超ざっくり世界史 改訂版   作:d1199

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古代
大昔編


〔創世記〕

 この頃は、文字が無いので遺跡から当時を、想像するしか無い時代なんだそうです。

・大昔に、人類の先祖が生まれる。

・地球のあちらこちらへ散らばった人類が、共同体を創る。

・統廃合を繰り返しながら、ジワジワ大きくなる。

・初期段階の文明が生まれる。

 農耕牧畜・私有財産の概念・最古の宗教〈ゾロアスター教〉

 

 で、四大文明が誕生します。

 特徴は以下の通り。

・農業が発明され、大量の人口を支えられる様になる。

・余剰の穀物によって農業以外の職業を支えられる様になる。この結果、分業という経済概念が生まれる。

 支配者・被支配者という関係が生まれたのも、この頃なんだとか。

 

 

〔歴史を見るポイント〕

 歴史を見ていると、国は拡大・拡張を大原則としているのが分ります。

 領土の広さ・軍事力の強さ・人口の多さ・思想の強さ、これらは全てパワーと言えます。

 パワーの流れに注目すると、歴史の本質が見えてくるかもしれません。

 

 

〔古代ローマ時代〕

ロムルス『ローマ!』

 

 世界史=欧米史なら、古代の中心は古代ローマだよね〈問題発言

 古代ローマは〈以降、ローマと表記〉昔のイタリア半島で生まれた都市国家〈=ポリス・国の最小単位〉の一つだったそうです。

 それがドンドン大きくなって、先輩である古代ギリシャ文明を取り込んで、南はアフリカ大陸の北側から、北はイギリスまで領土を持つ大帝国になります。

 

キリスト教爆誕

 敢えて説明するのも憚〈はばか〉れる世界宗教です。

 多神教のローマは、当初キリスト教を容認していましたが、その規模が大きくなると、禁止にします。

 なんでか。

 政治には権威が必要です。権威ってのは、有無を言わせない強制力です。くだけた表現をすると『納得いかないけどあの人が言うなら仕方がない。しぶしぶ』こんな感じ。

 立場によって利害が変わる人間が集まるならば、こう言うモノが必要なんでしょう。

 ローマは、皇帝を頂点とする政治形態だったので、神が最も偉いとするキリスト教は困る訳です。

 

 栄枯盛衰と言いますが、大繁栄したローマも傾く事になります。

 その一因が、民族の大移動。

 フン族に追われた大量のゲルマン民族が、難民としてローマ領土内に押し寄せます。

 寝るところも必要なら食い物も要る、全員に衣食住を分けられる訳でも無い、でも食い物が無ければ……当然治安は悪化します。

 暴徒と化した難民の鎮圧をローマは試みますが失敗し、ゲルマン民族にローマ領土内での定住権と自治権を認める事になります。

 キリスト教がローマの国教となったのはこの頃です。強力な改宗力を誇るキリスト教によって、異民族のごったに状態だったローマ全域をまとめる必要があったって話です。

 

 んで。

 

 ローマは治安維持や辺境防衛のためだと思うのですが、やめとけばいいのに、ゲルマン民族で構成された軍を創ります。

 ローマ衰退の原因は、幾つかあるそうなのですが、これが主要因のようです。

 何故か。

 時は群雄割拠の時代です。あっちこっちで「俺は王になる!」と言う野心が転がっています。つまり、軍の影響力はとても強い。

 案の定、軍を任されたゲルマン人たちは、ローマにおける影響力を強くします。

 当時、既に衰退が始まっていたローマは東西に分割されていて、その片割れの西ローマ帝国はゲルマン人の傭兵隊長に乗っ取られます。

 東ローマの皇帝は、あちらこちらで生まれていたゲルマン系王国の一つに、もちろん討伐を命じます。

 そして成功します。

 したのですが、これはゲルマン人達を抑えるどころかますます勢いづかせた様です。

 ドイツ・フランス・イギリスの基になったフランク王国は、主にゲルマン人達がこの時代に興した国だそうですよ。

 

 

 次回は中世辺り。

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