孫悟飯の双子の転生者   作:コセイ5

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Z サイヤ人編
第二話 ラディッツ襲来!


・[数年後...]

 

 

僕は、お母さんに

 

「お父さんみたいに強くなって家族を守りたい!」

 

と言ったが、

 

「ダメだ!世の中 平和になったんだから、武術は必要ないだ!おとなしく育ってもらうだ!」

 

と反対されてしまう...

 

しかし、それでも諦めずに時々勉強からバレずに抜け出してお父さんに修行をつけてもらっている。

 

何回か怒られたが、諦めたのか最近になってあまり怒られなくなった(気がする)。

 

前世とは違って、修行すればするほど強くなっているような感じがした。

それは、ドラゴンボール世界だからなのかは分からないが...

 

 

 

 

・[数週間後...]

 

 

「今日は、武天老師様に会いに行くぞ。」

 

お父さんが筋斗雲を呼ぶ。

そして、筋斗雲がやってくる。

 

「んじゃ、行ってくる。」

 

「気をつけていくだ」

 

お父さんは僕と悟飯を抱え、筋斗雲に乗せた。

そして、空へ飛んでいく。

 

 

 

しばらくすると、島にポツリと建つ家が見えてくる。

 

「ほら、あれが武天老師様の家だぞ。」

 

お父さんは、2人を抱えて筋斗雲を降りる。

 

「やっほー!」

 

中から嬉しそうに誰かが出てきた。

1人の男性(クリリンさん)と女性(ブルマさん)と老人(武天老師様)だ。

 

「やぁ!」

 

「孫くん!」

「悟空っ!」

 

そして、3人とも僕達を見てきた。

 

「あら、何その子達?」

「子守りのバイトでも始めたのか?」

 

「オラの子だ」

 

「「「ええーーーっ!!」」」

「ご、悟空の子!?」

 

みんなが驚く。

 

「そうだよ。変か?そら、あいさつ。」

 

「こ、「こんにちは。」」

 

僕と悟飯は、少し緊張しながら挨拶をする。

 

「「「は、はい... こ、こんにちは。」」」

 

「孫悟飯と悟成って言うんだ。」

 

「孫悟飯!?そうか、死んだじいさんの名前を付けたのか?」

 

「ああ。」

 

「し、しかし、こいつはたまげたわい。

まさか、悟空が子供を連れてくるとは...」

 

ブルマさんが近づき、目線を合わせるためにしゃがむ。

 

「悟飯君、悟成君 何歳かな?」

 

「「4さいです。」」

 

僕と悟飯は声をそろえて答える。

 

「もしかして、双子!?」

 

「そうだ。」

 

「あら、孫君の孫にしては礼儀正しいのね。」

 

そう言って、頭をなでる。

 

「チチのやつがうるせえんだ。」

 

ブルマさんは2人の尻尾に気づく。

 

「シ、シッポが...」

 

「ああ、前のオラと一緒だろ!」

 

「ほ、ほんとだ...!」

「ね、ねえ、その子達、特に妙なことがあったりしない?」

 

急に立ち上がったブルマさんがお父さんに聞く。

 

「妙なこと?」

 

「た、例えば、満月の夜、何が変かはないか...?」

 

「満月の夜?さあなあ、オラんち早く寝ちまうから... なんで?」

 

満月の夜に何か起こるのだろうか?

 

「い、いや、何でもない!それならええんじゃ!」

 

それにしても、みんなの焦りようが凄い...

 

「な、なあ悟空。この子もお前みたいに強いのか?」

 

「かなりの力を持っていると思うんだけどさあ... チチのやつ、2人を鍛えてやろうとすると怒るんだ。」

 

「なんで?勿体ないじゃないか...」

 

「だろ!? たまに悟成だけは、抜け出してきて鍛えてやっているけど...」

 

「はっはっは。あのはねっかえり娘がなかなかの教育ママさんじゃったわけか。」

 

 

!!なんだ!?

 

最近、気を感じ取れるようになった僕の体中が震え上がった。

 

「!!」

 

お父さんも感じ、空に目を向ける。

 

「な、なんだ!?どうしたんだ悟空、悟成も...」

 

「な、何かがこっちにやってくる!

す、すげぇパワーを感じる!」

 

「怖い...」

 

僕はそうつぶやいた。

気の大きさはお父さんより大きい...

そして、

 

「きたっ!!!」

 

非常に威圧感のある男性が降りてきた。

 

僕と悟飯は、ブルマさんの後ろに隠れる。

 

「ふっふっふ... 成長したな。だが一目で分かったぞ、カカロットよ。父親そっくりだ。」

 

「へ!?」

「な、なんだよこいつ...」

 

相手はお父さんのことを知っているらしい...

 

「カカロット、この星の有様は何だ。人類を死滅させることが貴様の使命だったはずだ。一体なにを遊んでいた!」

 

「ねえ、あんた何処の誰かは知らないけど、帰って帰って!」

 

クリリンさんがその男性に近寄る。

 

「クリリン!近寄るな!!」

 

お父さんの止める声も遅く、クリリンさんは尻尾で弾き飛ばされる。

そう、男性には僕達と同じ尻尾があるのだ。

 

「貴様...!! シ、シッポだ...!こいつにもシッポがある!」

 

「ふふふ... やっとこの俺の正体が分かったようだな。」

 

「正体!?どういうことだ...!」

 

しかし、そう言われても分からないお父さんはそう聞く。

 

「カカロット... 貴様そんなことまで忘れてしまったのか?

