1人と1匹   作:takoyaki

44 / 242
四十四話です。




四が二つもなんて、不吉な…………



てなわけで、どうぞ


一寸先も分からない

【さあ、次の試合だ。熱い闘いを見せてくれ!】

二本脚で歩く鳥の魔物がやって来た。

後ろに、丸い輪の武器をもっていわ

 

「見覚えは?」

レイアは、恐る恐る聞く。

「ないね。まあ、倒す事には代わりはないけど」

おどけながら、ホームズは返す。

レイアは、ホッと胸を撫で下ろす。

そんな会話をしていると、魔物が空中からの連続蹴りをホームズに放つ。

しかし、

「おれに、蹴りを入れようなんて、いい度胸じゃないか」

片足を左手で掴んでいた。

ミラは、その様子を見て頬を引きつらせる。

「アレは……」

「なんか思い出すな……」

アルヴィンも遠くを見つめている。

そんな二人のつぶやきなどホームズの耳には届かない。

歯を食いしばり、脚を強く踏み込む。

「どっせいや───────!」

そして、魔物を片手で振り回す。

振り回された魔物は、他の魔物達を巻き込んでいく。

巻き込まれた魔物達は、再び立ち上がろうとする。

しかし、その一瞬、輪っか状の武器を持った、女性が無防備になる。

「任せなさい!」

「グゲェ!」

ローズは、ホームズの頭を踏み台にして、飛び上がる。

ホームズが、潰れたカエルの様な鳴き声を上げるが知ったことではない。

そして、縦回転をする。

「烈空斬!」

その女性は、思わず武器で防ぐ。

ローズは、烈空斬で、ダメージを与える事を早々に諦めると、着地する。

相手はそれを待っていた様だ。

そのまま、ローズに襲いかかる。

ローズは、それを冷静に観察すると、刀をそれぞれの輪っかの中心に通し、引っ掛ける。

そして、腕を横いっぱいに広げる。

輪っかの女性も同じ様に腕を横に広げる羽目になる。

そんな、ローズに魔物達が襲いかかろうとする。

しかし、

「「六散華!」」

レイアとジュードの共鳴術技(リンクアーツ)で、奴らを蹴散らす。

相手の動きを封じ込める事に成功したローズは、おもむろに口を開く。

 

 

 

 

「裂け裂け切り裂け出て来い刃……」

 

 

 

 

ローズと女性の間に風が渦を巻く。

 

 

 

 

「ウインドカッター!」

 

 

 

 

鋭い風の刃が、敵に襲いかかる。

相手はガード出来ず、モロにそれを食らう。

大きく後ろに仰け反ると、相手はそのまま起き上がらなかった。

 

「………生きてる…………よね?」

「当たり前でしょ。詠唱の構えも取れてなかったのよ、私。それに、ちゃんと手加減したわよ」

ローズは、なんて事なさそうに言う。

ホームズは、恐る恐る様子を伺う。どうやら、本当に生きている様だ。

 

会場係に運ばれると、新たな対戦相手が現れた。

 

 

「また、鳥かい……」

「……どうも、俺達は、鳥に縁がある様だ」

ホームズは、そうこぼし、ヨルは、何かを思い出す様に呟く。

鳥の様な魔物が三頭、そして、槍を構えた、人間が一人。

しかも、今回は達の悪い事に奴らは、空を飛んでいるのだ。

 

 

 

 

【さあ、選び抜かれた戦士達よ、いざ、さらなる高みを目指せ!】

 

 

 

 

「先手必勝!レインバレット!!」

アルヴィンの銃弾が、雨の様に魔物達に降り注ぐ。

魔物達は、叫び声を上げ、高度を少し落す。

「出番だぜ、ローズ!」

「了解!いくわよ」

アルヴィンとローズは、それぞれ螺旋を描きながら宙に浮く。

地面には、円陣が浮かび上がる。

 

 

 

「「竜虎滅牙陣!!」

 

 

物の見事に二頭(二羽?)が食らい、倒れた。

 

残り一頭は、空にいる。

魔物は空から攻撃をローエンとエリーゼに仕掛ける。

術士を狙いに来ている。

 

 

「ま、に、あ、え───!」

 

ホームズは、空中にいた。

そして、身体を回す。

 

「飛燕連脚!!」

 

 

段々と上空に上がりながら、蹴りを一発、二発、と、どんどん撃ち込んでいく。

 

そして、最後の一発で、ホームズは、魔物を地面に叩きつける。

 

 

「ホームズ!」

『気張れー!』

 

 

ホームズは、着地をすると、エリーゼ達の声が聞こえ、ホームズとエリーゼのリリアルオーブが輝く。

「任せたまえよ」

ホームズは、ニヤリと笑い足に闘気を溜める

 

