孫悟飯の双子の転生者   作:コセイ5

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第四十一話 超サイヤ人3

ピッコロさんから話を聞いた。

どうやらトランクスがドラゴンレーダーを取りに行く間、お父さんはブウを足止めするらしい...

 

「悟飯は本当に死んでいたのか?」

 

「いえ、分かりません... どこを見渡しても悟飯の姿が無かったので...」

 

「そうか...」

 

「ねえねえ悟成お兄ちゃん、ほんとにお父さんって強いの?」

 

駆け寄ってきた悟天がそう言った。

お父さんはベジータに気絶させられていたらしいので、信じていない様子だった。

 

「今から分かるかもな。」

 

すると、

 

「(よーく見ておけよ地球人ども!これから、ボクたちに逆らうバカはどうなるのか見せてやる!)」

 

「な、なんだ!?」

 

どこからか聞こえるバビディの声。

 

「バビディの魔術だ。目をつぶれば見える。」

 

僕は目をつぶった。

すると、映像が浮かび上がる。

ブウとバビディの前にお父さんがいた。

 

お父さんは、超サイヤ人を超えた超サイヤ人になる。

 

「これが、お父さんの気なの...!?」

 

「そうさ。」

「お前の父さんは凄いヤツなんだ。」

 

「(無駄だ、無駄だ!ベジータだってそれをやっても無駄だったろ!)」

 

「(じゃあ、超サイヤ人を超えた超サイヤ人をもう1つ超えてみるか...)」

 

「ス、超サイヤ人を超えた超サイヤ人を、さらに超えた...!?」

 

トランクスの気の動きが止まった。

 

「(なにを言っているのかサッパリだ...)」

 

「(聞こえてるかこら!!さっさとレーダー取ってこい!)」

 

そしてトランクスの気はまた動き始める。

 

「(誰にいってるんだ...?

なにか無駄なたくらみをしているようだね。)」

 

「(まあな...)」

 

お父さんは超サイヤ人を解く。

 

「(なんで戻った、諦めたか?)」

 

「(そうじゃねえ。おめえ達に分かりやすく、超サイヤ人の事を教えてあげようってんだ。

 

まず、これが普通の状態だ。)」

 

お父さんは気合いを入れる。

 

「(これが超サイヤ人。)」

 

そして、超サイヤ人になる。

 

「(そしてこれが、さっき見せた超サイヤ人を超えた超サイヤ人... 超サイヤ人2ってとこかな。」

 

そう言って、超サイヤ人を超えた超サイヤ人、いわゆる 超サイヤ人2 になった。

 

「そしてこれが、さ、さらにそれを、超えた...)」

 

お父さんの気が膨れ上がる。

地球全体が揺れていた。

 

「す、凄いぞ... どんどん気が、ふ、膨れ上がっていく...」

 

そしてお父さんは眉がなくなり、長髪の姿に変わった...

 

「(これが、超サイヤ人3だ。

時間がかかってしまったな。まだこの変化には慣れてないんだ...)」

 

「こ、これが悟空なのか...?」

 

僕ははっとした。

それは、あの時見たのと同じ光景だったからだ...

やっぱり、その先があったんだ...!

 

「(怖い顔になったってちっとも怖くないぞ。)」

 

「(そ、そういうことだ。あんなのあっさりと片づけちゃえ、魔人ブウ!)」

 

「(そうだ... さっさとやろうぜ。)」

 

「(僕を通じて地球中の人間どもが見ているんだ。恥をかかせてやれー!)」

 

お父さんは攻撃を仕掛ける。

ブウの触角?を掴み、振り回して投げ飛ばす。

しかし、あまりダメージが入っていない。

 

ブウはたくさんの気弾を放つが、お父さんはすべて跳ね返した。

ベジータさんの技だ...

相手の技を吸収してしまうのか...?

