時を刻む音楽奏   作:狼と月の間

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Q.好きなバンドリのキャラは?
A.湊友希那、広町七深、和奏レイ

Q.オリキャラ一覧を出して下さい。
A.頑張ります()


第十五話『亀裂。愚かな感覚と微かな**』

俺は最近、悩みに悩んでいる事がある。

 

「……」

「時練先輩!悪いところはありませんか!」

「時練……さん……私からも……お願いします」

「二人とも、困っているでしょう」

 

Roselia、意外に真面目なメンバーかと思ったけど前言撤回したい。

 

「……あ、いえ。大丈夫です」

「レン……だ、大丈夫?」

「無理しない方が良いわよ」

「無理してないが……寧ろこの空気を何とかしてくれ、キツい」

 

今教えようとしているドラム担当の宇田川あことキーボード担当の白金燐子、そしてギター担当の氷川紗夜(紹介はリサと友希那から聞いた)のアドバイスをしているのだが……。

 

 

 

(あばよ!今度会った時は必ず殺してやるからな……ハッハッハ!)

 

 

 

「(やはり思い出す。彼奴の放った言葉……『必ず』か……)」

 

結果的に奴とまた戦う事になるのだろう。それまでは此方も本気を出さなければ……。

 

「……刻針さん、どうかしたんですか?」

「ん……何でもない……何でもないんだ……」

「時練先輩……?」

 

何か……忘れているような……記憶にない……何かが引っ掛かるような……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……ワセ……ナニモカモ……シテシマエ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「本当に……大丈夫ですk」

「やめろ!俺に触れるな!」

「「っ!?」」

 

反射で差し伸べられた手を弾いてしまった。

 

「ちょっと刻針さん!それは失礼ではありませんか!?」

「っ……少し頭を冷やしてくる」

 

キイィィィ……バタンッ。

 

「……リサ、此処は任せても良いかしら?」

「オッケー!ここは私に任せて!」

 

 

 

〜CIRCLE・カフェテリア〜

 

「……何だ……今の」

 

微かに感じた『殺意』。その矛先は確実にRoselia(彼女達)に向けていた。

 

(しばらく関わるのは……いや、先に判断した方が良いかもな)

 

触(・)れ(・)れ(・)ば(・)ではなく近(・)付(・)け(・)ば(・)の可能性が高い。しかも起こるまで時間は有った。若干は良いのだろう。

 

「時練……?」

「友希那か、取り敢えず座りな」

「えぇ……」

 

隣に座らせる。まだ『殺意』は出ていない。

 

「急に飛び出して行ったから心配したわ。どうかしたの?」

「……友希那。最悪の状況と言うべきかもしれんが、このままだと俺は友希那達を殺してしまうかもしれん」

「どういう事なの?」

「……」

 

話すべきか、隠すべきか。判断は俺なのに何故か口が開かん。

 

「……」

「時練……」

「友希那、少し離れてくれないか」

「……?」

 

数歩離れる友希那。俺はポケットから一(・)錠(・)取り出し、

 

(もし、俺がTrigger(引き金)を引いた理由はそ(・)れ(・)しか無いはず。なら、出来る事はただ一つ……)

 

口に入れ、噛み潰した。

 

「……ッ!」

「時練!?」

 

一瞬にして意識が朦朧とし始めた。呼吸が、身体が麻痺し始める。フラッとなると思いきや、即効性か。

 

「……ッ……ッ」バタッ

「……嘘!?時練、しっかりして!?」

 

「(……彼女達から、離れるべきだ)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

暗い底に横になる。声が出ない、身体が動かない、指一本も動かせない。

 

「はぁ、何でこんな事になったんだ」

 

生きるか死ぬかと言ったらもう死にたい位だ。だが、この身体の事だ。どうせ傷付こうが1からのやり直し(元に戻る)なのだから。

 

「……全く、俺って馬鹿だな。ハハッ」

 

暗闇で笑おうが響きはしない。ただ孤独感だけだろう。

 

「……ワセ……ナニモカモ……シテシマエ!」

「……また、分からない言葉か」

 

もう何言ってんのか、誰か翻訳してくれよ。

 

「耳だけすますか」

「……ワセ……ナニモカモ……シテシマエ!」

「……あ、何か聞こえて来たぞ、一体何言ってんだk」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……コワセ……ナニモカモ……コロシテシマエ!」

「……なッ!?」

 

暗闇に潜む何者かが、俺の身体、精神、全てを取り込み意識が切れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鎌太刀Side

 

「時練……しっかりして!」

「馬鹿野郎が……」

「まさか仮死薬を含むとか……驚きましたよ」

 

(精神)安定剤飲まずに仮死薬飲むとかどんだけ血迷っていたのか。

 

「……ッ」

「あ、目覚めましたか?」

「……グゥッ」

 

何だ、様子がおかしいぞ?

 

「良かった……時r」

「下がれ!」

「……グルルゥゥゥアァァァ!」

 

ザシュッ!

 

「ぐっ……!」

「ガァァァァァ!」

「時練!?どうしたn」

「離れてて下さい友希那さん!今の彼は彼じゃないです!被害が出ない今のうちに彼を取り押さえなくては!」

「任せろ!」バッ!

 

飛び付く様に前へと出る。

 

「……グラァッ!」

「なっ……!?」

 

だが、見事に身を翻し躱された。

 

「ちっ、流石に速いな!」

「アァァァァァ!」バッ!

「しまっ!?」

「い、嫌……!?」

「 Freeze(凍れ)!」

 

突如、時練の動きが鈍くなるかと思えば足が凍り付いているのが確認出来た。

 

「グ……ルルゥ……グルゥ……ゥゥ」バタッ

「はぁっ……はぁっ……止まったんですか?」

「……止まったな」

「時練っ……時練っ……!」

「近付くな。時間経過で起きる筈だが……今は『あ(・)の(・)人(・)達(・)』に頼むか」

「あの人……?鎌太刀さん、あの人って何です?」

「直ぐに来るさ」

 

財(・)閥(・)の方が来るからな。今少しの辛抱だ……時練。




_:(´ཀ`」 ∠):オ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"
(次の次で第一章締めようかなぁ)
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