次元大戦 Cross to Baikin Shocker 襲来の龍姫(ドラゴネス)   作:ポコ太

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特別編最終話です。


最終話 ~ それぞれの明日へ!! ~

アクア「それじゃみんな...準備はいいかしら?乾杯!!」

 

一同「乾杯!!」

 

と、バイキンショッカーとの死闘を終えた翌日、

 

グラン・ゲインズのメンバーは一応の勝利と激闘の疲れを

 

癒す意味でささやかなパーティーを開催することとなった。

 

キング「はあ~...。オイラ、今度ばかりはホントにダメかと思ったよ。」

 

グレイ「そりゃ俺も同感だ。まさかあんな超絶化け物が

 

    この世に居やがったとはな。」

 

ディアンヌ「でも良かったよ。最後はみんなでこうして楽しくやれてるし!!」

 

ルーシィ「ホントね...みんなと会ったのは昨日が初めてだったけど、

 

     まるで何年も一緒にいるみたい。」

 

ウェンディ「そうですよね。ギルドの皆さんも良い人達ばかりですが、

 

      グラン・ゲインズの皆さんも負けないくらい良い人達ばかりです!!

 

      ね~シャルル!!」

 

シャルル「そ...そうよね。(相当な変わり者も多いけど...)」

 

エスカノール(普通)「あの...フェアリーテイルの皆さんは

 

          これからどうされるんですか?」

 

マーリン「何なら我々と共に行くか?」

 

メリオダス「お前等なら歓迎するぜ!!」

 

エルザ「うれしい申し出だが...」

 

ナツ「悪い...俺達はギルドに戻るぜ。」

 

ハッピー「そうだよね...みんな心配してるもんね。」

 

ゴウセル「そうか。」

 

グレイ「なあ...グラン・ゲインズはいずれ俺達の世界...

 

   『アースランド』にも来るのか?」

 

キング「アースランド?」

 

エリザベス「それがあなた方の世界の名前ですか?」

 

ルーシィ「うん!!私たちのギルドはそのアースランドの

 

    『フィオーレ王国』っていう国にあるの!!」

 

マーリン「フィオーレ王国か...どこかで聞いたことがあるな。

 

     そういえばエルザ...お前は我々の住むブリタニアの事を

 

     知っていたような感じだったが、どういう事だ?

 

     ブリタニアとアースランドはおそらく別世界と思われるが...。」

 

エルザ「言われてみればそうだな...なぜ私はブリタニアや

 

    マーリン殿の事を知っていたのだ?もちろん初対面だし、

 

    噂に聞いたことも無かったのだが...。」

 

メリオダス「いや...まるっきり別世界って訳でもないかも知れねえ。」

 

バン「どういうこった?団ちょ♪」

 

メリオダス「俺も3000年前に似たような経験をしているからな...

 

      それまでまるっきり知らなかった世界の奴らを

 

      まるで会ったことがあるかのように知ってたんだ。

 

      そして聖戦や『神々の集団(カタストロフィー)』との

 

      戦いが本格的になった時に...。」

 

ナツ「どうなったんだよ?」

 

メリオダス「ブリタニアとその世界が融合したんだ。」

 

グレイ「何!!!!!!?」

 

ルーシィ「嘘!!!!?」

 

ウェンディ「別世界同士が融合だなんて...」

 

キング「そんなことあるわけ!!!!?」

 

マーリン「いや...次元の王という存在がいればそういう事が

 

     起きてもおかしくはないか...。」

 

エスカノール(普通)「マーリンさん...。」

 

バン「じゃあよ...ギガデウス一派や魔神族との戦いが本格化したら...。」

 

エルザ「アースランドとブリタニアが融合する可能性があるという事か。」

 

マーリン「出会ったことがないはずの世界の人同士の事を

 

     知っていたというのはその前兆かもしれんな。」

 

ナツ「んじゃあよ...もしその時が来たら...。」

 

メリオダス「ああ...俺達と行こうぜ!!」

 

ナツ・メリオダス「燃えてきたぞ!!!!!!!」

 

エリザベス「メリオダス...。」

 

ルーシィ「ナツ...。」

 

ホーク「その意気だぜブタ野郎共!!」

 

と、ナツとメリオダスはそう言いながら互いの拳を

 

突き合わせたのであった。その一方...。[newpage]

 

Dボウイ「...........。」

 

鬼太郎「Dボウイ。」

 

ねこ娘「ここにいたのね!!」

 

ノアル「何だよお前...そんなシケた面してねえで今のうちにもっと楽しめよ!!

 

    元の世界に帰ったらまたラダム達との戦いになるんだからよ!!」

 

アキ「そうよDボウイ。」

 

Dボウイ「ああ...そうだな。」

 

「ザッザッザッザッ....。」

 

シンヤ「フフフ...まさか兄さん、怖気づいたんじゃないだろうね?」

 

と、そこへテッカマンエビルことシンヤが姿を現した。

 

Dボウイ「シンヤ!!!!!?」

 

ノアル「!!!!!!!エビル!!!?」

 

アキ「あなた!!!!?」

 

シンヤ「そう焦るなよ。この場で兄さんやお前達と戦うつもりはない。」

 

目玉おやじ「お主達の関係はルウェスの話でだいたいわかったがのう...。」

 

鬼太郎「君達...その運命を変えることはできないのかい?」

 

Dボウイ「無理だ。ルウェスの話を聞いたら余計に俺の手で

 

    ラダムを倒さなければならなくなった。」

 

シンヤ「僕も同感さ。今更お手て繋いで仲良く...

