異世界にて、烈海王、復ッ活ッ!!烈海王、復ッ活ッ!!   作:浦井朝時

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勢いで書いちまった。



烈海王 復ッ活ッ編
第一話 「アイツが来たッッッッ!!!」


 

 

 烈「・・・む、ここは――――」

 

 体に触れる草の感触に目を覚ます烈海王

 

 烈「!?」

 

 しっかりとつながった自らの胴体――――

 

 さらには、

 ピクルに食われ、武蔵に斬られたはずの五体の充足という明らかな異常事態

 

 しかし―――

 だがしかし――――

 

 目覚めた彼がまず驚いたのは・・・・・・

 

 烈「ッッ」

 

 蒼天を舞う翼竜(?)の群れ

 それを追うように火を噴く巨大なドラゴン(?)の姿

 高々とそびえる山脈からは、あの夜叉猿よりも太く響く、猛獣のものと思わしき咆哮

 深々と茂る森から発せられる複数の殺意や敵意入り混じるどす黒いオーラ

 

 およそ、現実世界にはありえない環境

 

 有象無象―――――――

 弱肉強食―――――――

 群雄割拠―――――――

 

 このとき、烈は既に確信していた

 

 ここが――――

 

 数多くの格闘士と雌雄を決した地下闘技場の環境よりも――――

 ピクルの生きていた太古の時代よりも――――

 宮本武蔵の生きた戦国の世よりも――――

 

 

 

  最、最、最過酷ッッッッ

 

 

 

 (そ…………ッッそうきたかァ~~~~~~~ッッッ)

 

 ・

 ・

 ・

 

 烈「むぅ…なぜかはわからんが、現実世界での死をもって、五体満足の状態でこの地に転生した…………そう考えるべきか…………」

 

 

 ?「【呪文(スペル)】フレイム!」

 

 

 烈「むッッ!?男の声、だと?」

 

 烈が声の方を振り向くと、男二人、女二人の集団が、

 醜悪な見た目をした小人(?)の軍団と対峙しているのが目に入った

 

 回復魔導士「くそ、くそ、何よこいつら! 倒しても倒しても湧いてくるじゃない! 

 どうなってんの!?簡単なクエストだったんじゃない!?」

 

 剣士「知るかよ!! ゴブリンの巣が集団発生してるなんて掲示板には書いてなかったんだよ!」

 

 格闘家「ちょっと、早く支援魔法打ってよ! こっちはもう、体力底つきそう……!」

 

 

 窮地に立たされている――――

 見知らぬ異世界で初めて遭遇した状況であったが、烈にもそれだけは感じることが出来た

 

 

 (救わねばッッッ)

 

 

 そう心で思うか思わないかの刹那――――

 

 脳のニューロンからの電気信号が全身に伝わる前に

 烈の筋肉は既に「走る」という行為を実行するための運動を開始(はじめ)ていた———

 

《ダダダダダダダダダダダダダダッッッッッッ》

 

 

 

 烈「君たちッッ、私が助太刀致そうッッ」

 

 魔導士「ぼ、冒険者の方ですか!?た、助かります!」

 

(す、すごい筋肉……)

 

 魔導士「あなた、【呪文】は何が使えますか?」

 

 烈「【呪文】? 西洋の魔術かなにかか? そんなもの、私は使えん!」

 

 剣士「え、まじかよぉ・・・じゃあ意味ねぇじゃんかよぉ・・・・・・」

 

 烈「中国拳法になら、多少の造詣があるが・・・それではダメか?」

 

 格闘家「拳法家、ですか!?すいませんが、あたしと一緒に、前線で戦ってもらえませんか!?」

 

 

  「馬鹿を言うなッッッッッッ!!!!!」

 

 

 全員「ッッッッッ!!!!! (ビクッ)」

 

 

 このとき――――

 

 敵味方問わず

 あらゆる活動――――

 

 

 殴る――――

 斬る――――

 走る――――

 叫ぶ――――

 唸る――――

 

 

 遂には最低限の生命活動である呼吸でさえ一時的に停止したのである――――

 

 

 そして――――

 その場のすべての生命体は――――

 本能的に自分の脳裏にある言葉が浮かび上がるのを感じる――――

 

 

  (コイツを怒らせたら、マズいッッッッッッッッッ!!!)

 

 

 烈「――――お嬢さん・・・」

 

 格闘家「・・・あ、あぅえ?」

 

 

 しかし――――

 

 

 烈「本来、戦いとは男の役割・・・」

 

 

 その男の表情は――――

 

 

 烈「ここは私一人に任せて、その傷ついた体を早く手当てしてもらいなさい――――」

 

 

《ニコッッッッ》

 

 

 格闘家「////」

 

 

 およそ、恐怖とは似つかずッッ――――

 




対異(形)種格闘技始まるッッッ!!!
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