湊友希那にバンドのスタッフをすると承った刻針時練。その時、携帯が鳴り響く……出ると仲間の鎌太刀刃だった。彼は時練に『羽丘女子学園』に強制的に入学する事に……。
湊さんに引っ張られ着いたのは『羽丘女子学園』……の学園長室の前まで連れてこられた。
「後は何とかしてくれるわ、また。」
「……お、おう。ありがと。」
すると友希那は教室へ戻ってしまった。そして
「って、突っ立っても意味ないしな。」
コンコン……
「……失礼します。」
ガチャ
入ると学園長がソファに座っていた。……やばい、体が何故か
「まぁ、とりあえず座って。」
「あ、はい……。」
取り敢えず震えを抑えて相対する様にソファに座る。学園長が口を開くと急に口調を変えて来た。
「……話は刃さんから聞いてる。」
「え?……知り合いなんですか?」
「昔からのな。」
ビックリした。だから学園長から『
「あの、一つ聞きたいんですが。」
「ん?答えれるなら良いが?」
「……昔、鎌太刀と一緒に参加しました?」
「参加してたね〜。」
やはりか。てか急に優しくなったな。
『もう5年も前かな、家族との時間を失いたくないから、辞めると刃に言ったんだ。」
「……で、今は学園長に?」
「そうだ。んで入学したいんだっけ?」
「えぇ、話によればですが……羽丘って女子校ですよね?俺が居たら概念ぶっ壊しますよ?」
「ふむ……そうなんだが、これを見て欲しい。」
そう言うと校長は一枚の書類を渡して来た。書かれていたのは
『羽丘女子学園・共学進行書』
「これは一体?」
「実はこの学園を共学にしようと思ったんだが、承諾を不可能だったんだ。」
「え?じゃあこの書類は一体?」
「そこで君には、この羽丘女子学園の実験役となって欲しい。」
「つまり……俺はこの学園に入学出来るる代わりにこの共学進行書の『
「言い方おかしくないかね?……まぁ、大体の物は支給してあげよう。どうだ?」
「……分かりました。その条件に呑みましょう。」
「ありがとう。それじゃ朝会だから体育館へ行こうか。」
「急ですね。朝会なんて……いや、運が良かったのか?」
俺と学園長は体育館裏口からステージ横まで来た。何だよ、普通に体育館横断で入れば良いのに。
「では紹介するまで待っててくれ。」
「はい。」
「〜ですので、皆さんは今後の事を……」
「……眠っ。」
学園長話長いね、ちょっと眠いや。
「……ん、寝落ちしそうだな。」
「新入生君、準備を」
「了解……っと。」
身体を起こし、要らんと思うが身だしなみを整える。
「それでは最後に、転入生を紹介します」
「「「えぇっ!?」」」
「転入生!?」
「誰だろう…?」
「可愛いのかな?」
「きっとそうだよ!」
(ザワザワ……ザワザワ……)
「お静かに。……では自己紹介を。」
「あ、はい。」
ステージ上から見ても分かる、スゲェ数だし、全員女子かよおい!小学校以来だなぁ!……って取り敢えず落ち着け……深呼吸だ深呼吸……。
「えー……刻針 時練と言います。どうか宜しくお願いします。」
まぁ案の定、皆は驚いていた。中には……
「えぇっ!?男子だよね!?」
「髪長いし女性っぽい!」
「しかも可愛い!」
って、キャーキャー喜んでた奴も居たな。
「静かに……まぁ刻針君がこの学園に入学する事になった。皆、仲良くする様に。……これで朝会を終わる。刻針君は後で学園長室に。」
「分かりました。」
何故学園長室かと言うと、まぁ……制服だな。女子校だから男子用更衣室が無いから、学園祭長には一応後ろを向いて貰って、着替えたんだ。
「……良いですよ。」
『分かった…って似合うじゃないか!』
「お世辞でも褒めないで下さい……。」
『まぁ良いじゃないか。……では、時練君。君を羽丘女子学園に入学する事を許可しよう!まぁ今日は帰って良いぞ!』
「分かりました。失礼します……学園長。」
……因みに俺は湊さんと同じ1年A組だった。
因みに学園長の本名は「亜矢羽 礼奴(アヤバネ アヤト)」と言う名前で、時練は知らないので学園長と呼んでいます。まぁ、後々プロフィール載せときます。