孫悟飯の双子の転生者   作:コセイ5

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第四十七話 ポタラ合体とブウの体内

閃光がおさまり見ると、フュージョンとは違う変化をしていた...

 

「ベジータとカカロットが合体して、ベジットってとこかな...

さらに... こいつが超ベジット!」

 

ベジットが超サイヤ人になる。

僕はそこから離れた。

こうなってしまえばもう戦力外だ。

遠くから見守る。

 

「それが...どうしたーーっ!!」

 

ブウはエネルギー玉を放つ。

しかしベジットは、ブウにそれを跳ね返した。

ブウはギリギリで頭を体にめり込ませながら避けた。

 

ベジットの強さは圧倒的だった。

その後もゴテンクスの技を使ったりしていたが、ベジットは挑発しながら全て避けていた。

 

しかし、すぐ倒せそうなのになかなか倒さないベジット。

何か作戦があるのだろうか...

 

「おい... コーヒーキャンディは好きか?」

 

「え?」

 

突然、変な質問をするブウ。

ベジットは少し悩んでいると、ブウの光線に当たってしまった。

そして、小さい玉に変化してしまう...

ブウはそれを掴む。

 

「ざまーみろ、馬鹿め!!不用意に近づくからだ!!アメ玉とはまさに手も足も出なかろう!」

 

まさかそんな事になってしまうなんて...

そして、ブウは僕を見てくる。

 

「あとは貴様だけだな。こいつはすぐに食ってやる...」

 

僕は構えた。

その時ブウの腕が顔に当たり、思わずそれを手放した。

アメ玉が浮いている...

 

「悪い、悪い。残念だったなブウ。

どうやら、こうなっても強さは変わってないようだ。

どうする?お前の相手は世界一強いアメ玉だぞ!

こんな小ささじゃ、攻撃しにくいぜ。」

 

そしてベジットはブウに体当たりして攻撃をする。

ブウは捕まえようとするが、あっさり避けられる。

するとベジットは口の中に入りそのまま貫き、触覚?を千切った。

 

「食べたがってたから食べさせようと思ったら、突き抜けちゃったよ。

どうする?もっとやろうか?」

 

するとまたブウの光線がベジットにあたり、ベジットは元の姿に戻った。

 

「あれ?もうアメ玉はおしまいか?いろいろやったけど、やっぱり無駄だったみたいだな。」

 

軽く上がった手でさえもおびえるように体を震わせる魔人ブウ。

 

「さあて、もうあきたからそろそろ終わりにするか。

10数えるまで待ってやるからお祈りでもするんだな。」

 

どうしてそんなに待つのだろうか...?

すると、ベジットは僕の方に向く。

 

「悟成、俺の近くに来い!

1......2......3......4......5......」

 

「え?はい!」

 

不思議と思いながらもベジットの横に行った。

すると下からなにかが動いた。

 

まさか...わざと吸収されようとしている!?

そうか、みんなを助けるために...

ベジットだけ吸収すると僕が殺されてしまうかもしれないから、呼んだんだろう...

 

「6......7......8......9......」

 

果たして、うまくいくのか...

ベジットは冷や汗を流していた...

 

「10!!」

 

するとピンク色のなにかが包みこむ。

ベジットは僕をつかむ。

 

「(今だ!バリヤー!)」

 

ベジットはバリヤを張った。

そして完全に包み込まれた。

 

気がつくと、なにかの中にいた...

うまく忍べ込めたのか...?

うるさいブウの笑い声がどこからも聞こえる。

 

「うるせえな...!いつまでも馬鹿みたいに笑いやがって。あのヤローの中にいるからやかましくてしょうがない!

それにしても、バリヤーは上手くいったようだな。ヤツに吸収されずに済んだ...」

 

「意外と上手い事いきましたね...」

 

「よし、もういいだろうバリヤーを解いて。

悟飯達を探さないと...」

 

「そうですね。」

 

ベジットはバリヤーを解く。

すると、ベジットが光を覆い、2つに分かれた...!

そこには、お父さんとベジータさんがいた。

 

「お、あれ!?な、なんでバリヤーを解いたとたん、合体が...?」

 

「知るか!そんなこと...」

 

「おっかしいな!ポタラで一度合体したらもう二度と戻れないって言ってたのに...!」

 

「だとしたら、こうなってラッキーだったぜ!貴様との合体だなんて、もう二度とごめんだ。」

 

ベジータさんはポタラを外した。

 

「おい、なにすんだ!ポタラを取るなよ。ブウの体から出たら、また合体できると思うぜ!

