1人と1匹   作:takoyaki

193 / 242
百九十二話です!!


最近遅れ気味で申し訳ないです!!


てなわけで、どうぞ



※間違えて番外編のところに入れてしまいましたので、直しました。


入れ替わり太刀替わり

「シャドウもどき!」

マクスウェルの盾がヨルに迫る。

ヨルは、それを爪で弾きかえす。

「シャドウじゃない」

弾きかえされた盾は、弧を描いてヨルの背後から襲いかかる。

「もどきでもない」

ヨルは、それを尻尾で弾くとマクスウェルに向かって駆け出した。

「俺は、化け物。名前は、ヨルだ!!」

ヨルは、そう言ってマクスウェルを殴りつけた。

マクスウェルは、態勢を崩しながら火の玉をヨルの周りに無数に出現させる。

「フレアボム」

轟音が響き、ヨルを煙が覆う。

フレアボムは、決まった。

だが、マクスウェルの眉間にシワが寄る。

その瞬間、ヨルが煙を押しのけて現れた。

(なるほど、見極めてきたのか……)

無数にあれば大小はともかく、必ずそれぞれの精度に差が出る。

ヨルは、ファイザーバード沼野で霊勢を見抜いてきた。

今更、術の精度を見抜くなど、出来て当然だ。

「だが、甘く見るなよ。それは人間の話だ」

マクスウェルの盾が向かってくるヨルに横殴りに襲いかかる。

「マクスウェルの術の精度の差など、それこそ取るに足らん!!」

盾は、ヨルを殴り飛ばす。

ヨルは、殴り飛ばされる寸前に尻尾をマクスウェルに巻きつける。

「貴様も道連れだ、大精霊」

ヨルは殴り飛ばされながらも尻尾で地面に叩きつける。

「ぐっ………!」

ヨルはくるりと宙返りをして降り立つ。

黒い紐のような尻尾を自分の元へと回収する。

「すごい………」

マクスウェルとヨルの戦いを見てローズは、思わず呟く。

「あいつだけで、勝てるんじゃねーの?」

アルヴィンの言葉にミラが首を横に振る。

「いや、それはないな」

ミラは片手剣を構える。

「マクスウェルだけじゃ勝てない、そんな奴を世に出さないために封印したんだ」

ミラが喋っている間にもヨルに向かってマクスウェルから、トリニティチェイサーが放たれた。

ヨルは、避けようとするが、その瞬間黒霞が身体から漏れ動きを止める。

「だから必ず、制限がある」

「ヨル!!」

緑光に包まれたマナの弾は、ヨルに向かっていく。

「マズイ!ホームズ………?」

ローズがそう言ってホームズの方を振り返ると、いる筈の人間がどこにもいなかった。

 

 

 

 

 

 

 

「紅蓮脚・二ノ型!!」

 

 

 

 

 

炎で纏われたホームズの両脚が、マクスウェルの緑の銃弾を蹴り落とす。

 

 

 

 

 

