レベルアップで世界最強 作:奈落兎
| 名前∶南雲 ハジメ レベル∶56 職業∶冥王の影 疲労度∶0 称号∶竜殺し(他3)
HP∶17350 ── MP∶18760 ──────────────── 筋力∶600 体力∶600 速度∶600 知能∶509 感覚∶468 ──────────────── 分配可能ポイント∶0 |
約2ヶ月がたった。
これが現在のハジメの能力値。デイリークエストの報酬は物理的戦闘に回しているほぼ肉弾戦タイプ。
だが魔力も高く、得意な戦闘は暗殺系。
『【デイリークエスト】か。彼女も持ってたらなあ……』
と、オスカーは言う。
恵里もユエも戦闘経験を積み、恵里の軍勢も増やしハジメも新たなスキルを使い慣れてきた。
因みにあれ以来冥府には向かっていない。何せ門番の強さがあれだ。神代魔法を幾つか得てから挑むという事になった。
「さて、お前達も準備はいいか?」
「もちろん」
「……ん」
ハジメが振り返ると恵里とユエが返事をする。2人は、というかこの場の全員が黒い上着を羽織っている。デザインはそれぞれだが全てハジメが造ったものだ。つまり【影の衣】。
やはりテッタレスが【影の衣】を造っていたという設定なのだろう。それとは別に鎧のように硬質化して纏うこともできるが此方は意識してないと影に戻るので諦めた。
「俺達の目的は神を殺し日本に帰ること」
「うん……」
「ん……」
『………』
「その為にはこの世界をめぐる必要がある。こんな時代だ。見たくもねえもん見るし、人を殺すかもしれねえ………それでも、俺と来るか?」
「当たり前だろ?」
「私の居場所。ハジメ達のいる所」
『僕はそもそも神殺しが目的だからね』
三者三様の言葉に、そうか、と呟くハジメ。
「んじゃ、行くか」
地上に転移し、隠された出口を抜け出て『ライセン大峡谷』に出るハジメ達。そして…………
「……………何だ、この女」
「ここ処刑地だから………罪人?」
「悪者?」
銀髪の美少女が凶悪な魔物が群生し、魔法が使えない筈の処刑地でもあるはずの場所でスヤスヤ寝息を立ていた。
『…………あ』
「知り合いか、オスカー?」
『多分………いや、間違いないかな。彼女達の中でこんな行動を取るのは、彼女だけだ』
「………?」
因みにオスカーは顔が骨なのでアーティファクト 黒仮面というフルフェイスマスクをつけているのだが、そのマスク越しに額を抑える。
「んにゅふふ〜………オー君たらまたミレディたんにメイド服きせてるの〜? えふふ〜」
「ミレディって、ミレディ・ライセンか? お前等そんな関係?」
「にゃはは。オー君の盗撮魔〜………」
「オスカー、流石にそれは………」
『やろう! ぶっ殺してやる!』
ハルツィナ大樹海。
方向感覚を狂わせる霧に加え、凶悪な魔物が住み着く危険地帯。それでもほんの数年前までは多くの人間が訪れた。
危険で強力なぶん、樹海で手に入れた魔物の素材は高く売れるし、何より亜人の国がある。
亜人。魔力を持たぬ神に見放された種族。獣の特徴を持った人間もどき。何をしても良いと宣言された相手に、人は驚くほど残酷になれる。
だが、訪れたのは数年前まで。ここ数年、樹海で消息を断つ者が増えたのだ。おかげで奴隷が補充できない、今居る奴隷を不用意に減らすなととある皇女により奴隷の待遇改善が行われている。完璧とは言い難いが。
が、亜人を壊れるまで犯したいと考える奴や希少価値が付いたとする奴隷商達は国の目を盗み樹海に侵入する。強い冒険者を雇い、亜人の奴隷を使えば大丈夫だろうと考え。
「はっ、ひ………はぁ、はぁ…………!」
だが、その冒険者は必死に逃げていた。おかしい。なんで、魔物から逃げるならまだ解る。
だが、よりによって
「クアアアアア!」
「う、うわ!?」
方向感覚もつかめず、樹海の奥に来てしまったらしい。猿型の魔物が現れ男は慌てて剣を構え………魔物の首が飛んだ。
「あ、ああ………」
周囲には何時の間にか己を取り囲む複数の影。彼等が持つナイフが鈍く輝く。
樹海の中で、悲鳴が響く。今日もまた、樹海に挑んだ身の程知らずが消息を断った。
因みに神の使徒の強さは零基準(隕石の衝突でも戦闘続行可能)からエヒトにより強化されている。
なので原作魔王さまの開戦ブッパはほぼ意味がない
エヒトは約2ヶ月ぶりのハジメの姿にテンションバク上がりしてる。オスカーを見て更に面白がってる
感想お待ちしております