を交えたことのある人好きのする笑顔が印象的な少年と、彼の愛機であるダブルオーの改造機の姿を思い浮かべる。GBNを始めてまだまだ日は浅いというが、上位ランカーとも渡り合えるファイターとしての技量と、ビルダーとしての技術は目を見張るものがある。チャンピオンであるクジョウ・キョウヤを目標にしていると公言している彼の成長は目覚ましい。そう遠くない未来。自分をも越えて遥かな高みへと至るだろう。そんな確信があった。
『クオンちゃんにロックオンされてますねクォレは』
『また見込みのあるダイバーに目を付けてる・・・』
『おねショタかな?』
『ショタっていうほどショタじゃない定期』
『ビルドダイバーズのリクにはサラちゃんがいるから・・・』
『サラちゃんもまとめて美味しく頂くんですねわかります』
『これは終末を喚ぶ竜』
『クオンちゃんはああいう子好きだからなあ』
「う、うるさいわね……。次よ次。えーと、GBNをプレイしている身としてはGHCは外せないわね。印象といってもなんだかすごい規模のフォース、くらいしかないけれど……。ああ、いえ、違うわね。大戦争イベを主催するすごい規模のフォースね。ククッ、あのような大規模な催しはいいものだな。多くの有望なものたちが一堂に会し、刃を交える場は貴重だからな」
『なんだかすごいきぼのふぉーす』
『かわいい』
『GHC評がふわっとしてるの草』
『実際そんな感じだからしゃーない』
『大戦争イベはいいぞ・・・』
『チャンプの開幕EXカリバーで両断される戦艦! 薙ぎ払われるMS隊! 大爆発する基地! あ゛ぁ゛~、たまらねぇぜ!』
『まさに大戦争って感じ』
『また開催されたら参加するんです?』
「……もちろんよ。その時はフォース「エターナル・ダークネス」として参加するわ。それで、フォースだけど、あとはロッテンアイアンかしらね。あそこは所属しているメンバーもそうだけど、個性的なガンプラが多いわね。リーダーのエクハザールさんはもちろんのこと、ノヴェン太やレンダの二人も個人的には気になっているわ」
『エクハザールだけさん付けなの草』
『ノヴェン太って誰だ・・・?』
『わからん』
『本人気にしてるからやめたげてよぉ!』
『いまドッゴーラの改造機が神速で飛んでったんだが』
『威力80ありそう』
『ポケ○ンじゃねぇよ!?』
『レンダはともかく、ノヴェン太は巨大な機体使うからかな?』
『ミズガルズが気になってそう』
「ふふ、よくわかっているじゃない。……というか、まだ一つ目なのに結構時間を使ってしまったわね……。まだまだ話したいことはあるけれどこのあたりで切り上げることにするわ」
ストレージから電脳紅茶を出して一息つき、二つ目の質問を表示する。
一般亡者:最近Bランクに上がりました。クオン様が配布しているクリエイトミッションをクリアしたら、クオン様は褒めてくれますか?
「あら、Bランクに昇格したのね? まずはおめでとう。ちなみに必殺技はもう習得したのかしら? まだなら色々と試してみるといいわよ。必殺技があると、バトルの幅が増えるからお勧めするわ」
「必殺技」とは、ダイバーランクC以上から解禁されるある種のユニークスキルのような要素である。ダイバーの使用ガンプラやバトルログなどを解析し、その傾向に沿ったものが解放される。種類は様々で、エネルギーを束ねて巨大なビームソードを形成するものや、時限強化系システムを拡大強化するもの、さらには味方との連携によってその真価を発揮するものも存在している。派手なものから地味なものまで、ダイバーの数だけ種類がある。それが必殺技と呼ばれるものだった。
「それで、私の配布しているクリエイトミッションだったわね……。うん、クリアできたのなら報告しなさいな。私が自ら褒めてあげるわ。ふふ、亡者の頑張りを労うのもエターナル・ダークネスの主としての務めだからね」
『俺もクオンちゃんに褒められたいけどなー、俺もなー』
『ちょっとクリエイトミッション逝ってくる!』
『おっと、お前だけにいいカッコはさせないぜ? 俺も逝く』
『お前らだけに逝かせるかよ! 逝くなら一緒だぜ!』
『漢字が違うんだよなあ・・・』
『草』
『こうして屍を晒す亡者が増えるのであった』
『クオンちゃんに褒められるというご褒美があるなら、無理ゲーだろうと推奨ランク詐欺だろうとやってやんよぉ!』
「この調子でさくさく行きましょう。三つ目の質問ね。といっても、いくつか似たようなものが来ていたから一気に紹介するわ」
天のコスプレランサー:クオンさんのジャバウォックはいったいどのような経緯で、ユニコーンガンダムからあのような姿になったのでしょうか? 試行錯誤しながらパーツを少しずつ足していったのですか? それともコンセプトを決めてから、一気に今の形になったのでしょうか?
