東方紅魔の愚者   作:宇津木

5 / 6
紅い月との契約と存在理由

色々パチュリーさんから教えて貰えたけど、まぁ頭が痛くなった。

筋はいいけど、思考の柔軟性がないわね。だそう

結果、完璧に出来たのは幻術、強化、雷だった。

後は魔力調整やらなんやらと、

 

と、自室の部屋で唸っていると、ドアの方から気配を感じた。

足音しなかったよね?誰?エッ怖い。

 

レミリア[志貴、ちょっと出てきてくれない?]

?レミリアさんか?あっ飛んでたのか羽あったし。

ドアを開けると、案の定レミリアさんがフワフワ飛んでいた。

 

レミリア[志貴、少し私に付き合いなさい。拒否権はないわよ。]

志貴[分かりました、何するんですか?]

レミリア[部屋に着くまでは秘密よ。ついてきなさい。]

 

と着いた先は、1度見た、レミリアさんの部屋だ。

というか、僕の部屋から近いな。

 

レミリア[部屋のソファにでも座って頂戴。]

と、部屋の鍵を閉めた。?閉めた??

 

レミリア[さて、志貴、貴方は私のものそう言ったわよね?私は、自分のものには自分のものの証をつけるのよ。他の吸血鬼に取られるのは気に食わない。]

?なるほど確かにレミリアさんはプライドが高そうだ。

レミリアさんが近づいてくる

 

レミリア[だから、動かないのよ。余り、痛くしないように吸うのは慣れていないから。]

志貴[吸うって、エッそういことですか!?]

レミリアさんに押さえつけられ、首筋に歯を立てられる。

イテッ、一瞬鋭い痛みがして、そこからは血がなくなっていくのがわかる。

 

レミリア[フゥ、美味しいわね、まぁあの夜の血の香りは極上だったから当然よね。]

 

首筋から牙を抜かれ、口に血を滴れせたレミリアさんはなんだろう、凄い綺麗だった。

 

レミリア[にしても、抵抗しなかったわね、普通なら抵抗しそうなもの、って志貴大丈夫?。]

志貴[えっ?大丈夫ですよ。少しぼーっとしていただけですよ。]

言えない、見惚れていたなんてとても言えない。

 

レミリア[なら良いのだけど。今の吸血で私の妖力を貴方に移したのよ。これで貴方は私のものってことよ。]

こころなしか、上機嫌なようなてか顔が少し笑ってるな間違いない。

 

志貴[そういえば、レミリアさん何で僕なんかにそこまでするんですか?僕みたいな奴に…]

これは心から疑問に思うところだ。

正直自分は能力以外は無能。ましてやお世話にも性格も良くない。

何で僕なんか?…

 

その言葉にレミリアさんは、ため息とともに

 

レミリア[志貴、貴方は自分を卑下し過ぎよ。過去に何があったかまでは知らない、興味もないしね。問題は今よ。]

 

今?今の自分になんの価値があるというのか

自分自身が生きる理由も分からないような自分が!!

俺だって努力したさ!だけど結局自分にはなんの価値もないと思い知っただけだった。そんな自分の居場所などありはしないんだよ!

 

志貴[今の俺になんの価値があるって言うんだ!!]

激情のままに叫ぶ。

しかし、自分の目を真っ直ぐ見てレミリアさんは言う

 

レミリア[貴方が自分のことを価値がないと思おうが、私は貴方が欲しいと思ったの。少なくとも私にとっては価値がある人間よ。]

 

レミリア[私には貴方が必要なのよ。それは忘れないでちょうだい。]

その言葉は自分にとっては凄く嬉しかった。

自分は誰からもその存在を望まれず、自身の努力や何もかもを否定されるものだったし、これからもそうだと思っていた。

 

しかし、レミリアさんは自分を必要だと言ってくれた。

 

我慢できなかった。柄にもなく涙がでる。

志貴[俺は、ここにいていいんですか?]

泣きじゃくりながら何とか声を絞り出す。

その問いにレミリアさんは優しく

 

レミリア[当たり前じゃない。第一貴方には拒否権がないと言わなかったかしら?]

 

その言葉を最後に自分は泣きじゃくった。

途中レミリアさんに抱き寄せられ撫でられていた。

 

 

 

 

 


 

 

レミリア[全く、世話がかかる子ね。]

自分の腕の中には志貴が泣き疲れて寝ている

この子を拾った時に見た運命はあの子と一緒にいる志貴だった。

レミリア[いつか、みんなでいられるのなら…]

志貴にはその可能性がある。

私には出来なかったあの子を救うことが

 

 


 

 

どうも宇津木です。

初めてのシリアス展開です。若干話の繋ぎが雑でしたね。我ながら酷い

正直頭が痛くなります

次は約8年後の紅霧異変です。とりあえず分かりきっては居ますが一応の伏線も張っています。

では、次回で

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。