1人と1匹   作:takoyaki

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二百八話です。


遅くなりまして申し訳ありません!!



てなわけでどうぞ


朱に集まる赤色達

「助かったよ、ありがとう」

バランは、下に降りた一行にそう声をかけた。

対侵入者用機械は、完全に停止させたようだ。

「あれ?敵兵は?」

「なんか、撤退していったよ」

バランの言葉にホームズは、安堵の溜息を吐いて辺りを見回す。

「エラリィさんは?」

「医務室に行ったみたいだよ」

戦いの結果無事では済まなかったようだ。

思わずキュッと拳を握る。

「今、敵兵と一緒に治療されてるよ」

「ごめん、今なんて?」

ホームズは、バランの言葉に首を傾げる。

「だから、エラリィの奴、自分も傷だらけのくせに敵兵背負って医務室行ったらしいよ」

「…………………」

ホームズは、首を更に傾げる。

バランは、面白そうに笑っている。

「まあ、彼、結構お人好しだから」

「おれの周りにいるのは、そんなのばっかりだねぇ……」

ホームズは、溜息を吐いた後、バランの後ろにいる面々を見る。

一瞬、ここの職員かと思ったが、子供たちもいる。

「この子達は?」

「ああ、みんな黒匣(ジン)では普通に生活するのが難しい人達だよ」

黒匣(ジン)では?じゃあ、何で生活しているんです?」

「そこにいるだろ?」

バランがそう言って指で示した先には、淡く光る小さな動物たちがいた。

「これって、まさか……」

ローズの言葉にバランが頷く。

源霊匣(オリジン)だよ」

源霊匣(オリジン)!?」

ホームズの脳裏には、セルシウスやヴォルトが現れる。

それらに比べればえらく可愛らしい。

エリーゼも驚きながら見ている。

「力は、微精霊ぐらいに感じます……」

「そりゃあ、そうさ。微精霊の源霊匣(オリジン)だからね」

バランの言葉にホームズ以外も驚いた顔をする。

そんな面々を見てバランは、逆に驚いたようだ。

「もしかして、源霊匣(オリジン)がどうやって出来ているのか知らないのかい?」

バランの質問に一行は、首を傾げる。

「そう言えば………」

増霊極(ブースター)を使うってことしか知らないねぇ……」

「へぇ、増霊極(ブースター)を使うことは知っているんだね。だったら、話は早い」

そう言うと白衣のポケットから青色の石、精霊の化石を取り出す。

「精霊の化石に君達リーゼ・マクシアの人がマナを注ぐと源霊匣(オリジン)が生まれるんだ」

「おかしな話だ……」

ミラは、ポカンとしている。

「そうだよね。ミラの足も精霊の化石を使ってるもんね」

だったら、ミラ達は、もっと早くに源霊匣(オリジン)を見ていないとおかしい。

「ただし、ホームズが言ったように増霊極(ブースター)が必要になる」

『増霊極《ブースター》』

「ですか?」

エリーゼとティポの言葉にバランが頷く。

「それを使ってマナを注ぎ込んで、初めて精霊の化石に宿っている術が実体化する、それが源霊匣(オリジン)だ」

「術……」

ホームズは、そこでようやくエラリィが精霊術なんてものを知っていたのか分かった。

ここには、マナを注ぐリーゼ・マクシア人がいる。

だから、精霊術なんてものを知っていたのだ。

「やれやれ………」

ホームズは、溜息を吐いた。

ホームズの考えにレイアも気付いたようだ。

素直に言えばいいものをワザとぼかして伝えたその性格に若干疲れた。

レイアは、隣で苦笑いをしている。

そんな二人に構わずアルヴィンが尋ねる。

「それで、黒匣(ジン)と何が違うんだ?」

「術の精度が雲泥の差。昔あった医療算譜法(ジンテクス)と同じくらいの精度が出るんだ」

「医療算譜法(ジンテクス)……!」

ミラは思わず自分の足を見る。

そんなミラに構わずバランは、続ける。

算譜法(ジンテクス)じゃ、精霊を殺しちゃうしね」

バランの言葉にずっと考えていたジュードが思いつく。

「それって、つまり、源霊匣(オリジン)は、精霊を殺さないってことですか?」

「まあね、精霊の化石に込められているマナを使っているからね」

ミラは首を傾げる。

