孫悟飯の双子の転生者   作:コセイ5

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第二十七話 セルの提案と修業

・[次の日...]

 

 

テレビにセルが現れた。

 

セルは、中の都の北西28KSの5地点で セルゲーム という武道大会を行うと告げた。

ルールは降参するか、リンク外に体の一部がつくか、殺されてしまっても負けらしい。

しかも代表選手全員が負けてしまった場合、世界中の全ての人間を殺すと言ったのだ。

 

そしてテレビ局の壁を吹っ飛ばし、去って行った。

 

 

ベジータさんトランクスさんがやって来た。

 

「悟空さんと悟飯さんはあとどれくらいで出てくるんでしょうか?」

 

「まる1日までにはまだ3時間近くある。

まだ焦ることはない。まだ勝負の日まで9日もあるんだ。

悟成と一緒に俺が入る。」

 

ベジータさんは残りの7日間全て使うと言った。

ピッコロさんは反論した。

 

精神と時の部屋 は生涯で2日間、つまり48時間しか入っていられないそうだ。

それ以上入っていると、部屋の出口が無くなるらしい...

 

すると、お父さんと悟飯が精神と時の部屋から出てきた。

 

「あいつら、もう部屋から出てきたのか!」

 

「なんだと...!?な、なんでこんなに早く...」

 

 

「あれ!? やっぱりベジータもトランクスもいるぞ... セルの気も感じるから生きている... どうなってんだ?一体...」

 

「あれが悟飯か...!見違えた...」

 

お父さんと悟飯は超サイヤ人状態だ。

しかし荒々しさのなく、穏やかだ...

 

「何があったのか教えてくれ...

あ、その前にミスター・ポポ、メシにしてくれないか?」

 

お父さんと悟飯、そして僕も食べさせてもらうことになった。

僕は修業前だしね。

 

「悟空、ちょっと聞きたいことがあるんだが... お前達、ちゃんとメシ食ってたはずじゃなかったのか...?」

 

「勿論食ってたぞ。でも、オラも悟飯もまともに料理ができねえからな...

悟成がいりゃ、よかったんだけどな。

こんなうめえもん久しぶりだ!」

 

実は料理はできる。

たまにお母さんの家事を手伝っていたからだ。

前世のおかげだろう...

上手いのか分からないが、みんな美味しいと言ってくれる。

 

お父さんと悟飯は超サイヤ人を自然の状態にしていた。

これは、超サイヤ人を超えるヒントかもしれない...

 

トランクスさんは今までのことを話した。

 

「そういうことか... おもしれえこと考えやがったな...」

 

「お、面白いだと...?」

 

お父さんはポポさんからいつもの胴着を受け取り着る。

悟飯はピッコロさんに新しい服を欲しいと頼む。

悟飯はあの胴着になる。

さらにマント付きだ。

 

「おお...!」

「ありがとう、ピッコロさん!」

 

「で、どうなんだ?セルを倒す自信はあるのか?」

 

「分からねえさ。これからちょっと見てくっから。」

 

お父さんはセルの元へ瞬間移動する。

暫くすると、戻ってきた。

 

「ど、どうでしたか、悟空さん?」

 

「正直言ってあそこまで凄くなっているとは思わなかった...やってみなきゃ分かんねえが、このままじゃオラは多分勝てねえだろうな。」

 

え!?やっぱり、お父さんでも勝てないのか...!?

 

「そ、そうですか...」

 

そしてピッコロさんは、精神と時の部屋に入る順番を告げる。

しかし、

 

「いや、オラと悟飯はもういい。外界で修業する。9日間もありゃなんとかなるさ。」

 

「な、なに...!?」

「え...!?」

 

悟飯も驚いている。

しかし、お父さんは余裕の顔をしている。

勝算があるのだろうか...

まさか...な...

 

「じゃ、お互い頑張ろうな!

悟成も修業頑張れよ、期待してっからな!

