ウルトラマントルネード   作:ガルブロス

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燃える闘志

青空が広がる日曜日、海斗は環奈、リナ、フレド、英真と共に街の中央にある大きな公園にピクニックに来ていた。

 

「いやぁ〜いい天気でよかったな海斗〜」

 

「そうだな、晴れてて本当に良かった。」

 

「じゃあそろそろお腹も空いた頃だしお昼にしよ!」

 

「キュキュ〜!キュキュキュー!!」

 

「もうペコペコ〜」

 

皆歩き疲れたのかブルーシートを敷いた瞬間に座り込み、リナと環奈が朝早く作った弁当を皆で食べ始める。

 

「美味!!何これ!全部2人が作ったの?!」

 

「そうだよ〜結構大変だったけどね〜」

 

「私は、別に大したことしてない。」

 

「いや、美味いぞリナ!」

 

「!!...なら、良かった。」

 

リナは海斗に褒められ顔を赤くしながらも環奈と共に作った弁当を美味しそうに食べる。英真もあまりにも美味しいのか口いっぱいに頬張りながら食べていた。弁当を食べ終わり皆で楽しくサッカーやフリスビーなどで遊んでいた時、どこからともなく秀真が現れたのであった。

 

「やぁ〜海斗、英真久しぶりだね。」

 

「おぉ〜英真じゃねぇかあの時以来だな!」

 

「ねぇ英真、あの人誰?」

 

「あぁ俺達の昔からの友達だな?お前は俺達と学校違かったもんな」

 

「へぇ〜」

 

 

「1人でこんな所に来るなんて息抜きか?」

 

「まぁね♪それより海斗、君に用があるんだけどちょっといいかな?」

 

「あぁ、いいけど」

 

秀真は海斗達と笑顔で話をし、海斗に話があるらしく場所を移そうと思い2人で別の場所に移動する。リナは秀真が怪しそうに見えたので環奈達にバレないよう、こっそり2人の後をついて行くことにしたのだ。

 

「で、話ってなんだよ?」

 

「それはね〜こういう事だよ。」

 

「ぐっ""!!何すんだよっ!」

 

「海斗?!"...大丈夫?!...やっぱりあんたが怪しいと思って着いてきてみたら、あなた何者!!」

 

秀真は人気のない所に辿り着くと海斗の腹を殴った。海斗は急な事で対処ができず腹を押えうずくまってしまう。その光景を見たリナは海斗に駆け寄り秀真を警戒する。

 

「あはは!僕が何者かって?教えてあげるよ。僕はこれまで現れた怪獣を生み出していた真犯人だ。」

 

「何だと?つまり俺の偽物が出たのも、フレドを凶暴化させたのも全部お前のせいってことか?」

 

「察しが早いね♪そういう事だ。そして僕は人間じゃない」

 

「人間じゃない...って事は私と同じ星人?」

 

「そういう事だよ尖兵デスピア。僕は君の正体を知っている。何故なら全て見ていたからね。」

 

秀真はリナが星人であることも知っていたのだ。秀真は海斗を倒すべく常に海斗を観察していたのだ。

 

「普通にストーカーじゃねぇかよ、それで俺に何の用なんだよ」

 

「そんな事言わないでくれよ〜僕達は友達だろ?」

 

「もう友達じゃねぇよ、星人ってことはお前、俺が小さい頃からこの星に来てたってことだな?」

 

「そういう事さ。僕は10年前からこの星に降り立ち人間を観察しながらこの星を我がものにすべく計画を立ててたんだ。力を得るためのねそれで君達と偶然仲良くなったというわけだ。」

 

秀真は10年前に地球に降り立っており地球侵略の計画を地道に計画していたのだ。そして偶然にも海斗達と仲良くなり友情という感情を覚え仲良くなったのだ。

 

「私より気持ち悪い考えね。」

 

「君とは価値観が違う、君みたいに死ぬのが怖くなった負け犬と違う。」

 

「リナはそんな奴じゃない!リナは自分で決めて俺達と一緒に居るんだ。お前にリナの何がわかる!」

 

「海斗...」

 

「ハッハッハ!変わったね海斗、嫌いじゃない。それは置いといて、ウルトラマントルネード、力は全部取り戻したのかい?」

 

「なんでお前がそんな事を!」

 

「まさか、貴様!カイザーか!」

 

「そういう事だ♪察しが早い。さぁ本題に戻ろう。海斗僕と戦いをしようじゃないか。」

 

「戦い?」

 

「そうだ、今の僕なら君に勝てる!そして君の中に眠るトルネードの力を頂く。」

 