 

    なんてできるわけがないだろう?

 

    僕らが殺しあうのは天...いや、宇宙が定めた運命なのさ。」

 

犬山まな「そう...ですか。」

 

アデル「ならば私達から言う事はもう何もない。」

 

アニエス「けど、あなた達がそうならないように祈ってるわね。」

 

Dボウイ「...ああ。」

 

シンヤ「その言葉だけは受け取っておこう。」

 

と、鬼太郎達の語り掛けにDボウイとシンヤはほんのわずかだが、

 

互いに微笑んだ。そしてこのことが後の2人に『ある奇跡』を

 

起こすこととなる。そして...[newpage]

 

ビルス「こらーーーーっ!!!!悟空!!僕の分をとるな!!」

 

悟空「何言ってんだよビルス様!!これはオラの分だぞ!!」

 

と、悟空とビルスは張り合うように用意された

 

ご馳走を食べまくっているのであった。

 

ユニ「...はあ...。」

 

ララ「...まるで子供ルン...。」

 

ウイス「まったくですね~。」

 

ひかる「もう、ウサギさんたら...」

 

ベジータ「おい、トランクス...マイ...お前達はこれからも

 

     こいつらと戦っていくつもりか?」

 

マイ「はい。」

 

トランクス「もちろんです父さん。俺にもようやく仲間と呼べる

 

      人達ができた...気がするんです。」

 

悟飯「よかったですねトランクスさん!!」

 

クリリン「俺達の世界に戻ったらブルマさんに教えてやろうぜ。

 

     きっと喜ぶぞ!!」

 

ピッコロ「フッ...。」

 

天津飯「そうだな。」

 

ベジータ「おいトランクス...俺が前に言ったことを覚えてるか?」

 

トランクス「もちろんですよ。」

 

ベジータ・トランクス「サイヤ人の誇りを忘れるな!!」

 

「バシッ!!」

 

と、ベジータとトランクスはそう言いながら互いの拳を突き合わせた。

 

ウイス「ですがベジータさん...一旦我々は帰りますが、

 

    またすぐに彼らと合流する事になるかもしれませんよ?」

 

ベジータ「何?」

 

悟空「ウイスさん、そりゃあどういうこった?」

 

ビルス「大神官様が『ラー・カイン』の不穏な動きを警戒しているからな。」

 

えれな「ラー・カインって確か...。」

 

ピッコロ「ルウェス達との戦闘で出てきたアイツか!!」

 

トランクス「はい。そしてザマスとブラックも奴の部下になっている....。」

 

クリリン「あいつ等...あの十戒って奴らと一緒に

 

     さっさと居なくなったからな。」

 

ビルス「そういやあ、妖魔界の妖怪達もいつの間にかおらんな。」

 

ウイス「ええ...ですから第5世界に戻ったら即座に

 

    また彼らとの戦闘になるでしょうね。」

 

ベジータ「フン!!面白い。」

 

悟空「オラワクワクしてきたぞ!!」

 

ひかる「うーん...」

 

フワ「ひかる...どうしたフワ?」

 

ひかる「悟空さんの顔...どっかで見た覚えがあるんだけどなあ...。」

 

プルンス「そうでプルンスか?」

 

ひかる「まあいいか!!家に帰ったら調べよう!!」

 

と、この後は知っての通リ、悟空達とひかる達はまたすぐに第5世界で再会し、

 

グラン・ゲインズに合流する事となる。そして...[newpage]

 

クレフ「そうか...お前達は『もう一つのセフィーロ』の調査を続けるのか。」

 

ランティス「ええ。」

 

ノヴァ「あいつらが動き出すのはまだ先だろうけど、

 

    できる事はしておきたいから。」

 

ケロベロス「何や寂しゅうなるな...。」

 

小狼「ああ...あの、ランティスさん。」

 

ランティス「どうした?小狼」

 

小狼「もしまた俺達と共に戦う日が来たら...

 

   俺をあなたの弟子にしてください!!」

 

海「小狼君?」

 

ランティス「君を弟子にかい?」

 

小狼「はい!!俺...今回の戦いで自分がどれだけ無力な存在かを

 

   嫌と言うほど思い知りました。

 

   もちろん最強の戦士になりたいわけじゃないけど、

 

   せめて..さくらを守れるくらいの力は欲しいんだ...お願いします!!」

 

と、そう言いながらランティスに頭を下げる小狼。

 

ランティス「...わかった。だが修行は厳しいぞ。ついてこれるか?」

 

小狼「...はい!!よろしくお願いします!!」

 

さくら「小狼君...。」

 

光「ランティス!!」

 

と、そこへ...[newpage]

 

「ポン!!」

 

?「ぷぅ?」

 

小狼「ん?」

 

と、小狼の頭の上に「ぷぅ」と鳴く謎の白い生き物が現れた。

 

海「モ...」

 

風「モ...」

 

光「モコナ!!!!!」

 

モコナ「ぷぅーーーーーーーーーっ!!!!!」

 

さくら「ほええええええええええええ!!!!!?」

 

