孫悟飯の双子の転生者   作:コセイ5

50 / 53
第五十話 元気玉と終戦

「なんだベジータ分かったぞ。悟飯やゴテンクスを生き返らせて、闘ってもらおうってんだな?」

 

「違う。」

 

あっさりと否定された。

 

「始めるぞ。用意しろ... 元気玉の用意だ!」

 

なんと...

 

「元気玉...!?」

「げ、元気玉!?元気玉だって!?

む、無理だ。ブウが相手じゃ、いくらちょっとずつ元気を地球人から集めたって...」

 

確かにそうだ。

少しだけだとブウを倒せる...いや、消滅できるかどうか...

 

「言っただろ。たまには、地球のヤツらにも責任をとらせろと...!

少しずつではない、ギリギリまで元気を集めさせてもらうんだ!」

 

そしてベジータさんは、界王様の力によって地球のみんなに伝えた。

しかし、言い方がきつい。

まるで悪者みたいではないか...

 

「よし、カカロット!始めろ!」

 

「おう!やるなベジータ。見直したぜ!」

 

そして、お父さんは手を上にやる。

 

「みんな!オラに元気を可能な限り分けてくれ!頼む!」

 

すると、いきなり大きめの元気玉ができる。

しかし、全然足りない...

 

そう、地球のみんなが信じていないからだ...

界王様を通してこちら側がみんなに語りかけられるように、みんなの会話もこちら側に聞こえる。

何者かも分からない者の言うことを聞くだろうか...?

僕でも聞かないだろう。

 

それでは、言うことを聞く者といえば...

サタンさん... ミスター・サタンだ。

僕はサタンさんの元へ向かった。

 

「サタンさん!あなたがみんなに伝えてやってください。おそらく、あなたなら信じてくれます。」

 

「そ、そうかな?」

 

すると、最初のブウが倒れてしまう。

そして、ブウに気づかれてしまう...

こっちに向かってきた。

 

「は、早く!僕が時間を稼ぎますから...!」

 

僕は、超サイヤ人3になる。

そしてブウに向かい、攻撃する。

 

「き、貴様ら、いい加減にしろーっ!!さっさと協力しないかーっ!!このミスター・サタン様の頼みも聞けんというのかーっ!!」

 

そんな声がした。

すると、元気玉がさらに大きくなったのが分かった。

 

ほぼ互角の闘いをするが、さっきよりおされていた。

体力の限界だ...

早くしてくれと思っていた時、

 

「離れてろ、悟成ーっ!!いくぞーーーっ!!!」

 

できたんだ...!

僕はベジータさんの横へ瞬間移動した。

そして、超サイヤ人3を解く。

 

「くたばっちまえーっ!!!」

 

お父さんは元気玉をブウに投げつける。

 

「いっけーーっ!!!」

 

しかし、ブウは押し返そうとする。

お父さんは辛い顔をしている...

 

「ちきしょう... あ、あとちょっと...」

 

「け、計算が違った...!か、肝心の元気玉を撃つカカロットに、た、体力がたりん...!」

 

「僕もさっきので体力を使ってしまいました...」

 

ブウが押し返している...

何かできることはないのか...?

 

「も...も...もう駄目だ...」

 

その時、

 

「(悟空さん!3つ目の願いで悟空の気が元に戻ったでしょ!?)」

 

デンデの声が響く。

お父さんの気が戻ったのだ。

 

「も、戻った!戻ったぞーっ!!サンキュー!ドラゴンボール!!」

 

そして、お父さんは超サイヤ人になり押し返す。

 

「おめえはすげえよ。よく頑張った...たった一人で...

今度はいいヤツに生まれ変われよ... 1対1で勝負してえ... 待ってるからな...

またな!」

 

そして、ブウに命中する。

ブウの気が完全に消えた...

 

「お、終わったあ...」

「やった...!」

 

お父さんは地面に降りる。

 

「ふん... 手間取りやがって...」

 

そしてこちらに向かって親指を立てて見せた。

 

「や、やったのか?やったんだな?

 

地球の諸君!諸君の協力もあって恐ろしい魔人ブウは、たったいま死んだ!!もう安心だ!恐怖から解放されたのだーっ!!」

 

どこからか、サタンコールが聞こえる...

界王神様達がやってきた。

 

「悟空さーん!」

 

「この頑丈な界王神界を、ようもこれだけ荒らしたもんじゃ...」

 

「先に悟成を治してやってくれ。相当疲れてる。」

 

僕達は、デンデさんの治療によって回復する。

 

すると、犬がどこかへ行く。

サタンさんも行った。

 

「あ!ブ、ブウ!」

 

「な、なに!?」

 

和やかな空気が流れていたところ、その場の全員が体を硬直させた。

 

「ま、まだ生きている...!た、頼む、治してやってくれ!」

 

「ふざけるな、冗談じゃない!この俺がとどめを刺してやる...!」

 

「や、やめてくれ...!こ、こいつはそんなに悪いヤツじゃないんだ...!」

 

「ブウを治してやってくれ、デンデ。」

 

「な、なんだと!?貴様、正気か!」

 

「まあ、いいじゃねえかベジータ。このブウもミスター・サタンもよくやってくれたさ。」

 

「この2人がいなかったら、僕達みんなやられてましたよ。」

 

「それにさ... 万が一のことがあったら、また闘やいいさ。今度こそ、1対1でやっても負けねえように修行しようぜ。」

 

「し、しかし... 地球で一緒に暮らすのはまずいでしょう... 地球人たちはみんなブウの恐怖を頭に焼きつけている...」

 

そういえば...!

誰もブウとサタンさんと仲良くしているとは知らない。

 

「なあに、あと半年ぐらいブウが外に出ねえで我慢してりゃ、ドラゴンボールが復活するから、神龍に頼んで地球のみんなからブウの記憶だけを消してもらえやいいさ。」

 

「やれやれ、またドラゴンボールか...」

 

「ちっ... 勝手にしろ...!どうなっても知らんぞ。」

 

「あ、ありがとう...!!本当にありがとう!!」

 

「さあ、ブウを元気にしたら一緒に地球に帰ろう。」

 

 

そして、界王神様の瞬間移動で神の神殿に到着した。

みんなは感動の再開を果たした。

ブウがいることに驚いていたが...

 

「随分留守にしちまってすまなかったな、みんな。

オラは大界王様の命もらって、生き返ったんだ。」

 

「そ、それじゃあ、また一緒に暮らせるだか?家族5人で...!」

 

「ああ。早くパオズ山に帰って、チチの手料理を食いてえぞ!」

 

お母さんは泣いていた...

僕は嬉しかった。

二度と会えるはずのないお父さんが帰ってきたのだから。

そして、また一緒に暮らせるのだから...

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。