暫く経った頃、悟空は目を覚ます。
状況が分からない悟空は、ピッコロ達がいる神殿へと瞬間移動した。
そして、ピッコロは悟空に話した。
「...なんてことだ... 悟飯も悟成も界王神様もベジータまでもやられちまったなんて...」
「魔人ブウの強さは界王神様が恐れていた通り、想像を絶するものだ...
このまま放っておけば本当に間違いなく地球人はおろか、宇宙中の生物は全て消えてなくなる...」
「でもよ悟空、お前が生きててくれたのは不幸中の幸いだ... 魔人ブウを倒せるのはお前だけだよ!」
しかし、
「はっきり言おう、無理だオラには倒せねえ...」
悟空とほぼ互角のベジータが、捨て身でやっても魔人ブウは平気だったからだ。
そして、悟成までもがやられた。
「くそー、ベジータか悟飯か悟成 いずれだけでも生きていたら、まだなんとかなったかもしれなかったのに...」
「いや、多人数でかかっても、恐らく無理だったろう...そういうレベルじゃなかった...」
「いやそうじゃなくて、フュージョンを使うんだ...」
「フュージョン...!融合ですね!メタモル星人の得意な術だ!」
デンデは知っているようだ。
悟空は、あの世で会ったメタモル星人から教えてもらったようだ。
体や力の大きさが相当似通った場合にだけできる合体技。
2人が1人に融合する事で、それぞれでは不可能だったような、凄い力を発揮できるというもの。
「な、なるほど、悟飯か悟成かベジータ、いずれだけでも生きていたら、お前とそのフュージョンをしてとてつもない戦士となり、魔人ブウを闘えたわけだな!」
「術は教えてもらったんだけど、まだ試したことはねえんだ。おまけに、術を習うのに1週間ぐらいかかったからな... どっちにしたって無理だったか...」
悟空は1日しか下界にいることができない。
そして、もう二度と下界には行けない。
ベジータは悪人だったためあの世にはいない。
「中で寝ている悟天とトランクスは力を大きさもほとんどそっくり。できないのか?フュージョン。」
「い、いいぞ、ミスター・ポポ!その手だ!その手があった!!
ピッコロ!ギリギリまでオラがフュージョンを教えるけど、それだけじゃとても時間が足りねえ。あとはおめえが、引き継いで修行してやってくれ。」
「よし、分かった。
ただし、トランクスと悟天がフュージョンとやらを完成させるまでかなりの時間がかかりそうだ...
それまでには、相当な数の人間が魔人ブウの犠牲になるだろう... これは賭けだ、堪えねばならんぞ...」
「もし、絶滅されてもおめえ達とドラゴンボールさえあれば元に戻ることもできる!」
「よ、よし!どっちにしても俺はみんなを連れてくる!」
その時、空が暗くなる。
「神龍がでるのか!?な、なんで!?
そうか!ベジータは武道会場でたくさんの人達を殺した...!それを生き返らせようとしているんだ!」
「ま、まずいですよ!今3つの願いを叶えてしまうと、今度は1年後にしか...」
「すぐに行って止めてくる。」
悟空はブルマの所へ瞬間移動した。
しかし、ブルマ達は1つ目の願いを叶えてしまっていた。
そして、みんなは悟空によって神の城に瞬間移動する。
その頃、界王神はドラゴンボールによって生き返ったキビトによって回復されていた。
「...これは界王神様と同じく、危ないところでしたな... 孫悟成は大丈夫。」
「キビト、悟飯さんの回復は界王神界に着いてからにしましょう。悟成さんは残して...
悟成さんはヤードラット星人の瞬間移動ができるようです。いざとなればそれで駆けつけてくれることでしょう。」
「ま、まさか... 人間を界王神界に踏み入れなさるおつもりですか!?」
「そうですよ。さあ、急ぎましょう!死んでしまいますよ。」
そして界王神達は悟成を残して、界王神界へ移動した。
その後、悟空はみんなに悟飯と悟成とベジータは死んでしまったと告げる。
すると、全地球人はバビディの魔術によって話しかけられる。
バビディは、ピッコロ、悟天、トランクスを探しているようだ。
そして、魔人ブウの紹介をする。
3人が出てこないとこうなると言い、
ブウによって町の人達が浮き、ブウの光線で飴玉に変えられる。
そしてブウの口の中に放り込まれ、食べられる...