「遅いぞ、ホームズ」

「そりゃあ、悪かったねぇ。君がここまで考えなしとは、思わなかったからさ」

そう言ってヨルを指差す。

「大きさを落としたまえ。そうすりゃあ、もう少し持つだろう?」

ホームズの言葉にヨルは少しだけ大きさを落とす。

すると溢れ出ていた黒霞が消えた。

「捻り潰してやりたかったんだがなぁ……」

ヨルの残念そうな言葉にホームズは、肩をすくめる。

「殴っただけで、満足しときゃあいいのに………欲張りだねぇ」

「欲も意地も張るものだ」

ヨルは、そう返すとホームズにしらっとした目を向ける。

「というか、お前にだけは言われたくない」

ホームズは、ヨルの言葉に肩をすくめるとピョンとヨルの背中に飛び乗る。

「舌噛むなよ」

「はいはい」

ヨルは、ぐっと力を込め、マクスウェルに向かって駆け出した。

「愚か者め!!」

フレアボムがホームズの前に展開される。

ホームズは、ヨルの背中に両手をついて両脚を広げる。

「転泡・逆巻き!!」

水を纏ったホームズの蹴りがフレアボムを端から消していく。

「何!?」

ホームズの両脚から水が消え、ヨルは一直線に走り込む。

「ホームズ!用意してろ!!」

「言われなくても!」

ホームズは、ヨルの背中から飛び上がった。

ヨルは、ホームズを尻尾で掴むと走り込んだ勢いそのままにマクスウェルに向かって放った。

「瞬迅脚・改!!」

ホームズの飛び蹴りがマクスウェルに襲いかかる。

マクスウェルは、マナの障壁で防ごうとする。

だが、それより早くホームズの蹴りがマクスウェルの土手っ腹にめり込んだ。

「ぐっ………!」

マクスウェルから苦悶の声が漏れる。

ホームズは、食い込む右足を引くと間髪入れずに左足を繰り出す。

その後は右足、その次は左足と止めどなくホームズの両脚が繰り出される。

「だぁああああああああああああああああーーー!!」

無数に繰り出した後、最後の締めとばかりにホームズは、脚を後ろに下げる。

そして渾身の力を込めた一撃を放つ。

だが……

「調子に乗るなよ、エレンピオス人が!!」

マクスウェルがギリギリで張ったマナの障壁に遮られた。

マクスウェルは、マナの障壁を広げホームズを弾き飛ばす。

「とどめだ!!」

マクスウェルは、宙に浮くホームズに向かって緑の銃弾を放った。

緑の銃弾は、曲線を描きながらホームズとの距離を詰めていく。

後一歩で届くというところで、紫の銃弾、チェイスバレッドが撃ち落とした。

「何?」

マクスウェルが思わず振り返ると、そこには、ヨルに乗って武器を構えるアルヴィンとエリーゼがいた。

「貴様ら………」

マクスウェルは、忌々しそうに睨むと緑の銃弾、トリニティチェイサーを連続で放つ。

「ヨル!走れ!」

「当然だ!!」

ヨルは、アルヴィンたちを乗せ走る。

迫り来る銃弾。

アルヴィンは、銃を構え銃口を向ける。

そして、ヨルの揺れを物ともせずに引き金を引いた。

連続で撃ち落とされる撃鉄。

放たれる弾は、全てを撃ち落としていく。

だが、アルヴィンの銃弾は有限だ。

いずれ終わりが来る。

かちんという音と共にアルヴィンの銃から、弾が出なくなった。

「終わりだ!!」

トリニティチェイサーが再び放たれる。

アルヴィンは、懐に手を入れるとリボルバータイプの拳銃、ジランドの持っていたアルヴィンの父親の銃を取り出す。

「残念」

アルヴィンは、そう言って引き金を引いた。

トリニティチェイサーは、アルヴィンの銃弾によって消えた。

『ナイスアルヴィン!!』

アルヴィンが梅雨払いをしている間にエリーゼの精霊術が完成した。

「『ブラックガイド!!』」

堕天使の鎌が、マクスウェルの向かって振り下ろされる。

ご丁寧にマナの障壁の中に出現させて。

「くっ!」

堕天使の鎌は、マクスウェルが座る椅子の左の肘掛を砕いた。

「貴様ら!!」

トリニティチェイサーでは、防がれると思ったマクスウェルは、盾を差し向けた。

アルヴィンとエリーゼに向かって。

(待て……シャドウもどきはどこだ?)