謎の超大型新人ダイバー:ボクは通りすがりの救世主だが、キミのミッションはなかなか面白かったよ。そこで質問なんだが何故君はこのような機体を作ろうと思ったんだい? 興味深いよ。特に見た目の発想や要所要所の工夫、サイコプレートなどはボクとしても気になるな。あと今度対戦してもらっていいかい? ボクとやれるのは悪い話ではないと思うよ。君にもボクにも、良い経験となるだろうね。
「……クックックッ、我が半身「ジャバウォック」についての質問だな。我が終末を喚ぶ竜がなぜ生まれたか知りたいとは……物好きもいたものだ。だが、質問を投げかけられたからには答えよう。あれは我がとあるゲームに出てくるボスを模して作り上げたものだ。最初は翼もなかったが、改修を重ねていくうちに今の姿になっていった」
『最初はあの翼なかったのか』
『シナンジュのウイングやらフェザーファンネルやらつけようと思った理由の方が知りたいわね・・・(´・ω・`)』
『確かに知りたいけど、いまから出荷される豚は知らなくてもいいことよー』
『(´・ω・`)そんなー』
『謎の超大型新人ダイバー、しれっと対戦申し込みしてて草』
『ボクとヤれる♂のはそちらにとっても悪い話ではないと思うよ?』
『どこぞの仲介人が混ざってますね・・・』
「まあ、具体的な案が降りてきたのはヴェイガンギア・シドを作ろうとしていた在りし日のことだが……」
自身の愛機について質問されたのが嬉しかったせいか、うっかりと口を滑らせて余計なことを口にするクオン。言ってからはっとなるがもう遅い。ハロカメラはしっかりとその発言を拾っているし、コメント欄は盛り上がっている。
『ヴェ イ ガ ン ギ ア ・ シ ド を 作 ろ う と し て い た』
『クオンちゃんがまた自爆してらっしゃる』
『かわいい』
『やっぱりビルド狂いじゃないか!』
『これは頭ナイトメアハロウィン』
『やっぱり大差なくて草』
『てかこれ、もしかしたらジャバウォックじゃなくてヴェイガンギアを愛機としていた可能性もあったということか・・・?』
『フェザーファンネルやテイルブレードを追加したヴェイガンギア・シドか・・・。ヤバくね?』
『それはそれで見て見たかったな』
「あ、あああ! いまのなし! 違うから! 違わないけど違うの! えっと、その……友達、そう、友達に頼まれたから!」
『言い訳が苦しすぎる』
『いったいどこにヴェイガンギア・シドの製作を依頼する友達がいるんですかねぇ』
『ナイトメアハロウィンな友達かもしれん』
『いや、それなら依頼せずに自分で作るやろ?』
『それも・・・そうやな』
「も、もう、この話は終わり! おしまい! 次の質問いくわよ!」
盛大に自爆しながらも強引に切り上げる。まだやいのやいのとコメントは盛り上がっているが、四つ目となる質問を表示する。
一般亡者:あの馬鹿げた威力の砲撃、どうやって使えるようにしたんでしょうか? 並々ならぬ努力と工夫があったとは思うのですが……。
一般亡者:あの威力の砲撃はどうやったら出せるんですか?
レンカ:最大出力のビームキャノンの威力はビッグキャノンと同レベルかな?
「はぁ、はぁ……。同じような質問がいくつかあったから、一つにまとめたわ」
言いながら、先ほどの自爆による羞恥で火照った顔をぱたぱたと扇ぐ。チャンネル登録者数6万人という大台に乗るほどになっても、どうにもこういうところは変わらない。これではチャンピオンのことをバトル以外では天然だのどこか抜けているだの、言えないではないか。反省会はあとでするとして、いまは記念配信のことを考えよう。気持ちを切り替えて表示している質問文を見やる。
「……質問内容はあの威力の砲撃についてね。あれのことね。ふふふ、わかってるわ」
『ドヤァ・・・』
『ドヤってるのかわいすぎか~?』
『かわいいがすぎる』
『えぇ~、わかってるでござるかぁ?』
『大体わかったという顔して実際はわかってなかったりするのがクオンちゃんくおりてぃ』
『ポンコツゥ』
『ポンコツドラゴン』
「ほ、ほんとにわかってるわよ!? ……こほん。ガンダムAGEのフォトンリングレイってあるでしょう? あれをサイコプレートとサイコ・フィールドで疑似的に再現しているわ。負担が大きいから2、3発が限度だけどね」
『フォトンリングレイ再現はヤバい』
『てか、それをどうやったらサイコプレートとサイコフィールド使って再現できるのかと・・・』
『これもサイコフレームの共鳴現象のちょっとした応用だ』
『サイコフレーム便利すぎひん?』
『原作でもなんかよくわかんねーやべーもんっていう認識されてるし、多少はね?』
『アクシズショックも神コーンもサイコフレームが引き起こしたものだし、フォトンリングレイの疑似再現くらいわけないさ』
『つーかあれを2発も3発も撃てる耐久度とエネルギー量もヤベーよ』
「最大出力の威力……は試したことがないからわからないわね。今度ヴァルガで試してみようかしら」
『やめて!』
『ヴァルガ終了のお知らせ』
『まーたヴァルガが吹き飛ぶのか』
『日 常 風 景』
「んふふふ。さて次は五つ目の質問ね」
コメントの反応に気をよくしたクオンは楽しげに次の質問を表示する。今度は結構な長文が配信画面いっぱいに表示され、その内容を読んでいるのかコメントの流れが一時緩やかになる。
吸血鬼:お久ダークネス。この間、我のフォースに、他のフォースからフォースネストの活動拠点を建設してほしいって相談が来たの。シーバルチャー系だから最初は水上母艦にしようって案があったのだけど、気づいたらバンダール級陸上戦艦を水上戦艦に改造したやつにしようってことになってたのよ。
それで先方にも確認を取ったら、とにかくデカくて派手なら何でも良いって解答されたわ。そこからさらにバンダール級水上戦艦、双胴型母艦、スクイードをイカっぽくしたやつ、ヤドカリ風メリリン、ラビアンローズを海に咲く花に見立てたシーローズなんて案が候補に挙がったの。そこからメンバーの意見が割れてしまって、着工期日まで残り数日まで迫っている状況なの。
―――どの案が良いと思う? 盟友の意見が聞きたいわ。それと今度、我のフォースで新しいクリエイトミッションを発表する予定なのだけれど、よければテストプレイを引き受けてくれるかしら? ミッション名は『蘇る不死鳥の羽ばたき』よ。
『き ちゃ っ た』
『噂をすればなんとやら』
『ナイトメアハロウィンキタコレ!』
『草』
『やっぱりきたか』
『ビルド狂いは引かれあう』
「ふふ、お久ダークネスね。大きくて派手なフォースネストの活動拠点……。イカを模したスクイードも気になるけれど、私としてはラビアンローズに一票入れたいわね。ラビアンローズを元にするというのはフォース『ロータス』のラビアンクラブと被るけれど、あえての宇宙のラビアンクラブ、水上のシーローズというのもいいと思うわ。……対空掃射砲を組み込めば、降下部隊への備えにもなるし」
『対空掃射砲とはまたマニアックな・・・』
『なんだっけ、種運命に出てきた用途が限定的すぎるやつだっけ?』
『そう。空挺降下部隊を一掃するためだけに設置された戦略兵器』
『イカちゃんスクイードはテンタクラーロッドでもつけるんかな』
『イカ墨吐くんでしょ』
「それで、えーと……。新しいクリエイトミッションのテストプレイね? ええ、いいわよ。ミッション名も気になるし……」
『やっぱ好きなんすねー』
『よみがえれ・・・よみがえれ・・・』
『ガンダァァァム!』
『せっさんステイ』
「はいはい、次の質問にいくわよ」
一般亡者:チャンピオン以外で、今まで戦ったダイバーで一番強かったダイバーは誰ですか?
