過去の記憶の一部が蘇り、目覚めると病室に居た時練。今井リサや鎌太刀刃が見舞いに来てくれる中、医師に2週間の安静を言い渡される。
場面を変え時練の見舞いに向かおうとしていた
湊友希那だが、誘拐犯に捕まってしまう。
鎌太刀刃の連絡を受けた時練は5階からラペリングフックで脱出、鎌太刀刃と合流し突入作戦を決行した。
〜廃ビル内〜
バリィィィィィン!
「ハァァァァァァァァァァ!」
ゴスッ!
「う"が"ぁ"!?」
窓ガラス蹴破りからの膝蹴りが部下の頭部に命中し吹っ飛んだ。
「はぁ……はぁ……少々強引だったか……。」
「……時練!?」
「何者だお前は!」
「……ただの高校生だけど。何か?」
「高校生だぁ?……お前ら!」
ダッダッダッ!
「……やはり隠れてたか。」
コンクリの柱に隠れてたな。部下の数は……大体10人か……良し。
「……鎌太刀、やれ!」
『了解!避けろよ!』
「……撃ち殺せ!」
一斉に向ける。武装は
「……今!(ザッ!)」
バンバンバンッ!
「……コンクリの柱を背にして隠れたか。だが左右に避けるのは不可能だ。」
(……クソッ!早く来い!)
柱の位置から180°を囲まれた……一度でも動いたら当たるなこりゃ……と思ったけど。
「……放t」
「ヒィィィィハァァァァ!」
バリィィィィィン!
「「「「「あ"ぐ"ぁ"!?」」」」」
「今度は何事だ!?」
「……っと、よぉ時練!2分53秒ぶりだな!」
「正確な時間は要らん……鎌太刀!」
「了解!」
「クソ野郎共が!殺せ!」
「「「「「ヴェアアアアアアアア!」」」」」
「時練には指一本も触れさせねぇよ!」
そう言うと鎌太刀はポケットから取り出し、
「目閉じてろ!」
と言い、部下目掛けて投げた。
「まさか……友希那、閉じろ!」
「……!」
俺と友希那は目を閉じた瞬間……。
バンッ!
けたたましい音と光が部下達を襲った。
「「「「「……ッ!?」」」」」
「クソッ!これは!?」
「どうだ!3日徹夜した
「寝ろ!……だが、これなら行ける!」
俺は一気に走り、後ろに立って……
ドスッ!
「「「「「あぐぁっ!?」」」」」
……部下達を手刀で気絶させた。
「なっ!?一瞬で部下を!?」
「相方舐めたら痛ぇぞ〜、もしかしたら片腕無くなるかもな。」
「あのなぁ……。」
「ふ、ふざけやがってよぉ!」
「きゃっ!?」
リーダーは怒り狂って友希那を人質にし、頭にG19を押し付けた。
「近付いたら此奴の命は無ぇぞ!」
「またかよ、呆れた。」
「どした?『また』って?」
「授業中に強盗犯がリサ……友希那の幼馴染を人質にしたんだ。」
「成程。お気の毒に……でも今度はもっと難しいな。相手はナイフじゃなくて拳銃だ。接近は不可能だな。」
「ごちゃごちゃ煩いんだよ!本当に殺すぞ!」
「いやっ!?」
これは不味い、彼奴は本当に殺す気だ。一体どうする?
接近戦では拳銃とかの武装解除は訓練で叩き込まれてるが距離は3m。走れば何とかなるが、その間に引き金を引いてしまう。
「……やるしかないだろう。」
「行けるのか?」
「大方……な。行かないってのもおかしいぜ?」
「確かに……分かった。賭けよう。」
「サンキュ」
鎌太刀とグータッチし、リーダーに向き合う。
「まさか来るとか言うんじゃないだろうな?」
「「……。」」
ザッ!
俺はリーダー目掛けて一直線に走り出した。
「そんなに死にてぇなら、まずお前から殺してやるよぉ!」
「……ダメ!時練!」
バァン!
リーダーは拳銃を俺に向け引き金を引き銃弾が発射された……が。
「……読めた!」
ギリギリの所で右にステップで躱し、再度走り出した。
「なっ!?躱しただと!?」
(ギリって事は鈍ってるな。でもこれなら!)
「くそっ!死ね!死ね!死ねぇ!」
バンッバンッバンッ!
再度引き金を引き銃弾を発射した。今度は三発。
(二回躱してから……)
俺は懐に仕舞っていたナイフを取り出し、
「ハァッ!」
ガァン!
銃弾を切り裂いた。普段ならナイフでは切り裂け無いが、これはForest deleteの異名達が使えるナイフ*1。まぁ、主に鎌太刀が使っているんだが。
「切り裂いた……だと!?」
「これで終わりだ!」
「ハッ!終わりなのはお前等だ!」
リーダーは友希那の頭に拳銃を突き付けた。
「お前等の絶望した顔を見せr」
「そこだァァァァァ!」
ガンッ!
後方から鎌太刀が鉄パイプで頭部を叩きつけた。
「あがっ!?……後……ろ……だと……!?」
「静かに近付き獲物を仕留める。これが『
「……俺はダミーだ。単に銃弾を躱しながら接近するだけだからな……さてと。」
俺は友希那に近付いて。
ザッ!
ナイフを切り上げ、拘束を解除した。
「……これで動ける筈だけど、気を付けろよ?」
「時練……貴方、入院した筈じゃ……。」
あ、言ってなかったか。
「安静とは言われたけど、こんな事態を鎌太刀に聞かれてな。」
「傷口開くってのにあんな大きく動くなよ。」
「誰のせいだよ」
その後、警察が来て誘拐犯は全員逮捕。俺と友希那、鎌太刀に対しては事情聴取してから警察署を後にした。
「……少しは自宅で安静にしとくか。」
「お前は良く動けるもんだよ。」
「やかまし」
Forest deleteメンバー、鎌太刀刃が花咲川に来ました。これから二人はどんな生活、事件が待っているでしょうか?私には分かりません。
さて、次回内容をちょこっとだけ公開。
「凄い!?今の歌声何なんですか!?」
「ファッ!?」
「刻針ちゃん!?あの音は何なの!?」
「あ、まりなさん!それが私にも分からないんですよ!取り敢えず……4番スタジオからだと思うのでカウンターの接客担当お願いします!」
『……こちら鎌太刀、どした時r』
「緊急だ!早くCIRCLE内の皆を避難させてくれ!」
……もうカオスだね。うん。