孫悟飯の双子の転生者   作:コセイ5

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第三十八話 バビディの宇宙船

~バビディの宇宙船~

 

「なんだ!?ここは... やけにさっぱりした部屋だな。」

 

「あそこに1つだけ、扉がありますよ。」

 

すると界王神様も降りてきた。

 

「なんだ!界王神様も結局来たのか!」

 

「あなた達が無茶をするからですよ... この船は一度は行ってしまうと、もう出れませんよ。

おそらく、バビディを倒さない限り...」

 

「いざとなれば、この船ごとぶち壊してでも出てやるさ。」

 

「いけません!強いショックを与えてしまうと、魔人ブウが目覚めてしまいます...!」

 

すると、あの扉が開く。

さっきの手下が出てきた。

 

「バビディ様が居られるのは、この一番下のフロアだ... ただし...残念ながらこのオレを倒さなければ、下へは行けない仕掛けになっている... つまりお前たちは、ここでおしまいだということだ。」

 

「いやあ、多分そんなことはねえと思うぞ。」

 

僕達はじゃんけんで順番を決めることにした。

まずは、ベジータが勝った。

 

「よし、まずは俺からだ。」

 

「ひ、1人で闘う気なのですか!?」

 

「当然だ。あんなヤツ、1人で十分だ。」

 

「敵をなめてはいけません!」

 

「まあまあ、いいからベジータに任せてみようよ。」

 

お父さんに背中を押され、端へと移動する界王神様。

 

「お前達の受けたダメージはエネルギーとして、魔人ブウ様の復活エネルギーとなるのだ。」

 

「それを聞いて安心したぜ。ダメージを受けなければ、エネルギーは奪えないってことか。

お喋りはここまでだ。かかってこい。」

 

手下は攻撃を仕掛けるがあっさりと避けられ、ベジータさんの攻撃をまともに受ける。

 

暫くすると、部屋が変わった。

 

「え!?な、なに!?」

「何が起こったの!?」

「バビディの仕業です...!魔法で部屋を変えてしまった... あの戦士にとって有利な場所に...!」

 

「こ、これまでだな!こ、ここの重力は地球の10倍ほどあるぞ...!オレはここで育ってきたのだ!」

 

「それがどうした... たかが10倍ほどで」

 

10倍だなんてそんなに変わらない。

そしてベジータは気功派を撃ち、プイプイを消してしまった。

 

「バビディの野郎、つまらん相手をよこしやがって...」

 

「お!見ろよ、下へ行く穴が空いたぞ!」

 

「テレビゲームみたいですね!」

 

「そうだね。」

 

そして、下へ降りるとまた同じ部屋だった。

 

「なんだよ、またさっきと同じような部屋じゃねえか。」

 

「でも、今みたいに魔法で場所を変えるんじゃないですか?」

 

次は、お父さんの番だ。

 

「あのダーブラっての、あんたたちが恐れていたほどの野郎じゃなさそうだ。さっき外での攻撃や動きを見ていれば、唾さえ気をつければ何とかなりそうだった。」

 

「ほ、本当ですか?孫悟空さん...」

 

「まあ、あれが全力じゃなかったらとしてもな...」

 

なかなか次の敵が現れない。

 

「おい!早くしろったよーっ!」

 

するとあの扉が開く。

 

「あ、あれは、もしかして、魔獣ヤコンでは!」

 

ヤコンはいきなり攻撃をする。

お父さんはギリギリで避ける。

 

「あいつ、でかいのに素速いなー!」

 

そして、また部屋が変わる。

真っ暗闇だ。

 

「なんにも見えねえ、真っ暗闇じゃねえか!」

 

「オレにはお前等がよーく見えるぜ!」

 

そして、ヤコンはお父さんに攻撃するが避けられる。

 

「オラ達を甘くみすぎだぞ。真っ暗になったっておめえの動きくらい分かるさ。

それにおめえを見ることのできる方法だって色々あるぞ。例えば...」

 

お父さんは超サイヤ人になる。

 

「ほーら、見えたぞ!」

 

ヤコンはなにかを吸い取る。

すると、お父さんが超サイヤ人から元に戻る。

また真っ暗闇だ。

 

「あ、あれ!?」

 

「また、真っ暗闇に戻った...!」

 

「違う!超サイヤ人から元に戻されたんだ。」

 

「そ、そうです!魔獣ヤコンは光のエネルギーを食べるのです...!」

 

「今のは最高の光だった...!」

 

「じやあ、もっとごちそうしてやらあ!」

 

お父さんはまた超サイヤ人になる。

 

そしてヤコンはまた光を吸い込むが、お父さんは気を高めてヤコンを破裂させた。

 

「なるほどな...」

 

「お!空いた空いた!下の階に行けるぞ!」

 

そして、下の階へ降りる。

 

「凄かったよ、お父さん!」

 

「今の怪物を倒した時の気!」

 

「まあな!」

 

 

次は、悟飯の番だ。

 

しかし、次の敵がなかなか出てこない...

