「どうした孫悟飯、そして孫悟成!最後の抵抗を見せてみろ!」
「抵抗したって無駄なことくらい分かっている... ざ、残念だ... お前は僕が木っ端みじんにしてやりたかった...」
「く...くそ......」
僕は片腕が動かないからなにもできそうにない。
でも、あれなら...きっと...
「あっけない幕切れだったな... では遠慮なく全てを闇にしてやるか...」
しかし、悟飯は諦めていた。
「悟飯...!かめはめ波だ...!ぜ...全力のかめはめ波を撃って...!!」
「で、でも...」
「そ...そう簡単に諦めるなって...!」
「(悟成の言う通りだ!諦めるなんてねえだろ、悟飯!)」
「「お、お父さん...!?(ど、どこ!?)」」
突然、お父さんの声がする。
「(あの世さ!界王様に手伝ってもらって、今だけ特別に喋ってんだ。
お前もセルみてえに思いっきりかめはめ波をぶちかましてやれ!
そうすりゃ、必ず勝てるさ!絶対だ!)」
「だ、だけど、悟成でも耐えられなかったくらいセルの力は上回っている...」
「だ...大丈夫だって...!」
「(そうだ!自分の力を信じろ!
最後に見せてくれよ... オラと悟飯2人でつくった力を!)」
「わ、分かりました... やれるだけのことはやってみます...
ごめんなさい、お父さん... 僕が調子に乗ったせいで死なせてしまって...」
「(気にすんな!オラはこっちで界王様とかと楽しくやっからよ!おめえ達は地球で楽しく生きるんだ!分かったか!)」
「「はい!!」」
そして、悟飯はかめはめ波の構えをする。
僕は離れる。
頑張れ、悟飯!!勝つのはお前だ!!
「か...め...は...め...」
「だ、だめだ...!悟飯の気の方が弱い...」
「くたばれーーーーーっ!!!」
「だああーーーーーっ!!!」
「や、やばいぞ!離れろ!!」
みんなは離れる。
そして、2つの気はぶつかる。
しかし、セルの方が大きい。
「負けないで...悟飯...!!」
「(堪えろ!!堪えるんだ、悟飯!!まだおめえは力の全部を出し切ってねえぞ!!)」
「ぜ、全力でやっています...!!も、もう、これ以上は...」
「馬鹿め、この程度のパワーに負けるか!!」
「そ、そんな...!」
「な...なに...!?」
「(そうか... おめえは地球へのダメージを心のどこかで考えてるんだ!!
気にすんな!ダメージはドラゴンボールで元に戻る!!)」
しかし、状況が変わらない。
悟飯は全力を出し切っていないんだ...
その時みんながセルを攻撃し始めるが、吹き飛ばされている...
すると、
「(悟成!お前も加われ!!)」
「は...はい...!」
僕は片方の腕しか使えない...
それぐらい、セルは強くなってしまっているんだ...
けれど、悟飯の援護ぐらいしないと...!
「さらばだ!!!」
僕は悟飯の横に立つ。
そして、かめはめ波を撃つ。
「かめはめ...波ああぁぁぁっ!」
セルのエネルギー波を2人のかめはめ派で押し返す。
「な、なに!!」
しかし、セルはまだ耐えている...!
すると、セルになにかが直撃した。
「べ、ベジータ!!」
「(今だーーー!!!)」
「「うあーーーーーっ!!!!」」
完全に押し返した...
「そ...そんな... ば...馬鹿な... この...わた...し...が.......」
セルに直撃した。
そして、セルの気は完全に消えた。
跡形も無く消えたのだ。
勝ったんだ...
2人とも息を切らして倒れる。
「(ついにやったな、2人とも!)」
「や、やりやがった...あいつら...」
みんなが近づいてくる。
「すげえ!!本当に凄かったぞ、悟飯、悟成!!やったな!!」
「すぐにデンデの所に連れてってやるぞ!」
「ぼ...僕が...瞬間移動で...つ...連れて行きますよ...」
僕は立ち上がる。
悟飯は気を失ったようだ...
「お、おい... む、無理すんなよ...」
「ベジータも行こうぜ。」
「余計なお世話だ、勝手に行け...」
そして、みんなを連れて神の神殿に瞬間移動する。
僕達は、デンデさんの治療によって回復した。
骨も元に戻ったようだ...
「...悟空さんのことは、お気の毒でしたけど...」
「そんなことないよ。僕には聞こえたんだ、お父さんの声が... ちゃんとお父さんの気も感じたし、お父さんの匂いもした...」
「お父さんがいなかったら地球は終わっていたかもしれない...でもお父さんと一緒だったから、セルに勝てたんです!」
「なににしても、よくやったぞ2人とも。ほんとに強くなったな...」
「「ピッコロさん...」」
そして、18号が目を覚ます...