「しかし、妙だ。ヴォルトを制御するのにあんなに苦労したと言うのに、ここにいる者達は普通に源霊匣(オリジン)を使えているようだぞ」

「大精霊クラスは、別物だよ。どうやら、力が大きくなるほど成功率は下がっていくようなんだ。ここの成功率は、まだ五分五分かな」

バランの言葉にレイアは、目を輝かせる。

「でも、それだけあれば」

「うん、源霊匣(オリジン)黒匣(ジン)の代わりになる日もくる」

「そうすれば、みんな黒匣(ジン)を失わない!精霊もしにません!!」

エリーゼは、ティポと向かい合う。

「やりました!ティポがみんなの助けになりました!」

『僕ってやっぱりすごーい!』

アルヴィンは、目を丸くする。

「ってことは、エレンピオスにも自然が戻る日が来るかもしれないのか?」

「だろうな」

ミラが頷く。

ジュードは、感激のあまりバランの手を持ってぶんぶん振り回す。

「ありがとう、バランさん!この研究のおかげで僕たち……」

「ハハハ、何でそんなに喜んでいるのか知らないけどさ、俺達だけじゃないよ。君達がこの研究を守ってくれたんだよ」

「僕たちが……」

「そう、君達が守ってくれなかったらこの研究は潰えていた。おかげで、ここの人達もまた社会に戻っていける」

ジュードは、静かに頷く。

源霊匣(オリジン)の研究、もっと必要になるね」

そんなジュードとホームズが肩を組む。

「頼むよ、ジュード!」

「うん、任せて」

力強く言うジュードを見てミラは、優しく微笑む。

「目指す道が決まったな」

少しだけ混ぜられた寂しさにジュードは、眉をひそめる。

「また、その感じ……」

ホームズは、ジュードから離れると伸びをする。

「さてと……とりあえず………」

ホームズは、首を傾げる。

「あれ?何しに来たんだっけ」

ホームズは、今まで経緯をおさらいする。

「えーっと………エラリィさんに母さんの話を聞く……これは、無理だね。治療中だし、バランさんを助けにいくのは、………もう助けたね、あれ?これから何しよう?」

思考の迷路に陥ってしまったホームズをほっといて、アルヴィンがバランに尋ねる。

「俺たちが落ちてた崖ってどこだ?」

「この研究所の先だよ。ここから出ればすぐだよ」

アルヴィンの質問に一行は、頷く。そして、ホームズは、ポンと手を叩いている。

「呑気なものだな………」

「うるさいなぁ、どうせ君だって忘れてたくせに」

ホームズは、淡々と返す。

レイアは、足下にいる源霊匣(オリジン)を見ながらジュードに話しかける。

「ねぇ、源霊匣(オリジン)のことを話せばガイアスだって、分かってくれるんじゃ……」

レイアの言葉にジュードは、首を横に振る。

「無理だよ。ガイアスも多分、あれがギリギリだったんだよ」

「そんな!だって、源霊匣(オリジン)は………」

「成功率は、五分五分だろう?」

ホームズは、ヨルと睨み合うことをやめてレイアにそう告げる。

「そうだよ、半分は成功するんだよ」

「半分しか成功していない」

ホームズは、そう告げる。

「ガイアスは、さっき言ったろう?可能性で民を生かすつもりはないって。ガイアスが来た今の時点で九割を超えてなきゃ認められないよ」

ホームズの言葉にレイアは、目を伏せる。

「まあ、おれは、その五割の可能性に賭けるけどねぇ」

ホームズは、そう言ってジュードに視線を向ける。

「出来るんだろうねぇ?」

「出来る出来ないじゃない、やるかやらないかだよ」

ジュードの言葉にホームズは、目を丸くし、そしてヨルは楽しそうに笑う。

「いいな。それでこそ、賭けたかいがあるってものだ」

ホームズも頷く。

そんな面々を見た後、ミラが組んでいた腕を解く。

「さて、とりあえず、私達が落ちていた場所へ向かうとしよう」

「了解!」

ホームズは、そう返事をした後、ポンと手を叩く。

「あ、そうだ、バランさん。入り口にまだ馬車がいたら……」

「ああ、君達が無事だったことを伝えておくよ」

バランの返事に頷くとヨルがホームズにニヤニヤしながら尋ねる。

「馬車で向かわなくていいのか?」

「屋根に乗るなんて一回やれば十分だよ」

ホームズは、吐き捨てるようにそう返す。

そんなやり取りを尻目に一行は、崖を目指して歩き出した。

 

 

 

 

 

 

 

◇◇◇◇

 

 

 

