下の階へ降りると、さらに下の階も開いていた。
「あ!この下の床も開いてますよ!」
「強気ですね... 行きましょう!魔人ブウの玉の所まで。」
そして、謎の玉の前に着く。
バビディとダーブラが待っていた。
向こうではお父さんとベジータさんの闘いが始まった。
「あれが、魔人ブウの玉ですか?」
「はい...」
「よく来たね、界王神... 父の敵め...」
「お前を倒しに来た、バビディ。そして魔人ブウの復活を阻止する...」
「残念だけど、そううまくいくとは、思わないなあ。こっちには、魔王のダーブラもいるんだよ。」
「バビディとは、私が闘います!」
「魔人ブウはもうすぐ、この玉から出てくるはずだよ。フルパワーになってね...
その時勢い余ってこの船を壊されては困るから、地上に出ようか。」
「いいだろう。」
そして、外へと変わる。
「どう?ダーブラ、念のために聞くけど、あの地球人達に勝てる自信はあるんだよね。」
「当然です。先程も少し闘ったのですから、1人ぐらい増えても間違いなく片づけられます。」
僕は、超サイヤ人(を超えた超サイヤ人) になった。
悟飯は超サイヤ人もなろうとするが、なかなかなれない。
すると、警報が鳴り響いた。
「ま、まさか、そ、そんなに早くには...」
「な、なんですか!?」
「あ...」
「まさか...」
「フルパワーになったぁーっ!!魔人ブウがフルパワーになったぞぉーっ!!
ついに魔人ブウの復活だーーっ!!」
最悪の事態が起こってしまった...
「な、なにっ...!!」
「ば、馬鹿な... な、なぜ一気にダメージエネルギーが...!?」
「やっぱりそうだ!超サイヤ人をさらに超えたレベルで闘うと、そのダメージエネルギーの量も多い...」
「な、なんてことだ...!こ、こんなに最悪の結果になるなんて...」
「で、出る...!魔人ブウが出るよ...!!」
ブウの球を固定している部位から蒸気が吹き上がり、空へ舞い上がっていく。
「も、もう駄目です...!逃げましょう、悟飯さん、悟成さん!」
「そ、そんなこと言ったって、どうするんですか!?」
「このまま放っておくわけには...!!」
「いいですか!魔人ブウには絶対に勝てない...!!ここにいれば、間違いなく殺されてしまうのですよ!」
「し、しかし、界王神様...!」
「早く!!」
「ど、どうせフルパワーになってしまったのなら... 」
「これぐらいの抵抗はしてやる!!」
僕と悟飯は、気功派を撃った。
「ば、馬鹿め!!そんな事したって無駄だよーだ!」
玉は飛び上がり転がっていって、割れた。
「出るぞーっ!、!魔人ブウーッ!!!」
しかし、中には何もない。
「か、空っぽだ...」
「は、はは... なんという幸運だ...!魔人は、今の攻撃で消滅してしまったんだ!」
違う... 何者かの気がどんどんと増えていく...
界王神様の声なんて聞こえていなかった。
見上げると、空に上がった煙が集まっていた。
「ま、まさか...」
「お、おい!あれ...」
「も、もしかして...」
それは人の形へと変化していく...
太くて、ピンク色の魔人。
「ブウーーーッ! 」
そう叫び着地した。
「あ、あの... あいつが魔人ブウなのですか?」
「そ、そうです... わ、忘れはしませんよ... あ、あの恐ろしい顔は...
も、もう駄目です... 逃げれない...」
「そうでしょうか... 確かにとてつもない気の持ち主ではありますが、どうしようもないって程でもなさそうですよ...」
「そ、それは、本当ですか!?」
「実力を出し切れれば...おそらく...」
「お、おい魔人ブウ!ボクはお前を作ったビビディの子供で、バビディっていうんだ。
封じられていたお前を、すっごい久しぶりに復活させてやったんだぞ。
今日からボクが主人だ!」
しかし、魔人ブウはバビディに中々言うことを聞かない。
バビディを驚かしたりしている...