「ここは神の宮殿だよ... 大丈夫だ、完全体になったセルは悟飯達が倒した。」
「クリリンに礼を言うんだな。セルから吐き出されたお前を、賢明にかばった...」
「い、いや、ただなんとなく放っておくわけには...」
「分かった!クリリンさん、18号を好きなんだ!」
「ハッキリ言うな!」
クリリンさんは悟飯にツッコミを入れる。
「ふざけるんじゃないよ。」
18号はどっかに行ってしまった。
「そんな事より、早くドラゴンボールでトランクスや他の殺された人間達を生き返らせるのが先決だ...」
そして、デンデさんは神龍を呼び出す。
「さあ、願いを言え。どんな願いも2つだけ叶えてやろう。」
「そうか... デンデのおかげで、願い事が増えたんだった...」
「セルに殺された人達を生き返らせてあげてください!」
「容易いことだ。」
そして、トランクスさんや殺された人達は生き返った。
「やはり、悟空の気は感じられない... 駄目か...」
「もう一つ願いが叶えられる。2つ目の願いを言え。」
「孫悟空をなんとか生き返れませんか?」
「孫悟空はすでに生き返ったことがある。それは不可能だ。他の願いを言え。」
すると、お父さんの声が聞こえてた。
「(みんな、悟空だ。)」
「「悟空...!?」」
「「お父さん...」」
「(あの世から喋ってるんだけど、きょっと聞いてくれ。前にブルマから言われたことがあんだ。このオラが悪いやつらを引きつけてるんだってな...考えてみっと、確かにそうだろ。
オラがいねえ方が地球は平和だって気がすんだ。)」
お父さんはあの世の事について話した。
過去の達人がいるらしい...
しかも、今の神龍で生き返れたらしい...
「(......だからよう、チチや悟飯、悟成には悪いと思うんだけど、生き返らせてくんなくていいや。
悟飯と悟成は、すでにオラよりしっかりとしているしな。
と言うわけだ。
じゃあな!いつかおめえ達が死んだらまた会おうな!バイバーーイ!)」
「こ、悟空...!
な、なんかあいつ、死人のくせに明るいから、あんまり悲しくならなかったな...」
「あいつはそういうやつだ...」
「「お父さん、ありがとう。」」
「あ、あの... 2つ目の願いを待ってんだけど...」
「ど、どうするよ... 何かないか...?」
「神龍!人造人間の17号と18号の体の中に取り付けられている、爆弾装置を取り除いてやってくれないか?」
「...よし、2人の爆弾装置はたった今、取り除いたぞ。では、さらばだ。」
そして、神龍は消える。
「ク、クリリンさん... どうして、今のような願いを...」
「だ、だってよ、可哀想じゃねえか...」
「クリリンさん...」
「優しいんですね。」
「た、確かに俺、18号の事好きだったけど、18号にはやっぱ17号がさあ、お似合いだろ?」
「れ、恋愛というやつらしいな...分からない...」
すると18号がまた現れる。
「バーカ!17号は私は双子の姉弟だ!だからって、その気になるなよ!爆弾のことだって感謝なんかしてないからな!
またな。」
18号は神殿から降りる。
「お、おい。またな、なんつってことは少しは希望がでてきたんじゃないか!?」
「う、嬉しいのも半分ぐらいかな... や、やっぱ悟空がいないと、寂しいや...」
「さて、俺はもう帰る。餃子が心配しているだろうしな。
多分みんなには、もう会うことはないと思う... じゃあ、達者でな。」
天津飯さんは、神殿から降りた。
「ピッコロさんはここで暮らしていくのですか?」
「ああ、そのつもりだ。」
「時々、遊びに来てもいいですか?」
「勿論だ。」
「じゃあ、またね!デンデ!ポポさん」
「本当に遊びに来てね!」
僕達は神殿を降りる。
~自宅~
僕達は、お母さんにお父さんの事を話した。
お母さんは泣いていた。
「「お母さん...」」
「お母さん泣かないで。」
「僕達はいつもお父さんを感じることができるんだよ。お父さんはちゃんと生きているんだから...」
翌日、僕達はカプセルコーポレーションに向かった。
トランクスさんを見送るために...
「元気でね。」
「はい。」
そして、トランクスさんはタイムマシンに乗った。
「「さようならー!」」
「元気でなー。」
「またなー。」
そして、未来へ帰っていった。
・[数か月後...]
弟が生まれた。
お父さんにとても似ている。
名前は、「悟天」と名付けられた。
生まれた時、尻尾は無かった。
僕達に無邪気で甘えん坊で可愛い。