孫悟飯の双子の転生者   作:コセイ5

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第三十一話 超サイヤ人を超えた超サイヤ人

そこにはオーラが増し、何やら電流のようなものをバチバチとまとわせる悟飯の姿がいた。

 

これが超サイヤ人を超えた超サイヤ人...?

 

「もう許さないぞ、お前達...」

 

悟飯はセルから仙豆の入った袋を取り返した。

そして僕達の方へ向かう。

 

悟飯はセルジュニアを一撃で吹っ飛ばす。

信じられない... 一撃で倒してしまうなんて...

 

「へへへ...や、やっぱり...」

 

お父さんはこれを期待していたらしい...

 

他のセルジュニア達は逃げようとするが、一撃で仕留められる。

 

「あ、あれが悟飯か...」

「ざ、ざまあみろセル... お、お前は失敗した...」

 

「これで、みんなを...」

 

悟飯は、仙豆の入った袋をトランクスへと投げる

 

「あ... は、はい...」

 

そして、再びセルと向き合う。

 

「いい気になるなよ、小僧...

まさか本気でこの私を倒せると思っているんじゃないだろうな... 」

 

「倒せるさ。」

 

「ふん、大きくでたな... では、見せてやるぞ...!」

 

セルも気を上げる。

地響きがし、やがて爆発する。

やっぱり、本気じゃなかったんだ...

 

「つ、ついにセルがフルパワーの闘いを見せる。」

「なんという気だ...」

「こんなのってあるかよ...」

「悟飯さん...」

 

しかし、悟飯の方がまだ上だろう。

 

「どうだ、これが本気になった私だ...」

 

「それがどうした。」

 

セルは悟飯にパンチをする。

しかし、難なく耐えていた。

悟飯はセルの腹にパンチをくらわす。

その衝撃に、セルは身体を小さく震わせながら辛そうになる。

セルがもう一度悟飯に殴りかかるが、またしても悟飯は避け、セルの顎を殴りあげた。

セルはよろけながらも立ち上がる。

 

これほどのダメージとは...

 

「バ、バカな... な、なぜこの私が、たった2発のパンチで、こ、これほどのダメージを... 」

 

ほんの少し前、セルに押され気味だったとは悟飯とは全くの別物だ。

 

セルは悟飯に連続キックをするが、全て受け止められる。

そして悟飯はセルを蹴り飛ばす。

 

悟飯はセルの元へ歩いていく。

セルは空中へ飛び上がり、かめはめ派の構えをする。

フルパワーで撃つつもりだ...!

 

「か...め...は...め...」

 

「!!」

「あ、あのやろう...!」

 

「くらえ!全力のかめはめ派だ!!避ければ地球が吹っ飛ぶぞ!受けざるをえんぞ...!

 

波ああぁぁぁっ!!!」

 

しかし、悟飯は冷静だった。

 

「お、終わった...」

 

ベジータさんはそう呟いたが、

 

「か...め...は...め...波ああぁぁぁ!!!」

 

悟飯もかめはめ派を撃つ。

それはセルのかめはめ派を跳ね返し、セルに当たった。

見ると、そこには両足、左腕を吹っ飛ばされながらも生きているセルの姿があった。

 

「な、なぜだ... なぜ、あれほどのパワーがヤツに...」

 

 

「いかん!セルにはこの俺の細胞が含まれているんだ...!あの程度の傷なら、再生することができる!」

 

「悟飯!とどめだ!!すぐにとどめを刺せ!!」

 

しかし、

 

「もうとどめを?まだ早いよ、お父さん。あんなやつはもっと苦しめてやらなきゃ...」

 

悟飯は聞く耳を持たなかった。

まずいぞ...

 

「な、なんだと!

これ以上あいつを追い詰めるな!!」

「何をするか分からないよ!!」

 

しかし、悟飯はとどめを刺さなかった。

そしてセルが再生する。

 

悟飯は完全に調子に乗っていた。

お父さんは感じていたのだろう、嫌な予感を...

 

「ちくしょおおおお...!!

き、貴様なんかに... 貴様なんかに負けるはずはないんだあ...!」

 

セルはまたパンチを仕掛けるが、簡単に避けられる。

トランクスさんがなったのと同じ感じだ。

スピードがついていっていないようだった...

そして悟飯はセルに蹴りをくらわした。

 

すると、セルの様子がおかしくなった。

セルはなにかを吐き出した。

18号だった...

 

「じゅ、18号だ!!18号を吐き出した...!!」

 

そしてセルは前の姿(17号を吸収した状態)になる。

 

「も、戻った...!完全体じゃなくなった...!」

「悟飯の勝ちだ。セルはもはや悟飯の敵ではない...」

 

 

「ちぇ...つまらない... それじゃあ、お前ももう終わりだな...」

 

「悟飯!なにしてるんだ... !」

「悟飯ー!早くセルを倒すんだ!」

 

「ゆ、許さん、許さなぁーーーい!!!」

 

すると、セルの体がどんどん膨らむ。

まさか...!!

 

「な、なんだ...!?何をするつもりだ...」

「ま、まずい...!」

 

じ、自爆...!?

 

「き、貴様らは、も、もう終わりだ...!

あ、あと1分でオ、オレは自爆する... オ、オレも死ぬが貴様らも全部死ぬ...!地球ごと全部だ...!