多分、この中の嫌な空気が合体を駄目に...」

 

すると、ベジータさんはポタラを握りつぶした。

 

「!!」

「な、なんてことを...!もう二度と合体できないじゃないかよ!」

 

「貴様と合体しているよりはましだ。それにもう合体は必要ないだろ。」

 

「と、とりあえずみんなを見つけださないと...」

 

ベジータさんはさっさと行ってしまった。

 

「知らねえぞ...!」

 

お父さんもポタラを握りつぶした。

1個じゃ意味ないもんな...

 

 

暫くたった後、

 

「おい、カカロット、悟成!こっちだ!いたぞ!」

 

ベジータさんが何かを見つけたようだ。

お父さんとベジータさんの所へ行く。

 

そこには何かに包まれているピッコロさんがいた。

眠っているようだ...

 

「ピッコロだ...!」

 

「いいぞ!死んじゃいねえ!」

 

「よ、良かった... あ、あっちにもいますよ!」

 

そして悟飯、トランクス、悟天を見つけた。

 

「悟飯、トランクス、悟天...!みんないるぞ!!」

 

「チビ達の合体も俺達みたいに分かれて2人になっているぞ。」

 

「てことは、この中でもフュージョンならオーケーってことか...」

 

「そうみたいですね...」

 

「邪魔だ。どけ!早くこいつらを引っ剥がすぞ。」

 

「おう!」

「はい!」

 

そして、僕達はみんなを剥がしていく。

 

「これでブウのパワーはかなり落ちたはずだぜ!」

 

「気の大きさが全然違いますね!」

 

「おい、こいつはどういうことなんだ...?」

 

ベジータさんが何かを見つける。

そこには、一番最初のブウがいた。

 

「ま、魔人ブウ...!」

 

「一番最初のブウですね...」

 

「ブウの中にブウが...?こいつも吸収されたってことか!?」

 

「じゃあ、もしかしたら他のチョコにされたみんなもいるかもしれないですね...」

 

すると、

 

「いない... 特別扱いはそいつだけだ。

おかしいと思ったら、お前達の仕業か...」

見ると、半分体を出しているブウがいた...

 

「!!」

「ど、どうなってんたよ!」

「な、なんで魔人ブウが自分の体の中に...」

 

「せっかく吸収したやつらをよくも剥がしたな!!」

 

「だ、だから、ポタラを着けてろって言ったじゃねえか!外に出さえすりゃ合体して倒せたのによ!!」

 

「そうか、お前達... もう合体できないのか...」

 

何ばらしてるんだよ!

 

「馬鹿!黙ってりゃ、こいつ知らなかったんだよ!」

 

ブウは完全に出てきた。

僕達は超サイヤ人になる。

 

「よーし!くるならこい。おめえの体の中にでかい穴を開けてやるぜ!」

 

お父さんは気功派を撃つが何も起こらない...

 

「き、効かないのか...」

 

「ここんとこがちょっとチクッとしただけだ。今のお前達はノミよりもっともっと小さいんだぞ。」

 

「おめえを倒してから、どっか出口を探すしかねえってことか...」

 

「いや、倒せない。今のお前達じゃ... 死ぬのはそっちだ...」

 

「どうかな... こいつをぶっちぎったら、どうなるんだ?ちょっとはこっちに有利になるかな...」

 

ベジータさんは最初のブウを剥がそうとする。

 

「や、やめろ!そ、そいつに触るな!手を離せ!」

 

急に焦りだすブウ。

 

「思った以上のうろたえようだな... 相当都合が悪いらしい...」

 

「そ、そいつだけは...!オ、オレがオレじゃなくなる!」

 

「オレがオレじゃなくなる...?」

「どういうことでしょうね...?」

 

「そいつは面白そうだ... 貴様の言うことなど俺が聞くと思うか?」

 

ベジータさんはブウを剥がした。

するとブウが倒れ、溶けるように消えた...

そして、ブウの苦しそうな声が聞こえてくる...

 

「なにをしている!今のうちだ。さっさとみんなを連れて、外に脱出するんだ!」

 

「は、はい!」

「お、おう!ど、どっちに行きゃいいんだ!?」

 

「知るか!どこだ出口は!!」

 

僕達はそれぞれ、ピッコロさん、悟飯、トランクス、悟天が入っている袋を掴む。

 

なかなか出口は見つからない...

どんどん暑くなってくる。

すると地響きがし、なにかが吹き上がる。

 

「見ろよ!向こうが少し明るい!外の光じゃないか!」

 

「ほんとだ!」

 

僕達はそこに向かうが閉じてしまう。

 

「くそっ!もう一度開けーーーっ!!」

 

すると、また地響きがする。

 

「と、とにかく壁ギリギリに下がるんだ!」

 

お父さんは僕に袋を渡してきた。

なにがまた上がってくる...!

塞がっていた穴が開く。

そして、お父さんは気功派を撃つ。

 

「今だ!」

 

僕達は外に出ることができた。

 

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