 

「悟飯、次おめえの番だけど、ちゃんと修行してたか?」

 

「い、いえ...その...」

「それは...」

「残念ながら、平和をいいことに大したトレーニングはしていなかったらしい。悟成のやつはきちんとしていたようだが... 」

 

そして、やっとあの扉が開く。

 

「ダ、ダーブラ...!」

 

「ステージ3まで来られたとは、人間としては大したものだ。だがここまでだったな。この私が相手をすることになってしまった...」

 

そして、悟飯とダーブラとの闘いが始まる。

しかし、悟飯は久々の強敵に苦戦していた...

修業させておくべきだったかな...

 

「魔術かー!あいつ思ったより、ずっとつええじゃねえか。」

「うーん...」

 

「それにしても、勝てない相手じゃない。情けないヤツだ... ガキの頃の方が強かったぐらいだぜ...」

 

「あいつ、ホントにさぼってやがったんだなー。」

 

「ち...イライラさせやがる...

よし...この俺が終わらせてやる!」

 

「そりゃねえぞ、ベジータ!やらせてやってくれよ。別に完全に負けたわけでもねえんだしよ!」

 

「俺はこんなことさっさと終わらして、てめえと早くケリをつけたいんだ!」

 

突然、景色が宇宙船に戻った。

すると、ダーブラは帰って行く。

 

「お、おい!逃げるのかお前!」

 

「このダーブラが闘うまでもない。うってつけの戦士が見つかったのだ。」

 

そして、扉は閉まった。

 

「ど、どういうことですって!?あいつ...」

 

「見つかった というのはどういうことでしょう...」

 

何か嫌な予感がした...

突如、ベジータさんが苦しみ始めた。

そして、超サイヤ人になった。

 

「や、やはりそうか!!

ベジータさん!悪い心をバビディに利用されようとしているのです!!無心になりなさい!!」

 

「う、うるせえ!ガ、ガタガタぬかすな!!」

 

そして、ベジータさんの額にMのマークがついてしまった。

 

「し、しまった...!」

 

すると、部屋が天下一武道会の会場に変わる。

 

「こ、ここは武道会場...!」

 

ベジータさんは観客に向かって気功派を放つ。

 

「危ない!」

 

お父さんは受けようとするが、吹っ飛ばされる。

 

僕はとっさに超サイヤ人(を超えた超サイヤ人)になり、気功派を空へと弾き飛ばした。

 

「べ、ベジータ...!」

 

ベジータさんは笑っていた...

 

「さあ、俺と勝負をしろカカロット...死体の山を増やしたくなかったらな...」

 

そして、ベジータさんはまた不意に観客に気功派を撃った。

今度は、反応できなかった...

 

お父さんは、怒っていた。そして超サイヤ人になる。

 

「い、いけません!孫悟空さん!!」

 

「ベジータ、おめえはオラに本気を出させるために、わざとバビディの術にかかり自制心をなくしあんな事をした... 違うか?」

 

「こうでもせんと、貴様は俺と闘わん...

魔人ブウなど、この俺にはどうでもいい!!」

 

ベジータさんはプライドが高い。

お父さんに追い抜かれたことが気に入らないのか...

おそらく決着をつけたかったんだろう...

そして、お父さんは決意した。

 

「バビディーッ!!周りに誰もいない場所に変えろーっ!!オラはベジータと闘うことにしたーっ!!」

 

「お待ちなさい!!!

どうしても対決したいというのなら、この私を倒してからにしなさい!」

 

そして、お父さんは界王神様に気功派を放とうとする...

 

「わ、分かりました... お好きにしなさい...」

 

「すまねえ、界王神様。」

 

そして、場所が変わる。

 

「あなた達は、心置きなく対決なさい。私と孫悟飯さん、孫悟成さんは入口を壊してバビディとダーブラ達と闘ってきます。」

 

そして、扉が開く。

 

「あ、あいつ、自分から開けたよ!」

 

「宇宙船を壊されては困るからですよ...」

 

「じゃあ、お父さん、行ってきます...」

「行ってきます!」

 

「うん!頑張ってこい!

あ、待て!あと仙豆が2粒ある。1粒食べてけ、さっき結構体力を使っちまっただろ。」

 

「あ、はい。」

「お父さん... せっかくの貴重な1日がこんなことになってしまって残念です...」

 

「じゃあ、行ってきます!」

「頑張ってください!」

 

僕達は開いた穴へ入っていった。

 

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