「探しもの?」

背後から聞こえる軽やかな声。

そこには、ヨルに乗ったレイアとローエンがいた。

レイアの棍がマクスウェルが防ぐより早く仕掛ける。

「たぁあっ!!」

マクスウェルのマナの障壁が張るより早くレイアの棍が捉える。

マクスウェルは、ギロリと睨むとアルヴィンに向けていた盾をレイアへと差し向ける。

「こんの阿呆!せっかく背後取ったのに声を出す馬鹿がどこにいる!!」

迫り来る盾をレイアが受け、弾きかえす。

「うるさいな!当たったからいいでしょ!それと馬鹿か阿呆かどっちかにしてよ!」

レイアの答えにヨルは、ため息をつきながら脚を早める。

回り込もうと走る中、弾き飛ばしたマクスウェルの盾が執拗に追いかけてくる。

「くっ………!!こんの!」

その度にくる盾をレイアは、棍を使いいなし、そして、弾いていく。

「これ、どうにかしないと近づけない!!」

「だったら、私の出番ですね」

ローエンは、細剣を指揮棒のように軽やかに振るっている。

どうやらとっくに準備は出来ていたようだ。

「ソリッドコントラクション!」

光り輝く鎖が現れ、盾を拘束する。

「長くは、持ちません。今のうちです!」

「ナイスローエン!行くよヨル!」

「掴まってろ!」

ヨルはスピードを上げる。

周りの景色が飛ぶように背後に流れていく。

マクスウェルとの距離は、過ぎ去る景色に比例して詰まっていく。

レイアは、振りかぶる棍に力を込める。

狙いは、そこしかない。

何で操っているかなんて分からない。

だったら、狙えそうな場所から狙っていくしかない。

レイアは、棍を振りかぶった棍にヨルの勢いを乗せ、振り切る。

「たぁあああああああっ!!」

振るわれる棍がマクスウェルの椅子の右の肘掛を砕いた。

砕け散る自分の玉座の肘掛にマクスウェルは、驚いた後レイアたちを睨みつける。

「貴様ら!」

マクスウェルは、盾を縛る鎖を断ち切ると攻撃に移る。

だが、やはりそこにはヨルがいなかった。

(何なんなのださっきから!)