「キョウヤ以外で一番強かったダイバー……? ふむ……」
クオンは顎に手を当てて考え込む。ややあって頭の中で言葉を整理し終えたのか、口を開いた。
「我が戦ったことのあるものはいずれも強者だった。故に誰が一番強かった、とは言えないが……あえて名前を上げるのであればテンコ様、エクハザール氏、テトラちゃん、キョウスケ氏、あとは……まあ、そうだな、ク、クーコもだな……? うん」
最後の方の言葉はふいっと目を逸らしながら口にする。空色の髪を後ろ手に束ね、いつも八の字眉にへの字口な人狐の少女とは幾度もぶつかり合う仲であり、相容れない部分もあるが、それはそれとしてその実力のほどは認めているのだった。
『あら~^^』
『百合? 百合ですの?』
『クオクーの波動を感知!』
『クークオなんだよなあ』
『この前開拓されたマオクオを諦めない』
『テンクオが一番なんだが?』
『なんだっていい! 尊さがすべてだ!』
『CP論議はスレでやって、どうぞ』
『コメントの中の戦争』
「んんっ! 次! 次の質問いくわよ! はい!」
コメントの流れがまたもおかしな方向へと向かいそうだったため、強引に軌道修正を図る。表示していた質問を切り替えて仕切り直す。
一般亡者:ガンダムシリーズでクオンちゃんが一番好きな作品はなんですか!?
「あー、一番好きな作品……。どれが一番とか決められないのよね……」
『わかる』
『ワイトもそう思います』
『全然わかる』
『ガンダムシリーズは数が多いからどれもこれも好き! ってなるんよね・・・。どれが一番とか決められない・・・』
『うむ』
「私の好きなガンダム作品はガンダムSEED、クロスボーン、鉄血のオルフェンズ、ガンダム00、シルエットフォーミュラ91、ガンダムUCね。クロスボーンとシルエットフォーミュラ91はマンガ作品で映像化はされていないけれど、どちらも面白い作品だから気になったら読んでみてね」
『りょ』
『小説版もいいぞ』
『おっとゲームも忘れてもらっちゃ困るぜ』
『SDガンダムもだ!』
『初代ガンダムだけでもTV版派、劇場版派、小説版派、ジ・オリジン派で分かれるのは興味深い』
『ファーストの話してて実は全員思い浮かべてるものが違うとかコントでしかない』
『それがガンダムシリーズだからな』
「この調子でどんどん質問に答えていくわよ。はい次」
『前半のぐだぐだ加減がウソみたいだあ』
『どうせすぐにぐだぐだするぞ』
『クオンちゃんはクールに振舞おうとしてるけど、その実ポンコツだからね。仕方ないね』
「は? 違うが? ポンコツじゃないが?」
『そういうところやぞ』
『すーぐ反応する』
『草』
『ポンコツっていわれてマジトーンで反論するのすこ』
『1分と経たずにぐだぐだし始めてるの安心する』
「ぐぬぬ……。い、いいわよ、見てなさいあなたたち。ここから華麗に質問に答えていくから。もうポンコツとか言わせないから」
クオンはケツイした。必ずこの亡者たちをわからせてやると心に決めた。クオンは登録者数6万人を超えるチャンネルの主である。またフォース『エターナル・ダークネス』のフォースリーダーも務めている。いつまでも亡者たちに舐められているようでは示しがつかない。もう乗せられないぞとケツイを新たに、次の質問へと切り替える。
一般亡者:クオンちゃんが一番好きなMS・МA、ガンダムシリーズのキャラを教えてくだちぃ。
そして表示された質問は、ついさっきのものと大差ない内容のものだった。寄せられた質問の中で配信で答えられそうなものを選別し、ランダム表示するようにしたとはいえまさか連続でくるとは思わなかった。
「これ系の質問たくさん来たんだけど、みんなそんなに私の一番を知りたいの……?」
『知りたい』
『知りたいか知りたくないかと聞かれれば知りたい』
『自分の好きなものが好きと言われると嬉しいから知りたい』
『俺が一番好きなのはザクです』
『お前には聞いてないんだよなあ。俺? 俺はビグロ』
『草』
『お前らが答えるのか・・・(困惑)』
「えー……。よくわからないけれど、これも一番って決められないのよね。さっきの質問で答えた作品でいうと、ストライクガンダム、クロスボーン・ガンダム、クァバーゼ、エレゴレラ、ディビニダド、アマクサ、コルニグス、ビギナ・ギナⅡ木星決戦仕様、ガンダム・バルバトス、ガンダム・バエル、グシオンリベイクフルシティ、グレイズ、ハシュマル、ガンダムエクシア、プルトーネ、アストレアタイプF、ダブルオー、ダブルオークアンタ、GNフラッグ、オーバーフラッグ、ガンダムスローネ、シルエットガンダム、ネオ・ガンダム、ユニコーンガンダム、ユニコーン2号機バンシィ、ザクⅠ・スナイパータイプ、クシャトリヤ、シャンブロ、アンジェロ専用ギラ・ズール、ローゼン・ズール、シナンジュ、リゼル……こんなところかしら」
『多いな!?』
『無茶苦茶多くて草ぁ!』
『指折り数えるクオンちゃんかわいい』
『今日は素材がたくさんあって助かる』
『しれっとアンジェロ専用機入ってるの草』
『バンシィはノルンのほう? ノルンじゃないほう?』
『ザクⅠ・スナイパータイプはいいぞ・・・』
『木星帝国の機体だとバタラが好き(*´ω`*)』
「し、しかたないでしょう!? どれが一番とか決められないのだもの! ……バンシィはどっちも。え、好きなキャラ? これも長くなるから数人だけ……。えーっと、クリスティナとシャルちゃんとトゥインクちゃんとアトラちゃんが好きよ。これでいい?」
『【速報】クオンちゃんはロリコン』
『みんなロリで大草原』
『いや、クリスティナとシャルはロリに収めていいのか微妙だが』
『クリスティナって、ダブルオーのオペ子だっけ? あの胸でロリは無理でしょ』
