それまで包まれていた袋が無くなり、慌てて腕を掴み直す。
「やった!みんな元に戻ったぞ!」
「とりあえず、こいつらを隠せ!ブウはまだ気づいていない...!」
「分かりました!」
しかし、ブウの様子がおかしい...
気が上がっているような気がした。
「お、おい...これ、気が増えてるんじゃねえか...!?」
ブウの変化が終わる。
すると、いきなり叫び出す。
僕達は耳をふさぐ。
ブウはさらに地面にエネルギー玉を放った。
まずい...!
ベジータさんは気功派を撃って、どこかへ飛ばした。
「あ、危ねえ...!あ、あのヤロー、いきなり地球を吹っ飛ばそうとしやがった...
サ、サンキュー、ベジータ...」
一瞬でも行動が遅れていたら、地球は木っ端微塵になっていた。
「この星を吹っ飛ばす前に、オレたちと戦ったらどうだ!!」
すると、ブウがじろりとこちらを見る。
ブウの次の行動に驚いた。
もっと大きなエネルギー玉をつくったのだ。
「え...!?」
「な...!?」
「で、でけえ...!うそだろ...!あんなの跳ね返せねえぞ...!」
そして僕達の言うことも無視して、エネルギー玉を放った。
「ベジータ、こっちだ!!みんなと瞬間移動する!!」
お父さんはデンデとサタンさんと犬を捕まえる。
ここはお父さんに任せるしかなかった...
それでも間に合いそうにない。
すると目の前に誰かが現れて、手をさしのばしてきた。
僕はお父さんにつかまる。
気づくと景色が変わっていた。
「よ、よかった!!間に合ったか...!!」
すると、他にも誰かがいた。
「オ、オラ達は間に合ったが、ち、地球や悟飯達は...」
「あ、あの...地球は...!?」
「消えたしもうたよ...木っ端みじんじゃ...」
「そんな...」
みんなを見殺ししてしまった...
ここは界王神界だそうだ。
そこにいるのは、界王神様だろう。
サタンさんがなにか言っているようだが、デンデが説得している。
そして夢だとか言って崖に立ち、飛んで落ちていった...
「カカロット... てめえはあんな馬鹿の代わりに、せっかく助けた仲間を見殺しにしやがったんだぞ...
頼みの綱のドラゴンボールも地球とともに消えてしまったんだ...」
「な、なに!?ドラゴンボール!?
な、なんで地球にあったんじゃ!?
あ、あれは真面目なナメック星人だけに許された、いわば反則技みたいなもんじゃぞ!」
「そうだ!ナメック星に行けば、新しい最長老様がきっとまたドラゴンボールを作っていると思いますよ!」
ナメック星という単語に反応したらしいデンデが、そう言った。
「そ、そうか!」
しかし、お父さんの瞬間移動では行けないらしい。
それではと思った時、
「そのドラゴンボールというものがどういうものかは今一つ分からないのですが、私はこの界王神界と下界の星々との間の瞬間移動ならできますよ。
さっきも見たでしょう。これはキビトの得意な技術なのです。」
ふと気づいた。
キビトさんもいないし、そもそも...
「界王神様の姿が違う...?」
「あ、ええ、キビトとポタラで合体してしまって...」
「そういうことなんですね...」
「とにかく、デンデと一緒にナメック星へ...」
「ま、待て!ドラゴンボールなんぞ使ってはいかん!あれは大自然の混乱を招くものじゃ!!
大昔にナメック星でしか使うなと注意したことがある!」
そう忠告する、老いた界王神様。
するとお父さんが老界王神ににじり寄り、説得を始めたその内容に、一気に脱力した。
エッチな写真とかなんとか...
「ご、ご覧なさい!!粉々になった魔人ブウが元に戻りますよ!」
水晶玉を見ると、ブウが元の姿に戻る。
するとどこかへ瞬間移動する。
そして他の惑星を破壊してしまう...
「お前達を探しているんじゃよ。この宇宙の中で少しでも強い気を求めて...」
「そのために、わざわざ意味のねえ破壊をし続けているんか!」
「そういうやつなんです... ブウは...