ジュードが先を歩いている。

ローズは、ジュードの隣を歩きながら方向を確認している。

そんなジュードを見ながらレイアは、嬉しそうだ。

「嬉しそうですね、レイア」

エリーゼの言葉にレイアは、力強く頷く。

「そりゃあね、ジュードが諦めなかったおかげで源霊匣(オリジン)の可能性に辿り着けたんだもん!なんか、もー、やったー!って感じ!」

「ジュードは、やる時はやる人です」

『僕は前からそう思ってたー』

「まるで、自分のことのように」

ミラは、優しく笑っている。

ローエンは、それを聞きながら頷く。

「気持ちは、分かります。以前のジュードさんは、先頭を切って進むようなタイプでありませんでしたが」

ローエンは、そこで言葉を切る。

「今回は、見事に自分の意思を貫きました」

「うむ。人は変わるものだ」

アルヴィンは、肩をすくめる。

「そりゃあ、誰かさんの影響だろうさ」

「アルヴィンとホームズの影響ではないことは、確かだな」

「………何さりげなくおれのこと話題にしてるの?」

ホームズの頬が引きつる。

「あれ?反面教師って言葉しらない?」

「ほっほっほ、自分で言っちゃいますか」

「おい、アルヴィン。さりげなくおれを反面の教師にしないで」

ホームズは、不満げだ。

「お前がまともな教師になれるわけないだろ、どうせロクでもない嘘をつくんだから」

ヨルの言葉にホームズがムッとする。

「失礼な!おれは基本嘘はつかない。本当の事を言わないだけだ!」

「反省しなよ……」

レイアは、呆れる。

しかし、そこに張り詰めた様子はない。

レイアは、笑みを浮かべる。

「みんなも嬉しそう」

「ですよね」

エリーゼも笑っている。

「あ、おれが反面教師なのは、決定なんですね」

ホームズの発言に一行は頷く。

『『そりゃあね』』

「わー傷つく」

ホームズは、溜息を吐く。

エリーゼは、そんなホームズを見ながら、プレザと戦った時との事を思い出す。

あの時、ホームズならどうするかと考えていた。

「大丈夫ですよ、ホームズ。ホームズから貰うのは悪影響だけじゃ、ないですから」

エリーゼの言葉にホームズは、首を傾げる。

「悪影響もあるの?」

「あ、そこは、真似しないので大丈夫です」

「あぁ、そう………」

ホームズは、そう言って歩みを進める。

前を見ると二人が止まって待っていてくれた。

一行は二人に追いつく。

追いついた後、再び八人揃って歩き出した。

「悪影響、ね」

「まだ、考えてたの?」

レイアの呆れた調子にホームズは、肩をすくめる。

「いや、まあ、さっきの会話でふと思ったんだけど、母さんの知り合いがみんな変なのは、母さんの悪影響なのかなぁって思って」

ヨルは、欠伸をする。

「元々、変なのがあいつの周りに集まって更に変になっただけだ。ホームズの母は、変人収集器にして、変人製造器ってことだ」

「うわぁ……我が母ながらやだなぁ……」

ホームズは、露骨に嫌そうだ。

そして、先ほどから頭に引っかかっていたことを考える。

「そう言えば、母さんで思い出したけど、エラリィさん何でわざわざおれの前で、精霊術なんて言葉を使ったんだろう?」

普通にジンテクスと言えば良かったのにわざわざ、精霊術という言葉を使った。