『トゥインクとアトラはロリだからロリコンだよ』
『強引で草』
「ロリコン!? 違いますけど!? 好きな子がたまたま小さい子が多いだけなんですけどー!?」
ケツイとはなんだったのかと言わんばかりに、10分と持たずに崩れ去る。後日今回の件をネタにしたファンアートが投稿され、彼女が頭を抱えることになるのはまた別の話である。
………
……
…
アクセル:貴女が二桁の壁と呼ばれるまでに上り詰めるまでには相当な苦労があったと思われます。私も三桁までは上がることができましたが、そこから先に上がれずに日々苦悩していました。もしもクオン殿がそのような壁に当たっていたのなら、乗り越える為の秘訣とまでは言わずとも、ヒントを彷徨える亡者に一つご教授願いたいのです、これが。
「三桁まで上がれているのなら、中々見込みのありそうなダイバーね……。んん、ダイバーだな……。それで、質問の内容は壁に当たり行き詰まった時にどうすればいいか、を聞きたいわけだな」
20分ほど休憩を取り、配信を再開した最初の質問。それは質問というよりもアドバイスを求めるような内容であった。しかし引き当てたからには答えないわけという選択肢はない。顎に手を当てて言葉を選ばながら、クオンはゆっくりとそれを口に出していく。
「ふむん……。この手の悩みは難しいものだ。三桁まで上がっているということは、バトルの内容の見返しやガンプラの改良も怠っていないのだろう……。それでも行く手を壁に阻まれ、行き詰まりを感じていると。……彷徨える亡霊よ、壁に当たり、行き詰まるのなら一度足を止めて見るのもいいだろう。藻掻き足掻くことで拓ける道もあるが、それだけでは乗り越えられないものもある。だから、時には一度足を止めて自己を顧みるというのも一つの手だ。今まで積み重ねてきたものを振り返り、初心を思い出すことでこそ、拓ける道も確かにあるのだから……。……ど、どう? 参考になるかしら。人にアドバイスをするのってあまり得意じゃないから……不安だわ」
『最後まで自信もって』
『ちょっと弱気になるクオンちゃんもすこだ・・・』
『クオンちゃんがいいと思うのなら我々は口出しなんて無粋な真似はしないよ』
『いつも自信ありげなのにこういうときはよわよわになるのすこ』
『よわよわクオンちゃん助かる』
『いつものつよつよクオンちゃんでいいんやで』
「そ、そう? えへへ……。それじゃあ、次の質問行くわね。アクセルさんも、どんな壁も苦難も乗り越えていけるよう、応援していますわ」
不可能を可能にするゴリラ:ビルダー歴は一体どれくらいなのだろうか? あれだけの性能を持つ機体を作ってしまうほどだから相当な経験を積んでいるだろうと私は思っているのだが……。
『ゴ リ ラ イ ズ』
『誰がゴリラやねん』
『CV子安のゴリラかー』
『強そう。強い』
『ウリィィィィィィィィ!! とかいいそう』
「私のビルダー歴? えーと……本格的にガンプラの改造を始めたのは5、6年くらい前かしらね。前は塗装するだけー、とかそんな感じだったわ」
『5、6年? マジ?』
『ビルダー歴12年のワイ、膝から崩れ落ちる』
『涙拭けよ』
『ビルダー歴で優劣なんかないから』
『それな』
『落ち込んでる暇があったらヤスリがけしろ』
「やすりがけは大事ね……。面倒だからと表面処理を怠ると後々大変なことになったりするから……」
なにかを思い出したらしく死んだ目で遠くを見つめていたものの、すぐに気を取り直して次の質問へと移る。
ハヤシライス軍曹:かっ飛ばすなら何もない直線と障害物ギリギリを攻めるのどっちが好き?
「障害物ごと薙ぎ払いながら直線を突っ切る」
『即☆答』
『即答は若干にゃ草』
『何もない直線コースか障害物配置されてるコースどっちがいい? と聞かれて障害物ごと通過すればいいじゃない! って怪獣か何かで?』
『ジャバウォックは怪獣みたいなもんやろ』
『せやな』
『え、いま怪獣の着ぐるみ着て配信するって?』
「言ってません。はい次」
『塩対応やん』
『そういうことされると興奮するじゃないか(はぁと)』
『元の世界にお帰り・・・』
『帰って、どうぞ』
レイヴン:エイハブ・リアクターの重力制御を応用して足場を作る技術、どう思う?
「我は面白いと思う。何もない空中や、宇宙でも足場を作り出し踏み込みを行えるようにするという発想はなかったからな」
うむ、と頷いて見せるクオン。エイハブ・リアクターがエネルギーを生み出す過程で生成するエイハブ粒子。慣性制御効果を持つこの粒子の特性を応用することで、空中や宇宙空間などで一時的に『不可視の足場』を作り出すことができる。とあるダイバーが生み出し、さらに一部のダイバーが自身の機体の特殊能力として備えているこの技術は、自らもエイハブ・リアクターを搭載している機体を使うクオンにとって興味深いものだった。原典では示されなかった思わぬ形での機能や特性の応用……それもまた、GBNの面白さであり、ガンプラの奥深さと言えよう。
シルフィー:モフっていい?
「え、うーん……。ダメ、恥ずかしいし」
『(/ω\) ダメよ、恥ずかしいもの』
『恥ずかしクオンちゃん』
『結構露出度高めのドレス着てるのにモフられるのは恥ずかしいのか・・・』
「それはそれ、これはこれ! はい次の質問ね!」
一般亡者:テンコ様のことはどれくらい好きですか?
「いっぱい好き」
『即答(本日二回目)』
『草』
『草』
『草生えますね』
『草が三つ・・・くるぞ!』
『これ本人を前にしたらなんも言えないんだろうなあ』
『推しを前にしたオタクやん』
「んんっ! 次いきましょう、次!」
一般亡者:クオンちゃんがテンコ様のファンになった切っ掛けが気になって夜しか眠れません! よければ教えてください!