 

 

「「ティポ・ザ・ビースト!!」」

 

 

 

 

ホームズと、エリーゼのティポの形をかたどった闘気の共鳴術技(リンクアーツ)が、地面に今まさに飛び立とうとしている魔物に当たり動かなくなる。

ミラとローエンは、魔物を操る人間の前に立つ。

リリアルオーブの輝きが二人を繋ぐ。

「ミラさん!いざ!」

「ああ!」

ミラは頷くとローエンと共に狙いを定める。

 

 

「「ロックヘキサ!!」」

 

 

 

地中から、六本の柱が出現し、槍を持った人間を襲う。

攻撃を食らった人間は、そのまま意識を手放した。

 

 

これで、ホームズ達は全ての試合が終わった。

 

 

【キタルブロック、優勝はキタル族代表だ!】

 

 

「やっと………終わった………」

 

 

ホームズは、疲れ切っている。

他のメンツも似たようなものだ。

レイアに至っては地面に寝転んでいる。

「で、何で君達は平気そうなんだい?」

ホームズは、恨めしそうに、ローエンとアルヴィンを見ている。

「鍛え方が違うのですよ」

「そうゆうこと」

アルヴィンは、自慢気にウィンクをする。

「ああ、そう……」

ホームズは、げんなりする。

「ま、取り敢えず、後は決勝を残すのみだろ。おら、立て馬鹿共、戻るぞ」

ヨルは既に次の試合の事を考えている。

皆言い返したいが、そんな気力も無い。

しかし、ティポが皆を代弁して、ヨルに噛み付く。

 

 

「どう思うよ、ローエン」

「何がです?」

「決まってるだろ、新人達の実力の事だよ」

ローエンとアルヴィンは、彼らの後ろ姿を見ながらそんな会話をする。

「はい。皆さん、充分な実力を持っています」

「特に、ホームズ?」

「………あの人をよく殺しかける所まで追い詰めましたね」

ローエンは、顎髭を触りながら言う。

どう考えても、今回の様子を見てホームズを一方的に追い詰めるなんて事は、まずあり得ない。

おまけに、ヨルと言う精霊術を無効化する奴もいる。

少なくとも怪我ぐらい負っていないとおかしい。

しかし、ローエン達と出会った時、アルヴィンたちは、武器が壊れていただけだ。怪我なんて、そんなものは何も負っていなかった。

「……ミラがいたというのもデカイが、それ以上に多分あの馬鹿、手加減してたな」

アルヴィンは、空を見上げる。

「俺らと闘った時、あいつはエリーゼから先に倒すべきだった」

何故なら精霊術がヨルには無効だからだ。

精霊術がメインのエリーゼを残しておく理由は、ない。

戦力には、確かに差があった。

しかし、そうは言ってもあそこまでボコボコになった理由は、明らかに、エリーゼから片付けなかったことだ。

「でも、あいつはそれをしなかった。奴ぐらい頭が回ればそれぐらい分かりそうなもんだが……ローエン、何か心当たりあるか?」

ローエンはまだ、顎髭を触っている。

そして、おもむろに口を開く。

「今日、エリーゼさんが両親の事をすこしだけ思い出して泣いてしまったのです」

「エリーゼが?」

「はい。その時、ホームズさんは、凄く嫌そうな顔をしました」

「単純にメソメソしてるガキがきらいなんじゃねーの?」

「恐らく、そうでしょう。彼は子供が泣いているのが我慢出来ないタイプのように思います」

「ふーん」

ローエンの考えにアルヴィンは、返す。

ローエンは、更に続ける。

「………その時、ホームズさんは、エリーゼさんにハンカチを渡して涙を拭くように言ったんです」

「優しいじゃねーか」

アルヴィンは、ふっと笑いながら、言う。

「えぇ、その少し前まで喧嘩していたとは思えないほどです」

ローエンの言葉にアルヴィンは、少し考える。

「一応、あいつは十八だろ?そのぐらい水に流して…………」

アルヴィンは、段々と声が小さくなっていった。

ホームズは、思いのほか根に持つタイプだ。

出会ったばかりに、殺されかけ、昨晩は、ピコハンで気絶させられ、聞かれたくない過去話を聞かれた。

あのホームズがそれらの出来事を水に流すとは考えにくい。

しかし、ホームズは、エリーゼにハンカチを渡し涙を拭くように進めたのだ。

「……あの人は、自分の事を話しません。この旅について行く理由も……」

ローエンの言葉にアルヴィンは、少し物思いにふける。

「両親の故郷に行きたいって言ってなかったか?」

「何故か知っていますか?」

「そう言えば……」

アルヴィンは、思わず面食らう。

「何故かは、私達には、話してくれました。両親がどんな所で育ったか、そして、見た事のない場所にも行ってみたいと……しかし、本当にそれだけでしょうか?」

「というと?」

「恐らく、ホームズさんが口にしていないだけで、まだ理由がある様な気がします」

ローエンは、まだ賑やかにジャれているホームズ達を見る。

「エリーゼさんの件も恐らく理由があるはずです」

「……ロリコンとか?」

「つまんないですよ」

ローエンに釘を刺され、アルヴィンは、肩を竦める。

 

