色々パチュリーさんから教えて貰えたけど、まぁ頭が痛くなった。
筋はいいけど、思考の柔軟性がないわね。だそう
結果、完璧に出来たのは幻術、強化、雷だった。
後は魔力調整やらなんやらと、
と、自室の部屋で唸っていると、ドアの方から気配を感じた。
足音しなかったよね?誰?エッ怖い。
レミリア[志貴、ちょっと出てきてくれない?]
?レミリアさんか?あっ飛んでたのか羽あったし。
ドアを開けると、案の定レミリアさんがフワフワ飛んでいた。
レミリア[志貴、少し私に付き合いなさい。拒否権はないわよ。]
志貴[分かりました、何するんですか?]
レミリア[部屋に着くまでは秘密よ。ついてきなさい。]
と着いた先は、1度見た、レミリアさんの部屋だ。
というか、僕の部屋から近いな。
レミリア[部屋のソファにでも座って頂戴。]
と、部屋の鍵を閉めた。?閉めた??
レミリア[さて、志貴、貴方は私のものそう言ったわよね?私は、自分のものには自分のものの証をつけるのよ。他の吸血鬼に取られるのは気に食わない。]
?なるほど確かにレミリアさんはプライドが高そうだ。
レミリアさんが近づいてくる
レミリア[だから、動かないのよ。余り、痛くしないように吸うのは慣れていないから。]
志貴[吸うって、エッそういことですか!?]
レミリアさんに押さえつけられ、首筋に歯を立てられる。
イテッ、一瞬鋭い痛みがして、そこからは血がなくなっていくのがわかる。
レミリア[フゥ、美味しいわね、まぁあの夜の血の香りは極上だったから当然よね。]
首筋から牙を抜かれ、口に血を滴れせたレミリアさんはなんだろう、凄い綺麗だった。
レミリア[にしても、抵抗しなかったわね、普通なら抵抗しそうなもの、って志貴大丈夫?。]
志貴[えっ?大丈夫ですよ。少しぼーっとしていただけですよ。]
言えない、見惚れていたなんてとても言えない。
レミリア[なら良いのだけど。今の吸血で私の妖力を貴方に移したのよ。これで貴方は私のものってことよ。]
こころなしか、上機嫌なようなてか顔が少し笑ってるな間違いない。
志貴[そういえば、レミリアさん何で僕なんかにそこまでするんですか?僕みたいな奴に…]
これは心から疑問に思うところだ。
正直自分は能力以外は無能。ましてやお世話にも性格も良くない。
何で僕なんか?…
その言葉にレミリアさんは、ため息とともに
レミリア[志貴、貴方は自分を卑下し過ぎよ。過去に何があったかまでは知らない、興味もないしね。問題は今よ。]
今?今の自分になんの価値があるというのか
自分自身が生きる理由も分からないような自分が!!
俺だって努力したさ!だけど結局自分にはなんの価値もないと思い知っただけだった。そんな自分の居場所などありはしないんだよ!
志貴[今の俺になんの価値があるって言うんだ!!]
激情のままに叫ぶ。
しかし、自分の目を真っ直ぐ見てレミリアさんは言う
レミリア[貴方が自分のことを価値がないと思おうが、私は貴方が欲しいと思ったの。少なくとも私にとっては価値がある人間よ。]
レミリア[私には貴方が必要なのよ。それは忘れないでちょうだい。]
その言葉は自分にとっては凄く嬉しかった。
自分は誰からもその存在を望まれず、自身の努力や何もかもを否定されるものだったし、これからもそうだと思っていた。
しかし、レミリアさんは自分を必要だと言ってくれた。
我慢できなかった。柄にもなく涙がでる。
志貴[俺は、ここにいていいんですか?]
泣きじゃくりながら何とか声を絞り出す。
その問いにレミリアさんは優しく
レミリア[当たり前じゃない。第一貴方には拒否権がないと言わなかったかしら?]
その言葉を最後に自分は泣きじゃくった。
途中レミリアさんに抱き寄せられ撫でられていた。
レミリア[全く、世話がかかる子ね。]
自分の腕の中には志貴が泣き疲れて寝ている
この子を拾った時に見た運命はあの子と一緒にいる志貴だった。
レミリア[いつか、みんなでいられるのなら…]
志貴にはその可能性がある。
私には出来なかったあの子を救うことが
どうも宇津木です。
初めてのシリアス展開です。若干話の繋ぎが雑でしたね。我ながら酷い
正直頭が痛くなります
次は約8年後の紅霧異変です。とりあえず分かりきっては居ますが一応の伏線も張っています。
では、次回で