『きたわね』
『テンコ様関連の質問連続できたな』
『これは運命ですね・・・』
『そういやこれ気になってたわ』
『夜しか眠れませんって、夜寝れてるならいいじゃん』
『夜勤だと厳しいかもしれん』
「街角の街頭テレビでガンプラフォースバトルトーナメント第10回大会決勝戦の様子が中継されていたのを見たのが切っ掛けよ。テンコ様の機体の神々しさを目にしてその存在に心奪われたわ」
今でも思い出せる。あの日の感動を。あの日の熱気を。あの中継がなければ、あのバトルを見ていなければ、いまの自分は……ワールドランキング13位に座するランカー「クオン」はいなかったし、Gチューバー「クオン」もまた存在していなかっただろう。
故にいまここにいるのは、ある意味ではテンコのおかげと言っても過言ではない。無数のビットとビームサーベルを巧みに操り対戦相手を翻弄する、日輪を背負うプロヴィデンスガンダムのカスタム機……天帝天照の雄姿を目にしたからこそ、憧れを抱き、強くなりたいという気持ちが芽生えたのだから。
「……ん。次の質問、いきましょうか」
『テンコ様語りしなくていいのか?』
『残り時間全部テンコ様語りでもええんやで』
『なんか懐かしむような目をしてたけど、そこのあたりを知りたいんだよなあ!』
『もっと語って(はぁと)』
「次にいーきーまーすー!」
タイガーギャルフ:チョリーッス! この前は反省会に来てもらってあざまる水産―――じゃなくて、ありがとうございました! 今は何とか頑張って10位の挑戦権を獲得できました!
それで訊きたいのですが、クオンちゃんは個人ランク10位のテンコ様とバトルしたことはありますか? もしバトルしたことがあるなら、よければ内容を聞きたいなーって思って。フフフ、デキるギャルは情報収集も怠らないっしょ!
「……ちょ、ちょりっす……。んんっ。タイガーギャルフさん、この間の反省会は私にとっても有意義な時間だったわ。呼んでくれてありがとう。えっと、それで、テンコ様とバトルしたことがあるかよね。ええ、あるわよ。一度だけ……ね。コテンパンにされたけど」
『もう一回ちょりっすっていって?』
『ちょっと恥ずかしがりながらのちょりっす頂きました』
『ちょりっす助かる』
『かわいいがすぎる』
『ここすき』
『わかります(キリン)』
『てか、このタイガーギャルフってテトラちゃんじゃ・・・』
『彼女はタイガーギャルフ。いいね?』
『アッハイ』
「こほんっ。内容といっても、あまり参考にはならないと思うけれど……。口で言うよりも見た方がいいと思うし、あとでアーカイブを送っておくわ。それとまあ、一つ言えるのはビットには気をつけた方がいいわよ」
100を超えるビットの圧倒的な物量。掠っただけでその部位が削り取られるほどの密度からなる火力。『一桁への壁』はあまりにも高く、そして厳しかった。
「……。タイガーギャルフちゃん、私もいつかあなたと同じところまでいくわ。その時はまた……全力で戦いましょう」
『マジメだ・・・』
『マジメな時のクオンちゃんすこ』
『ふつくしい・・・』
『テンコ様との昇格戦楽しみにしてますね!』
『その前にクーコとの決戦やな』
『最強のテンコ様好き決戦!(半ギレ)』
「まあ、私が勝つけれどね? クーコなんて一捻りよ」
『マジメモード終了』
『クーコ相手にはつよつよになるクオンちゃん』
『いまんとこ勝率五分五分なんだよなあ』
『つよつよだったりよわよわだったりしろ』
一般亡者:ジェノサイドXプレスのように大型列車や戦艦を改造したいと考えることはありますか? 現在のフォースネストを改造して艦船にすることも含めます。
「そうね……。いまのところは考えてはいないけれど……フォースネストを改造するというのは面白そうね」
『フォースネストを改造・・・? 城にドラゴンの頭とか翼とかつけるの?』
『草』
『それなんてキャッ○ルドラン』
『飛行はミノフスキークラフトやGNドライヴがあるから問題ないな』
『動力もそれこそGNドライヴやエイハブ・リアクター、小型核融合炉とより取り見取りか』
『BCいくらかかるんですかねぇ・・・』
「……。それについては保留ということで」
フォースネストの改造は面白そうだと思ったが、そのためには膨大な額のBCが必要になる。しかし、いまのエターナル・ダークネスにそんなBC的な余裕はなく、計画を立ち上げるまでもなく頓挫してしまった。
「……さーて、次の質問はー?」
一般亡者:クオンちゃん様はパートナーシステムにNPD登録する予定はありますか?
「今のところはないけれど……。というか、私のNPDとか需要ある?」
『ありますねぇ!』
『NPDクオンちゃんとどこでも一緒したい』
『むしろなぜ需要がないと思ったのか』
『登録されたらマッハで借りるから登録して』
『NPDクオンちゃんを連れてお散歩配信中のクオンちゃんとばったり会いたい』
『ドッペルゲンガーかな?』
「お、おお……」
怒涛の勢いで流れていくコメントにクオンは気圧される。その大半は「NPD登録してほしい」「一緒に戦いたい」というものだった。いままで何となくパートナーシステムは触れずにいたクオンだったが、これほどに登録を求める声があるのならNPD登録してもいいかな、と思い始めた。
「そ、そこまでいうなら……仕方ないわね。かわいい亡者たちのためだもの、パートナーシステムを使ってNPD登録するわね」
『イェァァァァァ!』
『やったー!』
『ちょっとツンデレ入ってるの好き』
『ここすき』
『ワイトもそう思います』
『わかるマーン!』
「んふふふふ……。パートナーシステムについては、また後日別に配信枠を取ることにするわ。楽しみにしていなさい」
にやけそうになるのをなんとか堪えながら質問を切り替える。パートナーシステムにNPD登録するのなら、みんなの意見も聞きたい。そのままジャバウォックを登録してもいいのだが、あえて他のガンプラを登録するというのもいいだろう。
「これが次の質問よ! でんっ!」
一般亡者:GBNの飲食アイテムで好きなものはありますか?
『おっと?』
『また無難なのがきたな』
『ザフト軍のレーションパックうまいぞ』
『そういやあったなそんなの』
「好きな飲食アイテムね……アトラのココア、とか……」
『やっぱ好きなんすねぇ』
『オルフェンズエリア実装記念品だっけか。開放記念の時並んだんです?』
『クオンちゃんだぞ? アトラの手渡しでココアを買えるとなれば並ぶやろ』
『せやろなあ』
『それでどうなんだ? 並んだのか、並んでないのか』
「さ、さあ、次の質問いきましょうかね」
『逃げたね?』
『あ、おいまてぇい』
『露骨に話題逸らして草』
『これは並んでますね・・・』
「ノーコメントで! 配信時間も押しているから、巻き進行でいくわよ!」
一般亡者:今までどれ位の挑戦者たちを消し飛ばしたんですか?
