転移ということをしました。   作:きのこシチュー

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約1ヵ月ぶりに投稿します。いやー、待たせてしまって申し訳ありません・・・ちょっと現実の方も忙しかったもので(主にテスト)まぁ、また良い点とれるか分かりませんが(笑)

では、どうぞ!


泊まりにくる

~台所~

 

蘭が一度家に帰った後、巴と進はあこと蘭の分を合わせて4人分の料理を作るため台所に立っていた。

 

「なぁ兄貴」トントントン

 

巴が野菜を切りながら進に話す。

 

「ん?どうした?」ジュワー

 

進も巴が切った野菜とお肉を鍋で炒めながら話しを聞く。

 

「つい勢いで蘭に泊まりにきても良いって言っちまったんだけどさ・・・良いのか?」トントントン

 

「・・・・え?」

 

別に家に泊まる位だよね?

 

「別に大丈夫だよ・・・?家に友達とお泊まり位大丈夫だよ?」キョトン

 

そういった瞬間、巴が切っていた包丁の動きが止まる。そして

 

ギュッ

 

巴が進の服を軽く掴む

 

「じゃ、じゃあ今度から家に何度も友達呼んでいい・・・か?」

 

「うん・・・?」

 

「ほんとか!?」キラキラ

 

「うん」

 

「まじか!!ありがとうな兄貴!!!」ギュッ―

 

巴が進に抱きつく

 

「ちょちょちょ!!今火使ってるから!!危ないから!」

 

いやめっちゃ嬉しいんだけども!!

 

「す、すまねぇ兄貴!」パッ

 

ピンポーン

 

「あ、多分蘭だと思うから玄関開けてくる」

 

「分かった」

 

そういうと巴は玄関の方に向かって行った。

 

「うーん・・・」

 

今の巴さんの発言からすると、この世界の僕が何か知らないけどあまり家に人を入れないみたいな感じだね。不思議な人だねこの世界の僕は。まぁ別に僕の場合だと皆がのびのびと生活が出来るなら別に良いしね。

 

「っとここで水を入れてと・・・」ジャー

 

ガチャ

 

リビングのドアが開く

 

「ただいまー!!」

 

「お邪魔します・・・」

 

「あれ?あこちゃんも一緒だったんだ。おかえり」

 

「うん!ただいま!帰り道に会ったから一緒に来たんだー♪」

 

「・・・・」

 

「ほらあこ。もう少ししたら晩御飯だから手洗えよー」

 

「はーい!」

 

「わたしも・・・」

 

「因みに今日の晩ごはんは?お姉ちゃん」

 

「あぁ、いつもはアタシが作るんだけど、今日は兄貴が作ってくれるってさ!」

 

「えぇ!?」

 

「・・・!?」

 

いや待って。あこちゃんの反応は分かるけど蘭さんもそんなに驚くんだ・・・

 

「お兄ちゃんって料理作れたの!?」

 

「アタシもそう思ったんだけど、何か作ってくれるらしいからさ。少し心配だからアタシも少し野菜切ったりして手伝ってたんだ」

 

「・・・大丈夫なの?」

 

「まぁ、みたところ何か手慣れるから大丈夫だと思うぜ」

 

「あはは、ひどい言われよう。因みに作ってるのはカレーだよ。まぁ、テレビでも見てて時間つぶしてて」

 

「お兄ちゃんのカレーかぁ・・・楽しみだなぁ♪」

 

___________________________________________

 

※数十分後

 

「出来たよー」コトン

 

進が盛り付けたカレーをテーブルに人数分置く

 

「「おぉ~!」」

 

「いい匂い・・・」

 

「それじゃあ」

 

「「「いただきます(!)」」」

 

「どうぞ」

 

そういって進以外の三人はカレーとご飯をスプーンですくって食べる

 

「おぉ!美味しい!」

 

「うめぇ!」

 

「美味しい・・・」

 

「良かった・・・」

 

まぁ、独り暮らしだったからね。多少料理できて良かった・・・

 

「お兄ちゃんって料理出来たんだね!」

 

「意外な一面だな!」

 

「あはは・・・」

 

どうやらこの世界の僕は料理をしないってことが分かった。

 

「ねぇねぇお兄ちゃん。この細かく切ってある緑のは?」

 

「あぁ、細かく切ったピーマンだよ」

 

「ピーマン!?」ガタッ

 

「うん」

 

「全然苦くないよ!?何で!?」

 

「確かに。切ったのはアタシだけど、何で苦味がないんだ?」

 

「あぁ、それは『油通し』っていう油で一回くぐらせたんだよ。それをすると苦味が少なくなるんだ。そしてくぐらせたピーマンをしっかりキッチンペーパーで油をとってカレーにいれたんだよ。あこちゃんはピーマン苦手だったよね?好き嫌いせずに食べられるようにしたんだよ」

 

「す、すげぇ・・・」

 

「お兄ちゃん本当に変わったね・・・前まで「ピーマン食うまでデザート無し!」って言ってたのに・・・」

 

「もうそんなことしないよ・・・」

 

しかもやることが好き嫌いする子供に無理に食わせる親じゃん。それは本当に良くないから嫌い。無理矢理食べさせるのはダメ。ゼッタイ。

 

「すごいよお兄ちゃん!ありがとう!」パクパク

 

「どういたしまして」ニコッ

 

とにかくあこちゃんが喜んで良かった

 

「・・・・ねぇ」

 

蘭が進に話しかける

 

「え・・・?はい・・・?」

 

「後で作り方教えて・・・」

 

「・・・・へ?」

 

_______________________________________

 

~自分の部屋(?)~

 

「ふぅ・・・」

 

さて、今日も無事終わった。ちょっと蘭さんが泊まりにくるのは流石に驚いたけど。まぁ、本人達が喜んでくれてるなら別にいっか。

 

そう考えたあとに進が背伸びしてベッドに入る。

 

「明日も頑張らなきゃな」

 

そう進が寝ようとした時

 

コンコン

 

部屋のドアがノックされる

 

「ん?誰かな?」

 

ドアが開く。入ってきたのはあこちゃんだった。しかも何故か涙目で。

 

「ど、どうしたのあこちゃん?」

 

「い、一緒に寝ていいかなって・・・・」

 

・・・・・・・え?

 

「駄目・・・だよね・・・」

 

「いやいや!全然良いよ。おいで」

 

そういうとあこちゃんの顔が凄く明るい笑顔になる。

 

「お兄ちゃーーーん!!!」ギュッー

 

「とととっ!」

 

進は抱きついてきたあこを支えた。

 

「えへへ♪」

 

いっ、一体何があったんだ??




因みに主人公の想像はおまかせします。
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