秀真は海斗に戦いを申し込んできた。秀真は今の力なら海斗に勝てると確信しており秀真は強さを手に入れるためにトルネードの力を必要としていた。

 

「そんな事はさせねぇよ、お前が星人だろうがなんだろうが知らないが地球は俺が守る。」

 

「流石は海斗だ!そういう所は嫌いじゃないさ♪」

 

「リナ、避難しろ...そして英真達を守ってくれ。」

 

「わかった!気を付けてね。」

 

リナは、海斗に言われてそのまま環奈達の所に向かう。そして海斗は戦闘態勢に入る。そして秀真はカイザーブレスを取り出しこちらも戦闘態勢に入る。

 

「さぁ、始めよう!オーブさん。」

 

【ウルトラマンオーブダーク】

 

「ジードさん。」

 

【ウルトラマンジードダークネス】

 

「闇の力、頂きます!」

 

「フュージョンブレイク...ウルトラマンカイザーオリジウムダークネス!」

 

「シュワッ!」

 

秀真はウルトラマンカイザーとなり街を破壊し始めた。人々は突如現れた黒いウルトラマンを見て悲鳴をあげながら避難をする。

 

「え!!またでた!この間とはなんか違うウルトラマン?」

 

「なんかやばくね?」

 

「キュキュ!!キュキュキュー!!」

 

「環奈ちゃん!英真君!逃げよう!」

 

リナはここにいたら危ないと感じ環奈達を連れて安全な場所に避難をする。

 

「海斗...止めるぞ!」

 

「あぁ!!ジード!」

 

【ウルトラマンジード】

 

「パワード!」

 

【ウルトラマンパワード】

 

「青き瞳のパワーよ我に力を!はぁぁ!トルネードォ!」

 

「フュージョンブレイク...ウルトラマントルネードメガブルーアイズ!」

 

「ジェア!」

 

トルネードはメガブルーアイズとなりカイザーの前に立ち塞がる。

 

「秀真...いや、カイザー!お前を止める!」

 

「いい度胸だ!さぁ来るがいい!」

 

カイザーはダークオーブカリバーを取り出しトルネードに斬りかかる。トルネードの形態、メガブルーアイズは攻撃を予測して動くのでダークオーブカリバーを振るうカイザーの攻撃を簡単に避けるのである。そしてトルネードはカイザーの隙を見て攻撃をする。

 

「ジィア!!」

 

「グッ"""!!」

 

「おりゃっ!」

 

「流石はトルネード。益々(ますます)力が欲しくなった!」

 

カイザーはトルネードを追い詰めようとダークオーブカリバーを使い技を仕掛けるがメガブルーアイズの身体能力により全て避けられメガブルーアイズの腕の刃の攻撃により大ダメージを負う。

 

「ジェアッ!!」

 

「クソっ""...このままだとやばい。なら遂に使う時が来た!」

 

追い詰められたカイザーはある策を思いついた。秀真はポケットから2つのウルトラアークを取り出す。

 

「さぁ、この力で勝利を掴むのだ!ティガさん!」

 

【ウルトラマンティガトルネード】

 

「ベリアルさん!」

 

【ウルトラマンベリアル】

 

「さぁ、行くぜ!光を飲み込め闇の嵐!!」

 

「フュージョンブレイク...ウルトラマンカイザーデスデラシウム!」

 

「ジュア...」

 

「あいつもモードチェンジするのか...」

 

カイザーは【ティガトルネード】と【ベリアル】のアークを使い新たなる形態、デスデラシウムに姿を変えた。デスデラシウムはゆっくりとメガブルーアイズに近づき始める。

 

「シェアッ!!」

 

「ふん、その程度でこの俺は倒せないぞ?ジィアッ!!」

 

「グッ"""!」

 

デスデラシウムの禍々(まがまが)しい両手で繰り出されるパンチをメガブルーアイズは受け止めきれず圧されてしまう。

 

「海斗、このままだとやられる...一気に決めるぞ!」

 

「あぁ!はぁぁ!」

 

「メガ・レッキングバースト!!」

 

メガブルーアイズはここで終わらせようとメガ・レッキングバーストを放つ。するとデスデラシウムは両手を広げ始める。

 

「言ったろ?この俺には勝てないとな!ふん!」

 

デスデラシウムはそういうと両手でメガブルーアイズが放った光線技を受け止め吸収する。

 

「何?!吸収された!!」

 

「ハッハッハ...格の違いを見せてやる!デストデラ光流!!」

 

