~ショッピングモール~
「・・・・・」
今日も普段と変わらない日。だと普通の人ならお申し出だろう。だけど僕は違う。何故なら、明日は妹であるあこちゃんの誕生日だからだ。以前、僕は巴さんの誕生日の時に誕生日プレゼントを一週間前から考えていたのにも関わらず準備出来なかった・・・・それがまた起こってしまう状況にある。理由としては、あこちゃんに渡すプレゼントが殆んど他の皆に準備されてしまったからだ。巴さんはあこちゃんにドラムのスティックの新しい物を。Roseliaの皆はどうやらファンタジー用語辞典というものを準備したらしい。何故それらを知っているか?巴さんはもうすでに「あこの誕生日プレゼント買ってきた」って僕に見せて、Roseliaの方はリサさんに聞いたからだ。というわけで僕は何かアイディアがないかとショッピングモールに来ている。
「うーん・・・何か良いものは・・・・」
あこちゃんは可愛いものじゃなくて、かっこいいものを集めてるからね・・・でも、他の皆から個別でかっいい物を貰うと思うから、やっぱり可愛いものの方が良いかも・・・・
「やばい、あこちゃんの誕生日明日なのに・・・」
商品棚を見渡しながら歩いていると、ぬいぐるみが置いてある棚のところで立ち止まる。
「ぬいぐるみか・・・プレゼント・・・・・・ん?これだッ!!」
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~自宅~
「「せーの!!」」スッ
パーーンッ!!
「「あこ(ちゃん)!誕生日おめでとう!!」
二人が勢いよく紐を引き、クラッカーを鳴らす。
「わーい♪ありがと~♪」
「ほらあこ!プレゼントもあるぞ~」
「本当!?」
「僕からもあるよ。はい」
「やったー!開けていい?」ワクワク
「おう!」
「もちろん」
「じゃあお姉ちゃんの方から・・・・・あ!新しいスティックだ!」
「あぁ。あこ、最近スティック買い換えたいって言ってだろ?だからちょっと奮発して良いの買ってきた」
「わぁ~!ありがとうお姉ちゃん!」
「あはは、あこが喜んでアタシも嬉しいよ」
「じゃあ次はお兄ちゃんの・・・・・・」
あこが進のプレゼントを開けると、ビックリして硬直する。
「どうしたんだ?・・・」
開けたその箱の中身は、あこ、巴、そして進のちっちゃい毛糸で出来たぬいぐるみだった。
「ど、どうしたのこれ?」
「え?作っただけだよ?」
「「え!?」」
あまりのクオリティの高さに二人はまた驚く。
「頑張って作ったんだ。あ、巴も欲しかったら言ってね」
「まじですごいな兄貴・・・」
「す、すごいよお兄ちゃん!まさかぬいぐるみ作れるなんて!」
「いやいや、大したことじゃないよ」
「えへへ♪お姉ちゃんから貰ったスティックも、お兄ちゃんから貰ったぬいぐるみも、大切に使うよ!ありがとう♪」
「おう!」
「うん!」
「お兄ちゃん、お姉ちゃん。ありがとう!!」
あこにプレゼントを渡したあと、3人はあこの誕生日パーティーを楽しんだ。