「あなたはいままで組み上げてきたガンプラの数を覚えているのかしら?」
『草』
『どこぞの吸血鬼みたいなこといってる・・・』
『黄金の精神を持つ一族と因縁がありそう』
『さあ、お前の積みプラを数えろ!』
『その言葉俺に効く・・・やめてくれ』
『ガンプラ初心者ワイ、まだ5個くらいしか組んでない』
『5個でも十分定期』
一般亡者:サイコプレートの製作法が知りたいです。導きの青き光は我々亡者をも導くのだ……。
「うーん、まあ隠すようなものでもないし、あとで製作動画を上げておくわね」
『質問者ナイスゥ!』
『これはできる亡者ですね・・・』
『サイコプレートを取り込み青く輝く亡者』
『それなんて光りし者』
一般亡者:もしも5000兆ビルドコインあったら何がしたいですか?
「どこかのディメンションを買い取って、某電脳迷宮のようにダンジョンを作ってみたいわね」
『フォースネストの改造に回すんじゃないのか・・・』
『5000兆BCほしい!』
『同額の電子マネーがほしい』
『そんなにあったらほしいガンプラ全部買えるな』
『5000兆分の電子マネーで買うものがガンプラなのか・・・。まあ俺も買うけど』
『そして積みプラが捗る』
『時間はプライスレスだからね。仕方ないね』
一般亡者:クオンちゃんはどんな道具を使っていますか? 他多数
「この質問結構あったんだけど……そんなに私の使う道具が知りたいの?」
『うん』
『知りたい』
『ちょうど道具を買い替えたいと思ってたんで、参考までに』
『トップランカーの使う道具は興味がある』
「なんだかよくわからないけれど……。ニッパーはアルティメットニッパーをよく使うわね。予備含めて3つあるわ。洗浄機はス○ボリ堂さんのものね。接着剤はタ○ヤよ」
『タミ○はいいぞ』
『クオンちゃんはスジ○リ堂さん派なのか。オレモソウナノ』
『アルティメットニッパーちゃんなんですぐ逝ってしまうん・・・?』
『お前の使い方が荒い定期』
『道具は常に予備持っといたほうがいいぞ』
一般亡者:ジャバウォックの制作には何時間かけましたか?
「えーと、初代が大体1年くらい。いま使っている3代目は4か月くらいかしら」
『しれっと3代目とかいってて草』
『ジャバウォック初代と2代目いたのか・・・』
『てか一番最初の機体製作に一年も掛かってるんだな』
『あのキメラっぷりを考えれば1年でも早い方では?』
『せやな』
『そのうち何体ものジャバウォックを倒せ! とかいうクリエイトミッション配布されそう』
「あら、それは面白そうね。ふふふ、考えておくわ」
『草』
『チャンピオンがアップを始めました』
『チャンプはさあ・・・』
『まあクリアするだろうなあの人なら・・・』
一般亡者:エクハザールの野郎との戦いでフォースネストが大分焦げたと聞いたのですが本当ですか? 私はオーズ10周年の方を優先してしまったので見れませんでした。
「あー、うん。あのバトルはひど……激しかったわね。うん」
『ところでそのバトルのアーカイブは配信で流すんです?』
『自分も見れなかったな』
『あの時のフォースネストだけど、痛かったゾ~』
『フォースネストも配信を見る時代か』
「……アーカイブを流す予定は今のところないわ。ごめんなさいね」
ファンキース:チャンネル登録者数6万人突破おめでとう。ところで俺は最近Gチューバーの動画巡りをしているんだが、クオンちゃんは他のGチューバーの動画や配信を見ることはあるかい? あるならおススメの動画やGチューバーを教えてくれると嬉しい。
『ファンキースニキ!』
『ようこそ、Gチューバー沼へ。歓迎しよう、盛大にな!』
『そういやテトラちゃんとのバトル後にGチューバー見始めたって呟いてたな』
『さすがテトラちゃんやでぇ・・・』
「テトラちゃんの配信、いいわよね……。私も見ているわ。他のGチューバーだと、キャプテン・ジオンやイオリん……こほん、委員長も見ているわね」
『イオリんいいよね。すき』
『クオンちゃんがキャプテン・ジオンの動画見てるの意外だな』
『アレサちゃんの歌ってみた動画おススメ』
『あー、あの動画いいね。まだまだ再生数少ないけど頑張ってほしい』
おススメのGチューバーや動画の話題でわいわいと賑やかになるコメント欄。それらを流し読みしながら、配信時間の残り時間を見ると、あと2、3個ほどの質問には答えられそうだった。
「私はクロト氏のGPD初期勢バトル再現動画もいいと思うわ。……さて、そろそろ次の質問にいきましょうか」
夢作りの金庫番:
クオン様へ
最近、暑い日が続きますがクオン様はいかがお過ごしでしょうか?