武道大会でまた会おう!」

 

そうして、お父さんと悟飯は下界に降りた。

 

「じゃあ、僕は先に入りますね。」

 

「もう入るのか?」

 

「早い方がいいですからね。」

 

 

そう言って僕は、精神と時の部屋に入った。

そしてポポさんに説明を受けた。

 

何もない真っ白い空間だ。

地球ぐらいの広さがあるらしい...

空気が薄い。

地球の4分の1くらいだそう...

重力は10倍らしい...

重力修業のおかげでそこは大丈夫だ。

そして、暑い。

気温はマイナス40度から50度まで変化するらしい...

さらに、誰の気も感じられない。

過酷な修業だ。

 

 

なぜお父さんと悟飯にしたかというと、学者さんになるために最後の闘いになるかもしれないからだ。

でもお父さんは、悟飯にそれ以上の期待をしていたと感じた...

 

とりあえずお父さん達がやっていた、超サイヤ人を維持することした。

多分そこからだろう...

 

しかし、これが意外ときつい。

空気が薄い所だからか、気が安定しない...

心を落ちつける。

 

勿論、お母さんに渡された課題もする。

先に済ましてしまおう。

 

数日後、ピッコロさんは入ってきた。

とりあえず組み手は、この状態を普通にしてから ということになった。

 

 

1か月位経った後...

課題も一段落し超サイヤ人も馴染んできた。

そして、ピッコロさんとの組み手が始まった。

ピッコロさんも神様と融合しているため、なかなか強い。

経験の差もあるからね...

 

 

 

数か月経ったある日、超サイヤ人の上について考えていた。

超サイヤ人を超えるのにも怒りは必要なのかな...?

 

すると、あの未来視が襲ってきた...

 

セルと悟飯が闘っていた。

セルゲームが行われているのか...

 

そこでは、セルは悟飯を抱きつけて痛めつけられていた。

悲鳴が聞こえる...

 

未来視は本当に実際に見ているみたいだ...

本当に嫌になる...!

 

さらにセルから小さい化物が現れて、お父さん達を痛めつけられている。

その化物も強い...

みんながやられ始めている...

 

早く終わってくれ...!

最近の未来視は長い...

しかし、今回は長すぎる...

ずっと悲鳴が聞こえる...

やめろ...!やめろ...!!

 

そして、やっと治まった。

気づくと、超サイヤ人から変化していた。

これが、超サイヤ人を超えるものかもしれない...

 

未来視は本当に精神力を削っていく。

さらに、この過酷な場所だ。

 

しかし、未来視の視点がよく分からない...

会話が聞こえないくらい離れていて、大きな悲鳴だけが聞こえた。

まだまだ分からないことだらけだ...

 

 

 

さらに数か月経ち、1年まで1か月を残し精神と時の部屋から出た。

 

朝のようだ...

神殿の外へ出ると、そこにはやはりベジータさんとトランクスさんの姿があった。

 

「出てきたぞ。思ったより早かった。」

 

「ちっ、貴様もか...」

 

「何か状況の変わりはありましたか?」

 

「ありません。」

 

「悟空と悟飯、お前の家帰った。」

 

「分かりました。」

 

ベジータさんは再び 精神と時の部屋 へと向かった。

 

「そういえば、もう一緒に入らないんですね...」

 

「ええ... ここまできたら、あとは自分との闘いみたいなものですから。」

 

「お前はどうする。また部屋に入るか?」

 

「いえ、残りはお父さん達と一緒にいます。」

 

「そうか...」

 

「ピッコロさん、修業ありがとうございました!」

 

僕はピッコロさんに礼をする。

 

「もう行くのか?」

 

「はい。」

 

「待て。お前にもやろう...」

 

服が変化した。

悟飯と同じ服装だ。

 

「あ、ありがとうございます!」

 

「頑張れよ...!」

 

「はい!」

 

そうして、僕は自宅へと向かった。

 

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