彼らは、それを最後に闘技場を後にした。

 

 

◇◇◇◇

 

 

「やったー。私達勝ったんだね」レイアは、大喜びだ。

一行は、今闘技場からの階段を降りている。

「何とかって、感じだけどね」

「なっさけないなぁ、優等生は。楽勝だったろ?」

「いえいえ、なかなか厳しいものがありましたよ」

「何処かの誰かさんのせいでね」

ローズは意地悪そうにホームズを見る。

ホームズは、少したじろぎながら弁明する。

「べ、別にいいだろう。最初の試合の相手はちゃんと倒したんだから」

「やられかけた癖に……」

「いや、やられかけた訳じゃ無くて………いや、何でもないです」

ローズは、ギロリとホームズを睨んで黙らせる。

「ジュード〜、ローズが冷たい」

思わずジュードに泣きつくホームズ。

「ハハハ、反省すれば」

ジュードからも手痛い忠告が飛んで来た。

「みんな、冷たい……」

ホームズは、うな垂れる。

『そう言うわけだ〜!アルヴィン君の嘘つきー。ね、エリー』

「はい、アルヴィンは嘘つきです……」

エリーゼとティポのダブルコンボをアルヴィンは、食らう。

「お前らまで……」

アルヴィンは、拗ねるように言う。

「元気だしたまえよ」

何故か上から目線のホームズが、アルヴィンの肩にポンと手を置く。

「お前と一緒ってのものな……」

ホームズとアルヴィンは、横目で睨み合いながら喧嘩する。

 

 

 

「やったな。見事な闘いだったよ」

 

ユルゲンスは、戦いを終えた一同にそう言葉をかけた。

ホームズは、少し胸を張る。

対照的にヨルは、欠伸をしている。

「決勝は、食事休憩を挟んでから始まるわ」

ユルゲンスの隣にいるキタル族の女性が説明する。

「メシだと」

ヨルは、目を輝かせる。

「他の選手も一緒だから、落ち着かないかもしれないけど。取り敢えず、食事にしておきましょ」

ホームズとヨルはその台詞を終えると同時に駆け出す。

「どけ、クズ!」

「うるさい、君こそ、どいておくれよ!踏んじゃうじゃないか」

我先にと食堂を目指して走る。

大人気ない戦いを繰り広げながら……

ローズは、それを呆れて見ている。

「ガキ……」

「………ローズ、好きな食べ物は?」

レイアは、ホームズから視線を逸らさずにローズに尋ねる。

「ハンバーグ、餃子、ステーキ、クリーム牛丼、オレンジスープ、ミネストローネ、チキン南蛮、サンドイッチ、カツサンド、クリームシチュー、カレー、マーボーカレー、寿司、唐揚げ、後は………」

「早く行って来たら?ホームズが何かやらかすかもしれないし」

レイアに言われ、ローズは少し考える。

「それもそうね」

そう言うと、ローズも全力ダッシュをして、ホームズを追いかけた。

「随分と扱いが上手くなりましたね、レイアさん」

ローエンが、すうっとレイアの隣に立つ。

レイアは、一つため息を吐く。

「あれだけ隣でそわそわさられてれば、ね」

「………私達も行きますか」

「そうだね」

何だか、試合の時より疲れた気がする。

 

 

「確実に力がついて来ている……これなら」

「……どうしたんだろミラ?」

階段で、物思いにふけっているミラをジュードは不思議そうに見ている。

そんなジュードに気付くとミラは、再び歩き出し、食堂に向かった。

 

 

 

 

 

◇◇◇◇

 

 

 

 

 