私は夏への憎しみを胸に依頼をこなしていく日々を過ごしています。このお手紙を書いている今日はフォース戦でたくさん殺せたのでとてもとても良い一日でした(●´ω`●)
そこでクオン様に質問なのですが『クオン様が一番やってて楽しいこと・好きなことはなんでしょうか?』
私はGBNやGPDでたくさんの強敵に囲まれながら死ぬまで戦うのが大好きなので、ふとクオン様はどんなことが好きなのか知りたくなりました。(私と同じだったら嬉しいです)
ぜひお答えしていただけると嬉しいです。
『なんかやべーのがきたな』
『強敵に囲まれて氏ぬまで戦うのが好きとか、これはバーサーカーですね間違いない』
「んー……ガンプラバトルももちろん好きだけれど、GBNでスクショしたガンプラを作製したり、ジオラマを作っている時は楽しいわね。スクショしたガンプラの作製は内部のギミックまでは再現できないし、細部もわからないところは想像で補完することも多いけれど……あ、これは部屋に飾って楽しむためのものだから、GBNには持ち込んだりしないわよ? 私が個人用に作っているものだからね」
『お、おう』
『スクショして作ったガンプラを部屋に飾っているというのも中々ヘビーやで』
『ヤンデレかな?』
『上位ランカーのガンプラは軒並み揃ってそう』
『もしかしたらワイのガンプラも、クオンちゃんの手で再現されて部屋に飾られてるのかな。そう考えると興奮してきたな』
「スクショする時は相手に許可取ってあるわよ。一応言っておくけれどね」
『アッハイ』
『草』
『まあ、当然よな』
『さすがに断りもなくスクショしたものを元にガンプラ作りました! とは言わんやろ』
『相手に断り入れるのはマナーだからね』
「ちなみにジオラマの方はぺリシア・エリアに展示しているわ。ふふふ、どれも自信作だから見てくれると嬉しいわ」
むふー、と人差し指を立てながら自作の宣伝をする。ぺリシア・エリア。広大な砂漠のフィールドの中に存在する、中立エリアにしてガンプラビルダーたちの聖地。
GBNでもトップクラスのガンプラ製作技術を持つシャフリヤールが時々自作品を展示していることでも知られているそこには、クオンが製作したジオラマも置かれている。アニメのワンシーンを切り取ったものや、ガンプラバトルのアーカイブの対決シーンを元にしたものなど様々だ。
『クオンちゃんぺリシア・エリアにジオラマ展示してたのか』
『あそこあまり行く機会ないから知らなかったゾ・・・』
『最新作は「エールストライク対ガンダム・バルバトス(第三形態)」だったかな。カットイン風のキラとミカのフィギュアライズバスト付き』
『フィギュアライズバスト付きwwwマジかwww』
『ガンダムキャラの胸像か。さすがはビルド狂い』
「は? 違いますけど? ビルド狂いとかじゃないんですけど?」
『頑なに否定してて草』
『You認めちゃいなよ』
「違うから。エールストライクとバルバトスだけだとなんだか寂しいなと思って追加で作っただけなんだから! ほ、ほんとよ?」
『なんで最後ちょっと弱気なのん』
『かわいいからヨシ!』
『興味出てきたからぺリシア・エリアいってみるか』
『あそこは色んなガンプラビルダーが自作品を展示してるから、見て回るだけでも結構面白いぞ』
『ぺリシア・エリアにいくなら乗り物はレンタルしておけよ。徒歩での移動は・・・いやー、きついっす』
『お主さては・・・やらかしたな?』
『ぺリシア・エリアの砂漠地帯はGBNの悪いところが出ている』
『うむ』
一般貴族主義者:ディビニダドをフルスクラッチしたというのは本t ……失礼、取り乱してしまった。
貴殿が配布しているミッションの木星帝国戦ステージその部分のみの抽出は可能だろうか? 無論、貴殿の調整や内容に不満がある訳ではない。
一度挑んだからにはいずれ全てのステージを攻略してみせよう。だが、貴殿という大きな壁への挑戦と同じくらいに私はクロスボーン・ガンダムという作品が好きだ。
挑戦者を迎え撃ち、何時かは散る運命のディビニダドの悪の勇姿を何度でも心に焼き付けたいのだ。
……話が脱線してしまったな、私の質問は「木星帝国戦ステージのみの配布予定はあるか?」だ。長々と失礼した。
「ごめんなさい。あのクリエイトミッションの特定のステージだけの単独配布は、いまのところ予定はしていないわ。だけど……そうね、同じクロスボーン・ガンダム好きとして木星帝国戦の別のクリエイトミッション配布も考えてみるわ」
『やさC』
『これはディビニダド10機の最終決戦完全再現されるやつですねわかります』
『全部フルスクラッチかー』
『フェザーファンネルももちろん全部作り込むんですよね?』
『クオンちゃんだぞ?』
『ガングリジョとかノーティラスも?』
『クオンちゃんを信じろ』
「……なんだかイヤな信頼のされかたをしている気がするけれど……。クリエイトミッション用の機体は全部作るわよ。なんなら作業配信もするわ」
『よういうた! それでこそビルダーや!』
『クリエイトミッション用の機体全部製作して用意するその拘り好きだよ』
『なにがクオンちゃんをそこまで駆り立てるのか・・・』
『木星帝国のあの機体やこの機体がついに立体化するのか・・・こんなに嬉しいことはない・・・』
『ないものは作るビルダーの鑑』
「んふふ。さて、と……時間的に答えられるのはあと一つかしらね。最後の質問、いくわよ!」
kuko:テトラとの反省会配信、視聴させて頂きました。ギャンという純近接機で懐に潜り込み、ジャバウォックのアドバンテージを封じる戦い方を取るのかと思いましたが、あえて性能の全てを引き出させ、そしてそれを真っ向から打ち破っていくとは流石の私も予想できませんでしたよ。
兄の盾、姉の盾、妹の盾、自身の盾を四枚合わせた鉄壁の構え。家族の絆の結晶というやつでしたね。最後には貴女の剣を使ってのトドメにも驚かされました。
無様に負けた貴女を笑ってやろうと思いましたが―――そうです。私も負けました。アマミツツキの中を突っ切って殴り愛に持ち込まれ、あの盾にボッコボコにされました。
―――話が逸れ過ぎましたね。
テンコ様がいかがわしい衣服を着ていたのですが、あれは貴女の差し金ですか? ……マジ最高感謝ですまたテンコ様語りをしましょう。(ちょっと面貸せ)
tnk:お主とのコラボ配信―――クーコと共にお邪魔させてもらった配信の話なのじゃが。実は禍津天照を紹介した後に、亡者の一人から、たいまにん? なる衣装を贈られたのじゃ。
少し着てみたのだがこれは、何というか、ピッチリしておってな。気恥ずかしいのこれは。不思議と。クオン殿もこういうのが好きなのかえ?