その意図が分からないのだ。

「別に使う必要ないよね。うっかり口を滑らせる、にしちゃあ、おかしな言い方だったし」

「おかしな言い方?」

レイアとエリーゼが首を傾げている。

因みにローズは、この事を全く知らない。

その頃は、長身の女性から話を聞いていた。

ジュードは、頷く。

「うん。エラリィさん、こう言ったんだよ。『おお!黒匣(ジン)なしで精霊術をやるなんて、お前たち何者だ?』って」

「確かに変だな。普通に黒匣(ジン)なしでジンテクスをやるなんてと言えばいい。わざわざ、ジンテクスのところだけ精霊術に言い直す意味がわからないな」

アルヴィンの言葉にホームズは、頷く。

「だろう?なんであんな中途半端な言い間違えをしたんだろ?しかもワザとやったみたいだし……」

ホームズは、うーんと唸っている。

「きっと、ホームズさんを試していたんですよ」

ローエンが顎髭から手を離して答える。

ホームズは、わけが分からず首を傾げる。

「おれを?なんで?」

「断片的な話を聞く限り、ホームズさんのお母さん、ルイーズさんは大分破天荒な人だったようですね」

「大分オブラートに包んでるね。性格に大分難のある人だよ」

「ホームズも大分辛辣だよね」

ジュードは、あきれ顔だ。

ローエンは、それに構わず続ける。

「そして、理想を貫く人だった。より、正確にいうなら、『綺麗事』と言われて切って捨てるような理想を貫き通そうとする、そんな人だったようです」

ローエンは、そう言って更に言葉を続ける。

「恐らく、エラリィさんにしろ、ルイーズさんの親友にしろ、ホームズさんのお父さんにしろ、そんなルイーズさんを尊敬していて憧れていたのでしょう。性格はともかく」

「尊敬?憧れ?本当に?」

「ホームズさんは、人の気持ちに少し鈍いところがありますね……」

ローエンは、呆れている。

「悪意には、敏感だよ」

しれっと言うホームズにレイアがじとっとした目を向ける。

「よりダメじゃん」

「お前、母親にも言われただろ、『馬鹿まっしぐら』だぞ」

ヨルとレイアのコンボにホームズは、たじろぐ。

ローエンは、ため息吐く。

「でなければ、こんな悪戯を仕掛ける必要がないんですよ」

そして、諭すように続ける。

「ルイーズさんの息子、自分達の常識からかけ離れていてそれでいて、憧れの方の息子がどんな風に育ったのか、エラリィさんは、きっと確かめてみたくなったんですよ。だから、ホームズさんを試した。あんな間違いをして、ホームズさんが気付くかどうか。もちろん、気付くと確信していたでしょうけどね」

ホームズは、ふむと頷く。

「つまり、母さんの息子にあってテンションが上がっちゃったから、悪戯したってこと?」

「そういうことです」

「ということは、知り合いというより、仲間と表現した方が近いってことかい?」

「そうですね。きっと、仲間なんて言葉を使うのが照れくさかったのかもしれませんね」

ローエンの言葉にホームズは、頷いたあと少しだけ笑う。

「そっか……」

「ホームズ?」

ローズが不思議そうに首を傾げる。

「いやね、ジルニトラでさ、ビネガーだっけ、その人がさ、母さんの事を散々に言っていたから、てっきりエレンピオスでは嫌われているのかと思ったけど、そんな人だけじゃなかったんだね」

