~バビディの宇宙船~
「なんだ!?ここは... やけにさっぱりした部屋だな。」
「あそこに1つだけ、扉がありますよ。」
すると界王神様も降りてきた。
「なんだ!界王神様も結局来たのか!」
「あなた達が無茶をするからですよ... この船は一度は行ってしまうと、もう出れませんよ。
おそらく、バビディを倒さない限り...」
「いざとなれば、この船ごとぶち壊してでも出てやるさ。」
「いけません!強いショックを与えてしまうと、魔人ブウが目覚めてしまいます...!」
すると、あの扉が開く。
さっきの手下が出てきた。
「バビディ様が居られるのは、この一番下のフロアだ... ただし...残念ながらこのオレを倒さなければ、下へは行けない仕掛けになっている... つまりお前たちは、ここでおしまいだということだ。」
「いやあ、多分そんなことはねえと思うぞ。」
僕達はじゃんけんで順番を決めることにした。
まずは、ベジータが勝った。
「よし、まずは俺からだ。」
「ひ、1人で闘う気なのですか!?」
「当然だ。あんなヤツ、1人で十分だ。」
「敵をなめてはいけません!」
「まあまあ、いいからベジータに任せてみようよ。」
お父さんに背中を押され、端へと移動する界王神様。
「お前達の受けたダメージはエネルギーとして、魔人ブウ様の復活エネルギーとなるのだ。」
「それを聞いて安心したぜ。ダメージを受けなければ、エネルギーは奪えないってことか。
お喋りはここまでだ。かかってこい。」
手下は攻撃を仕掛けるがあっさりと避けられ、ベジータさんの攻撃をまともに受ける。
暫くすると、部屋が変わった。
「え!?な、なに!?」
「何が起こったの!?」
「バビディの仕業です...!魔法で部屋を変えてしまった... あの戦士にとって有利な場所に...!」
「こ、これまでだな!こ、ここの重力は地球の10倍ほどあるぞ...!オレはここで育ってきたのだ!」
「それがどうした... たかが10倍ほどで」
10倍だなんてそんなに変わらない。
そしてベジータは気功派を撃ち、プイプイを消してしまった。
「バビディの野郎、つまらん相手をよこしやがって...」
「お!見ろよ、下へ行く穴が空いたぞ!」
「テレビゲームみたいですね!」
「そうだね。」
そして、下へ降りるとまた同じ部屋だった。
「なんだよ、またさっきと同じような部屋じゃねえか。」
「でも、今みたいに魔法で場所を変えるんじゃないですか?」
次は、お父さんの番だ。
「あのダーブラっての、あんたたちが恐れていたほどの野郎じゃなさそうだ。さっき外での攻撃や動きを見ていれば、唾さえ気をつければ何とかなりそうだった。」
「ほ、本当ですか?孫悟空さん...」
「まあ、あれが全力じゃなかったらとしてもな...」
なかなか次の敵が現れない。
「おい!早くしろったよーっ!」
するとあの扉が開く。
「あ、あれは、もしかして、魔獣ヤコンでは!」
ヤコンはいきなり攻撃をする。
お父さんはギリギリで避ける。
「あいつ、でかいのに素速いなー!」
そして、また部屋が変わる。
真っ暗闇だ。
「なんにも見えねえ、真っ暗闇じゃねえか!」
「オレにはお前等がよーく見えるぜ!」
そして、ヤコンはお父さんに攻撃するが避けられる。
「オラ達を甘くみすぎだぞ。真っ暗になったっておめえの動きくらい分かるさ。
それにおめえを見ることのできる方法だって色々あるぞ。例えば...」
お父さんは超サイヤ人になる。
「ほーら、見えたぞ!」
ヤコンはなにかを吸い取る。
すると、お父さんが超サイヤ人から元に戻る。
また真っ暗闇だ。
「あ、あれ!?」
「また、真っ暗闇に戻った...!」
「違う!超サイヤ人から元に戻されたんだ。」
「そ、そうです!魔獣ヤコンは光のエネルギーを食べるのです...!」
「今のは最高の光だった...!」
「じやあ、もっとごちそうしてやらあ!」
お父さんはまた超サイヤ人になる。
そしてヤコンはまた光を吸い込むが、お父さんは気を高めてヤコンを破裂させた。
「なるほどな...」
「お!空いた空いた!下の階に行けるぞ!」
そして、下の階へ降りる。
「凄かったよ、お父さん!」
「今の怪物を倒した時の気!」
「まあな!」
次は、悟飯の番だ。
しかし、次の敵がなかなか出てこない...