さらに、ブウの気功派によって町が消えた。
暫く経った後、悟天とトランクスが起きた。
悟空は2人達に説明した。
2人とも泣いた。
「泣くな!そんな暇はねえぞ!悔しかったら新しい技を覚えて敵を討て!分かったな!
厳しいようだが、いつここにバビディにばれるかもしれねえんだ。すぐに修行を始めるぞ。」
そして、悟空はフュージョンの説明をした。
「よし!じゃあまず、2人とも超サイヤ人になるんだ。」
しかし、悟天とトランクスは信用していないようだった。
「おじさん、パパや悟飯さん、悟成さんが殺された時なにしてたんだ?」
「気絶していた...」
「そんなときに...?弱虫なんじゃないの?おじさん。」
「そんな人に技を教えてもらったって、強くなれっこないよ...」
「てめえら... 悟空はな...」
「いいんだピッコロ... 弱虫ってのはホントだ。魔人ブウにはちょっと勝てねえ...
ただ、弱くたってフュージョンという技は教えられる。おめえ達が本気でベジータや悟飯、悟成の敵を討ちたいんなら、この方法しかねえんだがな...」
2人はまだ信用していない。
すると、
「(またまた出たよ、地球の諸君!魔導師バビディ様と魔人ブウだ!
今度はさっきよりずーっとでかい町を見つけたよ。これからここが消えてなくなるんだ。)」
魔人ブウは、町の人達をチョコにして食った。
そして、町を吹っ飛ばした。
「バビディ!魔人ブウ!トランクスだ...!」
「悟天だ...!」
「今はまだ無理だけど近いうちに絶対、てめえらをぶっ殺してやる!!」
「ちゃんと修行するな。フュージョンを...
さあ時間がないんだ。早く2人とも超サイヤ人になって!」
「分かったよ。」
2人とも超サイヤ人になる。
「よし!じゃあ、気を最大限まで高めるんだ。めいっぱいにな!」
2人とも気を高める。
そして悟空の指示で、トランクスが気を合わせる。
「よし、元に戻れ。」
「なんで俺が悟天に合わせなきゃいけないんだよ。」
「しょうがねえだろう、文句言うな。おめえの方が悟天より1つ年上なんだろ?
じゃあ次は、普通の体のままでめいっぱい上げるんだ。いきなり超サイヤ人でのフュージョンは難しいからな。」
すると、
「(地球の諸君!たった今、なかなかの情報が入ったよ。3匹の中の1匹トランクスというガキは西の都にあるカプセルコーポレーションとかいう家に住んでいるらしいよ。
これから行ってみようかなー。早く出てきた方がいいよー。自分の住んでいる町が消えちゃうからー。)」
「く、くっそー!!」
そしてブルマはドラゴンレーダーを研究所においてきた と言ってきた。
特殊な部品が使ってあるからそこいらじゃできないらしい。
「困ったな... よし!トランクス、大急ぎで家に行ってレーダーを持ってきてくれ。
魔人ブウとバビディはオラが一時的にくい止めておく。」
「だ、大丈夫?おじさん... 」
「まあ、少しぐらいなんとかなるさ。それより急げ!やつら西の都に着いちまうぞ!」
トランクスは不安そうに超サイヤ人になり行った。
ブルマも不安そうな顔をしている。
「心配すんな、トランクスはちゃんと無事に戻ってくるって。」
~悟成Side~
僕は目を覚ます。
ここは森の中のようだ...
「ご、悟飯!」
辺りを見回しても悟飯の姿はない。
さらに悟飯の気も感じない。
「まさか、死んでしまったのか...?
ん?みんな神の神殿に集まっている。
そこに行けば何か分かるかもしれない!」
僕は、神殿に瞬間移動した。
「こ、この気は、悟成!生きていたのか!?」
「悟成!!」
「悟成お兄ちゃん!!」
「な、なんとか生き残りました... それで何があったんですか?」
「今はそれどころじゃねえんだ、話はピッコロ達に聞いてくれ。
オラはブウを止めに行く!」
そういって、お父さんは瞬間移動した。