デスデラシウムは光線技を吸収しそれを倍にして放つ光線技デストデラ光流をメガブルーアイズに向けて放つ。

 

「ジィアッ!!」

 

「力が...強いっ!!」

 

デスデラシウムのカウンター技の威力が強すぎるためメガブルーアイズは防ぎきれずそのまま技をくらってしまい倒れ込んでしまう。そして時間が迫ってきておりカラータイマーが成り始めピンチに陥ってしまう。

 

「さぁ、ゲームオーバーだ。この僕に黙って倒されな」

 

「海斗、こうなったら新しいアークで戦うしかない!」

 

「そういうの早く言って欲しいぜ。」

 

海斗はそう言うと【ウルトラマンマックス】と【ウルトラマンレオ】のアークを取り出す

 

「マックス!」

 

【ウルトラマンマックス】

 

「レオ!」

 

【ウルトラマンレオ】

 

「最上の宇宙拳法のパワーよ我に力を!はぁぁ!トルネード!」

 

「フュージョンブレイク...ウルトラマントルネードマクシウムクンフー!」

 

「ディアッ!」

 

トルネードは新たなる形態、マクシウムクンフーとなりデスデラシウムの前に立ち上がる。

 

「どんな姿になってもこの俺は倒せない!!」

 

「ディアッ!」

 

「ふん、なかなかやるなっ!!」

 

マクシウムクンフーはアイスラッガー状の武器を2本作成しデスデラシウムに攻撃をする。パワー型であるデスデラシウムは力でねじ伏せることが出来るがマクシウムクンフーの前ではそれは通用せず攻撃をくらってしまいダメージを負う。

 

「ぐわっ""!!」

 

「ディアッ!!ドュアッ!!」

 

マクシウムクンフーは強靭な肉体と鍛え上げられた宇宙拳法を使いデスデラシウムを追い詰める。

 

「このままじゃやられる。だが奴が放った光線技をはね返せばこっちのもんだ!!」

 

「それはどうかな?決めるぜトルネード!」

 

「あぁ!」

 

「はぁぁ!ギャラクシーブースト!」

 

マクシウムクンフーは右拳を上にあげエネルギーを右手に充満させ右拳から強力な光線技を放つ。

 

「ぬはは!そんなもの跳ね返してやる!」

 

デスデラシウムはもう一度カウンターをしようと両手で受け止め吸収しようとするが吸収できなかった。

 

「何故、吸収できない!!」

 

「それは、お前が体力を使いすぎたからだ。お前は俺の攻撃を避けようと体を動かしすぎて体力を使いすぎた。お前のあの技は相手の技を受け止め跳ね返すことが出来る。それには充分な体力がいるはずだと踏んだのさ。」

 

海斗は戦いながら奴に弱点があるに違いないと思いあえて攻撃を仕掛けながら相手の体力を消耗させていたのだ。

 

「これで、終わりだァァ!」

 

「グアァァッ""!!まだ、終わっていない!終わっていないぞぉぉ!」

 

マクシウムクンフーによる強力な光線技を受け止めることが出来ず攻撃をくらってしまい大ダメージを受け倒されてしまう。

 

「ジェアッ!」

 

カイザーを倒したトルネードはそのまま空に飛び去ってしまう。

 

「皆!大丈夫だったか!!」

 

「もう!どこに行ってたのよ!心配してたんだから!」

 

「そうだぜ〜まじびびったんだから」

 

「まぁ無事でよかったよ。リナありがとうな。」

 

「うん!海斗も無事でよかった」

 

「じゃあそろそろ帰るか。今日は色々あったけど楽しかった。夜はすき焼きにするか!」

 

「お、いいねすき焼き!俺泊まるぜ!」

 

「えぇ〜来ないでよ〜」

 

「キュキュ〜」

 

「でも、フレちゃんは喜んでるわよ?」

 

「じゃあ決まりだな!」

 

リナ達と無事合流した海斗は環奈達の無事を確認しそのまま皆で笑顔で家に帰っていくのであった。

 

「はぁはぁ"...まだ、終わっていないぞ、ウルトラマントルネードッ!」

 

秀真は次こそは倒そうと諦めておらずボロボロになりながらも去っていくのであった。

 

 

 

 

 

 




突如地球に現れた筋肉に自慢を持つ星人マッスルが現れた。彼は老人に化け筋肉自慢の者たちと腕相撲をすることに。だが彼の求める強さと出会えないと感じ、巨大化して暴れることによって強者が来ると考えたマッスルは巨大化して暴れだした。それを止めるべく海斗はトルネードとなりマッスルと戦うことになる。

第10章 「強き者たち」
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