先ほどからマクスウェルが目を離した隙にヨルが消えている。

そのことに意識を奪われているとマクスウェルの顔面に鈍い痛みが走る。

それがジュードの拳だと気づくのにそう時間はかからなかった。

ヨルのスピードが乗った拳で殴られたマクスウェルは、椅子から振り落とされた。

通り過ぎたヨルは、そのままターンをして再びマクスウェルに向かって駆け出す。

「ハァアアっ!!」

ミラの震えるほどの気合いと共に片手剣を振るう。

マクスウェルは、椅子の背もたれでミラの攻撃を防ぐ。

攻撃は、防げた。

だが、代償として椅子の背もたれは無残に砕け散った。

マクスウェルは、椅子に座り直すと、盾を振るう。

ミラとジュードは、頷いてヨルの背中から飛び降りる。

行き場を失った盾は、ヨルに向かう。

盾は、真っ直ぐにヨルの頭を狙っていた。

ヨルはそんな盾を見ると不敵にニヤリと笑い、姿を消した。

「何だと!?」

マクスウェルは、慌てて辺りを見回すと直ぐに見つけられた。

ヨルは、ホームズの側に悠然と立っていた。

「馬鹿な!シャドウもどきに瞬間移動なんて能力は……」

「ないよ」

ホームズは、驚愕するマクスウェルを睨みつける。

「あるのは、おれがヨルを呼び出す力だ」

ホームズは、ポンチョをはためかせる。

「お忘れかい?おれ達は一定の距離以上離れられない。そして、おれは、ヨルを呼び出すことができる」

レイアは、ロランドで風邪を引いた時のことを思い出した。

あの時、ホームズはレイアの熱を測るためにヨルを呼び出していた。

仕掛けは、単純だ。

マクスウェルが、ヨル達に気を取られている隙にホームズが次にヨルの背中に乗る面々のところへ移動し、ここぞという時に呼び出す。

それを何度も繰り返していたのだ。

「貴様らごときに……」

物の見事にマクスウェルは、翻弄されてしまったのだ。

ホームズは、そんなマクスウェルを鼻で笑う。

「詰めが甘いんだよ、君は」

ホームズは、リリアルオーブを輝かせる。

マクスウェルは、溢れ出る感情を歯を食いしばって飲み込む。

「貴様こそ忘れているんじゃあないだろうな」

手で菱形を作り出す。

時計の文字盤が現れ、針が回りだす。

ヨルは、眉間にしわを寄せる。

「させるもんか!」

ホームズが走り出す。

だが、それより早く針がⅫに辿り着く。

「ストップロウ」

静かに響き渡るマクスウェルの声と共に時が止まる。

ホームズ達は走っている形そのままに動きが止まっている。

「ふん、所詮は霊力野(ゲート)も持たない愚かなエレンピオス人だ」

そう言って盾を振るおうとする。

その時、マクスウェルはありえない事に気づく。

(待て、先ほどまでここにいたシャドウもどきは、どこだ!?)

ストップロウが発動した時には、そこにいたヨルがいないのだ。

「一体どこにい………」

最後までマクスウェルは、言い切ることが出来なかった。

「ここだ、阿呆」

ヨルの前足で思い切り殴られた事によって。

大きさを最大に戻した、最大の威力で。

宙に浮いていたマクスウェルは、椅子ごとヨルに叩き落とされた。

マクスウェルは、地面に落とされながら信じられないというふうにヨルを見る。

「馬鹿な………何故動ける……」

大きさを最大に戻したヨルは、マクスウェルをそのまま踏みつける。

「ぐっ………!」

「ずっと不思議だった。ありとあらゆる物……昔だったら放たれた弓、さっきだったら、小ムスメが投げた鞘、それも止まっていたのにお前の服も椅子も何故か動けていた」

ヨルは、そう言いながら脚に体重をかける。

「そこで思った。もしかして、お前の触れたもの、そしてお前がマナで操るものは、この止まった世界で動けるんじゃないかと」

ヨルはそう言うとマクスウェルの手に目を向ける。

マクスウェルの手に、最初は糸が巻きついていく。

それは、やがて太くなり見覚えのある黒々とした紐になった。

「まさか…………」

「そう。そのまさかだ」

ヨルは犬歯を見せる。

ヨルの尻尾は二つに分かれていた。

「気付かないほど細い尻尾をお前に縛り付けていた」

「いつの間に!」

「貴様が気付かない間に決まってるだろ」

ヨルは犬歯を見せ、更に力を込める。

だが、そこでヨルの体から黒霞が漏れ出した。

「ふん、時間切れだな。俺も………お前もな」

Ⅻを指している文字盤が消え、皆が動き出す。

ヨルの体を黒霞が包み込む。

マクスウェルは、黒霞に包まれたヨルを弾き飛ばして宙に浮く。

「ヨル!」

ホームズが慌ててキャッチする。

「切り札も消えた。今度こそ貴様らの負けだ」

ヨルは、黒霞に包まれたままだ。

 

 

 

 

 

 

 

「まだよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

声と共に刀を地面に突き立てるローズ。

「ローズ?」

ホームズが首をかしげるとローズは、マナを込めて詠唱を始める。

「ローズ・クリスティが時に命ずる」

「おい、君………」

「止まれ止まれ止まれ」

その溢れ出るマナにミラ達は、目を丸くする。

「まさか…………」

突き立てられた刀を中心として現れる見覚えのある文字盤。

「おい、嘘だろ………」

アルヴィンが驚いていると今度は針が現れた。

「絶対止まれ」

ヨルはその光景を黒霞に包まれながら満足そうに見ていた。

(止まった時の中で動ける物に触れたものは、おそらく動けたんだろう………だから、あの盾で飛ばされた時、小ムスメは見たんだ、止まったあの世界を)

 見たのは、ローズだけではないだろう。

 だが、それを血肉にしようと無謀な賭けに打って出たのは、ローズだけだ。

 

 

 

 

 

────いや、だって、ナハティガルの戦いでローエンがぶっ放すのを見るまで知らなかったもの……─────

 

 

 

 

 

 

 

初めてローズがディバインストリークを発動させた時の言葉だ。

あの時、ローズはローエンのディバインストリークを見ただけで、見様見真似でやって見せた。

そんなローズにマクスウェルは、一体何回見せてきた?