おっと、このオレに衝撃を与えればその瞬間に爆発するぞ。ほんのちょっと死ぬのが早くなるだけだがな。」

 

「く...!」

「な、なんだと...!?自爆...!?」

 

誰もどうすることもできないのか...?

誰もが言葉を失っていた...

 

「だ、だめだ... も、もうどうしようもない...」

 

悟飯は後悔していた。

悔しげに地に膝をつけ拳を地面に叩きつける。

 

「く、くそ...!ぼ、僕のせいだ... は、早くとどめを刺しておけば...」

 

すると、お父さんはみんなの方を向いた。

 

「な、なんだ、悟空...」

 

「やっぱどう考えても、これしか地球が助かる道は思い浮かばなかった...」

 

「え!?どういうことだ、悟空!?」

 

「バイバイみんな...」

 

「お前、ま、まさか...」

「え...待っ...」

 

お父さんはセルの前に瞬間移動した。

ま、まさか...

 

「ご、悟空ーーーっ!」

 

 

「ここまでよくやったな悟飯...凄かったぞ!」

 

「お、お父さん...」

 

「母さんにすまねえって言っといてくれ。」

 

そしてセルに触れる。

 

瞬間移動だ...!!

セルをどこかで爆発させてともに死ぬつもりだ...

嫌だ...それは...!

 

しかし、お父さんはセルとともにどこかへ瞬間移動した。

 

地球外の遠くで爆発したのが分かった。

そして、お父さんの気が消えてしまった...

まさか、こうなってしまうなんて...

 

「き、消えた... 悟空の気が...」

「悟空ーーー!!」

「お父さん...」

 

未だに信じられない...

お父さんが死んでしまったことを...

 

「お父さーーーん!!!」

 

悟飯の叫びで言葉を失い、ただ黙ったままその場に立ちつくしていた。

暫くして、悟飯に声をかけたのはクリリンさんだった。

 

「...終わったな... お前と悟空が終わらせたんだ...」

 

クリリンさんは悟飯を慰めている。

 

待てよ...

本当にセルも死んだんだろうか...

 

その時、何かが現れる。

セ、セルの気だ...

 

「な、なんだ!?」

「こ、この気は...」

「ま、まさか...」

 

すると、ビームが飛んでくる。

それはトランクスさんを貫いた...

 

「...!!」

 

それを見てみんな驚愕する。

 

「当たったのは誰だ?トランクスか?」

 

セルが現れる。

 

「な、なぜだ、なぜなんだ...!」

 

「驚いているようだな...いいだろう、教えてやる...

私の頭の中に小さな核がある。その塊が破壊されない限り、この体は再生され続けることができるのだ... 幸運なことに核は傷つかずに残ったのだ...

さらに嬉しいことに、18号抜きでも完全体となりパワーアップもし、孫悟空の瞬間移動も学習できた。

つまり、孫悟空は私を倒すどころか私にいろいろプレゼントしてしまったようだ。」

 

つまり、無駄死にだ...

しかも、今度は悟飯でも勝てないかもしれない...

 

悟飯はまた超サイヤ人を超えた超サイヤ人になった。

悟飯は笑っていた。

 

「なにが、おかしい... 気でもふれたのか?」

 

「死んでしまったお父さんの敵が討てて嬉しいんだ。きさまはぜひこの手で殺したかったと思っていた...」

 

「ふん...それはどうかな?今度はそう上手くいくとは思えんがな。」

 

その時、

 

「ト、トランクス... くっそおーーーっ!!」

 

ベジータさんは超サイヤ人になり、セルにエネルギー弾を撃ちまくった。

その行動に誰もが驚き、止める言葉さえ出せなかった。

 

しかし、そこには無傷のセルがいた...

そしてセルの一撃でやられる。

 

「消えてろ、ベジータ!」

 

セルはベジータさんにとどめを刺そうとエネルギー波を撃とうとしている。

 

まずい...!

ベジータさんが殺されてしまうと...!

 

僕は超サイヤ人を超えた超サイヤ人になる。

 

「ご、悟成...!?」

 

そして、ベジータさんを助けようとした。

弾き飛ばそうとするが、思った以上に上回っている...!

左腕に直撃してしまった...

 

腕が痺れる。

思った以上にダメージが入った。

骨も折れてしまったかな...動かない。

悟飯ならまずいことになっていただろう...

 

「孫悟成、お前もか... だが、思わぬ収穫だったぞ。」

 

「「「ご、悟成...!」」」

 

誰もが驚いていた。

 

「ベジータの馬鹿野郎...!トランクスならドラゴンボールで生き返ったんだ...!」

 

しかも、悟飯だけじゃ勝てないほどパワーアップしている...

悟飯も僕の姿を見て、そう思ってしまっただろう...

 

すると、

 

「お遊びはもうせんぞ... すぐに終わらせてやる...」

 

セルは構える。

まさか...!

 

「地球ごと消えて無くなれ!」

 

セルは気をためる。

とんでもない凄まじい気だ...!

 

「な...なんてことだ... こ...この俺がお荷物になるとは... す...すまなかったな...悟成...悟飯...」

 

ベジータさんが謝っている...

そんなこと絶対に言わないのに...

たまにカプセルコーポレーションで出会っているから分かっていた...

 

「う、うらむぞ... お、俺達の力の無さを...!」

 




セルのパワーアップは、思った以上に大きいです。
サイヤ人の細胞が悟空、悟飯、ベジータ、未来トランクスの4人に加えて悟成まで含まれていますから...
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