ホームズは、嬉しそうだ。

「味方がいた、仲間がいた、親友がいた、それだけでも嬉しいことだ」

「まあ、それ以上に敵もいただろうがな」

ヨルの言葉にホームズがニヤリと笑う。

「そうでなくちゃ、母さんじゃないさ」

そう言ってホームズは、指を立てる。

「『万人に受けない信念なんだ。万人が敵になるのは当然だろう?』昔、母さんが酔った拍子に故郷じゃ嫌われてるって言ってたからその理由を聞いたんだ。そしたらこう答えた」

ホームズの言葉に一行は少し目を丸くしたあと笑う。

「なんか、本当に変わった人ですね」

エリーゼの言葉にホームズは、肩をすくめる。

「結局、母さんは何と戦ったんだろうねぇ」

「それもそのうちわかるだろう」

ミラの言葉にホームズは、頷く。

エレンピオスを巡ればそれもきっとわかる。

ホームズは、目の前を指差す。

「さて、そんなことを話してる間に着いたよ」

ホームズが指差すその先には、マクスウェルが作り出した空間の穴があった。

だが、それはホームズ達が想像していたよりずっと小さかった。

「うーん………」

ホームズが首を傾げる。

ローエンが顎髭を触る。

「大分不安定になっていますね」

『これじゃあ、戻るのは無理だねー!!』

ティポの言葉にヨルが首を振る。

「いや、戻るだけならどうにでもなる。ただし、リーゼ・マクシアからこちらに来ることは不可能に近いな」

ヨルの回答に一行は押し黙る。

「とりあえず、バランさんのところに一旦戻ろうよ」

レイアの提案に一行が同意しようとした時、

「待って、みんな」

ジュードがそれを止める。

「リーゼ・マクシアに帰るつもりなら僕たちここで別れたほうがいいと思うんだ」

ホームズが目を細める。

「別れたら、戻れないよ」

「それでもだよ」

ジュードは、そう言って言葉を続ける。

「みんなで、源霊匣(オリジン)を使役できて嬉しかった。でも、もうガイアスは戦うしか止めることができないと思うんだ」

ジュードは、立ち止まって聞いている面々を見回す。

「だから、一時の感情に任せて本当の気持ちを誤魔化さないで欲しいんだ」

ジュードの言葉にミラが頷く。

「私も同感だ。気持ちを誤魔化すような戦いなら意味はない」

「己のことは己で決める、ですね」

ローエンの言葉にアルヴィンが頷く。

「そりゃあ、そうだ。でなきゃ、マクスウェルにミラを認めさせたのも嘘になっちまう」

ホームズも頷く。

「その時点で誤魔化してるようなものだものね」

「自分を誤魔化せばそれだけで勝てない」

ヨルの言葉にローズとレイア、エリーゼは俯く。

「もう少しだけ考えさせて、ジュード達が出発するまてでいいの」

「うん、わかった」

ホームズが首を傾げる。

「出発って、ガイアスの行く先分かるのかい?」

「きっと、また研究所を襲撃すると思うんだ」

「なるほど、ありえるねぇ……」

ホームズはポンチョを翻す。

「さて、それじゃあとりあえず街に戻るとしようよ。ここで考えても答えなんか出ないよ」

「そうだね」

ホームズに促されるようにして一行は、その場をあとにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「一時の感情に流されるな、か………」

ミラは、手をぎゅっと握りしめる。

「今の私、まるで人間じゃないか……」

「ミラ?」

ジュードがミラに駆け寄る。

「済まない、直ぐに行く」

そう言ってミラは歩き出した。

その時、かちゃりという音がして精霊の化石が外れた。

ミラは、それに気付かず歩き続けている。

ジュードは、驚いてミラを見る。

「ミラ、まさか………」

ジュードは、ぐっと言葉を飲み込んで精霊の化石をポケットにしまいこんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 








寒くなってきました。 

皆さんも風邪を引かないよう気をつけてください!


ではまた、二百九話で( ̄∇ ̄)/
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