『クーコとテンコ様キターーー!』
『ド本命やん』
『最後の質問がクーコとテンコ様か』
『○魔忍テンコ様の画像はどこで見れますか?』
『トリを務めるのはこの二人ですか・・・。さすがですね(?)』
『あー、いけません、対○忍衣装のテンコ様なんてえちえちすぎます』
『クーコの本音漏れてるの草バエル』
『クーコ、テンコ様大好きかよ』
『いっそクーコもたいまにんすればよかったのに・・・』
『天才かお主』
『たいまにん衣装で恥ずかしがるクーコ・・・ありだな』
クーコとテンコの質問(?)に、コメント欄が今日一番の大盛り上がりを見せる。滝のように流れるコメントの勢いはしばらく収まりそうになく、このままコメントが落ち着くまで待っていたら配信時間が終わってしまうだろう。その前に言うべきことは言っておかねばなるまい。
「……実はテンコ様の質問には画像も添付されていたのだけれど、それについては保存した後に、添付されていたものは削除しておいたわ。○魔忍コスのテンコ様は控えめにいっても最こ……げふんげふん。……いえ、何でもないわ。というかあなたたち、テンコ様に変なものを送るのはやめなさいね?」
『は?』
『なんで?』
『は?』
『どうして削除したのよぉぉぉ!』
『たいまにんテンコ様どこ? ここ?』
『亡者たちが発狂してて草』
『草』
『お ま え らwww』
『そんな、テンコ様に送らなければ誰に送れっていうんですか!』
『それはもちろんクオンちゃんでしょ』
『なるほろ?』
『えっ、クオンちゃんに○魔忍コス送ってもいいのか!?』
「は? でもないし、なんで? でもない。神ぞ? あのお方は神ぞ? あまり面白半分に変なものを送るものではないわ。……送るならクーコにしなさい、クーコに」
クオンはにやりと笑みを浮かべながらそう言う。
『わー、悪い顔してるー』
『ギザ歯すこ』
『笑ったときにギザ歯が見えるのすこなんだ・・・』
『わかる』
『わかるマーン!』
『全然わかる』
『ギザ歯女子いいよね・・・』
『いい・・・』
『プロ同士きたわね』
『草』
「ああ、でも、送るものは考えなさいよ? 変なものを送るのはいいけれど、相手に不快な思いをさせるようなものはダメだからね」
『変なもの送ってもいい、は草』
『クーコが聞いたら怒りそう』
『まあ勝手に変なもの送りつけられるんだからな』
『ガンダムシリーズの仮面コレクションでも送るか』
『それ付けたクーコが出てきたらどういう顔すればいいのさ』
『テンコ様も一緒につけるかもしれない』
『草』
『草生える』
『テンコ様そういうことする』
「クルーゼの仮面をつけたテンコ様が来たら耐えられる自信がないけれど……。いいわねそれ。採用」
『採用されちゃったよ』
『草』
『もう草』
『大草原』
『にぱっとした笑みで採用! っていってるの草』
『にぱー』
『え、ニッパー?』
『かわいい』
『クオンちゃんが楽しそうで何よりです』
「ふふふ……。あら、もう枠が終わるわね。……名残惜しいけれど、今回の配信はここまで……。それでは、亡者の皆さん……。良き
『よきしゅう!』
『よきしゅう~』
『お疲れー』
『おつです』
『良き終末を!』
シグルド:
クオンさんへ。
いつも貴方の活躍を応援しています。
あ、そうそう。レギンレイズジュリアを元に、ミキシングして作った機体がありまして今度その機体で貴方と戦ってみたいなぁと存じ上げます。
てことで、最後にこれだけ……。
おいデュエルしろよ。びびってんのか、たけし(クオン)?
クオン:誰がたけしよ、誰が。
ルシフ:闇に呑まれよ!(こんにちは)
終末を呼びし竜、その端末よ、汝は決して墜とせぬ明星を墜とせるか否か!(クオンちゃん、今度戦いませんか?)
まぁ、しかして汝が生み出せし配下たる化生共の力のなんたる事か……(それとは別に、クオンちゃんが作ったガンプラは凄いですねぇ……)
汝が叡智の力……ちと、我にも教えてたもれ?(ちょっと私にもコツとか教えてくれませんか?)
クオン:クックックッ、我が眷属の秘密が知りたいと? ならば戦いの後に教えよう!
獅子仮面:今度、本気でバトルをしてみないか?
クオン:お、お手柔らかにお願いします・・・。
フラクス:今度フォースイベントを開催したいのでラスボスになって下さい!(オメメキラキラ)
クオン:ラ、ラスボス・・・ふふふ、この我にフォースイベントのラスボスを務めよとはな。何それ楽しそ・・・じゃない、こほん。クックックッ、よかろう。全力でその期待に応えよう!
ハインリッヒ:近々僕のヴィーヴィルを強化したいんだけど、同じドラゴンモチーフガンプラとして何某アイデアとか貰えないかな?
クオン:ふふふ、同じく竜を使うものか。ならば我が城にて叡智の交換をしようではないか!(意訳:私のフォースネストでアイデアを出し合いましょう)
アレイスター:ハッハッハ! なかなか面白そうなミッションだな! 今度遊びにでも行こう!
クオン:ふふふ、挑戦者はいつでもまっているわ。
一般亡者:初心者狩りと初心者狩りハンターについて一言。
クオン:新規さんには優しくしないとダメよ?
一般亡者:やたら勝負に運がない印象がある、テンコ様のフォースNO.2のクーコさんの実力はどう見ていますか?
クオン:私の方が強いけど、あのチャンピオンを一人で抑え込めるくらいだし、あとは勝負運があればね。まあ、それでも私の方が強いけどね?
(私の方が勝ち越しているのに何を言っているのでしょうねこの子は。言葉のセンスだけでなく、ガンプラバトルの腕前も磨いた方がいいのでは?byクーコ)
一般亡者:GBNで思わず目を背けるような、見なかった事にしておきたい事はありますか? 名言しなくても構いません。
クオン:髭を生やした筋肉もりもりマッチョマンの大柄な男性アバターがお嬢様言葉でガンプラバトルをしていたのを見たとき。
一般亡者:一度言ってみたいガンダムシリーズの台詞は何ですか?
クオン:えー・・・カラス先生の台詞かな。
一般亡者:明日のパンツは何色ですか? 私はカラフルですが。
クオン:ふっ、黒よ。
一般亡者:CVゆかな説って本当ですか?
クオン:ゆかなボイスいいわよね。思わず課金したわ。
一般亡者:とあるシークレットミッションに竜型のNPDが出ると聞いたんですがもしかしてクオン様が関わって居ますか? また、関わっていなかったとしたらその竜に対して何か思うところは有りますか?
クオン:シークレットミッションの竜型NPD・・・? もし実装されているなら一度会ってみたいわね。
通りすがりのおせっかい:今度一戦やりたいんじゃがどー? 俺はウォーグレイモンになるから
クオン:ふっ、ならば我は鋼鉄の狼王にて迎え撃とう!(意訳:私はメタルガルルモンでいく!)
バトローグ
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GPD配信(キリシマホビーショップ)
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クオンVSクーコ
-
クオンVS首無し
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グランダイブチャレンジ(E・D)
-
ロータスチャレンジ(E・D)
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激闘!SDガンダムタッグバトル!