ブウはダーブラの前に立つと、構えた。
「なんだ、このダーブラ様とやろうってのか。身の程知らずが... だから馬鹿だと言うのだ。」
「魔人ブウは、なにか失敗したんじゃないですか...?」
この状態だとそうだと思った。
「失敗なもんですか、あれこそが魔人ブウですよ。」
その時、ブウからピーという激しい音が鳴り、頭や腕にある穴の部分から何かが噴き上がる。
そして、ダーブラを蹴り飛ばした。
す、凄まじい気だった...
「あ、あがった、魔人ブウの気が、ば、爆発的にあがった...」
「つ、強い... 強すぎる... 信じられない...」
もしかしたら、超サイヤ人を超えた超サイヤ人でも勝てないかもしれない...
「さあ、魔人ブウよ、ボクの言う事を聞け、いいな!」
しかし、ブウはまだ聞かない。
そしてバビディがまた封印すると言うと、ブウはお辞儀?をした。
「界王神様、魔人ブウはまだ子供みたいなもんじゃありませんか... あのバビディを倒してしまえば、もしかするとそう無茶なことはしないんじゃないですか?」
「だ、駄目です!バビディがいなくなったら、魔人ブウを再び封じ込めることはできなくなってしまいます...!
魔人ブウはああ見えても、本当に恐ろしい怪物なのです!
バビディもそのうちきっと手に負えなくなって、玉に封じ込める時がやってきます。
こ、こんなことなら...あ、あの方法もあったのに...」
「え...!?」
「あ、あの方法って...?」
何か方法があったのだろうか...
「いえ、もう遅い... 私達はもう魔人ブウから逃げれません... 3人とも生きてはいられないでしょう...」
「さあ魔人ブウ!最初の命令だ、あいつらを殺すんだよ!!」
ブウに命令するバビディ。
「何を言っているんですか!僕には瞬間移動がありますよ!」
「そ、そうか...!」
「な、なんと...」
気を探っている途中にあれが襲ってきた...
未来視。
運が悪すぎる...
「「悟成(さん)!」」
ここ数年はなっていなかった。
こんな時になるなんて...
こうなると集中できなくなってしまう...
「ブウーッ!」
「界王神様、悟成、逃げますよ!」
そう言って悟飯は僕と界王神様の腕を引っ張り、全速力で逃げ出す。
しかし、ブウはすぐに追いついてしまった。
「そ、そんな...!」
「死んじゃえー。」
悟飯が殴り飛ばされる。
そして、僕も同じ様に地面に叩きつけられた。
未来視に襲われている状態でも何とか立つ。
少し離れた所で、ブウは界王神を痛めつけていた。
バビディがとどめを刺そうとした、その脇あいから、悟飯がブウに蹴りを入れる。
抉れていた頬は、軽く戻った。
全くこたえてない...
「邪魔だよ、消えちゃえ。」
少し治まってきたので、悟飯と2人がかりでかかろうとする。
「2人とも危ないっ!」
ブウは特大エネルギー弾を放ち、僕達は吹っ飛ばされてしまう...
悟飯はダメージを負っている。
僕は何もしてやれないまま、意識が遠のいていく...
そして、2人とも気を失ってしまった。
悟空を気絶させたベジータ。
ベジータは宇宙船の穴をぶっ壊し、魔人ブウの前に行った。
ベジータは全力で攻撃をするが、すぐに元に戻ってしまう。
その後ベジータは身動きをとれなくなるが、トランクスと悟天に助けられた。
しかしこのままでは勝つことができないと判断したベジータは2人を気絶させ、ブウを巻き込み自爆した。
ピッコロはその結果を見に行ったが、そこには集まるブウの破片...
まだ生きていたのだ。
ピッコロは復活する前になんとか逃げ出すことができた。
そしてクリリンとともに悟天とトランクスを連れ、神の神殿へと向かった。