ケロベロス「な...何やコイツ!?」

 

クレフ「あれはモコナ...セフィーロに生息する生き物だ。

 

    だが、どうやってここに...?」

 

モコナ「「ぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぅ~~~~~!!!!!」

 

光「そうなんだ...モコナも大変だったんだね!!」

 

ケロベロス「は?」

 

さくら「ほえ?」

 

小狼「今のが...理解できたのか?」

 

海「うん。」

 

風「なぜか光さんにはわかるみたいです( )」

 

クレフ「私もいまだに理解できないんだが...。」

 

と、モコナと呼ばれる謎の生き物の登場で

 

和やかなムードとなったさくら達であった。[newpage]

 

零「それで、お前達はこれからどうするんだ?」

 

シャナ「とりあえず『無何有鏡(ザナドゥ)』へ戻ろうとは思うけど...」

 

悠二「シャナ?」

 

刻「何だ?どうしたんだよ?」

 

シャナ「アラストール...私、まだまだ強くなれるかな?」

 

アラストール「...正直言って、もう我がお前に教えられる事は何もない。

 

       これ以上の力を欲するならば...『別の力』を

 

       会得しなければならぬだろう。」

 

悠二「別の力?」

 

泪「そういえばルウェス達も色んな力をもっていたからな。」

 

ナツメ「あ...あれはやりすぎだと思うけど...。( )」

 

トウマ「僕達は僕達にあったやり方で強くなるべきだと思うよ。」

 

アキノリ「それが何なのかはわかんねえけどよ。」

 

シャナ「私達にあったやり方...そんなの見つかるかな、アラストール?」

 

アラストール「お前の長所を伸ばすやり方か...ん?一つ心当たりがある。」

 

悠二「本当!?」

 

シャナ「何なのそれは!!」

 

アラストール「『無何有鏡(ザナドゥ)』に戻ったら

 

       『あの男』に相談してみるか。」

 

ナツメ「あの男?」

 

アラストール「『尸魂界(ソウルソサエティ)』の死神だ。」

 

と、この後にシャナは『卍解』を会得し、

 

悠二も『藍染 惣右介』の人格と能力をその身に宿すこととなる。そして...[newpage]

 

マナ「えーーーーーーーっ!!!?あたし達ってゆなちゃん達の世界にもいるの!?」

 

なぎさ「ありえない...。」

 

士「それがありえるのさ。」

 

海東「ちなみに僕達仮面ライダーも数々の平行次元に

 

   数えきれないくらい存在しているんだ。ただこの次元は面白いね...

 

   プリキュアはいるのに仮面ライダーはいないなんて。」

 

士「プリキュアと仮面ライダーはだいたいセットで

 

  存在しているのが当たり前なんだがな。」

 

ゆな「『キュアライダー』って言葉もあるくらいだし。」

 

六花「そうなんだ...( )」

 

ほのか「でも、あなた達の次元はバイキンショッカーがいるから...。」

 

真琴「そっちのあたし達...とんでもなく苦労してそうよね...。」

 

ことり「でも...ジェネシス様のお力で何とか戦えてるわよ!!」

 

らんか「私達も...もっと強くならなきゃね!!」

 

きりん「あのキョウガって人みたいには到底無理でも、

 

    せめてランギクやネビュリアを倒せるくらいには。」

 

れいこ「ですから、また一から鍛えなおしですわね!!」

 

ひかり「頑張ってくださいね!!」

 

亜久里「「向こうのわたくし達にもよろしくお伝えください!!」

 

ゆな「うん!!ありがとう!!」

 

ことり「ところでゆな...彼には挨拶したの?」

 

ゆな「彼?」

 

らんか「とぼけても駄目よ。惚れたんでしょ?進之介君に 」

 

マナ・六花・ありす・真琴・亜久里・レジーナ「えっ!?Σ(・□・;)」

 

ゆな「そ....そそそそそそそそそんなことないよおおおおおおお( )」

 

と、ゆなは顔を真っ赤にしながら否定するが、本心ではないことは

 

誰の目から見ても明らかだった。

 

きりん「うーん...でも彼、姫姉さまの恋人なんでしょ?」

 

れいこ「だったら遠慮した方がよろしくてよ?リーダー。」

 

ゆな「だ~か~ら~...もう...知らない!!」

 

「ダダダダダダダダ!!!!!」

 

と、ゆなは顔を手で覆い隠しながらその場から逃げるように去っていった。

 

六花「...ライバル増えちゃったみたいね。」

 

ありす「そうですわね。」

 

真琴「まあ、でも彼女は元の世界に帰るから。」

 

亜久里「あちらの世界にシン様のような方が

 

    いらっしゃればいいのですけど。」

 

レジーナ「いないんじゃない?多分。」

 

マナ「あっちのあたし..どうしてるんだろう?」

 

士「この次元にはお前達の他にもプリキュアは存在するんだろう?」

 

海東「その彼女達に君達のお宝を取られないように気を付けるんだね。」

 

亜久里「おほほほ!!そんなご心配はありませんわ!!」

 

真琴「彼とあたし達は深~い絆で結ばれてるんだから!!」

 

ありす「その通リです!!」

 

六花「ねえマナ...ところでシンはどこにいるの?」

 

マナ「あっ!!そう言えばどこだろう!?」

 

と、こうしてそれぞれが思い思いに今回の戦いを

 

振り返りながら交流を楽しんでいた。その頃、進之介は...。[newpage]

 

進之介「.......。」

 

アクア「シン...そこにいたんだ。」

 

進之介「ミリカ!!」

 

アクア「何してたの?」

 

進之介「ちょっと考え事をね。」

 

アクア「もしかしてキョウガの事?それともキングダークの事?」

 

進之介「両方...かな。僕達を助けてくれた2人の期待に

 

    応えなきゃいけないと考えてね。」

 

アクア「助けた...わけじゃないと思うんだけど、結果的にそうなったのかな。

 

    シンはもし...『次元の王』になったらまず何をしたいの?