 

ブウは腕を伸ばし攻撃する。

お父さんそれをかわし、ブウの頬を殴る。

同時にブウもお父さんの頬を殴った。

その後、攻防を繰り広げる。

 

その頃、トランクスが研究所に着いたようだ。

 

お父さんは気功波を放ち、ブウの腹を貫いた。

しかしブウはすぐに元に戻り、エネルギー派を放った。

お父さんはそれを跳ね返すが、ブウも跳ね返す。

そして遠いところで爆発した。

 

トランクスの気が動きだすと、お父さんは超サイヤ人3を解く。

 

「(おい!なぜ戻る。お前と闘うの面白い、もっとやるぞ!)」

 

「(そいつは、光栄だな。だけどオラには時間がねえんだ。悪いが帰るぜ。

いいかバビディ、てめえが探している3人は2日後に現れる。それまで何もしないで待ってくれ。)」

 

「(強いのか?そいつら...)」

 

興味を示すブウ。

 

「(てめえが地獄に落ちたら、たっぷりしぼってもらえるように頼んどくぜ。)」

 

お父さんは、僕達の元へ瞬間移動した。

 

「お父さん、凄かったよ!」

 

するとブウの気が上がる。

そしてバビディの気が消えた。

ブウが殺したのだ。

 

「お、おい悟空...」

 

お父さんは汗をかいている...

 

「おい!ブウのヤツやりやがったぜ!バビディを殺した...!」

 

「な、なに!?そ、そういえばバビディの気が消えた...」

 

「そのうちやりそうな感じでしたからね...」

 

「じゃ、じゃあ、命令するヤツがいなくなった訳だ...もしかすると、このままおとなしく...」

 

「どうかな... そうだといいけど。」

 

しかし、ブウは破壊活動をやめなかった。

 

「く、考えが甘かったか...」

 

「大丈夫、地球ごとやっちまうことはねえと思う。2日後にオラよりもっとつええヤツがお前と闘うって言ってやったら、嬉しそうたったからな...」

 

「それまでにはなんとしても、チビ達2人にフュージョンを完成してもらうしかないってことか...」

 

「オラに残された時間はもう1時間もねえ...」

 

「い、1時間!?」

「超サイヤ人3のせいなんですか?」

 

「ああ、超サイヤ人3ってのはな... あの世でしか使っちゃ駄目な技なんだ... 時間ってものがある。この世では使うエネルギーが大きすぎて、一気にヘトヘトになっちまう...」

 

「だったら、デンデにエネルギーを復活してもらえ。」

 

「いや、こいつはあの世に戻らなきゃ駄目なんだ。」

 

下界だと回復しないのか...

お父さんと一緒にいられる時間が大幅に減ってしまった。

すると占いババがやってくる。

 

「お前に残された時間はあと30分じゃ。そろそろ帰る準備をしておけ悟空...」

 

「30分!?そんだけしかねえのか!?」

 

「そうじゃ、残念じゃがの...」

 

30分もない...

 

「くっそー、早く戻ってこいよトランクス...!」

 

「悟空... 今のうちに聞いておきたいことがある...

さっきの超サイヤ人3、思いっきりやっていたら魔人ブウを倒すことができたんじゃないのか?」

 

「いやあ、どうかな... 魔人ブウの強さときたらでたらめだからな...多分、勝つのは無理だったと思うぜ...」

 

「多分? お前としたことがなんで最後までやってみなかったのだ...」

 

「オラはとっくに居ねえはずの人間だ... オラがやるべきじゃねえ。若いヤツがなんとか解決したほうがいい...

こいつはやべえ賭けだけどな... あの超天才のチビ達2人と悟成をみて賭けてみる気になったんだ...」

 

「お父さん...」

「まったく、大したヤツだぜ。貴様は...

悟飯は残念だったな... あの世に帰ったらよろしく言っておいてくれ。」

 

「ああ... あいつ、死んじまって一番残念なのは、ピッコロと悟成と会えないことだと思うぜ。」

 

トランクスがやっと帰ってきた。

 

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