時を刻む音楽奏   作:狼と月の間

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コロナウイルス、皆様感染されてないでしょうか。

私は、日々疲れてます。


第二十話『解析。敵からの襲撃を断ち切れ』

ザッ……

 

「ちっ……小癪な奴め……」

「手荒な真似はしたくないが……あくまでも任務の為に仕方ないからな」

 

早く合流しなければ……寄り道をしている暇はないのに……。

 

「ぐ"ぁ"ぁ"ぁ"っ"!"?"」

「こっちは全滅だ!で、どうするんだよ?」

「始末する……の前にだ」

 

ガッっと掴んで持ち上げる。

 

「な、なんだっ!?」

「……良し、十分だろう」

「やったのかよ……()()を」

「尋問しても口を割る事はないだろう。なら()()()の方が早い。任務は終わった。行くぞ」

「……へ、へへっ」

「何がおかしい?」

「お前達は……勘違いしてる……なっ!」

 

カチッ……バンッ!

 

「くっ!?」

Flash grenade(閃光手榴弾)か……!」

 

至近距離で受けた所為か視界が治るまで時間が掛かる……!

 

「手こずらせやがって……なぁ!?」ドカッ!

「くっ……!」

 

腹部に拳が命中したのは分かった……場所が分かればカウンター出来るのだが……。

 

「Silence!行けるか!」

「……」

「Silence?」

 

反応が無い……まさか!?

 

「Silen(ガッ!)うぐっ……!?」バタッ

「そこで眠ってな……しっかり遊んでやるからよぉ……」

「(くっ……身体が……)」

「さてと……やるk「させねぇよゴラァァァァァ!」な、なんだ!?」

「う、上だ!……上から何か降ってくるz」

 

ドガッ!キキーッ!

 

「「「ぐぁぁぁぁっ!?」」」

「一体何が起こって……!?」

「……あの、運転しっかりしてくださいよ!」

「ここからが最短かと思ってたが……」

「だからって森の中を突っ切りますか!?」

「悪かったって……」

 

着地の影響で足に負荷が……動けない程度ではないけど。

 

「な、何者だ貴様等!」

「さぁな。そこの二人を回収しに来たとだけ言っておこう」

「させるかよ!」バッ!

「霧霜」

「はいっ!」

 

目の前に迫りナイフで斬りつけようとする敵に対し霧霜が前に出る。

 

「上等だ!このまま仕留めて……」

 

ガギィィィィィン!

 

瞬時に氷の刃を作り出し、振り下ろすナイフを弾き返した。

 

「なっ……!?」

「舐めた事を……ふっ!」

 

ドカァッ!と蹴りが深く入り、吹っ飛んで行く。

 

「ぐぁっ!?」

「おー、結構入ったな」

「こうでもなりたくないなら……大人しく投降しろ」

「ちっ、野郎共!殺っちまえ!」

 

目視15人の敵が一斉に襲い掛かる……全く。

 

「「……今日は最悪な日になりそうだな/ですね」」

 

()()()()()は今……放たれた。

 

 

 

「ユキさん、レンさん……」

「イヴちゃん。あの2人なら帰ってくるわ」

「チサトさん……」

「鎌太刀さんから聞いた話だけど、皆強いんですって。イヴちゃんも見たかしら?」

「そう言えば……」

 

 

 

 

 

(ザシュッ……!)

 

「(はぁっ……はぁっ……イヴさん……大丈夫ですか?)」

「(マネージャーさん!そんな……!)」

「(後は私が……相手します……イヴさんは戻って下さい……危険ですから……)」

 

 

 

 

 

「……ユキさん達は私を庇ってくれました」

「そうよ。霧ちゃん達が知ってて私達を守ってくれているの」

 

風に吹き始め、私とチサトさんの髪が靡く。本当に大丈夫でしょうか……。

 

「風が強くなってきたわね。そろそろ事務所に戻りましょ。

「でも……」

「大丈夫、必ず戻ってくるわよ」

「はい……」

 

 

 

「氷檻ッ!……今ですっ!」

「オォォォォルゥゥゥアァァァァ!」

 

バキバキバキッ!

 

「あ"び"ぁ"ぁ"ぁ"!」

「くっ……何なんだお前らは!」

「何だと言われてもSilence達(此奴等)の仲間だからやるしかねぇんだよ」

「そんなこと言ってる暇有るんですか!さっさと先生達を!」

「分かってる。だが今は此奴等をやらなきゃ……なっ!」

「ぐぉっ!?」

 

背後から接近しても振り下ろす時の音で分かる。

 

「後はお前だけだ。観念しな」

「くっ……」

「……め……だ。は……れろ……」

「先生!良かった……生きてて……」

「問答無用で抹殺して……」

「……せっ!」

「どうかしたんですか先s」

「止せ時練!離れろ!」

「遅いってーの!喰らいなぁ!」

 

カチッ……バンッ!

 

「っ!?これはっ!?」

Flash grenade(閃光手榴弾)!?」

「掛かったなぁ、これで終わりだ!死ねぇ!」

「(バッ!)霧霜!氷で刀を!」

「は、はいっ!Freezing production(凍結製作)!」

 

霧霜の周囲から冷気が漂う。その冷気が一ヶ所に集まり、刀を創り出した。

 

「先生!受け取ってください!」ブンッ!

「くっ……至近距離で目が……」

「終わりだァァァァァ!」

 

グサッ……!

