黒の叡智を宿す魔神と運命を超克する者たち 凍結中   作:戦魔王ゼロ

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サブタイトルに出てくる神器はいずれ、お話の中に登場する予定です。



龍刃之叢雲

アザゼルと再会してから数日が経過した。

 

この日は土曜日ではあるが、教師として働いている零夜に休みはない。

 

自身が顧問を務める部活動の監督をするため、他の教師が休みでも休日出勤をすることが多かった。

 

休日出勤するにあたり、必ず零夜はある場所で朝食を済ませている。

 

その場所とは・・・

 

 

喫茶店『剣の丘』

 

駒王町に住む人は知らない人はいないほど、有名な喫茶店で町外からもたくさんのお客さんが何度も足を運ぶ程の絶品グルメが豊富で、店長の人柄や料理の腕前等からリピーターが年々、増え続けている。

 

平日は昼12時からの営業なのだが、土日は休日出勤する社会人や通学する学生に向けて、午前8時から店を開けている。

 

「なるほど・・・久しぶりに、君は自分の父親と再会したのか・・・めでたいことではないか?」

 

「めでたくねえよ。こっちは、まだ正体を隠していたかったんだからよ」

 

そう言って、白髪で褐色肌の店主・・・衛宮士郎が皮肉と共に出してきた朝食プレートセットを受け取った零夜は、嫌そうな顔をしながら、プレートセットについている珈琲に口をつけた。

 

「相変わらず、美味いな・・・それに、珈琲の香りといい、また、淹れ方が上手くなったな」

 

「まぁ、ここには君以外にも珈琲にうるさい常連がいるからね」

 

「そうか・・・例の物は地下の倉庫に入れておいた。確認してくれ」

 

「了解した・・・いらっしゃいってイッセーか」

 

突然、店のドアが開くと零夜の教え子であり、部下でもある茶髪の少年、兵藤一誠ことイッセーが慌てた状態で入ってきた。

 

「先生、大変だ!出素戸炉井高校の生徒が現れて、校門が占拠された!!」

 

「は?そんな、昭和の不良みたいなノリのやつらがまだいたのか?」

 

「珍しいこともあるものだ。だが、イッセーなら簡単に制圧できるのではないか?」

 

零夜、士郎はまだ前時代的な不良がいるのかと驚き呆れてしまう。

 

だが、イッセーの強さは上級悪魔が束になっても敵わないぐらい強いはずなのだが・・・

 

「偶々、グレモリー先輩とオカルト研究部が鉢合わせてしまったらしく、警察も出動する事態に・・・」

 

「あの脳筋お嬢様・・・事態をややこしくしやがって!!」

 

「生活指導の織斑先生、出素戸炉井高校の坂田先生、潮田先生、警察の迅さんや遠山さんが来て・・・・」

 

「分かった。とりあえず、俺も向かう・・・士郎、勘定頼む!」

 

「了解した。一応、君の食べかけをタッパーに、それと先生方、警察方に差し入れも持っていけ」

 

零夜は勘定を済ませると、イッセーと共に駒王学園に向かうのだった。

 

エミヤの差し入れを持って・・・

 

 

 

 

 

 




今回から軽く日常編を前後編、やってから原作に入りたいと思います。

ちなみに、第一巻、第二巻を飛ばして第三巻のエクスカリバー編から入る予定です。

なお、ここの世界のイッセーはおっぱいドラゴンではありません。

そのため、悪魔に転生してないので、リアス・グレモリーはライザーのレーティングゲームに勝てず、婚約者になっています。

その影響下、少々、荒れてます。

次回は後編をやります。お楽しみに!!
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