「悟飯、次おめえの番だけど、ちゃんと修行してたか?」
「い、いえ...その...」
「それは...」
「残念ながら、平和をいいことに大したトレーニングはしていなかったらしい。悟成のやつはきちんとしていたようだが... 」
そして、やっとあの扉が開く。
「ダ、ダーブラ...!」
「ステージ3まで来られたとは、人間としては大したものだ。だがここまでだったな。この私が相手をすることになってしまった...」
そして、悟飯とダーブラとの闘いが始まる。
しかし、悟飯は久々の強敵に苦戦していた...
修業させておくべきだったかな...
「魔術かー!あいつ思ったより、ずっとつええじゃねえか。」
「うーん...」
「それにしても、勝てない相手じゃない。情けないヤツだ... ガキの頃の方が強かったぐらいだぜ...」
「あいつ、ホントにさぼってやがったんだなー。」
「ち...イライラさせやがる...
よし...この俺が終わらせてやる!」
「そりゃねえぞ、ベジータ!やらせてやってくれよ。別に完全に負けたわけでもねえんだしよ!」
「俺はこんなことさっさと終わらして、てめえと早くケリをつけたいんだ!」
突然、景色が宇宙船に戻った。
すると、ダーブラは帰って行く。
「お、おい!逃げるのかお前!」
「このダーブラが闘うまでもない。うってつけの戦士が見つかったのだ。」
そして、扉は閉まった。
「ど、どういうことですって!?あいつ...」
「見つかった というのはどういうことでしょう...」
何か嫌な予感がした...
突如、ベジータさんが苦しみ始めた。
そして、超サイヤ人になった。
「や、やはりそうか!!
ベジータさん!悪い心をバビディに利用されようとしているのです!!無心になりなさい!!」
「う、うるせえ!ガ、ガタガタぬかすな!!」
そして、ベジータさんの額にMのマークがついてしまった。
「し、しまった...!」
すると、部屋が天下一武道会の会場に変わる。
「こ、ここは武道会場...!」
ベジータさんは観客に向かって気功派を放つ。
「危ない!」
お父さんは受けようとするが、吹っ飛ばされる。
僕はとっさに超サイヤ人(を超えた超サイヤ人)になり、気功派を空へと弾き飛ばした。
「べ、ベジータ...!」
ベジータさんは笑っていた...
「さあ、俺と勝負をしろカカロット...死体の山を増やしたくなかったらな...」
そして、ベジータさんはまた不意に観客に気功派を撃った。
今度は、反応できなかった...
お父さんは、怒っていた。そして超サイヤ人になる。
「い、いけません!孫悟空さん!!」
「ベジータ、おめえはオラに本気を出させるために、わざとバビディの術にかかり自制心をなくしあんな事をした... 違うか?」
「こうでもせんと、貴様は俺と闘わん...
魔人ブウなど、この俺にはどうでもいい!!」
ベジータさんはプライドが高い。
お父さんに追い抜かれたことが気に入らないのか...
おそらく決着をつけたかったんだろう...
そして、お父さんは決意した。
「バビディーッ!!周りに誰もいない場所に変えろーっ!!オラはベジータと闘うことにしたーっ!!」
「お待ちなさい!!!
どうしても対決したいというのなら、この私を倒してからにしなさい!」
そして、お父さんは界王神様に気功派を放とうとする...
「わ、分かりました... お好きにしなさい...」
「すまねえ、界王神様。」
そして、場所が変わる。
「あなた達は、心置きなく対決なさい。私と孫悟飯さん、孫悟成さんは入口を壊してバビディとダーブラ達と闘ってきます。」
そして、扉が開く。
「あ、あいつ、自分から開けたよ!」
「宇宙船を壊されては困るからですよ...」
「じゃあ、お父さん、行ってきます...」
「行ってきます!」
「うん!頑張ってこい!
あ、待て!あと仙豆が2粒ある。1粒食べてけ、さっき結構体力を使っちまっただろ。」
「あ、はい。」
「お父さん... せっかくの貴重な1日がこんなことになってしまって残念です...」
「じゃあ、行ってきます!」
「頑張ってください!」
僕達は開いた穴へ入っていった。