 

 

 

「必ず止まれ!!」

詠唱をするローズからは、その負担を物語るように鼻血が流れ出ていた。

「ローズ!!」

ジュードの声などもう耳に入らない。

 

 

 

 

 

 

────『まあ、天才とか秀才程度じゃ使えない代物だけどな』────

 

 

 

 

(だったら………)

ローズは、マナの込めすぎでクラクラする頭を押さえながら目の前のマクスウェルを睨みつける。

「天才で秀才ならどうだ!!」

針は文字盤を動き出す。

そして、Ⅻを指す。

「ストップ…………」

「くっ!"結晶せよ………」

「ローーーーーーーーーーウ!!」

マクスウェルが精霊術を発動させるより早く、時を止めた。

今この場で動けるのは、ローズだけだ。

ローズは、垂れる鼻血を手で拭うと、刀を引き抜く。

「剛招来・纏」

刀に紅い闘気が纏われる。

ローズは、そのまま走り出す。

止まっているマクスウェルの操る盾に向かって振りかぶる。

「ガァあぁあぁあぁあぁらァ!!」

裂帛の気合いと共に振り下ろされた刀は、マクスウェルの盾を見事砕いて見せた。

それと同時に止まっていた時が再び動き出した。

マクスウェルが、発動させるはずだった精霊術は発動することなく消え去った。

時が動き出した瞬間、ローズは糸の切れた操り人形のように倒れた。

「ローズ!!」

慌てて駆け寄るホームズ。

駆け寄ったホームズがローズの首元に手を当てる。

「脈はあるみたいだねぇ………」

ホッとため息をつくのも束の間、

「貴様ら………」

マクスウェルからトリニティチェイサーが放たれた。

 迫り来る紫の弾丸。

 「───────っ!」

思わずローズを庇うようにホームズが抱きかかえる。

「イフリート!」

ミラの声と共に現れたイフリートが、トリニティチェイサーを炎の拳で殴りつけた。

マクスウェルは、悔しそうに歯噛みをする。

「ホームズ、ローズを連れて離れろ」

ホームズは、何も聞かず頷いてその場から離れた。

ミラのリリアルオーブが輝く。

「マクスウェル、決着だ」

 

 

 

リリアルオーブは、最高潮(オーバーリミッツ)に辿り着いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「"始まりの力、"」

ミラの片手剣に炎が現れ、マクスウェルを火炎と共に切り上げる。

「"手の内に!"」

空中に打ち上げられたマクスウェルに水が立ち上り更に上に押し上げる。

「"わが導となり"」

風の刃をマクスウェルに放つ。

「"こじ開けろ!"」

宙に浮き上がったミラは、土石の雨を降らせ、自分の背後に赤青緑黄の四色の魔法陣が現れる。

「"スプリーム・エレメンツ!!"」

響き渡るミラの声と共に四色の無数のマナが、雨となってマクスウェルに降り注いだ。

マナの障壁などそれこそ紙のように貫いていく。

「………何故だ……」

マナの雨はマクスウェルの玉座を砕く。

玉座の消えたマクスウェルは、ゆっくりと地面に落ちていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これが、人と精霊の力だ」

 

 

 

 

 

ミラは、そう言って地面に降り立った。







跳んではねて大騒ぎです。
ヨルに乗っての突撃は、書いた時からやりたいと思っていたことだったので、出来てうれしいです!!
ローズには、「どんな気分?」とか言わせたかったんですけどモロになりそうなのでやめました。


前回の後書きでも書きましたが、質問コーナーの回答前話の後書きに付け足しましたので、どうぞご確認を!!



では、また百九十三話で( ̄∇ ̄)/

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。