 

「か、はっ……」

「「時練!?/時練さん!?」」

「取った!貴様など、我が敵ではない!フハハハハ!」

「く……あっ……」

「このまま押し込んで切り裂いてやr「へぇ、誰を切り裂くって?」勿論お前を……なっ!?」

 

ピピピピピッ……カチッ。シュウウウ……。

 

俺を切り裂いたと思っていた『Dummy(身代わり)』は徐々に消え始める。

 

「馬鹿なっ!?お前何時から!?」

「『()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()』だ」

「どう言う事……(バンッ!)がはっ!?」ドサッ

 

氷刀を持った女性が背後から振り下ろした。

 

「……全く、少し鈍ったのか?」

「無理言うな。色々あって回復できてないんだよ……『Decipher(解析)』いや『Haku・Rostane(ハク・ロスターヌ)』」

「……久しいな。時練」

「先生っ!傷は……傷はないですか!?」

「安心しろ。そこの気絶している奴とは大違いだ」

「……」

 

何が有ったし。

 

「……まぁ全員無事なら良いんだが」

「それよりもどうします?この人達……」

「構わん。警察に突き出せ」

「良いのかハク?追われてる身だったんだろ?情報とかは……」

()()調()()()から大丈夫だ」

「そうか。なら突き出すとして……取り敢えず起きろ鎌太刀」ドゴッ

「ぐ"ふ"う"っ"!"?"」

 

腹部に一撃喰らわせ叩き起こす。咳き込む鎌太刀を尻目にハクに何が起きたのか聞く。どうやら、鎌太刀から廣岡の話を聞いており。情報会社からデータを盗んでから探そうとしたが見つかりこうなったと……

 

「……その情報は獲得出来たのか?」

「嗚呼。追手が来てたのは予想外だったが。取り敢えずこの情報を依頼主に渡してから捜索に手を貸そう」

「色々と悪いな。俺の責任だってのに……」

「何言ってんだよ。俺達は『部隊』であって『仲間』だろうが」

「そうですよ!困ったら私達にも教えてください!」

 

良い部隊を持ったんだと思うと涙が出てきそうになるがグッと堪える。

 

「……帰るか。所でハク、家は?」

「ん?有るがどうかしたか?」

「いや、聞いただけだ」

「そうか。取り敢えず私は依頼主に情報を提示して捜索を開始しよう」

「頼む」

「行くぞ鎌太刀、運転を頼む」

「へ?まぁ、良いが……」

 

鎌太刀は運転席に戻りハクも助手席へ戻ろうとすると、通り側に耳打ちをしてきた。

 

「あの男、何者かに雇われていたらしい。おそらくだが佐崎の手下かもしれん」

 

そう言うと敵が乗っていたであろうクーペに乗り行ってしまった。

 

「……」

「どうかしたんですか?」

「少し考え事だ。そんな重大な事じゃないから安心しろ」

「そうですか……あ、そういえばバイクは!?」

「どうやら大丈夫みたいだぞ。あれ、傷一つ付いていない」

「いやそんなまさk本当だ……」

 

学園長……一体何処まで手を加えたんや……。

 

「取り敢えず帰るか。長く待たせると心配するだろ?」

「は、はい……(多分心配されるのは時練さん本人じゃ……)」

「そうとなったらさっさと帰るぞ。乗れ」

「了解です」

 

 

 

「こんな事を聞くのもなんだが……鎌太刀、一つ聞いても良いか?」

「ん?どうかしたのか?」

「……あの尻尾は一体なんだ?」

「あー、暴走化のCompensation(代償)だ。呼んだ理由はそれも含める」

「ふむ……雪から話は聞いてたがあんな姿になるとはな……分かった。その件も含めて手伝おうじゃないか」

「すまねぇな。勤務中ってのに」

「気にすることではないさ。私もそろそろ、別の事を行って身体を休めないと思ってな」

 

後で時練を呼んで研究してみるか……。

 

「……そういえばハク。俺からも一つ良いか?」

「嗚呼。良いぞ」

「昔、時練が暴走した時の任務を覚えているか?」

「しっかりと覚えているが」

「その任務中、()()()()()()()()()()()()()が居たか調べて欲しいんだ」

「……ついでに調べておこう」

「頼む」

 

 

 

「(キキーッ)……戻ってきたな」

「今回は安全運転でしたね」

「もう事故りたくないだろ?」

「ハイ」

「だから安全ルートで帰った」

 

と言うか、もう暗いな。パスパレの皆は帰ったんだろうか……ん、なんか居るな……白髪で……三つ編みの……んん?

 

「……レンさん?」

「イ、イヴ?帰ったんじゃn」

「レンさぁぁぁぁぁん!」ガバッ

 

なんか急に抱きつかれたんだが。

 

「心配したんですよ!帰ってこないんですから!ううっ……!」

「これは相当泣き我慢してましたね」

「……そうみたいだな」

「ううっ……ひっぐっ……」

「すまない、遅くなった」ポンポン

「遅過ぎますっ……』

 

胸部に埋めるイヴ。俺は機嫌を取らせることしか出来なかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……はい……はい。分かりました。引き続き目標の監視を続けます」




キャラ紹介
名前 Haku・Rostane(ハク・ロスターヌ)
誕生日 5月29日
好きな食べ物 天麩羅
嫌いな食べ物 鹿肉
趣味 機械を触る事、改造

翡翠色のポニーテールに茶色の瞳。精鋭部隊『Forest delete』の陸軍少佐。相手の情報や遠く離れても肉眼で見える力を持つ事から『解析(Decipher)』の異名を持つ。

若宮イヴと同じフィンランド出身。陸軍だが主に情報を集めるのが仕事で解析や研究を得意分野としている。戦闘時では刀や細いパイプを使った刀術。霧霜には先生と呼ばれるらしい。彼女は何か隠している様だが……。
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