俺は今、英真達と公園に出かけていた....最近は怪獣の被害がないため落ち着いて生活ができていた。
「なぁ海斗〜ここ最近戦ってなくて体が訛ってるよ〜」
「そんな事言うなよ?平和が1番じゃないか!」
「そうだよ英真ぁ!私達が平和に暮らしてるのは2人のおかげだけどこうして怪獣の被害が無いことはいいことなんだよ!!」
珍しく環奈が良い事を言ったなと思わず感心してしまった。そう考えていると後ろからリナがタックルしてきた。
「痛いなぁ〜!!リナ!!」
「えへへ〜海斗がよそ見するからだぞ〜!!」
俺はここ最近リナと一緒にいる事が多くなった。怪獣が出現してた時は一緒にいる時間はあまり長くはなかったけれど今は一緒に長く居れる時間が長いから嬉しいなと思っている。
「環奈さん環奈さん〜」
「何ですか何ですか英真さん〜」
「海斗さんのあの目は完全に恋ですね〜」
「そうですね〜あれは恋の目ですね〜」
「おい...何見てんだァ!!」
「きゃあ〜!!怒ってるよ〜!!」
いつまでもみんなと一緒に居られたらいいなって思う。その為にもこの地球を守りたい。だから俺は戦う...そう決めたんだ。
一方その頃...宇宙から一体の星人が地球に降り立とうとしていた。
「ゲルゲルゲルゲルゲル〜!!」
この星人の名は魂転星人ユラ。幾多の惑星で破壊行動を犯してきた要注意な星人である。そんなユラが地球に降り立った。
「ゲルゲルゲルゲルゲルゲル〜!!」
ユラは眩い光を放ち町の人々に浴びせた。街の人々は倒れ込んでしまった。その異変にトルネードとブロスが気づいたのだ。
「海斗...街の様子がおかしい!!」
「英真...行きましょう!!」
「わかった!!リナ、環奈...待っててくれ」
「わかった...無理しないでね?」
そう言うと海斗達は一旦彼女達から離れユラの元に向かった。
「なんだ...この倒れてる人達は....」
辺りは倒れ込んでる人々でいっぱいだった。
「考えてる暇はない...行くぞ!ジード!」
【ウルトラマンジード】
「パワード!」
【ウルトラマンパワード】
「青き瞳のパワーよ我に力を!はぁぁ!トルネードォ!」
「フュージョンブレイク...ウルトラマントルネードメガブルーアイズ!」
「ジュワッ!!」
海斗はウルトラマントルネードメガブルーアイズに変身しユラの前に現れる。
「僕達も行きますよ!!」
「OK!! ビクトリー!」
【ウルトラマンビクトリー】
「シェパードン!」
【シェパードン】
「友の力で世界を切り開け!ウルトラマンブロス!」
「フュージョンブレイク...ウルトラマンブロスフレンドシップセイバー!」
「ギィアッ!」
同じく英真もウルトラマンブロスフレンドシップセイバーとなりユラの前に現れる。
「行くぜ!」
2人は同時に走り出し挟み撃ちをする作戦で動いユラ目掛けてパンチをする。だがしかしユラの体は透けてお互いにパンチが当たってしまう。
「うわぁっ""!!」
「大丈夫かトルネード!!」
「あぁ、平気だ。ブロス大丈夫かっ!!」
「こちらは大丈夫です。まさか攻撃が効かないとは...」
「当たるまでやるしかないっしょ!!」
そう言うと2人は立ち上がり攻撃をするが、何度やっても空振りで自分達にダメージがきてしまう。
「ゲルゲルゲルゲルゲルゲルゲル〜!!」
ユラは笑っているのか先程よりもテンションが上がっていた。するとユラは先程の光をトルネードに向かって放つ。
「ぐっ""眩しい!!」
ブロスと英真は眩しすぎて視線を逸らした。光が収まりトルネードの方に目を向けると彼は気を失っていた。
「おい、海斗!!どうした!!」
「トルネード兄さん!どうしたんですか!!」
「もしかしたらさっきの光を浴びたせいかもしれない。」
「街に倒れてる人は兄さんと同じように気を失っている。さっきの光を浴びたせいかもしれないですね...気をつけましょう。」
その頃リナ達もブロス達の元に駆けつけた。
「え、何これ?!」
リナ達は周りに倒れてる人達を発見した。駆け寄って声をかけても返事がない、何かおかしいと感じたリナ達は当たりを捜索した。
「キュルルルル!キュルルルルルル!」
「フレちゃんどうしたの?」
街を捜索しているとフレドが何かを伝えようとしていた。フレドは、宝石店の前に立っていた。
