マジでこの会社やめてやろうかな 作:ナイン
A.ちょっと執筆時間が。書ける時に書いていくよ
「結局全部仕込まれたことってことかよ……」
エクシアから一通り報告を受けてそう結論付ける。ずっと気になっていた。誰かが書いたシナリオ通りに進んでいるような違和感がずっとあった。いくつか想定外のことはあったんだろうが、おおむね成功、といったところだろう。
──最近、マフィアとペンギン急便の関係は悪くなるばかりだった。まあ、何度も喧嘩吹っ掛けるたびに返り討ちにあってる。どうせ負けてばっかじゃメンツが立たねぇとかそんなとこだろ。ギャングとはルーツが違う、だのやってることが違うだの言ってるが、正直傍から見たら変わらねぇ。非合法なことに手を出している時点でな。
ともかく、安魂夜にあれだけド派手なことをしたんだ。誰だって面倒には関わりたくない。それに、ジジイが出てきた。鼠王の名を携えて。それだけで龍門の並大抵のことは収まる。
「だがアジト爆破と俺のコレクションを割りやがったことだけは許さねぇからなクソッタレが……」
酒ってのは芸術品だ。値段に左右されず、皆一様に。しかも、あれはこんな世界になってからめっきり少なくなった
しかも、俺はこれから書類の山と向き合わねぇといけねぇのに
誘われなかったわけじゃないんだが、仕事を放り投げて行くわけにはいかねぇ。あのクソペンギン許せねぇ……。
この仕事鬱憤しか溜まんねぇな。
「あー、そういやボスが刺されたんだとかなんとか言ってたな……」
正直飽きた。何回刺されれば気が済むんだ。さっさと死んでくれねぇかな。無理かな。……無理か。
「どーでもよさそうに言うな! あのジジイ本気で刺してきたんだぞ!?」
「そりゃご愁傷さまで。生きててなによりじゃねぇか。で、なんか用か? 俺は忙しいんだが」
「お前、最近俺がボスだって忘れてねぇか?」
「ちゃーんとソンケー出来るボスだと思ってるさ」
他意はない。決して酒瓶投げるの指示したのボスだからって根に持っているわけではない。
「……ま、いい。お前がどう思ってようが俺が上なのは変わんねぇ。用件は今回の件をピーターズの野郎が負担するってことを伝えにきた。余分な仕事はしたくねぇだろ」
「マジで? 太っ腹だなフェンツ運輸。流石成金。アンタのせいでアジトが吹っ飛ばされて俺のボトルはこの世から消えたからな」
「あのチンピラどものせいだろうが」
「アジトはともかくボトル投げろって指示したのはどこのどいつだよ!」
「ここに居る俺だよ文句あるか」
「文句しかねぇ……!」
このクソペンギン……ッ! しばらく引きずってやる……。
「……ってなわけだ。リストは明後日でいい。お前は休め」
「おいおい。どうしたんだボス? 俺を労うとかお前やっぱり死んで……」
「いや死んでねぇ。お前の目ん玉飾りか?」
「おいおい。いくら目ん玉濁ってるからって言いすぎだろ」
「自覚あんのか?」
この野郎……。
「この目ん玉の濁りはアンタのせいだよ」
「お前休み無くすぞ」
「元からないのに今更なに言ってんの」
「24時間働いてもらう」
「鬼かなんかかよ」
近衛局の姉ちゃんだけで充分だっての。……あの姉ちゃんは性格的っていうよりは種族的な意味合いなんだが。
「とりあえずモスティマと話せ。近いうちにあいつも発つ予定だ」
「は? 俺はその話は……って居ねぇ!」
今さっきまで目の前に居ただろどういうことだよ。……アイツのこと、嫌いじゃねぇが
少なくとも、モスティマはこのことを知っている。死者は、現世に留まらせてはならない。
……さて。
「あのクソペンギン居場所くらい教えて行けっての」
一晩探したとこで見つからねぇだろ。
「……酒でも飲みに行くかぁ!」
どうせ捕まえられねぇんだ。アイツの気まぐれに任せよう。
次回、モスティマが出てくるかもしれない。……推しです!!!(大声)
特殊タグ導入してみたけど
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いいねぇ!
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普通の方がいいな! いいな!