 

    みんなを守る王っていうのはわかるんだけど。」

 

進之介「うーん...それはまだわからないけど、

 

    まずは『グランバニア王国』を再建したいなとも考えているんだ。

 

    君の為にね。」

 

アクア「えっ?私の...為に...。」

 

進之介「うん。だって君の夢だったんでしょ?」

 

アクア「う...うん...そうだけど...でも、それは彼の...

 

    シン・ザ・バーネットの記憶なんでしょ?気持ちは嬉しいけど、

 

    私はあなたが彼の記憶に縛られてほしくない...。

 

    私は...あなたの望むままに生きていってほしいの。

 

    例え神官レイスやバイエルンとアルトが何を企んでいようとも...

 

    だから...私の為じゃなくてシン自身の願いで『グランバニア王国』を

 

    再建したいと思った時は、私をあなたの...王妃にしてください!!」

 

と、アクアは顔を赤くしながら進之介に逆プロポーズをしたのであった。

 

進之介「え...ミリカ...どうしたの急に...?」

 

ラピス「ええええええええええええええ!!!!?」

 

マサト「ラ...ラピスちゃん!?」

 

アンズ「大声出しちゃダメ!!」

 

進之介「え?」

 

アクア「あ...あなた達!!!!?どうしてここに!!!!?」

 

リータ「す...すみません姫姉さま...。」

 

美香「盗み聞きするつもりはなかったんですけど...。」

 

と、そこへたまたま通リかかったラピスやマサト達が

 

アクアの逆プロポーズの現場を目撃し、仰天していた。

 

ラピス「よかったじゃねえか姫姉さま!!シンに告れてよ!!

 

    おーいシン!!もちろん受けるよな?

 

    何たって才色兼備の姫姉さまだからよ!!」

 

進之介「あはは...。」

 

アクア「...ラ・ピ・ス~?..ちょ~っとこっちにいらっしゃ~い 」

 

「ガッ!!!!!!」

 

と、アクアはそう言いながらラピスの胸ぐらを掴んだ。

 

ラピス「え...?ひ...姫姉さま...冗談だよ冗談...

 

    お、おいアンズ!リータ!!見てねえで助けろって!!」

 

美香「自業自得よ。」

 

アンズ「面白そうだからガン見していこうぜっていったのはあなたよ?」

 

リータ「た~っぷりと絞られてきてください!!」

 

ラピス「お...お前等~!!この薄情者ーーーーーーーーーーっ!!!!!!」

 

アクア「...ごめんねシン。やっぱりさっきのは聞かなかったことにしてね!!

 

    これからもっと大変になるし、先の事なんて全然考えられないから。」

 

進之介「う...うん。でも嬉しかったよミリカ...ありがとう!!」

 

と、進之介はそう言いながらアクアに向けて微笑んだ。

 

アクア「!!!!?う...うん((〃▽〃)ポッ)さてと...行きましょうか、ラ~ピス 

 

   (でもねシン...本当にそんな日が来たら、私の全てをあなたに捧げます!!

 

    だから...必ずあなたを王様にしてみせるからね。)」

 

ラピス「ひいいいいいいいいいいいい!!!!!?シン、助けてえええええええ!!!」

 

と、アクアは顔を赤くして心の中でそう呟きながら、

 

ラピスを連れてその場から去っていった。

 

そしてラピスはこの後、アクアにたっぷりこってりと絞りまくられるのであった。

 

そして、その物陰から...。

 

バイエルン「...フッ...『グランバニア王国の再興』か...ミリカに桑田進之介よ。

 

      残念ながらそれはお前達が成すべきことではない。

 

      この『俺』の手で果たさなければならない事なのだ。

 

      その日が来るまでお前達グラン・ゲインズを

 

      せいぜい利用させてもらおうか。フフフ...。」

 

「シューーーーーーーーーーーン...。」

 

と、同じく進之介とアクアの会話を物陰から聞いていたバイエルンは

 

意味深なセリフを残しながらその場から消えていった。そして...[newpage]

 

~ 翌日 ~

 

アクア「さてと...他のみんなをよろしく頼むわね、二人共?」

 

アルト「フン!!お前に言われるまでもないさ。」

 

バイエルン「彼らは我々が責任をもって元の世界へと送り届けよう。」

 

レイス「今回は私も次元回廊を繋ぐ手伝いをしたからね。

 

    このゲートを潜れば君達それぞれの世界へと戻れるはずだよ。」

 

悟空「へえ~...そりゃすげえな!!」

 

ウイス「いい仕事ですね~みなさん!!ありがとうございます。」

 

ナツ「じゃあなお前等!!」

 

