早苗「ふむふむ............。分かりました。魔理沙さん、『明日宴会があるらしいから来たかったらこい!私は行くぜ!』という事ですね?」
魔理沙「そうだぜ〜早苗。やっぱりお前は察しが良いなー!」ウンウン
私は明日から宴会に行くなんて意味がわからないです。だって宴会って異変で疲れた後にワイワイとやるもんじゃ無いんですか? 私の勘違いか何ですか? それになんか嫌な予感がしますよ............。
一日目
〜博麗神社〜
神奈子「きょ、今日こそ酒を飲んでやるぞ!....何か分かんないけど昔の失敗を思い出す............」バア-......ズ-ン
早苗「も、もう止めれません。す、諏訪子様ー。神奈子様を止めて下さいね............」チ-ン
諏訪子「さ、早苗ー!寝ちゃダメ!永遠の眠りにつく事になっちゃうー!」シクシク
早苗「スピー。神奈子サマー!スピー。トランプはこうやって〜。スピー」
諏訪子「本当に眠っちゃった」
美奈子「............」
二日目
〜博麗神社〜
神奈子「やった!今日は美奈子しかついてこなかったから、飲める!」
美奈子「えっ!もしかして............」
神奈子「美奈子ー!飲めー!」
美奈子「ゴプッ!」ゴクゴク
美奈子「ふにゃー」クラクラ
三日目
〜博麗神社〜
何かが違いますね。
神奈子「ねえ美奈子。昨日さー!お酒飲んでからさーすぐに眠ったからお酒弱いの?」
美奈子「え?あ、はい。前一度お母さんに飲まされてすぐに酔ってしまってそれから飲まなく............」
神奈子「ふむふむっ!全然分かんない!えへっ」
え? どういう事ですか。
神奈子「というかさ、宴会楽しいよね!何日も何日も続いてね」
あ! 普通、何日も何日も続けて宴会をする事がないんですよね! なのに、何で何日も......。
神奈子「ん?どうかしたの?」
美奈子「あ、いえ。何も」
と言いながら、実は博麗神社の、屋根の所らへんに妖気を感じるんですよ。見てみましょうかね。
美奈子「ふうっ。誰かいるんですかー?ってえ?」
煙が......。というか、煙なのでしょうか。あれは。
美奈子「ちょっと出てきて下さい」
??「ん?気付かれてた〜?ま、誰?」
美奈子「え?洩矢美奈子です」
というか、煙になってた人が、角が頭に生えてますよ? どういう事ですか?
萃香「へー!あそこの守谷のでしょ?で、私は伊吹萃香」
美奈子「萃香さん。もしかしてこれの犯人です?」
萃香「あっばれてた?どーでも良いけど!で、気付いてても霊夢に言わないでね?霊夢に言われたいから」
美奈子「......分かりました。じゃ何でやったんですか?」
萃香「宴会が好きだから!」
美奈子「じゃあ何で、宴会には出てなかったんですか?」
萃香「え?出たら怒られるし。じゃあとにかく言わないでよ?じゃ帰って帰って」
美奈子「何でですか?」
萃香「美奈子だって、全然帰って来なかったら嫌でしょ?」
美奈子「まぁそうですけど。じゃあ」
神奈子「美奈子ぉ!何してたの!ずっと探してたんだけど。いないって言ったら、奇跡的に早苗と諏訪子が来ても見つかんなかったんだよ」
諏訪子「そうだよ!ムシャムシャ.......お腹空いっ......美奈子の事心配してたんだからね!」
美奈子「お腹空いたって言おうとしてませんでした?」
私にはそう聞こえたんですけど。
諏訪子「ゔっ......。言ってないもん!もう!」
霊夢「はぁ。あいつか」
美奈子「?どうしたんですか?」
霊夢「ちょっと異変だったみたいでね」
あ......。萃香さん、私が言わないって言った直後にばれましたね。