緋鳥物語   作:蟲鳥獣

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こっから1日、10日、20日、30日での投稿になります


第10話

 一言で言おう、地獄絵図である。

 どうにか財団サイトへのダメージを最小限に抑えて、ブライト博士を緋色の原野に引き込んだが、地獄であった。

 

 ヤバイ、マジでヤバイ(語彙力の消滅)

 今、何回目の時間逆行だ?

 強すぎるんですけど、何なんだ?まじで何なんだあの拳法は・・・。

 

 っ!

 

 あぶねぇ。避けるのでも精一杯だ。

 

 特に『正拳突き』がヤバイ、宇宙が創造されてるってどんな威力だよ。

(Fate/の『ギルガメッシュ』の宝具の1つ『天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)』並み)

 

「どうだね財団神拳の威力は!」

 

「素晴らしく、クソだよ。こっちくんな」

 

 あっ、しまった。

 俺以外にもSCIPが、この緋色の原野に居る事を忘れてた。

 

 ・・・スマン、強く生きてくれ。

 

 俺は能力をフルで発揮する。

 それは幻覚を感じさせる能力、幻視・幻聴・幻触・幻臭・体感幻覚・幻肢などのありとあらゆる幻覚を感じさせる事により、あたかも現実であると錯覚させることが可能だ。

 例えば、トラックに轢かれる。なんて幻覚を見せるとすれば、主に扱う幻覚は『幻視』『幻聴』『幻触』『幻肢』の4種だろう。『幻視』でトラックを見せ、『幻聴』でクラクションなどの環境音を再現、『幻触』で周囲の空気やトラックにぶつかった際の触感、そして『幻肢』にて轢かれた際の痛みを感じさせる。この時点で死ぬ人は死ぬ。俺の能力影響下に存在していない人間にとっては、心臓麻痺で死亡とかそんな感じに思われるだろうな。『幻肢』で死ななかったら、『幻触』で血が流れ出る感覚を感じさせれば、嫌でも脳が勘違いを引き起こして死ぬ。

 

 それだけの事を、今の俺は世界規模でやることが可能だ。

 やるつもりは一切にないけどな。

 

 さて、そんな危険な力をブライト博士相手に使用する訳だが・・・問題は無いな(無慈悲)

 さぁ、パーティータイムだ(深夜テンション)

 


以下パーティータイム中

 

『流星群』…大量の隕石が降ってくる幻覚

ブライト対処法…連続チョップで粉々に切断する

 

『火災』…大地が真っ青に燃え盛る幻覚

ブライト対処法…『朝孔雀』に似た技で消し飛ばす

 

『竜巻』…文字通り竜巻の幻覚だが、時間が経つごとに風速が増加していく

ブライト対処法…自身を逆回転させて相殺させる

 

『落雷の雨』…大量の落雷が空から落ちてくる幻覚

ブライト対処法…どこからともなく棒を手に取り、雷を棒で防いでこっちに投げ飛ばしてきた(隻狼)

 

『恒星の衝突』…恒星同士を衝突させる幻覚、イメージがつかないので再現が辛い

ブライト対処法…息を吸い、思いっきり吐く(ふざけんな)

 

世界(ザ・ワールド)』…四方八方から無数の刃が飛んでくる幻覚(単純なのが良いのかな?と思って選択)

ブライト対処法…ゲッダンダンスで全回避(うっわw)

 

『ビックバン』…ソレっぽい爆発を感じさせる幻覚(イメージが辛い)

ブライト対処法…正拳突きで相殺

 

『質量攻撃』…とにかく重く硬くデカイ何かが突撃してくる幻覚

ブライト対処法…地面を掬い取って投擲で相殺

 

など


 

「ぜぇ、ぜぇ、ぜぇ、ぜぇ」

 

「けほっ、げほっ、こほっ、ごほっ」

 

 一体どれほどの時間が経っただろうか?

 現実時間では、おそらく1週間も経ってはいないだろう。しかし精神の世界では、既に数百年は経ったような気がする。それだけ長い年月を戦った気がする。

 

 ガシッ

 

 気がつけば俺とブライト博士との間に友情が芽生えていた。

 

「ひゃひゃひゃ、ヤバイ奴らが手を組んだぞ」

 

「海に潜るわ ノーチラス」

 

「・・・キャラ変わってないか?」

 

 その様子を見ていたSCIPが1人と2匹居たとか、居ないとか・・・

 




http://scp-jp.wikidot.com/scp-710-jp-j
『SCP-710-JP-J 【財団神拳】』
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