ルーシィ「元気でね!!」

 

ハッピー「あい~!!!!!!」

 

メリオダス「おう!!」

 

バン「またなグレイ♪」

 

グレイ「ああ...楽しかったぜバン!!」

 

マーリン「そちらもマスターにもよろしく伝えてくれ。」

 

ウェンディ「ありがとうございます、マーリンさん!!」

 

エルザ「あなたに会えてよかった。」

 

シャナ「ナツメ...また会いましょう!!」

 

ナツメ「うん。またねシャナちゃん!!」

 

トウマ「悠二さんも!!」

 

悠二「うん!!トウマ君もね!!」

 

アキノリ「アラストールもな!!」

 

アラストール「ああ...また会おう!!妖怪探偵団よ。」

 

トランクス「父さん...母さんによろしく伝えてください。

 

      それと、過去の俺やマイにも。」

 

マイ「よろしくお願いします!!」

 

ベジータ「フッ...わかった。ちなみに『ブラ』という妹も最近生まれたぞ。

 

     機会が訪れればお前にも会わせてやる。楽しみにしていろ!!」

 

マイ「えっ!!!!!?トランクスに妹ができたんですか!?」

 

トランクス「『ブラ』ですか...良い名前ですね!!楽しみにしてます!!」

 

ひかる「さくらちゃん、またね!!」

 

ララ「元気でルン!!」

 

さくら「うん!!ひかるちゃん達も元気でね!!」

 

ケロベロス「フワとモコナも達者でな~!!」

 

フワ「フワフワフ~~~~ワ!!!!!」

 

モコナ「ぷぅーーーーーーーーーっ!!!!!」

 

光「そう...良かったねモコナとフワ!!お友達になれて!!」

 

海「風...わかる?」

 

風「いいえ...私にもさっぱりです( )」

 

小狼「ランティスさん...気を付けて!!」

 

ランティス「ああ...死ぬなよ小狼。」

 

ノヴァ「さくらを泣かせちゃ駄目だからね!!」

 

小狼「ああ...ノヴァも気をつけてな!!」

 

クレフ「また会おうランティス、ノヴァ!!」

 

Dボウイ「世話になったな。」

 

ノアル「まあ...また会えるかどうかわからねえけどよ、達者でな!!」

 

鬼太郎「ああ...君達も。」

 

目玉おやじ「色々あると思うが...頑張るんじゃぞ!!」

 

犬山まな「お元気で!!」

 

アキ「ありがとうまなちゃん!!後...ねこ娘!!」

 

ねこ娘「ん?どうしたの?」

 

アキ「(...鬼太郎さんと仲良くね )」

 

ねこ娘「!!!!!!?ば...馬鹿言ってないで早く行きなさいよ!!

 

    (そっちこそ...Dボウイとうまくやんなさいよ!!)」

 

アキ「うふふ...わかったわ!!」

 

Dボウイ「何だあの2人?」

 

鬼太郎「さあ?」

 

ノアル「カーーーーーッ!!」

 

ねずみ男「あの鈍感共...しょうがねえな...。」

 

一反木綿「そうば~い。」

 

ぬりかべ「ぬりかべ~。」

 

子泣き爺「うい~...何の話じゃあ?」

 

砂かけ婆「ええい、この酔っ払いめが!!お主はもうよいわ!!」

 

シンヤ「さて行こうか兄さん。僕らの戦場にね!!」

 

Dボウイ「望むところだシンヤ!!アキ、ノアル、ペガス...行くぞ!!」

 

アキ・ノアル・ペガス「ラーサ!!」

 

士「さて...俺達も帰るか。」

 

ことり「はい!!」

 

海東「やっぱり僕達は、一つの次元に留まっているより

 

   通リすがりの方が性に合ってるよ。

 

   当分、奴らがこの次元に手を出してくることはなさそうだしね。」

 

らんか「そうですね!!」

 

れいこ「バイキンショッカーに苦しめられている次元はたくさんありますから。

 

    その人達を救うためにも私達はもっと強くならなければなりません!!」

 

亜久里「それでこそプリキュアですわ!!」

 

レジーナ「まあ...頑張んなさいよ!!」

 

きりん「ところで...ラピスはどうしたの?」

 

アンズ「昨日、姫姉さまにたっぷりと絞られていたから。」

 

リータ「まだダウンしているんだと思います。」

 

きりん「そ...そう...姫姉さま、お世話になりました!!」

 

アクア「ええ。元気でねきりん!!」

 

ゆな「あ...あの...進之介君!!」

 

進之介「ん?どうしたのゆなちゃん!!」

 

ゆな「あ...ありがとう、元気でね!!」

 

進之介「うん!!ゆなちゃん達も負けないでね!!」

 

ことり「もちろんよ!!」

 

らんか「あたし達、も~っと強くなるんだから!!」

 

海東「...これでよかったのかい?」

 

ゆな「はい!!彼はあたしの心の中にいてくれればそれで充分です。

 

   これからとってもつらいことが起きても...

