「なんだあ、そのツラは... 気に入らねえな。
そんなにあっさりと殺してほしいのか?」
「許さんぞ...! 貴様らーーー!」
今までのお父さんには感じたことのない、とてつもない気だ...
地響きがしている...
「カカロットの戦闘力はいくつになった!」
「8000以上だ!」
「そりゃあ、間違いだぜ。故障だ!」
「心配するな、おめえにはまだ界王拳は使わねえ。」
「てめえなんかがこのナッパ様にかなう訳がないんだ!!」
ナッパはお父さんに襲いかかる。
しかしお父さんはナッパの攻撃を避け、背中に蹴りをいれた。
「い、いつの間に、う、後ろへ!?」
「いばっていたわりには大したことねえな。」
「こっ、この俺様が大したことないだと!!」
「そうだ、今の攻撃で分かった。」
「どう分かったのかじっくり教えてもらおうか!」
ナッパは攻撃するが全て避けられる。
はっきりと見えない...
お父さんはナッパから離れた。
「こっちだ。」
そしてお父さんがナッパに向かう。
見ると、ナッパの頭の上に乗っていた...
「み、見えましたか?お父さんの動き...」
「い、いや...」
「はっきりと分からない...」
そして、お父さんはナッパの腹にパンチをいれる。
「今の1発は、餃子の恨みだ!」
「ずああっ!」
ナッパは蹴りをいれようとする。
しかし、その隙にお父さんは背中を殴り飛ばす。
「ヤムチャの恨み!!」
岩にぶつかりそうになるが蹴り、
「くそガキィィィーーー!!」
ナッパはエネルギー派を撃つ。
「こんなの避けるまでもねえ!」
お父さんは気合いで消し飛ばした。
凄い...
そしてナッパの頭上に移動する。
「こいつは天津飯の恨みだ!!」
叩きつける。
「ピッコロの恨み!!」
さらにナッパが落ちるところに、蹴りをいれた。
「ちっくしょおーっ!」
「す、すげえ!すげえぞ悟空!!
か、勝てる、勝てるぞ...!」
「は、はいっ!」
「そうですね!」
すると、
「愚か者め!!頭を冷やせナッパ!!
冷静に判断すれば、とらえられんような相手ではないだろう!落ち着くんだっ!!」
ナッパは我に返る。
「そ、そうか!ありがとよベジータ。
おかげで目が覚めたぜ...
覚悟はいいかカカロットよ。」
「そうこなくっちゃな、期待してやるぜ。」
お父さんは笑っている...
「強がり言いやがって...」
ナッパは人差し指と中指を上に上げると、辺りが爆発した。
お父さんは飛び上がった。
ナッパはその隙に殴ろうとするが、全て避けられる。
「随分マシになったじゃないか!」
「マシになっただと...?
その忌々しい減らず口をたたけなくしてやるぜ!」
そう言うといきなり口を開け、口からエネルギー派を撃つ。
お父さんはギリギリの所で気功派で返した。
「ふう、今のをまともにくらったらやばかったぞ!
しかし、このままじゃきりがなさそうだ。」
「もういい!降りてこいナッパ!貴様ではラチがあかん!俺が片づけてやる!」
「ちくしょう、命令だから貴様はベジータに任せる。
だが、俺様もこのまま引っこんじゃすまん...」
ナッパは僕達の方に向かってきた。
まずい...!
「しまった!3人を!!界王拳!!」
お父さんのスピードがいきなり上がり、ナッパの下に行き受け止める。
「へ!?」
「え!?」
「べ、ベジータ!!」
「もう闘えないはずだ。連れてとっとと地球なら消えろ!」
それから、お父さんは僕達に界王拳の説明をしてくれた。
界王拳は身体中の全ての気を瞬間的に増幅させる技らしい。
力もスピードも破壊力も防御力も全部何倍にもできる。
しかし、うまく制御できないと身体がボロボロになってしまうらしい...
お父さんは2倍までしか使ってはいけないらしい...
するとベジータはナッパを宙に上げ、殺した。
動けないサイヤ人など必要ないと...
とてつもない気だった...
僕達はお父さんに助けてもらっていた。
「な、なんてやつだ... じ、自分の仲間まで殺しちまいやがった...」
「3人とも今すぐカメハウスに帰ってくれ。」
「悟飯、悟成、はやく行こう。」
「え!?だ、だって...」
「かえって悟空が気をつかって邪魔になるだけなんだ!」
「すまねぇな...」
「「は、はい。(分かりました。)」」
「どうせなら、場所を変えて闘ってくれないか!
みんなの死体までムチャクチャになっちまったら、生き返ったときに悪いからな...」
「ク、クリリンさん、ひょっとして...」
「な、なんだ!?」
「詳しいことは後で話す!
悟空があいつに勝つことができたら...!」
「ああ!」
「悟飯、悟成、父ちゃんが生きて帰ったら、また釣りにでも行こうな!」
「「は、はい!」」
そう言って、お父さんはベジータを連れて違う場所に移動した。
でも、なにか嫌な予感がする...
「僕は、死んでしまったピッコロさん達を見守っておきます。」
「なにを言っているんだ?」
「僕、嫌な予感がするんです...」
「そ、そうか。俺達先に帰っておくからな。」
「はい。」
悟飯とクリリンさんと離れた。
そして、闘いが始まったようだ。
暫くたった後...
闘っている場所から地響きがしてくる。
ベジータのとてつもない気だ...
そしてお父さんの気も上がる。
お父さんの気がどんどん増えていってる...
界王拳を2倍以上使っているような気がした。
でも、近づくわけにはいかない。
邪魔になるかもしれないからだ。
せめて、ピンチになったときに...
しかし、他にも誰かがいるような気がした。
その気の所に行くことにした。
その時、お父さんとベジータは気候派の撃ち合いをしていた。
しかし、お父さんが負けている...
すると、
「4倍だーーーっ!!!」
4倍...!?
そしてお父さんは、押し返した。
ベジータは上へ吹っ飛ばされた。
1人の男性(ヤジロベーさん)が、お父さんの所へ近づいて行った。
僕は物陰に隠れることにした。
「孫ーーーっ!やったじゃねぇかよ、このやろーーーっ!」
「ヤ、ヤジロベー!な、なんでおめえがここに?」
そして、お父さんに抱きつく。
すると、お父さんは痛みによってわめく。
「な、なんだよ、どうかしたか?」
「か、体に無理な技をつかっちまってな...」
やっぱり...
お父さんは苦しそうな顔をしている。
しかし、ベジータはまだ生きている。
「そ、それよりヤジロベー、お、おめえ、逃げた方がいい。」
「な、なんでだよ、ま、まさか...」
「ヤツはまだ生きている!」
「じゃ、じゃあな!が、頑張れよ!」
「あ、ああ。」
ヤジロベーさんはお父さんから離れていった。