なんということだ!おい!以前頭に強いショックを受けたことがあるか?」

 

「オラはそんなおかしな名前じゃねえ!孫悟空だ!!」

 

「質問に答えろ!」

 

「...ある!オラは覚えちゃいないが、うんと小せえ頃に頭を打った!いまでもキズがのこってる...」

 

「クソ!やはりそうだったか...!」

 

男性は悔しそうにする。

 

「だけどそれがどうしたっていうんだ!」

 

一体何が関係あるのだろうか。

そして、武天老師様に悟空の過去が告げられる。

お父さんは少しの間、絶句するが、

 

「お、お前いったい誰だ!!なにもんなんだ!!」

 

「何もかも忘れてしまったとは、厄介な野郎だ。いいだろう、思い出させてやる。」

 

そして、その男性は誇り高き全宇宙一の強戦士族サイヤ人で生まれは惑星ベジータで、その男性がお父さんの兄、ラディッツと言った。

さらにサイヤ人は、環境の良い星を探しそこにすむものを絶滅させてから他の異星人に高値で売っているのだと。

そのために赤ん坊のお父さんがこの星に送り込んだと言う。

 

その事実に誰もが一瞬言葉を失う。

そんなひどいこと信じられない。

 

「...幸いにもこの星にも月があるしな。」

 

「も、もしそれが本当のことだったら、ひでぇやつだ。ピッコロがかわいくみえらあ...」

 

「おい、ここに月があるから幸いなんだ?」

 

「ま、まさか!貴様、シッポは、シッポはどうしたっ!」

 

「ずっと前に切れてなくなった!

オラがよその星から来た何とかってやつだろうが、おめえが兄ちゃんだろうが関係ねぇ!!そんな奴らは最低だ!とっとと帰れ!」

 

その言葉を続き、みんなはお父さんを擁護する。

しかし、そう簡単には帰らない。

そしてようやく、ラディッツがここへ来た理由が語られる。

別の星を攻めるには、悟空以外の3人では苦戦しそうとだとみた。

そこでお父さんの存在を思い出し、戦闘に加えようと思い来たのだと。

 

「目を覚ませカカロット!!楽しいぞ!サイヤ人の血が騒がんか!?」

 

「馬鹿言ってろ!そんな事オラ、死んだって手を貸すもんか!」

 

すると、僕達の方を見てきた。

 

「さっきから気になっていたのだが、うしろにいるのはおまえの子ではないのか?」

 

ブルマさんが二人をしっかり抱える。

 

「ち、違う!!」

 

「父親のおまえが聞き分けが悪いんでな。ちょっと息子達を貸してもらうとするか。」

 

しかし尻尾が証拠だったらしく、ラディッツは僕達に近寄ってくる。

 

「それ以上近寄って見ろ!!ぶっ飛ばすぞ!!!」

 

お父さんが守ろうとするが、ラディッツの腹への蹴りをくらった...

立ち上がられないほど強かったらしいく、苦しんでいる。

 

お父さんが一撃でやられるなんて...

 

僕と悟飯はおびえている...

逃げ出そうとしたがずくに捕まってしまった。

 

僕は、必死に抵抗したが尻尾を掴まれ力が抜けて動けなくなる...

一方、悟飯は大泣きしている。

 

「カカロットよ。子供達は預かっておく。生きて返して欲しければ、兄の命令を聞くんだな。1日だけやるから苦しんで考えみるがいい。」

 

「そんなのムチャクチャだ...!」

 

仲間に加わるという証拠に、地球人の死体を百人ほど用意しろというものだった。

それができなければ、僕達を殺すと...

 

お父さんが必死に立ち上がろうとするが立てない。

 

「ひ、卑怯だぞ...!子供を利用するなんて...!」

「そ、そうじゃ!大体、悟空に人など殺せるわけがないぞ...!」

 

武天老師様とクリリンさんは反論する。

 

「いいとも... ただ、この星の人間どもはどのみち近いうちにほろびる運命だぞ... 今度の星を攻め落としたら次のターゲットはこの星に決めた!」

 

「い!?」

「な、なんじゃと...!?」

 

「この星のやつらなど我々サイヤ人3人にかかれば、たったの1ヶ月で絶滅できるだろう。カカロットが今百人殺してみせても、結局は同じことではないのか…?

分かったなカカロット!どうあがいても、貴様は、この兄たちの仲間に加わるしかないのだ!」

 

「こ...子供達をか...えせ!!」

 

「お父さーーん!!」

「お...お父さん...!」

 

「悟飯、悟成っ!!」

 

「じゃあな!明日を楽しみにしているぞ!」

 

ラディッツは笑いながら連れ去られた。

抵抗したいのは山々だけど、全然力が入らない...!

 

悔しいながらも、何かの中に閉じ込められてしまった。

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