~ショッピングモール~
突然だけど、皆って誕生日プレゼントって渡したことはあるかな?勿論、僕は渡したことがあるよ(航平君に)。でも、それが出来るのは友達であり、同じ男だから気軽に渡せるんだよ。つまり・・・
「どうしよう・・・・」
そう。今日は巴さんの誕生日だ。そして巴さんはこの世界では身内であり、僕の妹。つまり僕は兄という立場にあるわけだ。しっかりと誕生日プレゼントを用意したいと思い1週間前から考えているのたけど・・・・・・・・・何をプレゼントすれば良いのか全く分からない。
「何をプレゼントしたら喜んでくれるんだろう・・・」
そもそも、女の人ってどうゆう物を欲しがるのだろうか?髪が長いから、髪を纏める為のシュシュ?それとも何か食べ物?それともぬいぐるみとか?・・・・どれも巴さんが周りの友達から貰いそうな物ばかりしか思い浮かばない・・・
「こういう時は誰かに聞いてみた方が良いのかな・・・?」
あ駄目だ。今の時間帯皆練習だわ。まじでどうしよう・・・
うーん・・・・・・ん?確か巴さんはドラムだったよね?・・・そうだ!ドラムのスティックだ!!!そうと決まれば江戸川楽器店に直行だ!!!
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~江戸川楽器店~
「・・・・・」
中から進が黙りながら出てくる。
「あれは無理だわ・・・種類多すぎる・・・」
ドラムのスティックってめちゃめちゃ種類あるんだな・・・チップ(スティックの先端のこと)って言うのか?先端の部分で8種類あるなんて初めて聞いたよ・・・あとお店に何で女性のスタッフさんしかいないんだよ・・・・
「今の時間は・・・・午後6時か、もうそんなに時間たっちゃった・・・まだプレゼント買ってないのに・・・」トボトホ
進がしょんぼりとした状態で道を歩いていると
「あれ?兄貴?」
そこに練習帰りの巴さんが現れる。
「あ・・・」
「何で兄貴が楽器店にいるんだ?」
「えーっと・・・・それは・・・・」
もう、正直に言っちゃおう・・・
「実は・・・巴に何かプレゼントしなきゃって思ったから・・・」
「・・・・・ん?」
「いや・・・今日、巴の誕生日だから何かプレゼントしようと思ってここに・・・」
「え、兄貴が?」
「え?うん・・・?」
「兄貴が・・・アタシに・・・?」
「そうだけど・・・どうしたの?」
何で動揺してるの?
「期待してたなら・・・ごめん・・・迷ってプレゼント買えなかった・・・」
「・・・・・」
あ、これは・・・怒られるやつかな・・・?
そう進が考えていると、巴が周りをキョロキョロと見る。
「じゃ、じゃあさ兄貴・・・」
「ん?」
巴が進に手を差し出す
「た、誕生日プレゼントの代わりで良いからさ・・・アタシと・・・家までさ・・・手、繋いで帰ろう・・・?///」
「・・・ふぇっ!?///」
え?!・・・えぇ!?巴さんってこんな人だったっけ!?ま、まぁ、手を繋ぐ位なら・・・
「い、良いよ///」スッ
進も手を差し出し、巴と手を繋ぐ。
「・・・・///」ギュッ
「・・・・っ!?///」
進は普通に手を繋いだ状態で帰ると思っていた。それだけでも巴と手を繋ぐだけで恥ずかしかったのだか、巴が手を繋ぐと指を進の指とくみ、恋人繋ぎにしたのだ。
「家に帰るまでだからさ・・・///」
「う、うん・・・///」
「じゃあ、行こう///」
「分かった・・・///」
巴と進は、恋人繋ぎで自宅まで帰るのだった。
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~自宅~
「それじゃあお兄ちゃん!クラッカーの準備は?」
「出来てるよ!」
「それじゃあ、お兄ちゃん一緒に言うよ!」
「分かった!」
「「せーのっ!!」」
パンッ!パンッ!
クラッカーの音が鳴る。
「「巴(お姉ちゃん)!!誕生日おめでとう!!」」
「あははは、兄貴もあこもありがとうな!」
その後は、3人で巴の誕生日パーティーを楽しんだ。
無課金60連引いて巴さんの限定誕生日星4出なかった・・・
でも巴さんが誕生日なら痛くも痒くもない!!
誕生日おめでとう!巴さん!!