 

   彼の事を思い出して頑張ります!!」

 

士「そうか...じゃあ行くか!!お前達にも厄介になったな。

 

  奴らの本拠地へ行くときは気を引き締めて行けよ。」

 

アルト「フン...余計な心配はいいから早く行け!!」

 

バイエルン「キングダークやばいきんまんを待たせるわけにはいかないのでな。」

 

海東「なら...そうさせてもらおうしようか。

 

   ああそうだ、一応、忠告しておくけど...今後は

 

   ジェネシスに睨まれるような行動はくれぐれも慎む事だね。

 

   彼女は君達をほとんど信用していないみたいだから。

 

   特にバイエルン...君はね。」

 

アルト「だろうな。」

 

バイエルン「フッ...その言葉、覚えておこう。」

 

ゆな「またね、みんなーーーーー!!ありがとう!!」

 

士「じゃあな。」

 

マナ「みんなーーーーーーーっ!!!!!元気でねえーーーーーーーっ!!!!」

 

「シューーーーーーーーーーン....。」

 

と、第3世界に転移させられてきたメンバー達はゲートを潜り、

 

それぞれの世界へと戻っていった。[newpage]

 

キング「行っちゃったね。」

 

ディアンヌ「うん。」

 

なぎさ「でも...またきっと会えるよ!!」

 

ほのか「そうね!!」

 

六花「それまであたし達も...もっと成長してなきゃね!!」

 

マサト「天滅槍(ゼロライド)も無事に戻ってきたしね。」

 

美香「そうよマサト君!!君は特にもっと頑張らなきゃね!!」

 

バイエルン「ではアルトよ...我々も行くとしようか。」

 

アルト「了解!!おい、失敗作!!」

 

進之介「ん?どうしたのアルト。」

 

アルト「お前に一度やられた右腕の件はこれでチャラにしてやる。

 

    せいぜい生き残るんだな!!」

 

レイス「やれやれ...その事をいまだに根に持っていたとは驚きだね。

 

    でもまあ...今回はその妬みのおかげでうまくいったようなものだが。」

 

バイエルン「フッ...ではまた会おう、グラン・ゲインズの諸君!!

 

      そして桑田進之介よ。」

 

「シュンシュン!!!!」

 

と、バイエルンとアルトはそう言い残してその場から消えていった。

 

アクア「...相変わらずねあの3人組は。」

 

進之介「ミリカ...まだあの3人の事を疑っているの?」

 

アクア「当然よ!!計画とはいえ、何のためらいもなくあなたを殺した連中よ!?

 

    やっぱりあなたはお人よしすぎるわよ...

 

    だから私がちゃんとついてないといけないんだから...ね?」

 

レイス「やれやれ...そう思うのは構わないが、

 

    我が主の足を引っ張らないでくれたまえよミリカ君?」

 

アクア「いーだ!!もしあたしが本格的にミリカに戻れたら

 

    あなたなんかギッタギタにしてやるんだから!!

 

    覚悟してなさいよね!!」

 

マナ「ストーーーーーーーップ!!!!!」

 

進之介「2人共、ケンカはダメだよ!!」

 

と、レイスとアクアの間に進之介とマナが割って入った。

 

アクア「シン...マナちゃん...もう、しょうがないわね。

 

    神官レイス...2人に免じてこれで勘弁してあげるわよ!!」

 

レイス「それはこちらのセリフさ。この続きはお互いに『本来の力』を

 

    取り戻した時にしようじゃないか。」

 

アクア「望むところよ!!」

 

マーリン「...団長殿。以前から気になっていたのだが...。

 

     あの二人はどういう関係なのだ?」

 

キング「やけに殺伐としてるけど。」

 

メリオダス「まあ、ミリカとレイスは3000年前に

 

      ガチで戦ってるからな!!」      

 

バン「マジか!!!!!?」

 

ディアンヌ「それで、どっちが勝ったの!!!?」

 

メリオダス「まっ...機会があったら本人たちに聞いてみな!!

 

      俺から言える空気じゃねえし。」

 

進之介「それじゃみんな...僕達も行こう!!」

 

一同「了解!!」

 

と、こうしてグラン・ゲインズのメンバーは

 

大貝町、友枝町、ゲゲゲの森の妖怪達に見送られながら、

 

第5世界のラスト・ウォーリア基地へと帰還していった。

 

そして後は知っての通リ、進之介の次元の狭間への封印や妖魔界での激闘を経て、

 

物語はいよいよファーストシーズン最終章

 

『聖なる最終戦争(ラー・アルマゲドン)』編へと舞台を移す事となった。

 

その裏で...[newpage]

 

~ 数日後 バイキンショッカー要塞『イーヴィルフォート』 ~

 

「キイイイイイイイイイイイイイン!!!!」

 

キングダークウォッチ「............。」

 

バイエルン「こ...これが『キングダークウォッチ』か...。

 

      大丈夫か?アルトよ。」

 

アルト「あ...ああ。何とかな。」

 

と、バイエルンとアルトは数日後に

 

バイキンショッカー要塞『イーヴィルフォート』を訪れて、

 

2人は協力してキングダークから自身の力を封じ込めた

 

『キングダークウォッチ』を精製した。

 

ただし、そのあまりに強大な力だったため、

 

力をとりだす際に、アルトは重傷を負い、バイエルンもダメージを負った。

 

クッパ「し...信じられねえ...。」

 

ガイ「ば...ばいちゃん、あの者達...。」

 

ばいきんまん「ああ...大したもんじゃねえか。ほんの一滴程度だけどよ、

 

       アイツから力をとりだすなんてな。」

 