また全宇宙の中でたくさんの命が失われていく...
ブウは悟空さんやベジータさん、悟成さんの気を探しているんだ!」
ブウは大界王星という所へ移動した。
「おい、お前のポタラを悟空達にやるんじゃ!もう一度合体すれば、あんなの楽勝じゃろ!」
界王神様は、お父さんとベジータさんにポタラを渡す。
しかし、
「いや、こいつはもういい。
やっぱこいつはさあ、オラ達向きじゃねえんだ... 自分一人の力で闘いたいんだ。
でもあいつももう合体してねえんだし...」
まあ、そうなるよね...
すると、ベジータさんはポタラを握りつぶす。
「よく言ったな、カカロット。これでこそが、サイヤ人だ。」
すると、ブウは大界王星も破壊しようとする...
「ブウは大界王星もぶっ壊すつもりですよ!」
「や、やべえ...!...よし、瞬間移動だ。」
「待てカカロット! やつをここへ呼び込むんだ。
ここならこの聖域、界王神界ならちょっとやそっとでは壊れない。思う存分戦えるぞ...」
「だけど、どうやって...」
「やつの狙いは俺達だ。気を高めて、俺達がここにいることを知らせるんだ。」
「そうか!じゃあ、やるぞ!」
「はい!」
僕達は、気を高める。
すると、ブウがここにやってくる。
「ブ、ブウ...!!」
「界王神界様、頼む、みんなを連れてどこか他の星に移動いてほしいんだ。」
「はい、分かりました...!」
「しょうがないやつらじゃ... この界王神界はめったなことでは壊れんからな!
悟空、ベジータ、悟成!思いっきり闘うんだ!」
「頑張ってください!」
そして、界王神様達は他の星に移動した。
「よし、なんとかなるかどうか、いっちょかましてみっか!」
「誰からいく。」
「決めようぜ。」
僕達はじゃんけんをした。
お父さんが勝った。
「よっしゃーっ!よーし、はなっから全開で飛ばさねえとな...!オラ達がやられたら全宇宙はパアだ...」
「この目で見せてもらうぞ。超サイヤ人3というのを...」
「いいのか?おめえの出番はなくなるかもしれねえぞ。
今だから言うけど... 本当はあの時、超サイヤ人3で倒せていたんだ...
だが、若いやつらになんとかして欲しかったんだ。これからの地球のためにも...
って、あいつ聞いてねえ...」
ベジータさんは違う場所へ飛んでいた。
僕も離れる。
ブウはというと...寝ていた...
お父さんは超サイヤ人3になる。
ブウは起き、お父さんに向かっていく。
そしてお互いぶつかり合う。
超サイヤ人3になったお父さんとブウの実力は、ほぼ互角だった。
ブウの体を何度も気功波で吹き飛ばしたり削ったりして、体にダメージを蓄積させようと肉弾戦をも繰り返している。
しかし、ブウの気は全然減っていない。
超サイヤ人3の弱点の激しいエネルギー消費で、お父さんはいずれかは負けてしまう...
お父さんは全力でかめはめ派を撃つ。
しかし分解されて、小さくなったブウがたくさんいる。
お父さんは息を切らしていた。
さらにお父さんの超サイヤ人3が解けてしまい、倒れてしまう...
「お父さん!」
「カカロット!」
僕とベジータさんはそれぞれ違う場所からお父さんの元へ行った。
「お前は少し休んでいろ...!」
「あいつ、とんでもない強さだ...覚悟がいるぞ...!」
ベジータさんは超サイヤ人すらならずブウにの大軍に向かった...
そして飛びかかってきたブウを一掃したが、ブウは1つになり元の姿に戻ってしまう。
ベジータさんが相手になっていない...
どんどんやられていってしまう...
ブウは足を伸ばしてベジータさんの腹に打ちつけ、一気に近づいて蹴り飛ばした。
ベジータさんは岩にぶつかってしまった。
ブウはベジータさんにとどめを刺そうとする...
まずいと思い、僕はブウを蹴飛ばした。