「ホームズ、少し落ち着きなさい」

「いいだろう、別に。久々に食べるんだから、シャン・ドゥの料理」

ローズの注意も聞かず、料理が運ばれてくるのを今か今かと待っている。

ローズも楽しみではあるが、そこまで恥を捨てる程ではない。

ヨルに嫌味でも言ってもらおうと思って見るが、

「おい、俺にもよこせよ」

ヨルもそれどころではない。

ジュードは、周りをキョロキョロと落ち着き無く見ている。

「決勝相手、気になっちゃう?」

アルヴィンは、それを鋭く察知すると、ジュードに尋ねる。

「うん、それはね」

ジュードは、頷く。

そんなジュードにアルヴィンは、意地悪く尋ねる。

「ジュード君好みの、めちゃかわいい子だったらどうする?」

「なっ……!」

ジュードは、動揺して立ち上がる。

「相手がどんなだって関係ないよ、そんなの!」

アルヴィンは、期待通りの反応をしてくれたジュードを笑う。

そんな中ホームズは、考えている。

「そっかあ……おれなら、どうするかな……」

「ホームズ……ぶれないね」

真剣に考え出したホームズにレイアは、呆れている。ローズは、仏頂面になる。

「手加減してもな……報酬もらえないし……うーん」

「………ホームズがモテない理由がよくわかった」

割りと真剣に悩んでいるホームズを見て、レイアは、ため息を吐く。

そうこうしている内に、料理が運ばれてきた。

ホームズは、早く食べたそうだ。

ヨルも嬉しそうにしたが、動きを止める。

「まあまあ」

ユルゲンスが下らない会話を止める。

そして、感慨深そうに言葉を続ける。

「それにしても決勝か………まさか、ここまでこれるとはな」

「優勝するって言ったでしょ」

レイアは、胸を張るように言う。

「ははは、すまない。取り敢えず食べよう。決勝にむけて力を付けてもらわければな」

そうユルゲンスが楽しそうに言う。

そんなことを言っていると、ミラの元に最後の料理が運ばれて来た。

ミラは、運んで来た人間に首を傾げる。

「ユルゲンス大変だ!!」

皆が料理を食べようとした丁度その時、男が走って来た。

「なあに、どうしたの?」

ユルゲンスの隣にいた女性が呑気に言う。

「この前の落石、事故じゃなくて、事件だったらしい。人為的な後が見つかったて」

その言葉に、ホームズ、ミラ、ヨルは、目を険しくする。

 

 

 

 

「おい、ホームズ、料理には口をつけるな」

「食事には、手を付けるな!!」

 

 

 

ミラとヨルの言葉は、ほぼ同時だった。

「え……なに?」

ミラの余りに鬼気迫るものいいに、エリーゼは、驚く。

ジュード達も食事に運ぶ手を止める。

すると、周りから食器の落ちる音と、苦しそうな呻き声があちらこちらから、聞こえ出す。

先程までの和やかな食事風景が嘘のようだ。

今では、阿鼻叫喚の地獄が広がっている。

「なんなんだ………これは……」

ユルゲンスは、驚きを隠せない。

当然と言えば当然だ。

普通の人間は、この状況に驚く。

「こいつは………」

ホームズは、顔を険しくして、周りの様子を見回す。

何処を見ても胸を押さえて苦しんでいる人ばかりだ。

中にはもう、動かなくなっている人もいる。

立ち尽くしている一行をローズは、駆け抜ける。

「大丈夫ですか?!」

倒れている男に駆け寄り、しゃがみこんで様子を診る。

もちろん、大丈夫なわけがない。

しかし、ローズはこれで状態を探っているのだ。

(これは……毒?)

ローズは、ホームズに呼びかける。

「ポイズンボトルは?!」

切羽詰まった様子にホームズは、首を横に振る。

「荷物は、向こうに置いて来た。何より量が圧倒的に足りない」

ホームズは、冷静にローズに返す。

ローズは、あんまりにも冷静なので食ってかかろうとしたが、唇を噛み締めているホームズを見て頭を冷す。

「精霊術は?!」

「手遅れだな。見ろ」

ヨルは、尻尾でその男を指す。

 

 

 

 

その瞬間、ローズの腕の中から、呻き声も聞こえなくなった。

命が、今完全に終わったのだ。

 

 

「………………そんな」

 

いとも簡単に人の命が消える。その事実にローズは、茫然とする。

ローズは、そのまま地面にへたり込んでしまった。

ホームズは、そんなローズを無理矢理どける。

そして、死体となった人間の目に手を持っていき、開いたままになっている瞼を静かに降ろす。

 

 

先程までの苦悶に満ちた表情が少し、和らいだ。

 

 

ホームズは、両手を合わせ、目を閉じる。

 

その周りで、1人、また1人と倒れて行く。

ドサリと人の倒れる音でホームズは、目を開く。

 

その苦しそうに呻いている人と目が合う。

 

『最近アルクノアの動きが活発化し始めている………』

 

 

マーロウの言葉が頭に蘇る。

 

 

 

 

「やられた………」

 

 

 

ホームズは、悔しそうにポツリと吐いた。











夏休み………何ですよね………
今更ですが、「あの花」を借りてきて、全部見ました。
涙腺ゆるゆるです。


個人的に、エンディングを流すタイミングが卑怯だと思いました。
泣くよ!泣かない訳がないじゃん!




テイルズ全く関係ありませんね………


では、また四十五話で( ´ ▽ ` )ノ

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。