キングダーク「よくやったぞ、バイエルンにアルトよ...褒めてやる。」

 

バイエルン「ありがとうございます、キングダーク様。」

 

アルト「フッ...さすがにダメかと思ったけどな...グウッ!!!!」

 

ばいきんまん「しかしお前等...随分無謀な真似をしたな。

 

       素直にアイツから力を与えられてりゃあ

 

       そんな無様にならずに済んだってのによ!!」

 

アルト「フッ...それじゃあ、『本当の意味』でお前等の傘下に

 

    入ることを意味するからな...。」

 

バイエルン「ですから...我々もグラン・ゲインズ同様、

 

      少しばかり抵抗させていただいたのですよ。

 

      まあ、これもあなた方を利用した事に対するケジメと、

 

      キングダーク様がおっしゃる『余興』とお考えいただきたい。」

 

キングダーク「フフフ...最後の最後まで我を楽しませてくれるな

 

       この次元の者達は...ますます気に入ったぞ!!

 

       ばいきんまんよ...わかっておろうな?」

 

ばいきんまん「わかってるよ!!こいつらの次元には手を出すなってんだろ!!

 

       本来ならルウェスちゃん達を手にかけた奴らなんて、

 

       本隊を引き連れて今すぐにでもぶっ潰したい所だが...

 

       まあ、ルウェスちゃんやランギクちゃん達も

 

       お前が蘇らせるだろうし、

 

       お前等の次元からも面白いお土産も貰えたしな。

 

       それで勘弁してやるよ!!

 

       お前らの命もちゃんと助けてやる!!」

 

バイエルン「ありがとうございます。キングダーク様に大首領閣下...。

 

      では、アルトの治療をしなければなりませんので、

 

      我々はこれで失礼いたします。」

 

ばいきんまん「ふん!!ワザとらしく『様』付けなんぞしやがって...

 

       演技してるのが見え見えなんだよ!!」

 

キングダーク「桑田進之介は今、次元の狭間に封印されているそうだな。

 

       早速それが役に立つではないか...。」

 

ばいきんまん「それによ...ちょっと小耳にはさんだんだけどよ、

 

       何か『ラー・カイン』って野郎が

 

       面白い事を考えてるみたいだな?」

 

バイエルン「...『聖なる最終戦争(ラー・アルマゲドン)』の事ですかな?」

 

ばいきんまん「そうそう!!それだ!!あの野郎...

 

       また舐めた真似をしてやがるな。

 

       俺様が側近を何人か連れてぶっ潰してや...。」

 

キングダーク「ばいきんまん!!」「ギロッ!!」

 

と、徐々にボルテージが上がり始めたばいきんまんを

 

キングダークが睨みを利かせて制止した。

 

ばいきんまん「じょ...冗談だよ!!お前のお気に入りの

 

       進之介ってガキんちょに任せりゃいいんだろ!?

 

       おい、お前等!!さっさとそのガキんちょを助け出して

 

       あの野郎をぶっ潰せ!!わかったか!?」

 

バイエルン「フッ...かしこまりました。では失礼致します。」

 

キングダーク「バイエルンよ...。」

 

ばいきんまん「はひ?」

 

バイエルン「何でしょうか?」

 

キングダーク「一つ忠告しておくぞ...野心を持つのは結構。

 

       だが、己の背丈に合わぬ野望はいずれ身を亡ぼす...

 

       肝に銘じておくことだな?」

 

アルト「...(野心...だと?バイエルンが?)」

 

バイエルン「...申し訳ありません。おっしゃっている意味が

 

      分かりかねますが?」

 

キングダーク「...そうか。まあ良い...では行くがいい。」

 

バイエルン「では改めて失礼いたします。

 

     (フン...『俺』の記憶を読んだか。何処までも忌々しい奴め...

 

     とは言え...今の『俺』がこいつに挑んだ所で消されるだけだ。

 

     だが、見ているがいい...

 

    『俺』とてこのまま終わるつもりはない...!!)」

 

「シューーーーーーーーーーーン....。」

 

と、バイエルンは重傷を負ったアルトと共にその場から姿を消していった。[newpage]

 

キングダーク「...........。」

 

ばいきんまん「おい、キングダーク...バイエルンの奴がどうかしたのか?」

 

クッパ「野望を持つのは別の悪い事ではないでしょう?」

 

ガイ「むしろそうでなくては悪は務まりませんしのう!!」

 

キングダーク「まったく...あのキョウガという小虫といい

 

       バイエルンといい...あ奴らだけは我が

 

       目を光らせておかねばならんな。」

 

ばいきんまん「はひ?ああ、キョウガって確か

 

       デアボリスが言ってた野郎か!!」

 

クッパ「側近クラスのデアボリスが手も足も出なかったような

 

    化け物って本当なのか?」

 

ガイ「にわかに信じられんがのう...。」

 

ばいきんまん「ああ、全くだな。幾らデアボリスが側近の中では

 

       だいたい『真ん中』位の強さで俺様とは

 

       比較対象にならないほど弱いと言ってもな...

 

      『全並行次元の外側の宇宙』の奴ら以外で

 

       そんな事が出来る奴がいたとはな...