「ここ、宝石店だよね?」
すると宝石店から何か声が聞こえてきた。
「助けてくれ!!」
「ここから出して!!」
「動けないんだ!助けてくれ!!」
「リナちゃん!ここから声がするよ!!」
「え、声?!....これはまさか...」
リナは駆けつけると宝石店の中の声を聞き何かを思い出した。
「この仕業は...魂転星人ユラの仕業...環奈ちゃん!ここで待ってて!!」
リナはユラの存在を知っていた。それもそのはずユラは宇宙では有名の星人であるためリナも知っていた。しかもユラは宇宙では何度倒しても復活するとのこと。リナはユラの弱点を知っていた。
「英真!!この星人は眩しい光を放つことが出来るの!その光を浴びると魂を宝石に移されるの!!こいつを倒すにはこいつの魂が入った宝石を壊すしかないの!!」
「なんだって!!でも宝石って言ってもこの街だけでもたくさんの宝石店があるぞ?!一個一個壊すのに時間かかるぞ!」
「大丈夫...私に任せて!!」
リナはそう言うと耳をすませた。リナは星人の中で一番耳が良いのだ。
「聴こえた!!そう遠くない!」
どうやらユラの本体の声が聞こえたらしく環奈とフレドと合流した。
「環奈ちゃん、これから星人を倒すのよ私達3人で!!」
「え、できるかな?」
「大丈夫、出来る!」
「キュルルルル〜!」
そして3人はユラの声が聞こえる所まで走っていった。
「見つけた!!」
3人は宙に浮いている宝石を見つけた。こんな怪しい宝石は間違いなくユラに違いないそう思った3人は捕まえようと走る。
「ゲラゲラ〜」
「は、早い!」
捕まえようとするが宝石体のユラは素早く動くため思い通りにいかない。
「キュルルルル〜!!」
するとフレドがユラよりも早く動き宝石にしがみついた。
「凄いよフレちゃん!!」
「今よ環奈!!」
「わかった!はぁぁぁぁ〜フルスイング〜!!」
その場に落ちていた鉄パイプを拾い思いっきり宝石体のユラに叩きつけた。するとユラは思いっきり空に飛んでいきヒビが入った。その光景をブロス達は見逃してなかったのだ。
「あれが本体か!行くぞブロス!」
「えぇ!」
「ギィアッ!!」
ブロスはシェパードンセイバーで宝石体のユラ目掛け斬撃を繰り出した。
「ゲルルルルルルルルルルウウゥウゥ!!」
ブロスの攻撃により宝石体のユラは破壊されそこから眩い光が放たれた。宝石体のユラが破壊されたことにより宝石に移された魂は元の肉体に戻った。
「戻ったァァ!!」
「動けなかったからびっくりしたが助かった。」
「海斗!!」
「トルネード兄さん!!」
海斗達も元に戻ったようだ。そしてメガブルーアイズは立ち上がり混乱状態のユラに攻撃を仕掛ける。
「ジュワッ!!」
「ゲルゲルゥゥゥ!」
弱点を破壊したことにより目の前のユラは攻撃ができる状態になったので一気に決めようとする。
「はぁぁぁぁ!!メガ・レッキングバースト!!」
「ゲルルウウウウウウ!!」
メガブルーアイズの必殺技を思いっきりくらったユラはそのまま倒されてしまった。
「ジュワッ!!」
「ギィアッ!!」
ユラを倒したトルネードとブロスは飛び立って行ったのだ。
「3人とも今日は助かったよ。」
「そんなことあるんだな〜この環奈ちゃん頑張りました〜」
「でも最後は海斗が倒したからいい所全部取られたな〜」
「えぇ〜なんでそんなこと言うんだよ〜」
「平和だなブロス...」
「そうですね英真...」
海斗達は笑いながら家に帰っていくのであった。
その頃ヘルラテスと秀真は何か話しをしていた。
「さぁいかがでしたか?」
「うーんイマイチかな〜アイツ弱いじゃん?」
「それもそうですね...では私はこれで...準備があるので」
「了解〜...つまらない...今度は僕から仕掛けるか...」
何やら秀真はヘルラテスのやり方が面白くないらしく退屈なようだ。溜息をつきながら秀真は基地を後にしたのであった。
次回 カイザーとトルネードが戦っていると突如、謎のワームホールにトルネードが吸い込まれてしまった!気がつくとそこは海斗達のいる所とは違う地球だった。そこで怪獣と戦っていたのはトルネードではなくカイザーだった!
第16章 「正義のヒーローはカイザー?」