 

       そのキョウガって奴、少しはやる...」

 

キングダーク「その名を我の前で口にするな!!今考えただけでも

 

       忌々しいわ!!あの小虫がああああああ!!!!!!!!!!」

 

クッパ「ひ...ひいいいいいいいいい!!!!!?」

 

ガイ「キ...キングダーク...様?」

 

ばいきんまん「ア...アイツがあんな取り乱すのは初めて見たぜ...

 

(バ...バイエルンはともかく、何モンなんだ?そのキョウガって野郎は...。)」

 

と、初めて見るキングダークの様子に戦々恐々となるばいきんまん達であった。

 

キングダーク『我は真の永遠だ...!!『完全なる虚無』であり

 

       全ての『虚無の支配者』であり『絶対なる無の帝王』だ!!

 

       全ての無を超えし存在...我を滅ぼす事等誰にも出来ぬ!!

 

       我は絶対にして大いなる『無』の意思その物なのだからな...!!』

 

ばいきんまん「お、おいキングダーク...大丈夫か...?」

 

キングダーク『無論だ...!!そんな事よりばいきんまん...

 

       今回の件でまだまだ我らの戦力は

 

       たかが知れていることも確認出来た。

 

       もっと戦力を増強させる...。ルウェス達を復活させた後で

 

       奴らと共にお前も鍛えなおせ!!最低でも1垓年以上はな!!』

 

ばいきんまん「ハヒ!?そ...そんなにか!?」

 

キングダーク『我も力を蓄えなおし、もっと強力な配下を

 

       作り出す...忘れるな...!!

 

       我らの今の最大の目標は『全並行次元の外側の宇宙』だ!!

 

       それを手にする為にはまだまだ力が足りぬ!!

 

       お前ももっと力を付けろ!!

 

       全ての悪の頂点に君臨したいのであればな!!』

 

ばいきんまん「ハヒ...わ、わかったのだ。だが幾ら何でも1垓年は長過ぎ...」

 

キングダーク『安心しろ...。我の力で『1分間』程度で済む様にしてやる』

 

ばいきんまん「いや、そう言う問題じゃ...」

 

キングダーク『文句があるのか?』

 

「ギロッ!!!!!!!!」

 

ばいきんまん「ひいっ!?あ、ありません!!」

 

キングダーク『分かったら準備に入れ!!すぐにルウェス達も行かせる!!』

 

ばいきんまん「ハ...ハヒ~~~~~~~~~~!!!!!!」

 

ばいきんまんはキングダークに睨み付けられ、

 

半場脅されて修行の準備に入っていった。

 

キングダーク『(そうだ...我にとって目障りなのは愚かな我が娘ジェネシスと

 

      『全並行次元の外側の宇宙』に入る者共だけだ!!

 

       断じてあの様なキョウガ等と言う

 

       身の程知らずの小虫は入っておらぬ!!

 

       確かにあの『覇滅力』と言う力は強大だったがな...)』

 

キングダークはそう言ってキョウガの持つ『覇滅力』の

 

力の本質について思い出していた。

 

キングダーク『ふん...まあ良い。今回は良い拾い物をした...次元の王の力も

 

       取り敢えずは手に入れたからな。あれ以上の力を

 

       我がすぐに生み出せばいいだけの事だ...。

 

       そして、桑田進之介よ...。お前が我同様に

 

       全てを超越した存在となれる事を期待しておくぞ...?

 

       我を楽しませてくれたまえ...フハハハハハハハハ...!!!』

 

キングダークはこれからの進之介の成長に

 

期待しているのか高らかに笑うのであった。

 

そして、その頃...。[newpage]

 

~ 次元の狭間 ~

 

ラグナ「ううう....。」

 

初老の男「どうした?もう終わりか?『もう一人の我』よ!!

 

     よくその程度で『次元を守る王』などと戯言を言えたものよ...

 

     さあ立て!!まだこれからだぞ?本当の地獄は!!!!」

 

「ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!」

 

初老の男(超闘圧)「............。」

 

と、次元の王の正体である初老の男はラグナエクスと同じ...

 

いや、それ以上の『超闘圧』を発動させた。

 

ラグナ「じ...次元の王...あなたは一体...それに『もう一人の我』って何...?」

 

初老の男(超闘圧)「.....フン!!よかろう。教えてやる!!我は『次元の王』!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初老の男(超闘圧)「かつて『シン・ザ・バーネット』と呼ばれていた者だ!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

レイス「という訳で、無事に大円団(?)を迎えたこのコラボ特別編。

 

    読者のみなさん、いかがだっただろうか?

 

    しかし、バイキンショッカーとの戦いは一区切りを終えたとはいえ、

 

    まだまだ予断を許さない状況...そして試練の数々が

 

    グラン・ゲインズに襲い掛かってくるだろう。

 

    しかし、悪い事ばかりではないのがこの世の定めなのか、

 

    この先に何と、数々の平行次元から実に頼もしい者達が

 

    我が主、桑田進之介の元に次々と集うという素晴らしい情報を

 

    先程入手した。果たしてその者達とグラン・ゲインズが交わるとき、

 

    どのような歴史が刻まれることになるのか...

 

    その奇跡の瞬間を...では、最終回という事で皆も一緒に...

 

グラン・ゲインズのメンバー一同「刮目せよ!!!!!!!!!!!!!!」

 

 

最終話 ~ それぞれの明日へ!! ~ ( 完 )




特別編最終話です。

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